ロン・カーターの「宇宙電波ベース」

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サンジョルディさんからのコメントが面白い。

こちら

あまりにも、「たしかにそのとおり!」なので、
いただいたコメントをまるまる引用!

【サイドマンとしてのロン・カーターを聴き直そう、あるある】
ハービー・ハンコック『エンピリアン・アイルズ』(64年6月録音)
フレディ・ハバードの<吹き過ぎ>トランペットやトニー・ウィリアムスの<華やか>ドラム、ハービー・ハンコックの<摩訶不思議>ピアノについ耳が行きがちですが、音量を上げてロン・カーターのベースを聴いてみました。

<バッキング>
ウォーキング・ベースは、今まで聴いてきたハードバップの、大地を踏みしめるようなリズムを刻むベースとは、ちょっと違う印象です。<空中ウォーキング・ベース>というか<月面ウォーキング・ベース>というか、空間から「ポワポワ」湧き上がるようなやや不思議なウォーキングベースです。でも、他のメンバーの、割とはっきりした演奏に対して、曖昧ないい味を出しています。
ハービー・ハンコックに対する合いの手でも、遠くから「おーい」と呼ぶような感じ。

全体に、「現場でリズムを支える」という意識より、どこか違う空間から、マイペースに電波を送っているようなバッキングに感じます。

<アドリブ・ソロ>
前衛的なソロです。特に4曲目「ジ・エッグ」の弓弾きは、まさに「唯我独尊」、どこかの山の上で弾いているようです。「ギギギー、ギュワワー」という<アコースティック・ベース版歪み>、「ギュッワーン」という<ベース版ひねり>も斬新です。

このアルバムでのロン・カーターは、ゆったりめのモードジャズに向いている、空間の奥行きを使った<宇宙電波ベース>だと感じました。

サンジョルディさん、
ほんと、よく聴かれております。
で、よく特徴つかんで言語化されております。
すげっ!

で、現在、「そういう耳」で、
ハンコックの『エンピリアン・アイルズ』を
聴きなおしているところです。(^^♪

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