スイングジャーナル 1977年5月臨時増刊『ジャズ・レコード名盤全カタログ』掲載の「10 JAZZ GIANTS’ BEST ALBUMS(執筆:油井正一)」。ジャズ評論家・油井正一氏が語るセロニアス・モンクと決定的名盤を紹介しています。
コメント
TAKESI0506さんからのコメント。
モンクといえば“テクニシャンか否か”というのがよく問題になりますけど、75年発行のスイングジャーナル別冊「ジャズピアノ百科」で、この問題に関して岩浪さんといソノてるヲさんが激突してます😅
岩浪さんの意見を要約すると
日本にはまだセロニアス・モンクはテクニックのないピアニストだと信じている人がいるようだ。そういう人に限ってセシル・テイラーを一大テクニシャンだと思っているようである。果たしてそれは正解だろうか。
日本人にはどうも西洋的バーチュオーソに抜きがたいコンプレックスがあるようで、セロニアス・モンク、ジョン・ルイスなどはテクニックのないピアニストであるといった見方が一般化しているのである。
しかし、テクニックとは所詮自分が表現したいと思っているものを正確に表現するための手段にしか過ぎないのである。ということは自分が表現したいものを正確に表現できれば、それでテクニックは十分なのである。過剰テクニックをひけらかすのが真のテクニックではないことを見きわめなくてはならない。つまり自分の表現したいものを的確に表現できている人はテクニシャンなのだ。
モンクと対照的な弾きまくり派、セシル・テイラーなら誰でもテクニシャンだと考えるだろう。しかし、じつはセシルがテクニシャンならモンクもテクニシャンということになるのだ。なぜならセンルはモンクについてこういっているのである。
「テクニックについて、みんなはトーンというものを理解しない、そんな人たちはテクニックを速く弾いたり、たくさんの音を使ったりすることだと思っているのだ。ところが、サウンドさせる能力こそ、なににもまして大切なことなのだ、このことに気づけば、偉大なテクニシャンだと考えられていた人が次々に脱落していくのを知るだろう。こうしたあとに残るのがモンクなのである」
けだし名言である。あのセシルがモンクこそ真のテクニシャンだと保証しているのである。
モンクのピアノは一種のトツ弁だが、そこにこそ彼の楽想を正確に表現するギリギリのテクニックがあるのだ。あの絶妙の間もテクニックのひとつだし、西洋音楽向きに作られたピアノという楽器から、なんとか黒人の音、フィーリング、感覚を引き出そうとして、一種クォーター・トーン的なひびきを出すなど、彼ほどニュアンスに富んだピアノを弾く人はちょっと見当らないのである。彼をテクニシャンと呼ばなければ、それこそ誰をテクニシャンと呼べばいいのだろうということになってしまう。ぼくにいわせれば、同じフレーズをくり返して退屈させるセシル・テイラーよりモンクの方がはるかにテクニシャンだ。モンクはジャズ史上最高のテクニシャンの一人なのだ。いかにも岩浪さんらしい独断と偏見に満ちた文章になってますね😇
私が初めて買ったジャズレコードはピーウィー・ラッセルを含むモンク・クィンテットのライブが片面に入った「マイルス&モンク・アット・ニューポート」なので、モンクというピアニストには思い入れがありますが、世評高い「ブリリアント・コーナーズ」や「ヒムセルフ」よりも、私はこのレコードが未だに一番好きです。
セシル・テイラーの意見に賛成🙋♀️
永井勉さん⇒TAKESI0506さん
涙が出るくらい嬉しいコメントです・・・m(__)m
モンク○○ 教祖の永井です・・・m(__)m
日々 TAKESI0506様には○○や○○など沢山の○○をいただき
ありがとうございます・・・m(__)m
しかし岩浪さんには反論します・・・m(__)m
モンクはジャズではないです!!!
モンクはジャンルです!!!泥酔永井です・・・wwww
🍺🍺🍺🍺🍷🍸🍹
TAKESI0506さん⇒永井勉さん
永井勉さん、ありがとうございます。
モンクの63年初来日時のスイングジャーナル・インタビューで、あの中村とうようさんがモンクを絶賛してます。
中村とうようさんといえば、辛口批評で噛みついてばかりいる印象が強いですけど、当時は、とうようさんは銀行を退職して3年しかたってなくて、まだまだ若かったですね😉平凡な言い方かもしれませんが、非常によかったと思います。モンク個人についても、またクヮルテット全体としてもマチュリテイという言葉がぴったりくるんじゃないですか。モンクの難解さというものは段々薄らいできており、最近コロムビアから発売された「モンクス・ドリーム」も、昔のものよりは良い意味でのとっつき易さがありますよ。
今回の公演でもベースやドラムの扱い方に感心しました。特にドラムのダンロップは巧く、モンクをかなりスイングさせていましたね。チャーリー・ラウズは昔のレコードではモタモタしてたけど、生の音に接して以前よりずっとすっきりしたスタイルなのには好感を持ちました。グループ全体が強烈にスイングしながら、がっちりまとまっている点何といっても立派ですね。
歌手のジミー・ラッシングは、レコードで聴いて最近はマンネリ気味だなと思っていましたが、レセプションで歌った「サニー・サイド」を聴いて、レコードでは感じられないブルース・シンガーの持つヴァイタリティに打たれ、大いに公演を楽しみにしたわけですが、期待を裏切らない立派な出来でした。
永井勉さん⇒TAKESI0506さん
モンク教 幹部に推薦しておきます・・・WWW
脇秀樹さんからのコメント。
お久しぶりです💦
「モンキッシュ ピアノ」言い得て妙ですネ🎯
高僧のピアノか⁉️
猿でも弾けるピアノのか⁉️
猿も飛び移る時、ちゃんとカウントとっているか、今度動物園にて確かめてみます😅
まぁ、「猿でも出来る」って形容は
猿に失礼ですよネ😉
はい、言われてみればたしかに!
サルに失礼です😠
申年男曰く
永井勉さんからのコメント。
ありがとうございます・・・m(__)m
モンク○○教会の永井です・・・
雲信者様には❍❍や○○など沢山、○○していただき
日々感謝しています・・・m(__)m
和音の一音を変化させるくだり・・・私も薄っすら感じてました・・・m(__)m
ギターではよくあるんですが コードの中の一音をハンマーリングオンしたり
プリングオフして調性 マイナー メジャー 7th を変えていくんですが
そんな簡単な話ではないんですよね・・・・
例えばシングルトーン3音の下降フレーズがある時モンクは2つの和音で
時々それを表現しています・・・m(__)m
よく解りませんがその事ではないでしょうか??????
泥酔雲です♪
>よく解りませんがその事ではないでしょうか??????
よく解りませんが、その事だと思います🍺
博 橋本さんからのコメント。
モンクのでかい身体の中では、演奏中の手の甲を使ってリズムを取ったり、大きな靴で床を蹴り続けてカウントを取る動作、ダンスのステップなどの全ての動きががきちんと音となって響いているのでしょう。
その中のエッセンスをモンクがピアノで表示しているのだろうと思っています。DVDの『ストレート・ノー・チェイサー』のお陰でモンクの葬儀の一部を見ることができたりもしました。
その後奇跡的に録音テープが発見された『アット・カーネギー・ホール』が発売されたり、一昨年には『パロアルト』が発売されたりとモンクは今後もゆっくり楽しみます。
『ストレート・ノー・チェイサー』の冒頭の映像で確認できる、モンクの足擦りは、かなり強烈でしたね。
たしかに、床を蹴ってるような感じ?
きっと体内には強烈なビートが強靭に流れ続けていたんでしょうね。