ジム・ホールとジョージ・ムラーツ

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決して派手ではないけれども、味わい深く、そして名手。
どちらかというと、楽器奏者からの人気がある。

楽器奏者目線で聴くと、かゆいツボを的確に押さえていることがよくわかる。

なおかつそれを得ようとして努力しているんだけれども、なかなか、その域にまでは到達できない。

凄い!

ギタリスト、ジム・ホールも、ベーシスト、ジョージ・ムラーツも、そのような理由で共感者、ファンが多いという点においては共通しているんじゃないかと。

で、2人の良さが光る個人的愛聴盤がこちら。

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コメント

花野夏さんからのコメント。

こんにちは、花野夏です♪
ジョージ・ムラーツのグリッサンドノーツの使い方は独特で僕もハマりました。大好きなベーシストです。彼に興味を持った人がいたら、もちろん最初にトミフラの『オレオ』を聴かせます!それではまた♪

カトウシュンさんからのコメント。

ジョージ・ムラーツの名前は初めて聞きました。聞いてみようと思いますが、自宅のCD棚を整理したばっかりなのに棚がいっぱいになっちゃうな~(^o^;)

「棚問題」は、一部の豪邸お住まいの方は除いて、狭い国土に住む日本人な我々にとっては永遠の頭を悩ます問題ですね……。

tamanosyndicateさんからのコメント。

玉野と申します。
ジム・ホールは、2012年にブルーノートのライブにいきました。
ジョーイ・バロンのドラムとスコット・コリーのベースでした。2人とも堅実そのものに固めながらも歌心溢れるプレイで、とくにジョーイ・バロンのブラシワークが印象的でした。ジム・ホールは優しく優しく演奏し、音量も大部分で控えめ、しかし客を捉えて離さない。ひとつの究極の演奏ですよね。若い衆がやろうとしても絶対にできない、一つ一つの音に情感と意味が込められた演奏でした。その後、間もなく亡くなってしまったので、最後になりました。きっと天国で、エバンスらとセッションしてるんだろうな。

来日公演のドラマーはジョーイ・バロンだったんですね。

ジョーイ・バロンといえば、私はジョン・ゾーンや、ビル・ブリゼールと共演しているドラマーというイメージが強くて、「尖った人たちに好まれるドラマー」なのかなと思っていましたが、エンリコ・ピエラヌンツィともやっていたりもするので、かなり表現レンジの広いドラマーなんだと思っています。

非常に音楽性が高いのでしょうね。

でなければ、あのジム・ホールが選ぶわけありませんからね。

ジム・ホール、音量控え目でしたか。
それでも客をとらえて離さない魅力。

きっと、派手でこれ見よがしなフレーズなどは繰り出していないんでしょうけど、そんなフェイクに頼ることなく、聴かせてしまう力を持つジム・ホールって凄いですよね。

永井勉さんからのコメント。

ふと思ったんですが・・・
歴代のJAZZプレーヤーは楽器に関わらず
何時間でもブルースを演奏できる技量をもっていますよね・・・m(__)m
あっさり系ブルース ねっとり系ブルース
ちょっと冷たいブルース まったり系ブルース さわやか系ブルース
もったり系ブルース 飛んでけブルース 攻撃力半端ないブルース
高速系ブルース ・・・ きりがないですよね・・・・・・W
ちなみに私は 3分でネタが尽きます・・・W

たしかにブルースって演奏していると気持ちいいんですけど、ネタ、たしかに。
ベースだったら、延々と同じラインを繰り返していればいいのかもしれませんが、ウワモノの人たちはねぇ、、、。
「また、同じことやってるよ」「コイツ、ネタないのかよ」と聴いている人に思われたらどうしようという恐怖感ってあるかもしれませんね。

それにしても、「飛んでけブルース」って……(笑)。

花野夏さんからのコメント。

こんばんは、花野夏です♪
先程のコメントに追記です。ジョージ・ムラーツの最大の美点について書き忘れました。まずピッチがめちゃくちゃ正確!それとリズム感が半端なくいい!もしムラーツがあの美音でバッハを演奏したらそれはそれは夢見心地の演奏になったと思います。それではまた♪

そうなんですよ、ピッチもいいですし、音色が暖かくて伸びやか。
こればかりは、あのペデルセンだってかないません。
テクニック的にはペデルセンのほうが上かもしれませんが、それでもムラーツの技術だって、相当なものだし、ペデルセンのほうが皮一枚で勝ってるって感じですもんね。
それで、音色が良いときたら、私の場合は、もう断然ムラーツ派でございます♪

高松貞治さんからのコメント。

私はずっとジョージ・ムラツと思っていましたが、動画の名前のところを見ると、ジョージ・ムラーツと発音が伸びていて違っていました。そういう言い方もあるんですね。知りませんでした。ちなみに日本では、ブラッド・メルドーと言いますが、欧米では本当は、ブラッド・メルドゥと言うそうです。本当にややこしいですね。

私も最初は、確かエクリプソのライナーノーツの表記に従って、ムラツと呼んでいました。でも、最近の表記はムラーツが多いようなのでムラーツにしました。でも、昔の癖でムラツと呼んでしまうことが多いです💦

高松貞治さんからの返信。

私だけじゃなかったんですね。安心しました。しかし本当にややこしいですね。

MrNOBUchanさんからのコメント。

ジョージ・ムラーツのリーダー・アルバムは、一枚しか持っていません。
彼にとって二枚目のリーダー作(1995年録音・発売)で我が国のレーベル、アルファ・ジャズ(現在はもうありません)が制作した、彼のベース、リッチー・バイラークのピアノ、ビリー・ハートのドラムスによるピアノ・トリオ作品、「マイ・フーリッシュ・ハート」です。
今後再発は難しいかもしれませんが、実に渋い、噛めば噛むほど味が出る作品だと思っています。

『マイ・フーリッシュ・ハート』は、発売された時は、ちょっと話題になりましたけど、しばらくすると、ディスクユニオンの中古コーナーでけっこう安い値段で出品されていたので悲しかったです……。

《アスク・ミー・ナウ》なんかも演っていて、いいアルバムなんですけどね。

MrNOBUchanさんからのコメント。

ジョージ・ムラーツ氏は9月16日(チェコ時間)、亡くなられたとのことです。77年と1週間の生涯でした。謹んでご冥福をお祈りいたします。素晴らしい演奏の数々、まことにありがとうございました。

KaZZさんからのコメント。

ジョージ・ムラーツ 9.9.1944 – 9.16.2021
トミフラの「Eclypso」も良いですが、Duoで演った「Ballads & Blues」が愛聴盤です。
「With Malice Towards None」の演奏が好きですが、
自身作曲の「Blues For Sarka」ではアルコも聴かせてくれます。
トミフラやテテ、穐吉敏子、小曽根真などなど
良い演奏のバックにはいつもムラーツが居たように感じます。
ペトルチアーニとグラッペリの「Flamingo」もムラーツでした。

加賀谷一雄さんからのコメント。

ジムホール&ロン・カーター究極のDUO🎵のLIVE📼Blue Note東京に、何と、たまたま来日していた、
チックコリアとエリッククラプトンが来てた。一緒に来るというのが、やっぱり繋がっているのですね。
ジムさんとクラプトンは、いろいろと語り合ったそうです。。
また、別の年月でしたが、同じく、ジム&カーターノ時に、富士通コンコードで来日しては、レイ・ブラウンがブルーノート東京に来ました。
レイ・ブラウンは、ロン・カーターに話しかけるも、ロン・カーターは、避けている感じ、ピリピリ感がありました。
お互いトップだという緊張感でした。😆😅

>レイ・ブラウンは、ロン・カーターに話しかけるも、ロン・カーターは、避けている感じ

そうなんですね。
なんか想像できます。
うーん、両者ともベースの巨匠ですけど、タイプはまったく違いますからね。
大先輩のレイ・ブラウンに、ちゃんと応じなきゃダメじゃん、ロン先生、って感じ?😆😅

加賀谷一雄さんからの返信。

返信ありがとうございます。
ジョージ・ムラーツは最高ですよね🎵😉