1958年頃のカフェ・モンマルトル

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数々の名演が録音された
コペンハーゲン(デンマーク)のジャズクラブ、
カフェ・モンマルトル(クラブ・モンマルトル)。

1958年頃のお店の状況は、
どんな感じだったのかというと、

座席数は約120席で、
木のテーブルの前のベンチ席に
客は座るようになっていたそうです。

倍の数の240名が
立ち見で入れるような工夫がなされてもいました。

食べ物やビール、シュナップス、
タバコやロウソクの匂いでむせ返るほどだったといいます。

そう、店内の照明はロウソクだったようです。
だから、店内はいつも暗め。

「シックス・プラス・ツー」という名前の
画家と彫刻家のグループによって
装飾された壁面と、
ロウソクによる照明が
独特なムードを出していたといいます。

多くの客は、当時のヨーロッパの最先端の格好をした者が多く、
男性はフード付きの厚手のコートに
顎鬚を生やしパイプを愛好する者が多く、
女性はタイトスカートを履き、
ブリジッド・バルドーの髪型をしている者が多かったとのこと。

さながら日本のジャズ喫茶のように、
ジャズには真剣に向き合い、
演奏中に私語を交わすものがいると、
睨みつける、
そのような環境のジャズクラブだったようです。

なかなかストイックで、
カッコいいジャズクラブだったんですね。

当時のカフェ・モンマルトルと、
渡欧したスタン・ゲッツとの関係は、
こちらに詳しく書かれています。

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