サキコロ バイオリズム
先日、YouTube動画視聴者の方より、このようなコメントをいただいたんですね。
御駄賃取郎
実はサキコロの録音当日のメンバー全員のバイオリズム表を調べて驚きました。なんと4人のメンバー中3人(ロリンズを除く)が「要注意日」だったのです。これは非常にめずらしい現象です。当時バイオリズム本の宣伝には「墜落事故をおこした飛行機のパイロットのバイオリズムは要注意日だった」とありました。
他にもトミ・フラの「オーバーシーズ」の録音日も要注意日だったので男性的な面が出たのではないか、とか相性率計算(バイオリズムで出来ます)ではビル・エバンスとスコット・ラファロは「相性率0%」とでました。(エバンスがラファロを性格的にきらっていたことは有名)私は40年ほど昔SJの「世界ジャズ人名辞典」とカシオの「バイオリズム計算機」をつかって趣味でしらべましたが、今はネット上ですべて簡単にしらべられます。
ちなみに結婚相手に選ぶ相手には「相性率80%以上が理想」とありました。(笑)
バイオリズムにおける「要注意日」が3人も重なったサキコロはそれだけでも「恐るべき偶然」といえますし、本人たちも意識は全くなかったと想いますがほかにも「歴史的名盤」をしらべるとこうした「不安定から生まれたセッション」があるかもしれません。
おお、これは興味深い。
星座も、血液型も、姓名判断も、四柱推命も、ノストラダムスの大予言も、五星三心占いも、未来人ハラダの話も、なんでも信じる私のことですから、これは是非取り上げにゃならんと思い、上記コメントを紹介する動画をアップしました。
偶然か必然か?!
興味深い。
ますます『サキコロ』を聴く楽しみが増えました!
コメント
SATOSHEEE Eさんからのコメント
「サキソフォン・コロッサス」の録音は普通のジャズ録音に較べて、エコー(リバーブ)が効いているように感じられます。そのせいか、ロリンズのテナーがより一層図太い音になっているように思います。
おっしゃるとおりだと思います。
深みというか、奥行きが感じられるというか。
特に低音で「ぶほっ!」と鳴るところとか、太いですね~。
SATOSHEEE Eさんからの返信。
それから、私が最初に買った日本盤の「「サキソフォン・コロッサス」のジャケットは、青に黒のシルエットのみでしたが、後で購入したCD盤では顔の表情も微かにわかるものになっていました。どちらがオリジナルに近いのでしょうか。
私も塗りつぶされたほうなのか、うっすら顔が判別できるのか、どっちがホンモノ?と思ったものです。
で、すいません、レコードのほうには疎く、かつオリジナル盤にもこだわる人間でもないので分かりませんです。
Tetsuo Nambaさんからのコメント。
Wikipediaによれば、バイオリズムは「擬似科学」とされています。つまり、信じるか信じないかは貴方次第です。ただ、人様の相性をバイオリズムで判断するのは甚だ失礼だと僕は思います。
Evans と LaFaro の音楽的相性は良かったと僕は思いますし、LaFaro を失った時の Evans の落胆は相当大きかったとインタビューで聞きました。
ただし、僕は子供の子頃からゴリゴリの理系思考なので、違う意見を持たれている方は多いでしょう。
さようで御座いますか。♭
早春さんからのコメント。
Oh, Yarh って「書を捨てよ〜」に載ってましたっけ!? 私もそれ読みました。Mingus も是非聞いてみます!
御駄賃取郎さん⇒早春さん
「書を捨てよ〜」のなかには「オー・イヤー!」とは明記されず、その中の1曲「ホッグ・コーリング・ブルース」を「豚さんが呼んでるブルース」と表現されていたように記憶しています。
早春さん⇒御駄賃取郎さん
ありがとうございます。見直してみます!
Hiromi Hasegawaさんからのコメント。
「ラファロが法外なギャラを要求してエヴァンスを悩ませ、泣いて馬謖を斬る」説は寺島さんじゃなかったでしょうか。
エヴァンスとのテンションの高いインタープレイも素晴らしいですが、ヴィクター・フェルドマンやパット・モランの様な軽量級?プレイヤーと組んだ時の開放的な、あの大きなベースをギターの様にかき鳴らして無双する演奏がラファロの真骨頂ではないかと思う事があります。
そうですね、たしか寺島さんだったような記憶があります(おぼろげ)。
ベースの見解に関しては、おっしゃるとおりで、ブッカー・リトルのタイム盤『ブッカー・リトル』で力強い4ビートを刻むラファロもそうだと思うのですが、太い音での大股歩きこそがラファロの真骨頂だと私も思います。
(もちろん、エヴァンス・トリオのラファロも好きですが)
daikichiTSさんからのコメント。
ストロードロードのトレードで小節数が合わなくなってるのは有名ですよね♪