パウエルの《ウン・ポコ・ローコ》にハマっている人って、結構多いんですよね。
ブルーノートの「アメイジング」でしか味わえない独特な演奏、テイスト!
「ウンポコ」についての動画をアップしています。
テイク1から3までを通し聴きして、嫌いな人も、好きになってほしい。
コメント
早春さんからのコメント。
コメント返しありがとございました!心配してくださって有難うございます。大丈夫です!たまに毒抜きはしています(笑)。Bud以外では Dexter Gordon も聞きました。と言っても Our Man In Paris なんですが…(笑)。他にはGo, Swingin’ Affair なども聞きました。Our Man In Paris を聞いた後に他の2つを聞いたのですが、Sonny Clark もやっぱイイなァ、なんて思いました。Bud が雑味の多くゴツゴツしたタッチで弾くのに対し、Sonny はもう少しシンプルな響きながらも鈍い光を放つタッチで弾くんですよね。この陰ったピアノが、Gordon の豪快なブローの合間を縫ってキラリと光るのが私の感性を擽って仕方ありません…。
なんて言いつつも、昨日雨の降る中 Money Jangle の Fleurette Africanine を聞き、Duke にも興味が湧いてきております…。Bud の Bud In Paris も聞きたいんですが、音源が手に入らずまだ未聴です…。しかしながら、At The Golden Circle の方は毎日楽しませて頂いております。仰る通り魅力的なアルバムだと思いました。何度か聞くうちに少しずつ魅力が分かるようになってきました。今も聞きながらこの文章を書いているのですが、とても生き生きとした明るいピアノのフレーズに愛らしさを感じました。そして、あの波乱万丈の人生の晩年に、こんなピアノが弾けるPowell に感動しました…。Bud! や Blues For Bouffemont を聞いていても、あれだけボロボロになってなお、なんでこんなに明るいピアノが弾けるのだろう、といつも思ってしまいます…。以前、 Jaco の Honestly を Bud の Bud! に例えましたが、今思えば違うような気がします。Honestly での Jaco は、とても美しいベースを弾いていますが、漂泊しているような、成り行くままに身を任せているような、停滞した趣きが感じられます(思えばこのアルバム自体がそのような構成になっていました。)。ですが、Bud! や Blues For Bouffemont では、身も心もボロボロになっているはずなのに、驚いたことに生き生きとして感じられます。技術的な衰えが Bud の人生を思わせて泣かせるところもありますが、全ての曲の根底に生き生きとした、今こうして表現できていることへの嬉しさが、まだ生きて音楽ができることへの嬉しさが感じられます。そういう意味でもこれら2枚はジャズマンの感じていること、言わんとすることが違うなァと感じました。と、こんな事を考えながら再び Swedish Pastry を聴いてみると、明るいながらも一音一音がBud の傷ついた生涯から来る、深い情感を湛えているようにも感じられました。本当に Bud の音楽は、高野さんも仰る通り何度聞き返しても新しい発見があり、感動があるので、何度でも聞けます。このようなBud の世界に案内してくださってありがとうございました!
余談ですが、高野さんのこの動画を見てまたUn Poco Loco を聴いてみると、なぜか安堵感を感じ、自分で自分にびっくりしました(笑)。本当に大丈夫でしょうか…(笑)。
この文章をああでもないこうでもないと考えながら書いていると、いつの間にか日が暮れているのに気付きました(笑)。ジャズも聴きたい、本も読みたい、あれもしたいこれもしたいと思いながら、試験が近いのに勉強してねー!なんていう行き当たりばったりの毎日を送っている故、返信が遅くなってしまったことはご勘弁を!(笑)
長谷川孝二さんからのコメント。
ジャズミュージシャンを志したということは、売れなければガソリンスタンドでアルバイトしてても不思議は無いので、「アメリカの田舎のガソリンスタンドでアルバイトしてる黒人っぽい」という雲さんの見解はあながちはずれていないと思われます(笑)。
Ken Konishiさんからのコメント。
新宿副都心空き地でやったコンサート行きましたよ。結果最悪でした。PAが故障してしまい、片側のスピーカーから音が出なくなりまして、もう会場は大騒ぎ!後ろから折り畳みの椅子が沢山飛んできたので即退散しました(*ノωノ)マイルス自身も調子悪そうでしたね。書き込み失礼しました。
へー、そうだったんですね!
編集されたものを見るのと、現場にいるのとでは、まったく受ける印象が違うんですね。
Ken Konishiさんからの返信。
そうなんです。しかも当日は風が強く、そうでなくとも音が流されがちで、あんな野っ原でコンサートを企画した主催者側にも問題があったと今でも思います。一番損した感が強いコンサートでしたね。アル・フォスターはいいリズム刻んでいましたよ(^^)/
そのような状況だったにもかかわらず、あの笑顔。
素晴らしい人だ!(笑)
Ken Konishiさんからの返信。
マイルスに罪はありません。。あれは主催者側が良くなっかたと思います。今の都庁が建つ前の野っ原でコンサートは無いでしょう!
長谷川孝二さんからのコメント。
ウン○ポロポロをあまりジャズメンが演らない理由って、雲さんが言ってるように「どうしてもバドと比べてしまう。こんなのウンポコロコじゃねえ!」って思われるということを知ってるからだと思います。自分なりのカラーを出しても違うと否定されやすいし、モロにバドっぽくても否定されてしまうから、なかなかやりようがないのかも。突き抜けてるくらいの才能があるなら演れると思います。
そういう意味でジャズナンバーということを超えて【芸術家バドパウエルの音楽】なんだと思います。