アルトサックス奏者 ジャッキー・マクリーンとフィル・ウッズ~『ジャズランド』1975年11月号 特集:サキソフォーン専科より

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ジャズ雑誌『ジャズランド』、1975年11月号に掲載された記事、「ジャッキー・マクリーン vs. フィル・ウッズ」を動画で紹介しました。

コメント

高松貞治さんからのコメント。

ジャッキーマクリーンはプレスティッジでたくさんの録音をしていて私が特に好きなのは『4ー5ー6」です!確かミンガスの「直立猿人」にも参加したはず!ジャッキーマクリーンすごいですね😃

ミンガスサウンドに、あのアルトの音色と訛りはけっこう似合っていると思いました。
もっと長くいれば、ミンガスマクリーンサウンドをもっと楽しめたのにと思っています。

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Ken Konishiさんからのコメント。

マクリーンの”塩辛アルト”いいですね。音がしょっぱい感じがマクリーン独自の物味です。プレスティッジ時代が一番好きです。地味な一枚”A Long Drink Of The Blues”が良いんです。スティープル・チェイスの”The Meeting”はデクスターとの共演ですが、これも良盤です。録音はいまいちですが。大西順子さんとの一枚は、ピンとこなかったです。ウッズはほとんど聴いていませんのでわかりません。むむっ。以前同じような事を書いたかも・・。

>大西順子さんとの一枚は、ピンとこなかったです。
けっこうそう言ってる人多いですよね(苦笑)。
大西順子のピアノは、ドライブしていて良いと思っているんですが……。

Ken Konishiさんからの返信。

大西順子さんは以前ブルーノート東京で聴きましたが、確かにドライブ感があるピアノを弾いていました。ベースは荒巻茂生、ドラムスは原大力と良いメンツでした。順子さんは多分照れ屋だと思うのですが、アナウンスメントも控えめでおとなしい女性だとも思いましたよ。

おお、『プレイ・ピアノ・プレイ~ライヴ・イン・ヨーロッパ』の頃のメンバーですね!
>ベースは荒巻茂生、ドラムスは原大力と良いメンツでした。

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コンビネーション抜群のトリオでしたね。
途中で、テンポが速くなっても、ピタッと寄り添い、ピシッとサポート。これがなかなか気持ち良い。

MCは、たしかに。
ガンガン弾いた後だけに、すごいギャップだよなと思います(笑)。

逆にオラオラ系の喋りで「アタイのピアノ、耳の穴かっぽじって聴きなよね!」なんて言われるとちょっと引いてしまうかも(汗)。
というか、既にピアノがそう語ってますけど(笑)。

そう、優れたミュージシャンは、言葉ではなく音で語るのだぁ!なんて思いました。

TM MTさんからのコメント。

「talks with quill」良いですね〜
特に3曲目「hymn for kim」がいい(≧∇≦)b
パーカーの美人の奥さんと子供引き取ったそうですが
ジョージウォーリントンのやつだってマクリーンのよりも「キャリッジトレード」とか「ニューヨークシーン」の方が好きですよ。

プレスティッジのウォーリントン盤はどれもがいいですね!
勢いと熱気に溢れて大好きです。
大昔、「メグ」で大音量でかかっているのを浴びて開眼しました(笑)。

御駄賃取郎さんからのコメント。

私もまったく同感です。たとえば「入浴場面」(ニューヨーク・シーン・・)がもしマクリーンだったら、お風呂をそっと影から覗く感じ?その点ウッズは真正面から堂々と覗く感じ?で個人的にはウォーリントンとは陰と陽の関係で?ウッズのほうが相性が良いのではないでしょうか。。m(_ _)m

「入浴場面」って……(笑)。

MrNOBUchanさんからのコメント。

パーカーの雄姿を生涯追いかけ続けたマクリーンもウッズも今や亡くなって久しく、彼らがこの世に残してくれた珠玉のアルバム群を聴きその在りし日をしのぶしかなくなってしまいました。しかし、我が国ジャズ界の至宝渡辺貞夫は、86歳!の2019年、「SADAO 2019~live at BLUENOTE TOKYO」を録音し、世に問いました。この音源、どこをどう聴いても、一般的な「86歳のじいさま」の印象とは、とんでもなくかけ離れています。
ラッセル・フェランテ(p), ジョン・パティトゥッチ(b), スティーヴ・ガッド(ds)による強力なリズム陣を軽々と乗りこなし、縦横にソロをぶちかます姿は、もはや比較すべき対象が、アメリカ本土にも存在しないと思えます。

ラッセル・フェランテって、イエロージャケッツの人でしたっけ?
リズム隊も一流揃いですね。

そういえば、ロン・カーターも来年で86歳。
ナベサダさんのほうが年長だったんだ……。

Hiromi Hasegawaさんからのコメント。

話題どころか名前もあまり上がらないフィル・ウッズを取り上げていただき嬉しいです。評論にもあるように、ウッズはモンクの”At TownHall”をはじめミンガス、オリバー・ネルソン、ギル・エバンスなどのサイドメンとしてあちこちで見かけますが、以前高野さんがマリアーノについて書かれていたように「読譜力が高く堅実なプレイヤー」であるが、それが災いしてこれという印象が弱い。マクリーンの「泣き」はどマイナーの哀愁ですがウッズのは「センチメント=感傷」なので受けないのかなと。

ウッズは、たしかに上に挙げられた大人数編成の中では、あまり個性は発揮していないと思いますが、ヨーロピアン・リズム・マシーンなどのリーダー作では、時に鬱陶しいほど(?)正義のヒーロー的なキャラ立ちしまくってますよ。
興味があれば『アライヴ・アンド・ウェル・イン・パリス』のB面(後半)を聴いてみてください。A面はたしかに「センチメント=感傷」なところもあるので(笑)。
マリアーノとは違う個性があり、もしかしたらベタでマンガ的ですらあるキャラ立ちっぷりなので、好みは分かれるかもしれませんが、まあエネルギッシュな人だと感じられると思いますよ。

Hiromi Hasegawaさんからの返信。

“Alive and Well”は移住直後で妙にリキが入っているのか仰る様にちょっと暑苦しいですが翌年の”at the Montreux”ではもう少し内省的な演奏に戻っていると思います。(なぜか日本盤のライナーは2枚とも岩浪さんで中身はほぼ同じ)リズムマシーンがダメというわけではありませんが、アメリカに帰ってきてからの”Musique du bois”が悠揚迫らぬというか個人的に愛聴盤になっています。(ジャッキー・バイアード、リチャード・デイビス、アラン・ドーソンという面子も大好物ですし)

あららご存知だったのですね。
しかも、ウッズの「おいしいところ」もちゃんとわかってらっしゃる。
私の出る幕なし😭

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Hiromi Hasegawaさんからの返信。

いえ、いえ高野さんがご紹介下さっただけで感謝しています。”Musique du bois”もYoutubeで無料で聴けますがマクリーンと比べると視聴回数は1桁ちがいます(泣)

そ、そんなに差が……。
マクリーンの人気、侮れないですね。
YouTubeの再生数ということであれば、日本に限らず世界中の人が視聴しているわけですから、世界的にもマクリーンのほうが知名度ある、あるいは人気なんでしょうかね。
あれだけの実力がありながらも、人気(知名度?)が追い付いていないウッズが気の毒です。

御駄賃取郎さんからのコメント。

「ジャズランド」面白いですね!とても充実していましたよね。 私はフィル・ウッズ派ですが、マクリーンはどーも苦手でイマイチ理解ができません。。m(_ _)m

世にCDが登場した1982年以降の数年、巷の大手CDショップ(外資含む)の店頭では時々面白い光景に遭遇しました。昼間外出した折仕事を終えると銀座の山野楽器店の2Fから数寄屋橋にあったHNVに仕事をさぼってはよくかよっていました。(笑)

平日の午後のこうしたCD売り場では時々変装した?芸能人やミュージシャン本人がCDを自分一人で購入していました。私は気がつかないふりをしてじわじわとさりげなく接近しては(何を買うんだろう?)と「ストーカー」してました。(笑)

で山野楽器の2F(ジャズ売り場)では来日していたマクリーンに遭遇しました。日本人のマネージャーさん?とおぼしき人と2人でした。
(おお!これは奇遇だな)と喜んで、またもじぃ~~とストーカーになりました。(笑)
で、あれ?と思ったのは、マクリーンがしきりとキョロキョロと周囲を気にすることでした。平日の昼間の売り場には客はまばらで、ジャズの売り場ということもありマクリーンに気がついたフアンもいましたが、さすがに声をかける人はいませんでした。・・その後もマクリーンはしきりと周囲をきにしていましたので私は、(もしや、万引でもかんがえておるんかな?)と思いました。(笑)まあ、アメリカでは買えない昔の自分のレア盤があふれる日本の棚をみていれば、さもありなん!と、好意的に??思って密かに眺めていました。(笑)

ところがそれは完全に私のゲスの勘ぐりだったんでゲス。。マクリーンはしばらくしてそのまま銀座の街頭にきえましたが、後をつけた?私がさらに不思議におもったのは、外でもキョロキョロしているのでした。。
・・・これは多分、(ここは日本だ。ましてや銀座のど真ん中、それもジャズ売り場だ。俺のことは皆が知っているに違いない!・・・・なのに何故?誰も俺に注目しないのだ!?)ということなのかな?と思いました。

つまり(自己顕示欲の強いシャイな男)?なんだなあと私は感じ、ますますマクリーンへの関心が薄れました。。
m(_ )m・・・やはり私はフィル・ウッズのほうが好きです。m( _)mv

もしかしたら、来日する前に「日本人はあんたのレフトアローン大好きだよ」と聞いていたのかもしれませんね。「よっしゃ、俺って人気?いえーい!」なんて思って日本にきたものの、誰も「あなたが、あのミスター・レフトアローンですね?!」と声をかけてくれない。
あれぇ、おかしいなぁ?
キョロキョロ。と、周りを見渡しているところを、ずーっと御駄賃さんにストーキングされていたのかも。
うわぁ、怖いなぁ。御駄賃取郎さん、もしかして私立探偵ですか?
もしかして、昨日私がディスクユニオンの中古コーナーで、こっそり大西順子を買っていたところも見られてましたか?(笑)

Tetsuo Nambaさんからのコメント。

どちらも音色は大好きです。本当にカッコいい人達です。
Quincy Jones のバンドにいた頃の Phil Woods はキラキラ輝いていました。また Billy Joel “Just The Way You Are” の Phil の演奏は素晴らしい思います。当時のサックス吹きは皆、このソロを覚えて歌うことができました。彼の話によると、録音をした後に印税の契約をするのを忘れたそうです。この曲は大ヒットしたのに、印税は1セントももらえなかったと笑って語っていました。Paul Simon “Have a Good Time” の短いソロも名演です。

ビリー・ジョエルのレコーディングにも参加していたとは知りませんでした。
印税契約忘れ、ああ、それは勿体ない……。

ポール・サイモンの曲は今、検索して聞いてみたんですが、最後のところですか?

明らかに(良い意味で)曲の雰囲気をぶち壊して疾走するフィル・ウッズとしか言いようのない疾走感が滅茶苦茶カッコいいと思いました。
しかし、ジャズやウッズが好きな人は、この終わり方にしびれるでのしょうが、一般的なリスナー、ポップス好きは、このアルトサックスエンディングをどう感じたんでしょうね。

Tetsuo Nambaさんからのコメント。

小学生の頃に大好きだった曲の最後に、ハーモン・ミュート・トランペットの短いソロがあります。ブルース・スケールを使った単純なメロディーですが、当時は「何でこんなヘンテコな演奏をするんだ」と思い、意味がわかりませんでした。ジャズに不慣れな人は、Phil のソロは滅茶苦茶な演奏だと感じるでしょう。

Petula Clark “Downtown”

この曲大好きです。
ホリー・コールのカバーで好きになったのですが、よくよく思い出してみると、昔、家にレコードがあり、時々かかってました。

で、ラストのトランペットですが、聴いているうちに、TOTOと共演したマイルスのトランペットを思い出しました。

こちらは、曲の雰囲気をうまく引っ張って終わっているような気がします。

Tetsuo Nambaさんからの返信。

Miles とてもいいですね。一瞬、クールジャズ時代の彼に戻ったのかと錯覚しました。アルバムでは編集時に音を大幅に加工していますが(厚化粧に香水プンプン)、トランペットは生音に近いです。だから良かったのかも。

Kazuya Tanabuさんからのコメント。

マクリーンもウッズもどちらも好きなのですが、もしどちらかだけを選べと言われたら、私もマクリーンを選ぶと思います。
演奏技術でいえば、ウッズの圧勝なんでしょうが、マクリーンにはマクリーンにしか出せない音色と雰囲気があるからです。ウッズだったらスムーズに吹いてしまうようなフレーズでも、マクリーンには引っかかりがあり、それ故に耳が反応してしまうとでも言いますか。

ジャズを知らない人に、こんな事言ったら「どうゆうこと??」と言われてしまいそうですね(汗) というか、前情報がないと両者が同じ楽器を吹いていると認識できないのではないかと思います。

まったく同感で、そのとおりだと思います。

特に「引っかかり」。
これって、どちらかというと欠点というかネガティブな要素だと思うんですけど、マクリーン好きにとっては、そこがイイんですよね。
「どうしてイイと思うんだ、説明しろ」といわれても、説明が難しい、というか、不可能?な領域だと思います。

永井勉さんからのコメント。

フィル・ウッズ最高じゃないですか!!!
紹介された1968.Phil Woods & His European Rhythm Machine
の01.And When We Are Youngを聴いてみました・・・
とりあえずホントに感謝しています・・・m(__)m

そうっすよ、そうっすよ、ウッズ最高なんすよ!
そう感じた永井さんも最高っすよ!😆

博 橋本さん⇒永井勉さん

とにかく01聴くと全員やられます。
ベースも凄いから雲村長はなお数倍やられているはずです😄
これが日本で発売された頃、ソニーの廉価盤シリーズで『PHIL AND QUILL』と『PHILL TAKS QUILL』の2枚が発売されて当時のジャズ喫茶では一気にクイル熱が高まった覚えが有ります。マイルスの演奏と併せて03の『Freedom Jazz Dance』も人気が有りました。

博 橋本さん、おっしゃるとおりです。
もう何回死んだことか(笑)。

博 橋本さんからの返信。

ベース以外の奴も結構死んでました😅

なんてこった😅

博 橋本さんからのコメント。

若い頃のビートルズの映像見ると、ジョンとポールの後を笑顔で付いて歩く、少年の様なジョンの姿が良く映ります。
その姿に、マイルスとロリンズの後を付いて回ってニュー・ヨークの街を歩く、若い頃のマクリーンの姿が重なります。
映画『ターミナル』ではジャズに関わる1枚の写真が使われたましたね。
この写真が実際に撮られた1958年の8月のある一日を捉えた貴重なドキュメンタリー映画がありますね。
『ア・グレイト・デイ・イン・ハーレム』ですが、ここにはロリンズは登場しますがマイルスとマクリーンは登場しません。
残念!

『ターミナル』は面白くて3回ぐらい観ましたが(一度目は試写会、二度目は子ども連れて、三度目は自宅でDVD)、あの写真のドキュメンタリー『ア・グレイト・デイ・イン・ハーレム』は知りませんでした。
ちょっと、いや、かなり気になりますので、暇なときにみてみよっと。

博 橋本さんからの返信。

DVDのおまけのメイキングも本編以上に?価値があると思います😃

あらら、ネットフリックスで観れるようになったらラッキー♪と考えていたんですが、ネットフリックスだとメイキングきっと(というか確実に)見れませんよねぇ。
やっぱり買ってみるしか……。
最近は近所のTSUTAYAなくなっちゃったし。
もうこなったら、メンバーシップで集金したお金で買ってみるしかないかな?(といっても、どれぐらい参加してくれる人がいるのか……)