R Kさんからのコメント&質問。
私の好きな邦画に、作家片岡義男氏の作品で〝彼のオートバイ、彼女の島〟と〝スローなブギにしてくれ〟があります。どちらも私の好きなオートバイの走るシーンがふんだんに出てくる映画ですが、ちょっと面白いのは、〝お色気シーン〟がそれぞれに出てくる場面がある事です。どちらも青春映画なので、言うなれば〝健康的なエロチシズム〟とでも言うべきシーンですが、当時の〝日活ロマンポルノ〟の影響かもしれないと思ったりします。それも含めて私はこれらの作品が好きです。
〝男女共学〟の話については、評論家お二方のそれぞれの対応が、私の感覚とはあまりにもかけ離れているので、ただニヤニヤするだけでした。ただ、ひょっとして〝差別〟につながりかねない意識がないかどうか、それだけが気になる点ではあります。
〝枯葉〟についてですが、
マイルス・デイビスの演奏における〝リリシズム〟を基準にしている方もおられると思いますが、しつこい様ですが、もうひとつ、ポール・デスモンドのCTIからのアルバム〝サマー・タイム〟の中にある、クリード・テイラーのプロデュースでオーケストラをバックに〝ボサノバ〟をリズムに演奏しているものがあります。今聴いても何ら古さを感じさせる事がない名演だと思います。
亡くなってしまわれた女性スポーツキャスターの方が、ある時言っておられた事がありました。
〝スポーツには、大別して二種類ある。
ひとつは、心を病んでも身体を壊してでも〝勝ち〟にこだわるスポーツ。
もうひとつは、〝心と身体〟の為にするスポーツ。
どちらもスポーツには変わりなく、それぞれに取り組んでいる多くの方々がおられます。どちらも大事なのです。〟これは人間性を問われていると私は思います。どう思われますか。
質問をいただいた動画⇒こちら
困った。
スポーツ興味ない。
それどころか嫌いですらある。
そんな私ではありますが、必死に喋りながら考えて喋った動画をアップしました。
考えがまとまらないまま、寝起きのぼーっとした状態でしゃべっているので、無駄に長い動画になってしまいました。
特にジャズな話はしていません。
おもろい話もしていません。
暇で暇で仕方がない人だけどうぞ♪
コメント
R Kさんからのコメント。
お疲れ様です。早速の回答恐縮しております。
スポーツに関してですが、
先に上げました大別して二種類ある事を、最前線で競技に打ち込んでおられる選手の方々は、競技会と自身の成績の事が最も重要なので〝心と身体の為〟にするスポーツにまで気が回らないのも理解したいと思います。ですが、
自身がする訳ではなく、ただ観戦するだけなのに、やたら厳しい内容の事を言ったりする人がいるのも事実です。二種類のスポーツという現実があるという事を、まずは認めるのが大切だと思います。それぞれが互いに相手の考え方を尊重する事が大切ですね。
文科系と体育系の〝共通項〟が見えて来る様な気がします。
長々とした駄文に、丁寧にお付き合い下さり、本当にありがとうございました。
出雲 光さんからのコメント。
当時は、ビートルズ、ジョン・コルトレーンなど革新的だったので熱かったのでは、みんな、次はどんなアルバムが出るか、ワクワクしていたと思います。そしてケンケンガクガクしていてたと思います。
ですね。
わくわく感がベースにある喧々諤々は健康的かつ前向きでいいんですけど(対象が音楽そのものだから)、ここ最近アップしている動画で紹介している喧々諤々の内容は、ジャズというよりも、一言でいえば、評論家同士の「内輪揉め」ですからねぇ。
ま、面白いといえば面白いし、それがイヤで離れていく人も当時はいたのかもなぁ、なんて思っています。
Tetsuo Nambaさんからのコメント。
先日、あるコンサートに行ったところ、ベース奏者の納(おさむ)浩一さんが演奏の合間にこんな話をされていました。彼の著作「ジャズ・スタンダード・バイブル 1&2」の売り上げが合わせて10万部を超えたと言うことです。同書はそれぞれ約220曲の楽譜を収めており、ジャズ愛好家はもちろん、音楽学校のジャズ科でも教材として使われているようです。
ジャムセッションに来る人達の殆どが、この通称「黒本」を持っているので、やはり売れているのだと分かります。この数字から考えると、ジャズ愛好者の数は結構多いのだと思います。
ちなみに、同書の「ヴォーカル版」も出版されています。ジャズ歌手は時に状況に応じて歌詞を変えるので、元の歌詞を確認する時に重宝します。
最近黒表紙の本はよく見かけますね。
それにしても、累計10万部突破していたとは驚きです。
私も、黒本ではありませんが、納氏が『JAZZ LIFE』に連載されていたスタンダードナンバーのベースラインとベースソロ、号によっては買って、ネタ拾いがてら練習していたことがあります。
氏によって譜面化されたベースラインとアドリブのメロディは、整然として分かりやすく、それほど難しくない(たとえば、いきなり難しいマーク・ジョンソンの教則本などに比べれば)。
しかも、すぐに使える実戦的な内容のため、初心者でも数曲覚えればジャムセッションに参加できるんじゃないかと思うほどです。
一音一音に、きちんと理論的な根拠があるので勉強にもなるし、まあ書籍に限らず、納氏は、ベースの演奏もそうですけれども、分かりやすくセンスが良くて、じつはかなり凄い。
音楽学校の教材に採用されるのも納得です。
Tetsuo Nambaさんからのコメント。
納さんはジャズの理論書も執筆されてますね。さすが京大出。でも、3年前にウッドベースで Donna Lee を演奏するのを間近に見た時は、言葉を失いました。
さすがに生で見たことはないですが、以前TFMのスタジオで、キングの低音シリーズのプロデューサーが「この納浩一の《ドナ・リー》凄いよ」とご自身がプロデュースされたCDをかけてくれたんですが、いやぁ、ぶっ飛びましたね。
高松貞治さんからのコメント。
高野雲さんはスポーツが嫌いだと言っていますが、私は最近相撲にハマっています。八百長がばれた後、ガチンコになって、大麻吸引、違法賭博などいろいろあって面白いです!また去年出た、落合博満の「嫌われた監督」と言う本がとても面白く、おそらく去年出たノンフィクションでナンバーワンだと思います。高野雲さんも暇とお金があれば読んでみて下さい!
スポーツは嫌いですが、ノンフィクションは好きなので暇とお金と体力がある時に読んでみたいと思います!
高松貞治さんからの返信。
ぜひ、ぜひ!
というか、今気づいたんですけど、私が相撲が好きなのは、薬物や違法賭博などジャズ界に似ていませんか?横綱、白鵬がマイルスでとか考え始めると今日寝れそうにありません!
朝青龍がミンガスで、とか!?
高松貞治さんからの返信。
エリントン一門とかチャーリーパーカー一門があって、モンクが理事長で、みんなヘロイン中毒で、汗で麻薬を抜くために、一生懸命みんな稽古して、とか考えると今日寝れそうにありません!キャノンボール・アダレイは確実に、大関確定ですね!
モンク理事長はヤヴァい(爆笑)!
「大鵬アダレイ」は横綱(第48代)でもいいんじゃないですか?
高松貞治さんからの返信。
コルトレーンとロリンズが大関で両方とも横綱の座かけて血みどろの争いを繰り広げています!そこを横綱マイルスがいつも割り込んできて、2人とも横綱にいつまでたってもなれません!
東西両雄ロリンズ、トレーン。
宿命のライバルといった感じですね。
技のトレーンに力のロリンズ。
仮面ライダー1号、2号かっつぅの(笑)
高松貞治さんからの返信。
2人が争っている間に、新大関のウィントン・マルサリスが横瀬になり、マイルスは師匠のチャーリー・パーカーに相談し、引退して、協会から1代年寄り、マイルス親方になります!
こんなふうに考えれば、大相撲はジャズ界そっくりですね!高野雲さんも、相撲に興味が出てきましたか?これから相撲見てください!
昔はたまーに国技館の升席で観戦してたんですけど、まあなんというか、目の前の酒とか重箱の中の料理とかそちらのほうに夢中で(苦笑)。
相撲より団子♪
TAKESI0506さんからのコメント。
名ミキサー、菅野沖彦さんは熱烈な相撲ファンだったそうです。
『Stereo Sound』で、名前はたまに見かけていましたが、名ミキサーだったんですね。
博 橋本さんからのコメント。
菅野沖彦さんも岩崎千明さんも格好良い大人でしたね。
小野好恵さんの記事のお礼を返信したのですが何故かなかなか反映されませんでした。
先ほど反映されました。お手隙の時にご参照下さい(^_^)
小野好恵さんの本は一冊持っていますが(ジャズ最終章)、
著者近影⇒この方も格好良い大人!ですね。
博 橋本さんからの返信。
P322 での後輩の三浦雅士の文章が泣かせます。
小野好恵は闇のなかから現れた。
(中略)
小野好恵はしかも、美男子だった。日本人離れした彫りの深い顔で、女にもてた。酒場で、何人かの女が、小野好好はとてもセクシーだと呟くのを聞いたことがある。
(中略)
小野好恵には品位があった。彼はB型だった。
のところですね。
かっちょえぇ~!
高松貞治さんからのコメント。
ジャズ最終章は、今までは結構いろんなところで高値がついていますね!
ほんとだ!
定価の2800円よりも安い2300円のものもあれば、1万7000円の出品もある。
この幅は一体?!
サンジョルディさんからのコメント。
【知らないと言えないジャズ好きご隠居と、すぐ聞きたがる熊さんの会話】
熊さん「アルフレッド・ライオンが、ソニー・クラークのテープの箱か袋かに、“このピアニストは、何らかの理由で、日本で人気がある”とメモ書きした件ですがね」
ご隠居「ふむ。その話は、<なかやん>から聞いたことがあるのう」
熊さん「その<なかやん>って、播磨屋の、ジャズ好きな番頭さんでやすか?上方出身の。
確か「ジャズは、マイルスとブルーノートだけを聴けば良い」が口癖の…」
ご隠居「そうじゃ」
熊さん「それで、ライオンのそのメモで、“このピアニスト”とか“何らかの理由”と書いてあるのが、気になりやしてね。ライオンは、ソニー・クラークを評価していなかったんですかい?」
ご隠居「ブルーノートのハウスピアニストにしたぐらいじゃから、クラークのピアノは好きだったじゃろうな。
ただ、ライオンは、無類の2・3ホーン好きじゃからの。だから“あくまでピアノは、ホーンを生かすため”と考えた節がある」
熊さん「確かに、ソニー・クラークのみならず、ホレス・シルヴァーやホレス・パーラン、デューク・ジョーダン、デューク・ピアソン、ウォルター・デイヴィスJrなども、ピアノトリオのアルバムは、少ないですなー」
ご隠居「例外的に、スリー・サウンズは、ピアノトリオのアルバムが多いがの。まあ、あれは、リヴァーサイドのエヴァンス・トリオが流行ったから、時流に乗って、既存のピアノトリオを起用したという見方があるのう。しかしやはり、ライオンには、ピアノトリオを、“一から育てよう”という頭はなかったようじゃ。
しかも、テナーサックスのハンク・モブレーでさえ、1ホーンアルバムが少ない。よほどの2・3ホーン好きと言える。まあ、デクスター・ゴードンは、例外じゃ」
熊さん「2・3ホーン好きのライオンには、ソニー・クラークが日本で受ける理由が分からなかった、という訳ですかい」
ご隠居「そうじゃ。加えて、その当時は、日本のジャズ喫茶文化というものが、ライオンには、あまり伝わっていなかったと想像できる。アメリカは、ラジオやジュークボックス文化じゃからの。日本のジャズ喫茶文化の中、口コミで、急速にソニー・クラークの人気が上がった。そして、『クール・ストラッティン』のみならず、他のソニー・クラーク盤の注文が増えた、という現象はライオンには不思議だったのじゃろう」
熊さん「いい意味で、ライオンの<想定外>だったんでげすね」
ご隠居「そう言えば、<なかやん>が、“ライオンは、『モーニン』も流行ると思わなかった”と言っておったな。
おっと、竹庵先生と碁を打つ約束を忘れておった。ここまでにしておこうかの」
上方のなかやん……(爆笑)。
>日本のジャズ喫茶文化というものが、ライオンには、あまり伝わっていなかったと想像できる。
なるほどっっ!!
サンジョルディさんからの返信。
あくまでご隠居の推測です😇
いつも鋭い考察を披露されるご隠居は、若い頃は幕府の御庭番(おにわばん/将軍から直接の命令を受けて秘密裡に諜報活動を行う隠密)だったのではないですか?
サンジョルディさんからの返信。
深いご推測、です😎
博 橋本さん⇒サンジョルディさん
ご隠居! ここでひとつお願いが。
お暇な時にニカ・ロスチャイルドの姐さんについてちょいとだけでも御教示の程をぜひ。
サンジョルディさん⇒博 橋本さん
多分、ご隠居は、<ニカ>のことはあまり分かっていませんー😅
博 橋本さん⇒サンジョルディさん
分からないところが<ニカ>ですね(^^)
ゆっくり勉強します。
サンジョルディさんからの投稿。
【知らないと言えないジャズ好きご隠居と、空想好きな八っつぁんの会話】
八っつぁん「ご隠居、『クール・ストラッティン』の<脚ジャケ>のことですがね」
ご隠居「お前さんもせっかちじゃの。<脚ジャケ>がどうかしたかの?」
八っつぁん「あの足は、撮影したリード・マイルスの<助手>の足、と言われてましたね」
ご隠居「わしもそう聞いておる」
八っつぁん「最近、ネットを見たら、一部に「あの足は、ルース・メイソン」という書き込みがあったんでげす」
ご隠居「ふむ、それは、わしも見たことがある。元は、英語の<ジャズ歴史オンライン>というようなサイトに書いてあったようじゃ。そのサイトを見てみたが、わしが見た限りでは、誰の話か、またどの本に書かれているかなどの<出典>がないのう。また、今まで、当のルース・メイソン(ライオン)やリード・マイルス、アルフレッド・ライオンから、その話が出て来ないのも、腑に落ちん」
八っつぁん「そこを逆手に取って、ですなー。おいら、推理しましたよ」
ご隠居「悪い予感がするがの。まあ、言ってみなされ」
八っつぁん「あの時、リード・マイルスは、ルース・メイソンに、「ちょっと歩いてみて」と言い、撮影した。
しかし、後日、ジャケットのデザインを見て、ルースは、「あら、嫌だわ。ふくらはぎのアップじゃないのー」と難色を示し、もめた。間に入ったライオンが、「まあまあ、君がモデルと言うことは、一生秘密にするから」と言い、何とか落着した。しかし、アルフレッド・ライオンもルースに気兼ねして、少ない数しかプレスしなかった、どうでやす?」
ご隠居「その少ない発売のアルバムのうち、何枚かが日本へ輸出され、ジャズ喫茶で大ヒットした、ということじゃの?そして、少ない数ゆえに、アメリカでは、日本のブームが伝えられた、80年代までは忘れられていた。それゆえ、アメリカで<脚ジャケ>の主を探すリアクションも起きなかったということじゃの?」
八っつぁん「へえ。ジャズのジャケットで、女の人の全身を写したものは、ソニー・クリスやサージ・チャロフなどありやすが、<足だけ>というのはねえ。当時の日本人ジャズファンは、アメリカ人女性の<脚ジャケ>に魅了されたのでしょうな」
ご隠居「じゃが、その後のルース・メイソンの顔のジャケットは、どう説明するんじゃ?」
八っつぁん「ルースは、多分言ったんでさあ。「今度から、写すのは、<顔>にしてね、と」◆
八っつぁん「ご隠居、もう一つ、言い忘れました。ジャケットのタイポグラフィのことですが、「COOL」の「L」と同じ高さを横に追うと…」
ご隠居「<LUT>かの?」
八っつぁん「<ルースLUTH>の初めの3文字でさあ。リード・マイルスの隠された遊び心という訳で」
ご隠居「ますます<都市伝説>っぽいのう(笑)」
八っつぁん「信じるも、信じないも…」
すっげぇ~(驚)!!!!
サンジョルディさん、あなた天才ですよ。
たしかに言われてみれば、そうかもしれない。
単なる偶然かもしれない。
そのわりには説得力あるよなぁ。
もし、これが本当だったらスゴい。
しかし、たまたま、そういう解釈もできるともいえる。
この「温度感」、「湯加減」。
まさに、都市伝説クオリティですよ!!
「ジャズ都市伝説」だったら関暁夫もかなわない!(当然か)
サンジョルディさんからの返信。
うれしいです〜🤣