サンジョルディさんからの書き込みに反応して動画をアップしました。
サンジョルディさんのコメント。
【ドーハミアン(ケニー・ドーハムをこよなく愛でる人々)が聴くと、じいんとくるバラード、あるある】
①「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」〜ケニー・ドーハム『カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム』より
理由:まさに<真夜中>の世界観を展開します。56年3月時点でこの演奏とは、恐れ入ります。ケニー・ドーハムの独特のタイム感の、切なすぎるソロ。
ボビー・ティモンズも良いですが、何と言っても、ブツブツ切るJ.R.モンテローズのテナーサックスが渋いのです。②「アローン・トゥゲザー」〜ケニー・ドーハム『静かなるケニー』より
理由:ドーハムい。③「イエスタデイズ」〜アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズvol.2』より
理由:やはりここでも、独特のずらしたマイペース・リズムで、切々と吹くドーハム。ホレス・シルヴァーのバッキングが、やや前に出すぎですが、「シルヴァーだから仕方ないかあ」と思ってしまいます(笑)。
⇒こちらより
で、アップした動画。
やっぱり、ドーハムの音と
カフェボヘミアのムードって、
なんとなく合うような気がするんですよね。
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視聴者さんからのコメント
そして、この動画にいただいたコメントを紹介します。
高松貞治さんからのコメント。
ケニー・ドーハムは一般的には悲劇のトランペッターと言われていますが、実はヌーベルバーグの映画に貢献していて、バディムの「危険な関係」ではスクリーンに登場し、モリナロの「彼奴を殺せ」では、バルネ・ヴィランが担当したサウンド・トラックに参加しています。これで自信をつけたのか、帰国するやいなや生涯最高のプレイを、アルバム「クワイエット・ケニー」に刻むことになります。決して悲劇のトランペッターでありません!
ドーハムって、「悲劇のトランぺッター」と言われているんですか?
知りませんでしたΣ(・□・;)
サンジョルディさんからのコメント。
コメント返し、ありがとうございました。おっしゃる通りです😌
パソコンだと字が読みづらかったと思いますが、②の理由は、「ドーハム・いい」でなく、「ドーハム・い」つまり、「ドーハム的にエモい」と言う意味です。「ドーハみい」のが分かりやすかったですね(笑)
ハムいっす😂
Jさんからのコメント
カフェボヘミアのドーハムは いわばハードバップの XY座標軸の原点(0,0) のような存在ですよね~
なるほど~。
個人的には、xもyも+3~5くらいに感じます。
バードランドの夜を(0,0)とすると、
それよりも、ちょっと進んだ感というか。
jazzlove 42さんからのコメント
Cafe bohemiaは当時の空気感を感じられる点も含め素晴らしい名盤だと思いますね。タバコの煙で真っ暗なジャズクラブの重苦しい雰囲気が思い浮かびます。個人的にケニーバレルの参加も嬉しい!トランペット+ギターというフォーマットも中々新鮮。
ちなみにドーハムといえばブルーノートの”Whistle Stop”が良い。ジャケ写からまずセンス抜群。ドーハムのトランペットがぐいぐい迫ってくるし、モブレーがいつものモゴモゴではなく芯の太い元気いっぱいのテナーを聴かせてくれるので中々のB級名盤だと個人的には思います。
そうそう、ケニー・バレルも忘れてはいけませんね。
彼の存在が、ブルーなムードに拍車をかけていると思います。
それにしても、『ホイッスル・ストップ』とは渋い!
たしかに、ハンク・モブレイ元気いっぱいです!