ジョー・ヘンダーソン テナーサックスの魅力

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K Iwanaさんからのコメント。

Joe Hendersonを初めて聴いたのは、このCantalope Island(https://youtu.be/2VN8zH366M8) の演奏でした。隣のFreddie Hubbardのすんごい吹きっぷりに圧倒されてしまったのもあるのですが、良さが全くわかりませんでした。で、その後はたまにちょこちょこ聴いては「やっぱあんまわからん」の繰り返しでしたが、高野さんによる「とぐろを巻く」との形容がきっかけでなんとなく分かってきて、いまや自分の中で結構ブームです(笑)。ありがとうございます。

こちら

に触発されて動画をアップしました。

ほか、Tetsuo Nambaさんと、長谷川孝二さんからのコメント返しも上記動画でしております。

Tetsuo Nambaさんからのコメント。

Joe Henderson のインタビュー動画を幾つか観ました。饒舌ですが語り口は静かで、とても理知的です。
「ライブもいいが、スタジオでの仕事が好きだ。可能な事を色々試して、徐々に音を積み上げるんだ。」

長谷川孝二さんからのコメント

ピアニストは往々にして、音数が多くなる傾向があるし、それがフロントに取って時に自由度を制限してしまう場合がありますね。
ピアノは良くも悪くもピアノ一台で完成させられる楽器なので、他の楽器の実力が少し頼りないメンバーばかりでのジャムセッションが主な演奏現場のピアノ弾きは、どうしても【良かれと】弾きすぎる傾向がありますね。実力に自信がない初心者にはピアノがそのくらい埋めてくれたほうがやりやすかったりしますからね。
でも、ある程度の実力があってじっくりと空間を感じさせるソロを組み立てたいフロントやボーカルに取っては、逆にデリカシーさが無いピアノに感じてしまう場合があります。
裏を返せば、何かトラブルがあった時や他のメンバー達の迷子になった時に「ここだよ」や「行くよ!」みたいなリーダーシップを取れやすいですね。
そのまた裏を返せば(笑)ピアノが自信無さそうにコンピングするとバンドそのものを崩壊させます。
良くも悪くもかなりの支配力のある楽器だと思います。

あいかわらず、話の脱線が多くてすいません。

また、今回は、ヘッドセットのUSB端子をPCが認識していることを確認しないまま、喋っていたので、ヘンな音質になっています。
それに加えて、私は立ってくるくる回りながら話す癖があるので、声が遠くになったり、近くになったりと聞き取りづらい箇所があるかもしれませんが、お許しを。

コメント

早速、長谷川孝二さんよりコメントをいただいております。

ジョーヘンって、うるさくは無いんだけど、じわじわとした「危なさ」を感じます。特に反復フレーズとか聴くとショーターよりも危ない空気を感じます。
派手じゃないけど複雑だから一見わかりづらいのかもしれませんね。

おっしゃるとおり!だと思います。

ただ、じわじわした危うさって、なかなか気づきにくいのかもしれません。

私の場合は、それが分かるまではずいぶんと時間がかかりました。

突破口は、『テトラゴン』あたりだったと思います。

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>>テトラゴン/ジョー・ヘンダーソン

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>>ジョーヘンの空虚感と、牧水的ドーハム

カトウシュンさんからのコメント。

高野さんの音楽学校時代のエピソードを聞くと自分も20代の時にジャズ教室に通っていたので、当時の自分を思い出したりします。
しばらくして仕事が忙しくなり教室は辞めてしまい、自宅でポロポロと一人でギターを弾くようになってしまいました。
このチャンネルを聞き始めてジャズって良いなと思い、少し前から独学ですが音楽理論を勉強し直し、忘れてしまったスタンダード曲を思い出しジャムセッションに行こうかと思っております。

追伸、本日ジョン・ヘンダーソンのアワ・シングが届き早速聞いております。

『アワ・シング』、いかがですか??

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サンジョルディさんからのコメント。

【フュージョンの臨界点、あるある】

スライ&ザ・ファミリー・ストーンの『暴動』を聴くたびに思います。「ソウル/ファンクと、フュージョンとは、どこが違うのだろうか?」と。

「タカツク・タカツク」というリズム・セクションの演奏は、ほぼ同じに聴こえます。

違うところは…
そうです。ヴォーカルがあるかどうかです。
当たり前ですけど…。

しかし、あの独特のリズムは、ヴォーカルを生かすためにあるのではないでしょうか?そう、<ゴスペル>です。
このヴォーカルがあることによって、曲の緩急と終着点が明確になります。ある意味、ヴォーカルは、アクセルでもあり、ブレーキでもあります。

対して、フュージョンは、ヴォーカルがない分、リズムがイニシアティヴを取り、永続性を手に入れてしまいました。フロントのホーン楽器もリズムに飲み込まれました。

つまりフュージョンは、ソウル/ファンクからリズムだけを取り入れるという、禁断の果実を食べたのですね。アクセルだけになってしまったのです。

フュージョンは、ブレーキがないまま、リズム主体にどんどん進化し、どんどん高熱になり、

やがて

臨界点に達したのでした😔

私はスライの『暴動』が大好きで、一時期は体内の細胞の一部になるくらい聞きまくった時期があるだけに、なかなか興味深い考察だと思いました。

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>>ソファが深く深く沈んでゆく音楽~『暴動』スライ&ザ・ファミリー・ストーン

早春さんからのコメント。

ジョーヘン3大熱演アルバム in Blue Note
・Mode for Joe
・Cape Vanguard Blues(Horace Silver)
・Unity(Larry Young)
とかいかがですかね?

『ザ・ケイプ・ヴァーディーン・ブルース』とは、なかなか渋いところをもってきましたね。

正直、どんな演奏だったか忘れちゃっているので(汗)、これを機会にちゃんと聴き返してみます。

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>>ザ・ケイプ・ヴァーディーン・ブルース/ホレス・シルヴァー