世代で異なる?!ジャズの「ツボ」

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先日アップした動画「【コメント返し】クール・ストラッティンのことを昭和のジャズ評論家はどう評したか? 令和の高校生はどう評しているか?」に面白い投稿がありました。
こちら

常連のサンジョルディさんからの投稿ですが、これがまた面白く、さらに「なるほど!」と納得な内容なのです。

生まれ育った世代によって、たとえば同じ『クール・ストラッティン』というアルバムでも聴くポイントや、ツボにはまる箇所が違うという考察なんですが、これをパラレルワールドの江戸を舞台に解説されております。

面白いので紹介動画をアップしました。

コメント

高松貞治さんからのコメント。

高野雲のサンジョルディさんの妄想面白かったです。私の妄想は、ある役所の高級官僚で、上司の隙をついて、さっさとコメントを書いているのが私の考えです!で夜帰ってきて、家の中は寺島靖国さんのような、高級なオーディオ持っていて、ジャズを聴きながら、ものすごく高いワインでも飲んで、愛犬と暮らしている独身者というとこですかね(笑)

なるほど。じつはそうかもしれませんね。
いずれにしても、「庶民よりはアッパーな暮らしをしてそうな人」ということで意見が一致!

御駄賃取郎さんからのコメント。

私の考えるサンジョルディさん像は「・・・おまえ・・ (m(__)m)ほんとうはあの伝説の与太郎だろ?」・・でなければ(インテリ隠した)「寅さん」かあ?です。^^;^^;&m(__)mv。
とまれ世代別ジャズ観の分析は実にお見事!です。昨日から膝を打ちすぎて、&うなずき過ぎて?
今日の午前中には整骨院に行ってきました。(笑)  また岩崎千明氏のお名前を拝見してうれしくなりました!(・・このぶんだと、明日も整骨院かなあ・・。)(笑)v

私も先日より腰がおかしくて、明日は接骨院ですわ。
お互い気を付けましょう(涙)。

高松貞治さんからの返信。

私は最近寒くて風邪をひいてしまって精神ともに、ボロボロです(泣)風邪の効用と言う本を読んで何とか精神を保っています。また葛根湯飲まなきゃあ、もうその時間になります(泣)お互い、体調を気をつけましょう。

御駄賃取郎さん⇒高松貞治さん&私

マスター、お互いさまですね~(^^)  先日行きつけの仲のよい病院のかかりつけのセンセ(小川隆夫センセと少しにていますが・・)から「御駄賃さんは風邪はひかないよっと・・」と勝手にカルテにかいているので(・・なしてだ?)と思ったが、たぶんどーせ(あほとなんとかは風邪ひかんしい・・・)との答えがくることが十分予想できたので「やめとこ・・」と思いとどめておいたのに、その小川センセ(似の)はじっとマジ顔でわしをみつめながら「え?・・・だってそうでしょ?」と言った。こういう暗示的洗脳で風邪がなおる人もいると聴く。。これって、ジャズ喫茶でもおこりうるなあ。。^^;

高松貞治さん⇒御駄賃取郎さん

風邪の効用という本によると、めったに風邪を引かない人は、風邪をよくしょっちゅうかかる人に比べて、ぽっくりとあっけなく早く死んでしまいそうですよ!風邪をひいていると、何もかもマイナス思考になってしまいますね!お互い体調を気をつけましょう!

博 橋本さんからのコメント。

私の『サンジョルディさん像』は「モブい、モブる」の文字通り、映画『舟を編む』の世界。さる会社の辞典編集部の有能・ジャズ好き・ベテラン編集者です。

おお、松田龍平の顔が浮かんできた~!
出版関係にジャズ好きが多いといわれていますが(そうかなぁ?とも思いますが)、サンジョルディさんだったら頷けますね。

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Jさんからのコメント。

素晴らしい分析ですね~
温故知新 という言葉があるが あまり好感がもてない
古きを訪ね.. といわれるが 誰も戻る人がいない   皆ミイラとりになってしまう     歴史の学者は いつまでも掘り続けるだけ
そういえば マイルスは 振り返ることなく前進あるのみだったな
                    J

あらら、私が好きな言葉は温故知新でーす🤪
あとヱビスビールとサッポロビール♪

Jさんからの返信。

実践できるひとも いるんだ~ ビールのむっきゃないですね~😃

言葉は好きでも実践できてないので、あっしは干からびたミイラざんす~

早春さん⇒Jさん

お褒めの言葉、ありがとうございます!今後も新しい表現に挑戦させて頂きます!

TAKESI0506さんからのコメント。

岩崎千明さんとは懐かしいですね😅
40代の若さで逝去されてしまいましたが、鍵谷幸信さんが、自宅のオーディオセットは岩崎さんに組んでもらったという記事を読んだ記憶があります。
 長岡鉄男さんも懐かしい😇
 私もオーディオに対する興味は薄かったですが、長岡さんの記事は辛口で面白かったので、例外的に目を通していました。

高松貞治さん⇒TAKESI0506さん

長岡鉄男さんは、本当に面白かったですね!不思議の国の長岡鉄男と言う本が面白く、観賞用と保存用に2冊買ってしまいました。その中で、長岡鉄男さんは、オーディオルームを作ることについて、30代40代で作ろうと思うのは生意気な限りだ!と叱ってましたね!今では古本屋では少し高値になってますね!

TAKESI0506さん⇒高松貞治さん

長岡さんはSJ誌の読者からの質問コーナーを担当されてたと記憶しますが、丁寧語を廃した辛口の文体で、それがかえって爽快な印象だったのを思い出しました、寺島さんの寺島流ジャズの聴き方という本には、初対面の長岡さんのことが書かれてますが、青年が本にサインをねだった時、長岡さんは、なんとも照れ臭そうな顔、仕草をされたそうで、本質はとてもシャイな方だったようですね😂
 それにしても、同じ本を2冊買われるというのは、流石本を愛する高松さんですね。
 本を電子化するために、裁断するなどという私の行為は鬼畜にも劣る所業と、怒らないでね😪

>本を電子化するために、裁断するなどという私の行為は鬼畜にも劣る所業

いやいや、そのお陰で、私の動画ネタになっているんですから、大助かりです♪

Kawai Andyさん⇒高松貞治さん

方舟というオーディオルームがありましたね、あと、スワンという自作スピーカーもブームになっていましたね。(笑)

高松貞治さん⇒Kawai Andyさん

長岡鉄男さんは、パソコンは操作できますが、描く時は万年筆で、また机は、特別に注文した文机で、何台か、中古のカメラが置いてあって、またテレビが好きで、1日中テレビをつけっぱなしでした。それをまた文章のネタにしてまた、編集者が原稿を取りに来ても、のんきに畑に入り、トマトを収穫していました。私もそんなのんきな方舟の生活に憧れていました😃

Hiromi Hasegawaさん⇒高松貞治さん

岩崎氏は一時Jazz喫茶のオーナーだったようで評論はセミプロ級ですが「その時ロリンズは神だった」というプロの評論家だとプライドが邪魔して書けないような手放し絶賛のサキ・コロ賛歌を臆面もなく書いてます。
長鉄さんと言えばバックロードホーンですが、岩崎氏によると50年代のアメリカのAudio誌に「CWホーンの設計と製作」みたいな論文がありモデルとして20cmフルレンジ二発入りのスピーカーが紹介されているようですが、長鉄さんがその論文にインスパイアされた可能性が高いんじゃないかと思っています。

高松貞治さん⇒Hiromi Hasegawaさん

その可能性もあると思います。長岡鉄男は長生きしまししましたから、先に亡くなった人からいろいろ知恵を拝借したかもしれません。方舟を作るにあたって、マンションから引っ越しした時、いろいろ考えて考えて、方舟を作ったが、少し失敗したと亡くなる少し前、回想していましたが、端から見たら私には、もう充分だと思いました😃また方舟ができたとき、雑誌の応募で、5人から10人入れて、長岡鉄男は自慢していましたからもうやり切ったと思います😊そういえば寺島靖国さんも雑誌か本の企画で訪ねてきて、方舟のオーディオを聞いていましたね!

Hiromi Hasegawaさん⇒高松貞治さん

全盛期にはメーカー技術者が試作アンプを抱えて方舟を訪れる「長岡詣で」というのがあったらしいです。とにかく長鉄さんに褒めてもらわないと製品が売れない、「アンプは重いほどよい」の長岡イズムがメーカーの設計思想にも多大な影響を与えたのだろうと思います。
ひるがえって「LPやCDなどの物理メディアを買って自前の再生装置で聴く」という音楽鑑賞スキームがオワコン化しつつあるのには隔世の感がありますね。

高松貞治さん⇒Hiromi Hasegawaさん

今世界は、音楽配信サービスが主流になっていて、CDを買って聴くのは日本だけになりました。長岡鉄男さんが今生きていたら一体どう思うのでしょうか。時と言うのは残酷ですね!

サンジョルディさんからのコメント。

コメント返し、ありがとうございました😊
高野さんは、<ジャズ好きご隠居>の考える世代分けでは、<70年前後生まれ>に入ります。おっしゃる通り、<音楽多様化・ウォークマン世代>ですね。
それと、<サンジョルディ>は、YouTubeのコメント欄にのみ棲息するアバターです。
<サンジョルディ>は、自身がアバターでありながら、さらに、<ご隠居・熊さん>や<ジャズ好き上司・部下>というアバターを作り出すという、ちょっとややこしい構造になっております(笑)😉

ふむふむ、ってことは『涼宮ハルヒ』の世界でいう、情報統合思念体のようなものですな。

この物語に登場する、長門有希ちゃん(情報統合思念体が作り出した対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース/ようするに人間と交流できるアンドロイド)の言葉を借りれば、
情報統合思念体とは、
「銀河系、それどころか全宇宙にまで広がる情報系の海から発生した肉体を持たない超高度な知性を持つ情報生命体である。それは最初から情報として生まれ、情報を寄り合わせて意識を生み出し、情報を取り込むことによって進化してきた。実体を持たず、ただ情報としてだけ存在するそれは、いかなる光学的手段でも観測することは不可能である。宇宙開闢とほぼ同時に存在したそれは、宇宙の膨張とともに拡大し、情報系を広げ、巨大化しつつ発展してきた。」存在であり、
コンピュータのネット上を行き交う情報が独自の自意識を持ち、アバター「サンジョルディ」として、YouTube上に物質(肉体)に依存しない形で存在し、時にその思念は、ジャズが流れる江戸という仮想空間や、ジャズ好き人口が現実世界よりも少し多めの企業空間を造り出し、これらの世界を自在に行き来が可能な概念体、もしくは多様体的存在という解釈でよろしいでしょうか?

サンジョルディさんからの返信。

あっぱれ!🤣ですー

ただし、情報統合思念体の<急進派>では、ありませんよー😂

朝倉さんではなくて安心しました😊

Jさんからのコメント。

今宵も ここ BAR ステラ での 一杯がうまい
マスター もう一杯~      してみると ここの客層も楽器やる人おおそうだ    あれ自分だけ 音の出せないフルート
まあいいっか   マスターもけっこう大変そうだなぁ~
時には 酔った客をなだめたり 客でよかったヨ~
エリントンでも聴くか       今宵もステラの夜は..
                    J

まいどどーも!
今宵のステラは、ちょいインターステラー空間です(謎)。

カトウシュンさんからのコメント。

先程、早春さんのブログを拝見しました。
早春さんが「cool strurttin」というアルバムが好きか熱意を感じました。
このアルバムは未聴でしたので、購入し早春さんのブログを読みながら聴いてみようと思います。

早春さん⇒カトウシュンさん

ありがとうございます!これから記事を増やしていこうと思うので、今後とも宜しくお願いします。

カトウシュンさん⇒早春さん

おおっ、まさかご本人様からコメント頂くとは。
純粋に「cool strurttin」評は読みやすく、どれだけ好きか熱意が伝わるような文章でした。ブログの方にもコメントさせていただきます。

早春さん⇒カトウシュンさん

ありがとうございます!

永井勉さんからのコメント。

文句永井です・・・m(__)m
音学は深いです・・・・・・W
多分 雲さんのファンの中でクラッシック以外では 
ほぼ網羅している自身があります・・・???
個人的に、エリントンの 中東組曲が大好きなんです・・・
ピンクフロイドの狂気が大好きです・・・m(__)m
キング・クリムゾンの21世紀の精神異常者が大好きなんです・・・m(__)m
出音が違いますが 同じに聴こえます もちろん 伝えたい内容ほ違います・・・
もちろんミンガスの世界観も 同じだと思います・・・m(__)m
ピアノひとつで小宇宙を奏でたモンクも凄い・・・m(__)m
多分 フランクザッパもエリントンの影響を受けた一人だと思うし
キング・クリムゾンのロバート・フィリップスもエリントンの影響を受けた一人
だと思います・・・m(__)m
あと ライ・クーダーの 1976. Chicken Skin Musicとか
あくまでもギター中心なんでっすが・・・・・・W
でも 私はエリントンの創った音楽は現代音楽の本当の
起源になるのではないかと思います・・・!!!

>私はエリントンの創った音楽は現代音楽の本当の起源になるのではないかと思います
あの武満徹も「留学したらエリントンに師事したい」と言ったそうですからね。
音楽を深ーく探求したい人にとっては、ジャンル関係なく避けては通れない大きな存在なんだと思います。

私はいつも永井さんの探求心、好奇心、掘り下げバイタリティは凄いと思っています。
見習いたいです。

ザッパは数枚しか持っておらず、それほど詳しくはないのですが、さきほど『アンクルミート』聴きながらニヤニヤしていました(変態?)

これ、奄美大島の「サウンズパル」の高良さんからのオススメだったんですよ。
雲さんが最初に聴くザッパは、このへんがイイよって。
見事にハマりましたね。

悪趣味と紙一重のキワドイ遊び心が、にんともかんとも。
それでいて音楽性がめちゃくちゃ高いという。

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Hiromi Hasegawaさんからのコメント。

ご紹介ありがとうございます。「ルーツはエリントン」のくだりで「あっ!」と声が出てしまいました。まいりました。
オーディオファンは良くも悪くも節操がない、実例ですが「君、何聴いているの?」「Jazzです」「ふーん、そうじゃなくてスピーカーは何?やっぱりJazzだとJBLとか」。 つまり「何を」聴いているのかではなく「何で」聴いているのかに関心がありジャンルに関わらず「優秀録音盤」というパワーワードに食い付きます。私も尋ねられると”We get request”かビル・エバンスのお城のジャケットを薦めたりレコードを貸したりしてました。逆に友人の家で「原子心母」やELPの「展覧会の絵」を聴いてレコードを買ったりしてましたが、今から思えば良い関係だったと思います。

>「何を」聴いているのかではなく「何で」聴いているのかに関心があり

これ、わかりますよ。
私の場合は、オーディオは詳しくないのですが、楽器のほうですね。
若い頃は、やたら楽器のブランド(メーカー)や機種、機材やセッティングなどを中心に音楽を聴いていたり、ミュージシャンや周囲の人が使っている楽器のスペックがやたら気になっていた時期がありました。
昔ほどではありませんが、今でもじゃっかんそういう傾向がありますね。
まあ、それはそれで音楽を聴くひとつの楽しみだし、そこから広がる興味というものもありますから、悪いことだとは思っていませんが、まあ「木を見て森を見ず」になってしまいがちでもあります。
なので、「ボンヤリ聴き」という全体聴きも必要なのかなー、なんて思っています。

Hiromi Hasegawaさんからの返信。

確かに装置は高級でもレコード棚はスカスカという「なんだかなー」のわかりやすい人もいました。話が迂回しますが正月のかまいしさんのお話を聴いて「おもしろうてやがてかなしき」になるのは背後にRockの足音を感じてしまうからです。私はRockの大波にさらわれ、同世代のメンドクさいRockファンから「Jazzは終わってる」「化石」「暗い」とか迫害を受けFusionに後ろから刺されたトラウマを今でももっています。(苦笑)そういう中でオーディオファンのコミュニティは前述のように「宗派」については寛容な非武装地帯だったので居心地が良かったというのはあります。

ロックファンから迫害を受け、フュージョンファンからは刺されましたかぁ。
痛そうですね~(笑)←なんて笑ってる場合じゃないけれど

なーんか、人の好みにあれこれ口を挟みたがる人っていますからね。

80年代は「ネクラ」という言葉が流行りましたけど、私も中学の時はよくネクラと言われましたよ。

今ではタモリは大好きだけど、中学生の時は「ネクラ」という言葉を流行らせた人という認識で、あまり良い思いは抱いていませんでした。

『笑っていいとも!』か何かで、オフコース(か、オフコースのファン)をイジる形で使った言葉だったんでしょうか?それが一人歩きして流行してしまった感があり、
「ネクラ」と「ネアカ」の2分法で人を分類するような風潮が当時の中学生の間にはありましたね。

だから、プラモとマンガとアニメとYMOと多重録音が好きな私にとっては、いい迷惑でした(苦笑)。

その前後だと思うのですが、「だ埼玉」から「ダサイ」という言葉も生み出された記憶があります。

それほど悪意なく、気軽に使える差別用語(?)が生み出されると、自分はそれに該当しないよう必死に「ネアカ」であろうとしたり「ダサくなく」あろうとするのが人の性なのかもしれません。

ロックやフュージョンが好きな人が「まだジャズなんて聞いてるの? 古いなぁ」という人の心理もそれに近かったのかも?
攻撃というよりも、自己確認と安心感のため。

なんだか回りくどいやり方ですが、今も昔も同調圧力が強い社会の中では、そのようなタイプの人が生まれやすいのかもしれませんね。

Hiromi Hasegawaさんからの返信。

いや、こちらこそ笑ってはいけない話ですが読んでいて少し笑ってしまい、少し元気になりました。ありがとうございます。

Jさんからのコメント。

捨てたい本がある    基本一度読んだ本は 処分してしまう   そうしないとただでさえ増殖する円盤     捨てたい本は 油井正一著 生きているジャズ史 だ  ほとんど読んでないため捨てれないだけだ ニグロという言葉で満載 今なら完全発禁本だ
その中にファンキー考があり 大橋巨泉のユーモラスでブルーなといういわば それこそUS3 cantaloop のようなことだろう   それに違うという油井氏  黒人の体臭?  これも発禁用語
だがしかし ブランディーヤンガーのビューティフルイズブラック 聴いた時に ひょっとして 油井氏の言いたかったファンキーとは..
                  J

この本じゃなかったと思うのですが、大橋巨泉考察のファンキー論は過去に何かで読んだ記憶があります。
うろ覚えなんですが、たしか《ドキシー》こそがファンキーの代表的ナンバーというようなことが書いてあったような。
これを読んで以来、あまり好きではなかったシルヴァー作曲のわかりやす過ぎるメロディのナンバー(《ザ・プリーチャー》とか《シスター・セイディ》など)に向けるまなざしが、ほんの少しだけ変わった記憶があります。

まあ今でもそれほど好きな曲じゃあないんですけど、肚には落ちてはこないけれども(生理的なものだから仕方ない)、頭ではなんとなく理解しようというモードにはなってきて、今では当初感じていた抵抗感はほぼ払しょくされたかもしれません。

使用して良い言葉、あかん言葉は時代によって変わるかもしれませんが、「言葉の補助線」によって鑑賞が変わってくるということは、時代に関係なくありますね。

翻訳者でもある村上春樹が翻訳について語った本で「翻訳は、時間がたつとアップデートが必要だ」ということを主張されていましたが、その考え、なんとなく分かるような気がします。

前時代には適切かつ伝わりやすかった言葉が、現時代に必ずしも適切だとは限りませんからね。

しかし、作品が放つニュアンスは変わらない。ただ、そこにアジャストし、できるだけ原作へのリスペクトを保持しながら作品にアクセスしていくための「コード」は時代ごとに少しずつ変えていく必要があるのでしょう。

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博 橋本さん⇒Jさん&雲

マイルスの『ウォーキン』のウォーキン、『バグス・グルーヴ』のドキシーを聴く様になって妙にホレス・シルバーのピアノに耳が向く様になりました。この二曲のソロから受けた私のシルバー感はその後に知ったジミー・リードなどから受ける<イナタイ?>などと言われているブルース感だったと思います。
以前、喋るシルバーを動画で見る事が有りました。なんだか常時『ペッキング・タイム』 せっかちな忙しいニコニコおじさんでした(^ ^)

動きとピアノは一致する?!

いや、そんなことはないか。
モンクは、ゆらゆら(笑)。

私も動くシルヴァー(かなり昔)のモノクロ映像を見たことがありますが(たしか、チック・コリアがジャズピアノの歴史をレクチャーするビデオだったと思います)、いやぁ、ちょっと異様で怖かった。

Jさん⇒博 橋本さん&私  

シルバーやバッドパウエルなんか あの重量のピアノフォルテを 動かしまくりそうです    だから生のパウエル見たかった~
レッドガーランドとかオスカーピーターソンは 意外とおとなしかったりして

Kawai Andyさんからのコメント。

早春さんのブログ、拝見しました!取り上げられた音楽や映画の作品に対する論評は、時に繊細に、時に鋭い眼差しで深い愛情で語られていますね!私の様なオジサンが懐古的に『昭和』を語るのと違って、若い人がレトロ趣味で普通に語るの時に色々と違和感があるのですが、早春さんはその時代の空気を吸って来たかの様な思いを感じさせます。ソニクラの『クール・ストラッティン』 、川島雄三の『暖簾』 ともに1958年ですね。

またトム・ヨークのMVは現代のデジタルメディアと人間の苦悩を『図 / 地』や『自 / 他』の曖昧さを図像的に解釈した事は、雲さんの「あなた、幾つ?」と私も言いたい。ブログ、楽しみです!!

早春さん⇒Kawai Andyさん

ありがとうございます。
>早春さんはその時代の空気をすってきたかのような…
親に洗脳されました(笑)。

>またトム・ヨークのMVは…
あれは力作でした。初めて聞いた時にパッと思い浮かんだ事を書こうとしたのですが、言語化するのに苦戦しました(笑)。

Kawai Andyさん⇒早春さん

そうなんですか!?てっきりそういう分野に慣れている様な印象を受けましたよ。
建築(家)や現代アートもどうでしょう?と、焚き付けてはいけませんね(笑) 勉強が本分ですから(笑)

早春さん⇒Kawai Andyさん

すみません。コメントに気づいてませんでした(汗)。現代アートや建築も興味があるにはありますが恥ずかしながら全然手が回っておりません(汗)。というわけでボルタンスキーくらいしか知りません。スンマセン。

ご指南いただければ機会を狙って手を伸ばしてみようと思います。よろしければオススメのアーティストを教えて下さい!

Kawai Andyさん⇒早春さん

現代アートではオラファー・エリアソンが好きですね、自然現象、光、水、など科学と芸術の接点を探るような作品が素晴らしいです。
似たような作家でアメリカのジェームズ・タレルがいます、この方は自然光で脳の補色効果を視覚に働きかけさせるインスタレーション作品がやはり瀬戸内の直島の安藤忠雄が手掛けた地中美術館にあります。
どちらも、自然を作品の要素としてスケールの大きなインスタレーションを手掛けています。
日本人でしたら杉本博司もいいですね。

人の内面や存在の生々しさに肉薄する作家としては、絵画ではフランシス・ベーコンやウイリアム・デ・クーニング、ジャン・デビュッフェなどもいいですね。

抽象絵画ではジャズとの関連で引き合いに出されるアクション・ペインティングのジャクソン・ポロックや抽象表現主義のマーク・ロスコ、ヘレン・フランケンサーラー、その次の世代である私の大好きなミニマル・アートの進化し続けているフランク・ステラ、

建築家では アントニ・ガウディ、フランク・ロイド・ライト、ル・コルビジュエ、ミース・ファン・デル・ローエ、ポストモダンのフィリップ・ジョンソン、とフランク・O・ゲーリー、現代芸術家で建築にも手を出した荒川修作も面白い。

などなどお薦めすればキリがありませんのでこの辺にしておきます。(笑)ww

早春さん⇒Kawai Andyさん

こんなに多くの人を紹介して頂いてありがとうございます。機会をみつけて鑑賞させて頂きます!