楽しきレコードショップめぐり!!~スイングジャーナル1970年4月臨時増刊『ジャズレコード百科』より

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スイングジャーナル1970年4月臨時増刊『ジャズレコード百科』の中に、「楽しきレコードショップめぐり!!」という特集がありました。

臨時増刊の表紙です。

時代を感じる今から50年以上前のレコード店の写真が、国内外ともに掲載されていて、タイムスリップしたような気分になる記事です。

当時のジャズ・レコードを取り扱う有名店の数々。

いやぁ、ビニールの香りとでもいうのでしょうか、レコード店独特の匂いが漂ってくるような記事と写真です。

当時のレコード店の状況を知らない私にとっては、とても興味深い内容だったので、この記事を動画で紹介しました。

きっと、この記事の写真を見て、懐かしい気分になる方もいるに違いないと思います。

コメント

Ken Konishiさんからのコメント。

懐かしいですね!新宿ユニオンには週二回は行っていましたよ。小澤レコードも結構珍盤がありましたよ。小さな店でしたがマニア受けでしたね。SPはもっぱら神保町のトニイ・レコードで仕入れました。向かいの富士レコードもSPを扱っていましたが、国内盤が殆どで値段も高かったです。ダイアル盤チャーリー・パーカーの、”Lover man,The Gypsy”のSPを手に入れた時は嬉しかったですね。まだ聴けますよ。サンフランシスコでも中古レコード屋に行きましたが、結構値段が高かったです。日本国内と変わらなかったですよ。

けっこうこまめに色々な店めぐりをされていたんですね。
もしかしたら、スイングジャーナル掲載の写真に若かりし日のKonishiが写っていたりして(笑)。

TM MTさんからのコメント。

梅田の「LPコーナー」懐かしいですね。80年代なんですが、ここがある東通り商店街を抜けると「学生相談所」という一日バイト紹介所があるので頻繁に通ってました。ここの2階の廃盤コーナーで買った中で今だに気に入っているのは、ルーストの「bud」(日本盤バドパウエルの芸術)ですね。シュリンク付の新品で、真っ黒の背景に白抜き文字でbudの文字だけのジャケットです。後ズートシムズの「downhome」(ベツレヘム 日本盤と同じジャケット シュリンク付新品)です。この2枚だけは今だに額に入れて飾っております。(後は全て処分しました。)

梅田の「LPコーナー」は、よく聞いていたのですが、ついぞ行くことなく……。
ズートの『ダウンホーム』は、味わいのある良いジャケットですね。
LPサイズだとなおさらだと思います。
たとえ、角などが擦り切れたとしても、それが味になるような……。

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TM MTさんからの返信。

その後CD時代になり
この店のオバサンはガンでお亡くなりになり、ちょっとヘンコ?なご主人は店が潰れて破産されたそうです。悲しいですね😓

そうなんですか……😢

Jさんからのコメント。

当時は レコードしか 音源がなく如何に安く手に入れるか   買いのがしてしまっている エルビンジョーンズのライトハウスが 15000円だったりとか ビショップのスピークロウが20000円とか 我慢して..
最終的には 1000円代で get し     何事も収集の趣味のない自分にとり いまならCDも不要ですが もう既にかなりあるし カビのようにふえるのかなあ    いまならなくてもいいんだけどね~
まあレコードの時代 これはこれで古きよき懐かしい..
                   J

高っけぇ~!!(驚)

ちなみに、先日新宿のディスクユニオンではエルヴィンの『ライトハウス vol.1』の中古CDは、560円でしたよ(笑)。

Tommy Jobimさんからのコメント。

レコードはCDよりも愛着がわく蒐集品でしたね。大阪での学生時代は、お金がないので、梅田の「LPコーナー」や日本橋の中古レコード屋で、セール品(輸入盤でジャケットの右上隅がカットオフまたはパンチアウトされた物)をよく買っていました。新譜の国内盤は、京橋の「M楽器」の店主が2割引きで売ってくれたので、大変助かりました。
東京に来てからは、新宿の小田急ハルク横の「オザワ」、銀座数寄屋橋の「ハンター」や上野の中古屋で箱漁りをしていました。
何より苦労したのは、持ち帰ったレコードを妻に見つからずに部屋に入れることでした(w)

>持ち帰ったレコードを妻に見つからずに部屋に入れることでした(w)
思わず笑ってしまいました。スイマセン。

これ、Nゲージなどの鉄道模型が趣味の旦那も同様の苦悩があるようですね。
いかに嫁に見つからずにコレクションを増やすか。
そのような悪戦苦闘と工夫の数々を、昔、銀座の鉄道バーで隣り合わせた「てっちゃんおじさん」にとくと語られたことがあるからです。

ちなみに、そのバーは、そのあたりの鉄道模型コレクターの心理をうまく商売にしていて、「ボトルキープ」ならず、「Nゲージの車両キープ」をすることでお金を取ってました(笑)。

家に置いておくと、ヨメサンに見つかって怒られる。
だったら、お金払って鉄道バーに置いておくほうが良い。というお客の事情。
それと、客の電車を預かるだけでお金取れるし、リピーターを獲得できるという店側のメリットが、見事に一致してるなぁと感心した記憶があります(笑)。

Tommy Jobimさんからの返信。

雲さん 返信ありがとうございます。「Nゲージの車両キープ」とは面白いビジネスですね。Oゲージ(1/80 scale)やHOゲージならまだしも、Nゲージの模型なら、カバンに忍ばせるのは可能ですね。自宅の狭い線路・ジオラマより大きな環境設備で走らせることの方に楽しみがあったのかもしれません。
雲さんのプラモデルの縮尺スケールはどれくらいですか。

HOゲージに、Oゲージ!
これは狭い日本家屋の鉄道模型ファンの憧れなのではないでしょうか。
(いったい、このスケールのレールを敷ける家庭は日本にはどれくらいあるのでしょうか)

そう、たしかにそのバーは、カウンター前面が凝った「レイアウト(ジオラマ)」になっているので、店に「キープ」している車両を走らせながら酒を呑むのは鉄道模型ファンにしてみれば無上の喜びなのでしょう。

カクテルの名前も「ドクターイエロー」など、鉄道にちなんだものもあってなかなか楽しいお店でしたよ。

私がよく作るスケールは、戦車だったら1/35、飛行機なら1/72、ガンプラなら1/144か1/100がほとんどです。
完成品よりも箱が場所を取りますね……(汗)。

TAKESI0506さん⇒Tommy Jobimさん

LPコーナーはなつかしいですね。阪急東通商店街をかなり歩いた奥の方にありました。この商店街は阪急という名を冠してますが、阪急の高雅なイメージとはかけ離れた、いかにも大阪らしい場所で私は好きでした😁

阪神な感じ?とか😂

TM MTさん⇒TAKESI0506さん

そうですね・・何軒か隣はエロ本専門店だった記憶があります。LPコーナーの2階はブラジル音楽も充実していてジョルジュ・ベンの「ソルブ・シンパチア」とか「ダディバ」とかも買いました。

高松貞治さんからのコメント。

やっと里国隆から解放されました!いやー長かった!でもまたハマるかもしれませんね🤣恐るべし里国隆!

あら、もう解放されちゃったんですか。
今度は夏にハマりそう。
蚊取り線香の香りとともに♪

高松貞治さんからの返信。

すいません、里国隆からもう、解放されたと思っていたのですか、やっぱりまだ無理でした😭どっぷりつかってます!やっぱりだめでした!脳に焼きついて離れません😭ちなみにアメリカのレコード店などはもう無いでしょうね。ある人が植草甚一に憧れて、植草甚一の本に書いてあるアメリカの古本屋など尋ねましたが、全て、なかったそうです。

たしかにもう半世紀前の話ですからね……

哀・縁斗2008さんからのコメント。

5:24 「人が群がってるね〜。今も昔もこの光景は変わりませんね。お皿の大きさが変わっただけって感じですね。」という話がありましたが、最近の若い人(私の感覚では平成生まれ以降、特に2000年生まれ以降で顕著なイメージ)はレコードはおろかCDなんて買ったことない人が大半ですよ。大型のCDショプは軒並み閉店、売場面積縮小、品揃えもジャニーズとアイドルグループとアニメのDVD・Blue-ray頼みって感じだし。いつ行っても閑散としてるイメージしか無いです。今の若い人の大半は、「音楽は無料でストリーミングで聴くもの」って意識みたいですよ。悲しいけど。

悲しいなぁ。

でも、若い世代からしてみると、ブツに群がる原始人は悲しいなぁ、なんて思われているかもしれませんね(苦笑)。