コルトレーンのバラードが録音された背景

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マウスピース不調説以外にも

ジョン・コルトレーンのアルバム、『バラード』。

このアルバムが録音された理由の一つに
「マウスピースが不調だった」
という話は有名な話。

しかし、それだけではなかったようです。

出典:小川隆夫『ジャズ超名盤研究』(シンコーミュージック)

この本によると、
なんとコルトレーンは……

さらに、
なんとその当時のコルトレーンのアルバムの評価は……

これらのことが重なったことも
「バラード三部作」の録音に
インパルスのプロデューサー、ボブ・シールが踏み切った理由のようですね。

そのことを語った動画をアップしました。

ちなみに、「バラード三部作」とは、
『バラード』、
『デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン』、
『ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン』です。

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コメント

この動画にいただいたコメントを紹介します。

くまが集う喫茶店さんからのコメント。

『共演者は見た❗』
フレディ・ハバードの回想談

エリック・ドルフィーが
レコーディングスタジオに
でっかい蜂蜜のビンを持参して
来て、それをコルトレーンと
二人で美味しそうに
ペロペロ舐めていたと言う
(¯―¯٥)

ハバード氏

『お前ら病気になるぞ💢』

と一応忠告したそうです。

そりゃあ虫歯にも糖尿にも
なりますよね。
( ;∀;)

カーメロさんからのコメント。

ジャズにハマり始めた入り口は、まさにバラードのWhat’s Newでした!
なんの知識もなく、コルトレーンのバラードにどハマリしていたので他のも聞いてみようとコルトレーンで検索した所同じ人と思えないような演奏がたくさん出てきて何とも言えない気持ちになった記憶があります笑

今年、北海道を訪れジンギスカン屋さんに入ったところ爆音でこのバラードが流れてました笑
違和感すごすぎて店員さんに少し聞いてみると、オーナーがコルトレーン大好きで店内で流すよう指令を受けていたそうです笑
それ以来、バラード聞くとジンギスカン頭に浮かんできて困っています笑

高松貞治さんからのコメント。

私の場合はアート・ペッパーの前期はよく聞きますが、後期は全く聞きません。後期はコルトレーンの真似をして見てられません。

上記コメントに対して、TAKESI0506さんからのコメント。

そうですね。私も復帰後のペッパーは聴きません、何でコルトレーンの真似をしなければならぬのかがわからないし、それにもまして、あのシワだらけの写真を見ると、それだけで戦意を喪失してしまいます、チェットベイカーも同様ですが、若かりし頃は飛び抜けた美男子であっただけに、余計に目立ってしまいます。もちろん、容姿や人間性などは関係なく出てくる音がすべてだ、というのは正論だとは思いますが😂

上記コメントに対して、高松貞治さんからの返信。

前期のアート・ペッパーは麻薬をやっており、いつ破滅するかと緊張ががあり、演奏もピーンと張り詰めていました。後期にはそういうところが全くありません。よく前期より後期の方が好きだと言う人はがいますが私にはあまり理解できません。😩

MrNOBUchanさんからのコメント。

私も「バラード」大好きです。特に「イッツ・イージー・トゥ・リメンバー」を選んで、ついつい聴いてしまいます。三分弱の短編で、コルトレーンの吹奏ももちろんすばらしいのですが、私の場合エルヴィン・ジョーンズのドラミングに耳をそばだててしまいます。全編、ブラシによるリズムが淡々と刻まれつつ、最終盤になって、エルヴィンがハイハットを踏みながらブラシからマレットに持ち替え、トレモロでエンディングになだれ込む瞬間の緊張感、おそらく過去何百回も聴いたはずですが、今でも全く飽きません。

Ken Konishiさんからのコメント。

ヴィレッジバンガードが一つ星とは理解できませんね!コルトレーンが可哀そうだ。

Jさんからのコメント。

バラードもいいですよね    しかしなんといっても ヴィレッジヴァンガードのライヴでしょう     あとクレッセントあればいいや
                     J

SATOSHEEE Eさんからのコメント。

62年録音の「COLTRANE」が好きです。あまり評価されないアルバムかもしれませんが。

永井勉さんからのコメント。

もしモンクと雲さんに出会っていなかったら、一生ジャズに興味が湧く事がなかったなーと、
日々感謝している永井です・・・W
で、私はダントツで1959 Giant Stepsです・・・m(__)m
全曲メロディアスでありながら尖った演奏もあり、とてもバランスのとれたアルバム
だと思います!!!

サンジョルディさんからのコメント。

【だんだん聴く頻度が低くなるアルバム、あるある】
①アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『サンジェルマンのジャズ・メッセンジャーズ』『チュニジアの夜』
②ホレス・シルヴァー『フィンガー・ポッピン』『6ピーシズ・オブ・シルヴァー』『ソング・フォー・マイ・ファーザー』
③リー・モーガン『キャンディ』『シティ・ライツ』
④エロール・ガーナー『コンサート・バイ・ザ・シー』
⑤ジェリー・マリガン『ナイト・ライツ』
⑥スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト『ゲッツ/ジルベルト』
⑦ハービー・ハンコック『ヘッド・ハンターズ』
⑧デイヴ・ブルーベック『タイム・アウト』

*注:動画で触れられたアルバムは、入れていません。

Kawai Andyさんからのコメント。

多くのバラードアルバムの中でコルトレーンの表現ほど重いものは無いのではないのでしょうか?
同じテナーマンでも時代が異なりますが、ベン・ウエブスターなどの赤ん坊をあやすかのスゥイートものと違い、真に慰めと癒しの「響き」があります。その高いテンションはアグレッシブな演奏となんら変わらないような気がするので、バラードと謂えども聴いた後にいい意味で疲労感があります。
また、リラクゼーションが無くともドルフィーやオーネットとは全く異なるものだとも思っています。

ポールジャズ男さんからのコメント。

🥃にはピッタリのSAY ITなんですよね😅9/23には間違いなくバラードで一杯🥃やるでしょう🎶余談ですが🥃は糖質0なんで歯を磨いてからでも大丈夫。そのまま寝れます❗

尚樹 安藤さんからのコメント。

随分昔、若い学生の頃、トゥーヤングトゥゴー ステディを、落ち込むたびに[お前はしっかりするにはまだ若すぎる、仕方ないよ]と言われてるようで、癒された記憶がよみがえります。それ程ホントに自分からは聴いてないですね。エルヴィンのブラシが印象に残ってます。と 思い、お久しぶりの何かを、、、ブラシ、、これかな?、、サラヴォーン&オスカーピーターソン.ビッグ4!パブロレコード。B面最後ホエン ユアー ラヴァー ハズ ゴーン。このルイ.ベルソンとサラとのデュオ。久々痺れました。(レイブラウンとのデュオも良い)。ドラムだけで歌うサラもすごい!あとバラードではジェリーマリガンのナイトライツも遠のいてましたが😅聴いてみようと思います(ジャケットが良い)。由井正一さんのアスペクトインジャズ思い出します。古すぎてごめんなさい。(CDでのボーナストラック別テイク ナイトライツもストリングス入りで良いです)。ついついご無沙汰していたアルバム、、面白いですね、楽しいです。ありがとうございます。追伸ですがインパルスからでてるヘビーサウンズ
でエルヴィンが、ギターを披露してますね、。これもほとんど聴いてませんでした。

上記コメントに対して、Tetsuo Nambaさんからのコメント。

夢を壊すようで申し訳ないのですが、”go steady” とは「(異性)とつきあう」ということです。だから “Too Young To Go Steady” は「恋人になるには早すぎる」という意味の甘ったるいラブソングです。

上記コメントに対して、尚樹 安藤さんからの返答。

返信ありがとうございます。勉強になりました、ありがとうございます。恋愛で落ち込んでる時でしたので、、恋人未満てことに気づいてなかったのでしょうね

長谷川孝二さんからのコメント。

コルトレーンの「バラード」は自発的に結構聴きます。メロディフェイク程度しかアドリブしてないのですが、その表現が深いので好きなんですよ。エルヴィンやマッコイも抑えつつ時々見せる激しさが返ってひきつけられます。
逆に僕はジョニーハートマンのほうは自発的には聴かないですね。理由があります。理屈抜きなのですが、ジョニーハートマンの歌声が苦手なんですよね。悪い歌とは全く思わないけど、声質が苦手なんですね。
ライブアットビレッジバンガードが酷評なのは恐らく当時のリスナーには理解出来なかったと思います。実際にビレッジバンガード連日出演中にウエイトレスが数人辞めたらしいとか(笑)「これ以上この音楽は聴きたく無い」って言ったとか言わないとか。

イヤダローさんからのコメント。

コルトレーンって歯が悪かったんですね。それは知りませんでした。このアルバムはコルトレーンの中で一番に聴きます。聴きやすいんでしょうね。

Coro Yamatoさんからのコメント。

ジャズ件出身だったけど歯のことは知らなかったっす。これは好きなアルバムで、おっしゃる通り、なんか演者が暴れ出しそうなとこを孕みながらもバラードを仕上げてる感じが好きなんです。

「ジャズ件」の「件」がいいですねぇ。
私もジャズ「剣」なんて書いていたことがあります(笑)。

>なんか演者が暴れ出しそうなとこを孕みながらもバラードを仕上げてる感じ
なるほど、それは新視点。
次に聴くときは、そのような目線(耳線?)で聴いてみます。

smile79825617さんからのコメント。

コルトレーンの「バラード」の楽譜ってありますか?Say itだけでも。

中央アート出版社の『ジョン・コルトレーン (Jazz masters series) 』(山崎英幸・著)に《セイ・イット》が掲載されていると思います。

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>>バラード/ジョン・コルトレーン