先日アップした動画「【コメント返し】カムカムエブリバディほかNHK朝ドラのジャズ」(⇒こちら)に寄せられたコメントに返信する動画をアップしています。
コメント
御駄賃取郎さんからのコメント。
HASEGAWAさんのコメントも、はじめて聞く話題が多くてとても楽しみで~す!^^v
そういえばNHKの朝ドラで少し前に古関裕而さんを描いた「エール」というのがありましたが、これもたのしめましたが、私にはおおきな疑問を感じたシーンがありました。 それは番組中ではどんな登場人物も「譜面」をみてメロディがわかることです。まるで初見で手紙を読むようにすらすらと「これいい曲だね。」とみなが口々に言う場面が多発しました。もちろん音楽学校の場面なら理解できますが、普通の人でも楽譜が普通に読めるのでした。(・・これもフィクションかなあ?)と思いましたがマスターはご覧でしたら違和感はありませんでしたか?
また話はそれますが「譜面が読めなかった有名ジャズメン」としてエロール・ガーナーやウェス・モンゴメリー
がSJでは有名?でしたが、これは果たして
①いわゆる初見での演奏ができないだけ
なのか
②初見はできないが、時間をかければ読めるということなのか
あるいは
③耳が良すぎて読譜を覚える必要がなかった
のどれに近いのでしょうか?マスター、あるいは楽器をおやりになられる方、お教えいただければ幸いです。m(__)m
私の場合ですが、ヤマハ音楽教室でソルフェージュもやってたので、いちおう譜面は読めます。
でも、『エール』のレコード会社の人のように、譜面を一瞥しただけで、その曲の全体像をつかみ、さらに良し悪しまでもが判断できる能力はとてもとても持ち合わせてはおりません。
たとえば、極端な例ですが、デューク・エリントンの《Cジャム・ブルース》。
「ソ」と「ド」しかありません(笑)。
まだこの曲のことを知らない小学生の私が、この譜面を見たら当然、読めて歌えますが、良い曲なのかどうかは、とてもじゃないけど判断するのは無理だし、セロニアス・モンクの《エピストロフィー》や《ミステリオーソ》の譜面を見たら、瞬時に「これって運指の練習譜面なの?」ときっと思うことでしょう。
まあ、これは極端な例ですけど、このように譜面を見ただけで、しかも和音(コード)もついていないメロディだけの譜面を見て、「うーん、いい曲だ」と判断するプロデューサーや秘書の方たちには、たしかに違和感、というよりも、スゲー!さすがレコード会社の人は、それくらいの能力が必要なんだな!と感心して見ていた記憶があります(笑)。
エロール・ガーナーやウェス・モンゴメリーは、私は彼らのことを琵琶法師や稗田阿礼だと思っています。あるいはアイヌの口承叙事詩(ユーカラ)の語り部。
耳コピ能力がズバ抜けて高く、しかも記憶力も抜群。さらに記憶していたものを肉体に移植できるだけの身体能力が高く人を感動させる表現力も優れている。
琵琶法師などは、紙に頼らずに音と雰囲気という耳情報をふんだんに吸収してアウトプットできる能力に長けていたのでしょう。稗田阿礼も太安万侶に誦習した内容を暗唱したときは、けっこう音楽的というかダイナミクスに富んだ語りだったんじゃないかなぁと勝手に想像しています。
だから、1,2,3の中から選ぶとすれば、私は3がもっとも近いと思います。
人の曲を演奏する時は、きっと誰かにメロディを弾いてもらって、それを自分の楽器で何度かなぞってしまえば覚えてしまい、、譜面という「脚本」に頼らすとも、すぐに再現できたのでしょう。
高松貞治
あー!😭自分も朝ドラを視聴しておけばよかったー😭全然話についていけません😭面白さが全然判りません😭
そういうことってたまにあるので、お気になさらずに。
大丈夫ですよ、このライブ配信動画をお聞きいただければお分かりのとおり、私だって翻訳やミステリー作品に関しては、参加者の知識や話題にまったくついていけてないところも多々ありましたから。
御駄賃取郎さんからのコメント。
このアルバムの2曲めの「Bクイック」が「史上最速度の4ビートの演奏」だそーです。(昔のSJより)
ぎゃはははは、懐かしい!🤣
いや、すいません、笑っちゃ失礼なんですが、いやぁ懐かしいなぁ。
このアルバム、学生のときに、よく仲間同士で聴いて大爆笑していたのです。
「雑ぅ~!」って。いや、速い、凄い、でも雑ぅ~!
しかも、この曲の前の曲も速い演奏なんですけど、なにこのテーマ!?(爆笑)
しかも、タイトルの「エーアー」って何?(爆笑)って。
もちろん「凄い!」という敬意を込めての笑い、そして「なんでそこまでやるの?!」という驚き半分、呆れ半分の笑いで、そして、ロリンズだからこそ笑えたのです。
これがコルトレーンだったら笑えません(笑)。
Hiromi Hasegawaさんからのコメント。
御駄賃さんからも過分なお言葉をいただきました。ありがとうございます。「カムカム」は戦後まもなく始まったNHKラジオ英会話講座のテーマ曲で『証城寺の狸ばやし』に英語の歌詞をつけたものなので、無理くりでアーサー・キットとヘレン・メリルに繋げました。
『穐吉敏子物語』いいですね!守安やハナ肇も出して欲しいです。『トットてれび』はジャズとは直接関係ありませんでしたが「見たこともないのにひどく懐かしい」という感じでしたね。
ヤマネユキオさんからのコメント。
コメントありがとうございます。私は60代でジミヘンなんかを真似してステージでギターを壊した世代ですが、ジャズはマイルス・デイビスなどの大御所を聞くくらいでした。
私は自分より一世代古いアメリカ映画「グレンミラー物語」や「ベニイ・グッドマン物語」「ホワイトクリスマス」などが好きで、そのひとつがダニー・ケイの「五つの銅貨」です。内容は若い頃グレンミラーなどをメンバーに持つ楽団を持っていたコルネット奏者が、子供のために音楽をやめ、後に懸命に練習をして復活しようとするライブに、ルイ・アームストロングなど旧友がやってきて一緒に演奏をするといった復活物語です。錠一郎の話と重なります。
ロマンチックなハリウッド映画はいいですよ。一度は見てください。
ヤマネユキオさんからのコメント。
ロマンチックな映画とコメントしていて気が付きました。そうだ「グレートギャツビー 」も違う意味でロマンチックだった。ギャツビーは本も読んだしレッドフォードの映画も見ました。
しかしこの物語は内容は頭で理解できても、心は分からなかった。時代背景のロストジェネレーションの心理がよくわからず楽しめませんでした。
いつか分かり易い解説を拝聴できればと思います。