『jazz 1975年1月号』に掲載されている
寺島靖国氏、
野口伊織氏、
安達尊氏による
吉祥寺・ジャズ喫茶マスター座談会
「ビッチェズ・ブリュー以降のマイルスをめぐって」というタイトルの
記事レポート、第二弾をアップしています♪
喧喧諤諤!
さて、あなたにとっての『ビッチェズ・ブリュー』とは?!
コメント
花野夏さんからのコメント。
こんにちは、花野夏です♪
某T氏の『精神性』なる言葉に大笑いしました(笑)。僕自身は音楽を『精神性』や『芸術性』云々で語る人がめちゃくちゃ苦手です。例えば、ブラックミュージックだけでなく、アフリカンミュージックやカリビアンミュージックを理解していれば、『精神性』とか『芸術性』という表現は使わないと僕は思います。ジャズは何処まで行っても大衆音楽です。だから音楽の形式が変化していくのは当然ですし、その中でニセモノとホンモノを見分ければいいわけでして。しかし、某T氏の考え方の狭さにはちょっと参りましたねー。それではまた♪
高松貞治さんからのコメント。
さっそくjazz 1975年 1月号 を買いました。届くのが楽しみです。だからあまり高野雲さん動画で内容を言わないでください。この動画は本を読んでから見ることにします。将来の楽しみにとっておきます。
TAKESI0506さん⇒高松貞治さん
そういえば昔、「見てから読むか、読んでから見るか」という宣伝コピーがはやったことがありましたね😁
高松貞治さん⇒TAKESI0506さん
まさにその通りです!
うひゃー
全部言っちゃいました💦
ですので、雑誌が届いて読み終わるまでは、この動画封印しておいて下さいね。
高松貞治さんからの返信。
そうなんですか!動画を見なくてよかった!
MrNOBUchanさんからのコメント。
ジャズ・ファン各位それぞれに嗜好、好き嫌いが隠しようもなく厳然とありますので、結局、ファンそれぞれにとって聴いていて心地いいか否か、何度も繰り返して聴きたいか否か、でしかないと思います。自分が感じている心地よさを、いろいろな語彙を探してきては心地よさの理由らしきもの(完全に後付け)をひねりだし、一見、理論的?に説明してみせようとしてるだけ、みたいに思えます。
私は昔も今も、たぶん未来も、エレクトリック・マイルスは嗜好という点で全く好みません(ちなみに晩年のコルトレーン諸作も同様です)が、帝王マイルスの忘れがたき大いなる遺産として現在も未来も、エレクトリック・マイルス諸作品を熱心に聴き続ける方がおられるのを不思議なことだとは思いません。
むしろ、人生においてジャズを楽しむ選択肢が私より明確に多い、ということで、羨ましい限り、ですね。
R Kさんからのコメント。
こうした熱心な先輩方が日本のジャズのオーディエンスを牽引してきたのですね。どこまでも真面目な方々である事に頭が下がります。ただし、これ以上の話になると、アマチュアの私ごときが口はばったいのですが〝くどい〟と思います。
〝エレクトリック・マイルス〟の後、ほどなく〝フュージョン〟の波が押し寄せて来ました。ご存じの様にジャズから派生した〝ロック〟のスタイルや電気楽器を当たり前の様に取り入れた新感覚は、ほとんど拒絶される事なく多くのジャズファンに受け入れられましたね。
音楽理論として考えた場合、ジャズは〝インプロビゼーション〟を中心とした〝システム〟の音楽だと思います。そうして観ると、ニューオリンズ・ジャズ〟の時代からなんら変わる事のない〝精神性〟を持っていると思います。
時代の変化に伴い、スタイルは変わってゆくかもしれませんが、私にはそれぞれの時代に〝いいね!〟と思えるジャズがあります。それは皆さん同じではないかと思います。
ちなみに、私の一番好きなマイルスのアルバムは、〝マイルストーンズ〟です。
カトウシュンさんからのコメント。
愛聴盤の話から議論が落ち着いたかなと思ったらまたヒートアップし始めたのには笑ってしまいました(笑)
しかし、こんなに議論して意見が合わないのにチ○ポで意気投合するのには男は幾つになっても子供なんだなぁと思いました(笑)
わはは、たしかに!
ROKU MATSUさんからのコメント。
ジャズ喫茶マスター達の口喧嘩ジャズもなかなか聴き応えありますねw
高松貞治さんからのコメント。
雑誌 jazz が届いたので真剣になって読んでいたら、最後下ネタかよと大爆笑しました。写真や話しぶりからして、当時の寺島靖国さんはヤンキーって言うよりヒッピーですね。また雑誌をペラペラめくってみるといろいろ連載があって、秋吉敏子はパイプを愛用して吸っている写真があったり、文章の中に、三島由紀夫がジャズ喫茶に通っていたことがあると書いてあってそうなんだと思いました。この雑誌の発行本、ジャズピープル社は私が調べたところ、全部で約50冊ぐらい出版していて、雑誌 jazz は今では手に入れるのは難しく、Amazonを検索しても1冊も見つけることができません。音楽専用の古本屋で見つけるしかないのかもしれません。自分もこの雑誌が気になるので、見つけたら買っていこうと思いました。
TAKESI0506さん⇒高松貞治さん
私がこの雑誌を買ったのは実は2回目です。初めて古本屋で買ったのは何時だったかは忘れましたが、店頭でパラパラめくっていて寺島さんらの対談が面白そうだったので購入したのだと思います。ですがその後処分してしまいました。そして去年の9月頃から高野雲チャンネルを見始めて、寺島さんの名前が色んな動画で出てきたものだから、そういえばJazzという雑誌に寺島さんと野口さん、安達さんの対談が載ってたなあと思い出し、なにか無性に読みたくなってきてヤフオクで検索すると幸いにも出品されてましたので、早速購入した次第です。スイングジャーナルと比べるとはるかに薄っぺらい雑誌で、執筆者も地味ですが、余計な広告などが少なくて良心的な雑誌ではないでしょうか。
高松貞治さん⇒TAKESI0506さん
私もとてもすばらしい雑誌だと思います。どうしてこんな雑誌が現在まで続かなかったのか、不思議で仕方ありません。今出ているジャズ雑誌より(ジャズライフとか)こちらの方を出版させるべきです!それにしても2回も買われたということで、とても幸運でしたね。
TAKESI0506さん⇒高松貞治さん
ありがとうございます。
すでにご存知かもわかりませんが、「野口伊織記念館」というホームページに、この対談の別の写真(別テイク😁)が1枚だけ載ってます。安達さんは写ってませんがその代わり編集者と思われる人物が写ってます。テーブル上のビール瓶などがずっと増えてるから対談後半のものでしょうか。
一応お知らせまで。
高松貞治さん⇒TAKESI0506さん
情報ありがとうございます。見てみると他にも、野口さんは追悼号として色々な雑誌に書いてあって、愛されていたんだあと再確認しました。ちなみに、別テイクは雑誌jazzではなく、スイングジャーナルがジャズ批評だと思いますが、そのうちどの雑誌なのか、調べて見る価値はありますね。
Tetsuo Nambaさんからのコメント。
Robert Glasper のヒップホップ解説動画を観ました。その中で彼はジャズのフレーズがヒップホップの楽曲にどう取り込まれているかを Ahmad Jamal や Hancock の曲を例に挙げて説明しています。つまりジャズの延長線上に今の大衆音楽があると言う話です。Parker, Coltrane, Miles などを深く研究している彼が、何故ラップの伴奏をしているか分かった気がしました。
そう考えると、ロックの次はヒップホップだと見抜いていた Miles は偉大だったと言えます。
人力飛行機さんからのコメント。
たとえば批評というのをバッティング打撃に例えて、打率や打点、本塁打を狙う競技だとすると、寺島さんのはやる気は満々凄い素振りなんだけど、実際に打席に立って、いざ勝負となると、あんまりかすりもしなかったというか。5打数5三振。ただ素振りは迫力あったという。しかし素振りだけ凄くても意味ないよね?何やってんの?と言われそう。野口さんのはわりあい良いカンしてる。5打数3安打くらいはあったんじゃないか。安達さんはあんまり残らなかったけど、まあ5打数1~2安打くらいはあったかな?ちなみに野口伊織さんて検索したら、2001年病に斃れお亡くなりになられていた。しかし10年後の2011年に功績を称えられて、「吉祥寺を創った伝説の男・野口伊織、没後10年で記念展」が開かれた、という記事がありました。あと、 寺島靖国さんのwikipedia調べたら「日本のジャズ趣味・評論の世界で主流である黒人プレイヤー偏重、プログレッシブ志向、芸術性賞揚といった傾向とは一線を画しており、「聴いて楽しいこと」を重視する主義の持ち主。」なんて書いてあります。これだと、「芸術性賞揚といった傾向とは一線を画しており、「聴いて楽しいこと」を重視する主義」だとか、この座談会とはかなり違っていることになってますけど。どうなんでしょうか。私はよくは知りませんが・・・。しかしいずれにしろ座談会時代は相当ジャズ愛好家には悪影響を与えていたのがみえますね。こぅれはヒドイw高野さんが神様に見えてきます(笑)
たははは😅
>しかしいずれにしろ座談会時代は相当ジャズ愛好家には悪影響を与えていたのがみえますね。こぅれはヒドイw
もし、あと10年くらい早く生まれていて、リアルタイムでこの対談読んでいたら、影響受けやすい私のこと、かなり感化されて、知らず知らず毒されて(?)いたのかもしれませんw
まあ、私はいつも後出しジャンケンのズルい奴ですから……
>高野さんが神様に見えてきます(笑)