アルトサックス奏者 ソニー・スティットとアート・ペッパー~『ジャズランド』1975年11月号 特集:サキソフォーン専科より

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ジャズ雑誌『ジャズランド』、1975年11月号に掲載された記事、「ソニー・スティット vs. アート・ペッパー」を動画で紹介しました。

あなたは、どちらのアルト奏者が好きですか?

コメント

なつみずさんからのコメント。

晩年のペッパーの『再会』について、杉田宏樹さんの『21世紀に伝えたいJAZZ 名盤250』にこう書かれていました。

「クリーンになったペッパーは、75年に15年ぶりのリーダー作『リヴィング・レジェンド』を古巣コンテンポラリーに吹込む。それからのペッパーは空白の60年代を埋めるかのごとく精力的なレコーディングに邁進した。あたかも命がけで最期の炎を燃やす蝋燭を想起させる佇まいに満ちていた。といってもそれは時間が経ってからの印象であって、当時は第2の黄金時代の真っ只中で大活躍のペッパーである。78年から最晩年の82年までギャラクシーに籍を置き、ソニー・スティット、リー・コニッツ、フレディ・ハバードなどの他リーダー・セッションにも協力するほどの旺盛な活動を展開。60年代にコルトレーンから影響を受けたフリーキー・トーンを織り混ぜたスタイルは、50年代とも違う味わいの新生ペッパーを前面に押し出したわけだが、ぼくは両者の優劣を論じるつもりはない。何故なら人間は変化するものだとの前提に立てば、両方の良さを認めるのがあるべき姿勢だと思うからだ。ラス・フリーマンと“再開”した本作は、ペッパー唯一の自作①(再会)から喜びに溢れている。絶好調だ。以後秀作を連発するペッパーがこのマイナー・レーベル作で足がかりをつかんだとの見方は間違っているだろうか。」

晩年のペッパーもいいですよね😊

杉田宏樹氏のこの本、持ってますよ。
で、読んだ記憶はあるのですが、内容までは忘れてしまってました(汗)。

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Jさんからのコメント。

ペッパーの初期 エアーチェックで 音質悪いライウ゛の海賊盤? 聴いたことありますが 物凄い演奏 火花飛び散るような   どれだけ音質悪くてもほし~~い !!      スティット オモロナイ
                   J

わはは😅
>スティット オモロナイ

TM MTさんからのコメント。

前に雲さんの動画のチャットで
スティット ロリンズの「sonny side up」いいですよと言ったら他の参加者から
「スティットのアルトはなんちゃらかんちゃら」と言われました。
このアルバムでスティットが吹いてるのはテナーです!!😤
ジャックマクダフと演ってるのも大好きです!!
「at the DJ lounge」なんかアルトも吹いてるけどいいですよ。聴いてみて下さいw

うっ、そんなことありましたっけ?
(忘却の彼方……)

『ソニー・サイド・アップ』は、ディジーのトランペットがいいですよねぇ。
2人の豪なサックスの間を縫うディズのトランペット。

《サニー・サイド》もいいですが、Bフラット循環もののやり取りが、なかなか迫真演奏の応酬でカッコいいですよね。

もしかしたら、テナーのスティットは、これが一番好きかも(動画ではパウエル,JJの話をしましたが、完全にこのアルバムのこと抜けてました)。

さきほど、剛と書きましたけど、ロリンズはスティットの「剛」に対して、もう少し「柔」ですね。
ブラインド・テストの恰好な素材にもなりそうなアルバムです。

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Ken Konishiさんからのコメント。

スティットの”Stitt Plays Bird”はいいですね。バードのアドリブを上手く再現しています。特に”Parker’s Mood”でのプレイは、背筋がゾッ!とするくらいパーカークリソツです。映画真夏の夜のジャズでの、演奏も良かったです。ペッパーはどうかな。パーカーを再現する事だけに関しては、スティットのほうが上手いと思います。

「ペッパーはどうかな。」前までのご意見は、私と感想が逆なので、そういのも面白いなと思いました。
むしろ、Ken Konishiのほうがまっとうなご意見だと思います。
たぶん、私がひねくれているんでしょう……😅

takashi deguchiさんからのコメント。

私も stitt の見え見えの作為的演奏が苦手です。それは parker の天衣無縫で、あくまでスポンティニアスなプレーを聴いているからだと思います。雲さんとまったく同意見です。初めて買った stitt の LP は、TUNE UP でした。18歳の頃新譜で買いました。
でも、これは良かった。

同じ感想をお持ちの方に出会えて、なんだか嬉しいです😃

高松貞治さんからのコメント。

ソニー・スティットがパーカーがなかなか死なず、同時代を生きていたので、正当に評価されないかわいそうなミュージシャンです!しかもパーカーが死んだ後でも演奏はパーカーの二番煎じ言われあまりにもかわいそうです😢

出来の良い長男と何かと比較される弟のような気分だったんですかねー🙄

永井勉さんからのコメント。

夜勤明けで工場から自宅に向けて帰る途中
偶然 パーカーのコンファメイションを聴きました・・・W
・・・そこにSonny Stitt・・・1963 Stitt Plays Bird
そして07. Confirmation・・・雲さんの???
全く同じ感覚です・・・m(__)m
耳の肥えた人だったらすぐにわかる違和感がありますよね・・
言い方が悪かったらすいません・・・
音を置きにいっている感が伝わりませんか・・・??
私とか雲さんが頑張ってコンファメイションをコピーしている
人からするとなんて薄っぺらい演奏なんだなとすぐ解ります・・・泣く

まったく仰る通りだと思います。
この感覚、分かる人と、分からない人に二分されるところが興味深いです。

>私とか雲さんが頑張ってコンファメイションをコピーしている人からすると
それもあると思うのですが、
この「違和感」のようなものに気付く感性って、
あとは、「人間関係に揉まれた経験」が多い人が自然に磨かれてしまった感覚とか?!
裏切られたり、足元掬われたり、あらぬ噂を流布されたり……などなど?!(笑)

あ、メンバーシップへの加入、ありがとうございました<(_ _)>