ブルー・ミッチェルとハンク・モブレーの名盤~『ジャズ・レコード名盤全カタログ』(スイングジャーナル 1977年5月臨時増刊)より

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『ジャズ・レコード名盤全カタログ』(スイングジャーナル 1977年5月臨時増刊)で紹介されていた、トランぺッター ブルー・ミッチェルの『ブルーズ・ムーズ』と、テナーサックス奏者 ハンク・モブレー(ハンク・モブレイ)の『ソウル・ステーション』と『ハンク・モブレー・オールスターズ』のレビューを紹介しています。

コメント

永井勉さんからのコメント。

こんばんわ永井です・・・m(__)m
8月13日はたっぷりなお酒とたっぷりなつまみで
参加させてもらいます・・・m(__)m
失礼があったらお許しください・・・W🍺🍺🍺🍺🍺😅😅😅😅😅

既に今から怖いです😱🙀😨

博 橋本さんからのコメント。

大好きな ”永井ワールド” のライヴの配信、楽しみにしています😆😆😆

讃岐うどんさんからのコメント。

お久しぶりです。あんまりコメントしておりませんが、毎回ラジオがわりに楽しく拝聴しております。

「スタンダード化した映画音楽」の回を聴きかえしていた時にフト「 スピルバーグの(映画)ターミナル」を思い出しました。

内容は ”アメリカ・ニューヨーク、ジョン・F・ケネディ国際空港に訪れた主人公が自国の内紛によって政府が消滅し彼のパスポートは無効状態となり、入国ビザは取り消されて空港に閉じ込められる” 話なのですが、(実際にこういうことがあったようです)
主人公がニューヨークへ訪れた目的が「1958年、熱狂的なジャズファンだった主人公の父は、ハンガリーの新聞でA Great Day in Harlemの写真を見た。それはニューヨークのジャズミュージシャンたちの集合写真であった。父はその写真の57人のジャズプレイヤーにファンレターを送り、メンバー全員のサインを返信してもらい、それを缶詰に大切に保管していた。しかし、メンバーのひとりベニー・ゴルソンからは40年待ったにもかかわらず返事が来ず、やがて父は他界してしまった。父が亡くなる前、主人公は父に「必ずニューヨークへ行って、ベニー・ゴルソンのサインをこの缶に入れる」と約束した。父との約束を果たすために主人公はJFK空港でずっと待っていたのだった。」

(いい話ですがこのエピソードはフィクションです。)

雲さん及び多くのJAZZファンの方はおそらく一度は目にしたであろう”A Great Day in Harlem”
(当時新人写真家のアート・ケインが1958年夏の8月12日午前10時ごろハーレムで撮影した57人のJAZZミュージシャンのモノクロ・グループ写真)を思い出しネットで検索してみました。

A Great Day in Harlem: behind Art Kane’s classic 1958 jazz photograph

JAZZミュージシャンのリスト

私はモンク、ロリンズ、ゴルソンのスリーショットがお気に入りです。

「ボク、まだまだ駆け出しの新人やのに大御所のモンク師匠とスーパースターのロリンズ兄さんと一緒に写真撮って貰うなんてメッチャ緊張するわ」とベニー・ゴルソンの心の声がきこえてくるようです。笑
なんかマフィアのボス、若頭、会計士みたいです。笑

この写真にはいろんな逸話があって、ニューヨーク市はこの撮影のためにハーレム地区の道路封鎖したり
写真に写っている”ビル・クランプって何者なんだ?”と話題になりました。

Bill Crump: A Great Day in Harlem’s “Mystery Man”

一番残念なのはジャズギタリストが一人もいないことです。
午前中ですから寝坊して撮影に間に合わなかったミュージシャンもいたかもしれませんね。
(ちなみにこの翌年からグラミー賞が始まりました。)

雲さんや皆さんはここにいる57人の内3人だけサイン貰えるとしたら誰に貰いますか?
私はレスター師匠、モンク師匠、ロリンズ兄さんです。

『ターミナル』は、トム・ハンクスの演技が絶妙で面白かったので、試写で2回、劇場では1回、DVDで2回観ています。

とはいえ、ベニー・ゴルソンのサイン欲しさでいつまでも粘る主人公の気持ちに関しては、ついぞ共感するまでにはいたりませんでした。
もちろん、お父さんとの約束もあるからということは分かるのですが、念願のゴルソンからサインもらったら、ゴルソンのライブ鑑賞もそこそこ、さっさと帰ってしまう主人公は、ジャズやゴルソンの演奏そのものにはそれほど関心がなかったのではないかとすら思ってしまいました。

目的は、「ジャズ」ではなく、あくまで「サインをもらうこと」だったのだなぁ、と。

ま、それに関しては、人それぞれ目的や趣味嗜好や行動様式が違うのですが、とりたてて目くじらを立てるほどでもないのですが。

ちなみに、私、サインはいりません。
記憶があれば記録は特にいらないと考えているので。
(社交辞令と、相手へのリスペクトの表明、そして、その後にインタビュー、対談などがあれば、それを円滑がすすめるための手段としてサインをいただくことはもちろんありますが)

>>サインはいらない

博 橋本さん⇒讃岐うどんさん

ミステリー・マンの情報、有り難うございます。

ご存知かも知れませんが、2005年にこの写真撮影の一部始終を取り上げたドキュメンタリー映画 “A Great Day in Harlem” (1994)のDVDが発売されていますね。
朝の10時頃から三々五々とミュージシャンが集まり始めて、見事カメラのシャッターが切られるまでの貴重な映像がたっぷり楽しめます。
ミルト・ヒントンと彼の奥さんが自分達のカメラで撮影した当日の動画も加えられた見応えのある作品です。
監督、撮影者のアート・ケイン(当時、エイスクァイア誌のカメラマン) や、1994年当時健在だったミュージシャンが18人ほど登場。アート・ブレイキーが時々トンチンカンなことを言ったりして笑えます。
おまけの45分の『メイキング』も本編以上に興味深い話が盛り沢山となっています。

モンク、レスター・ヤング、ローレンス・ブラウのサインともう二人マリアン・マクパートランドとメアリー・ルー・ウイリアムスのサインが欲しいです。