マイルス『アガルタの凱歌』をめぐって~1975年『jazz』7月号より

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1975年『jazz』7月号に、当時のマイルス新譜の『アガルタ』に関して、吉祥寺ジャズ喫茶のマスター、野口伊織、寺島靖国、安達尊(敬称略)が対談している記事を見つけました。

『jazz』1975年7月号の表紙です。

記事です。

寺島さん、若い!
なので、もうっちょっとアップで。

喧々諤々、といいたいところですが、ともに見解の違いを交わして楽しんでいるようにも見えますね。

マイルスが1975年2月に大阪でおこなった公演の模様「昼の部」の内容が『アガルタ』ですが、この年の6月には早くもレコードになって発売されていたのですね。

この対談が交わされたのが、『アガルタの凱歌(当時のタイトル)』が発売される1975年6月1日の数日前のようです。

テスト盤を聴いた上での鼎談だったのでしょうか。

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この吉祥寺ジャズ喫茶の「三羽鳥」の対談、面白いので動画で「上」「下」に分けて紹介しています。

「上」の動画にいただいたコメント

高松貞治さんからのコメント。

結局やっぱり下ネタかよ!前にもこういう下ネタありましたよね!「jazz」でこの3人が絡み合うとろくなことがない!

😂

TAKESI0506さんからのコメント。

あらっ、去年の8月にとりあげられた「ビッチェズ・ブリュー以降のマイルスをめぐって」と同じ顔ぶれではないですか!
 このメンバーが再結集してまた激論を交わしていたとは、全然知りませんでした。次回を楽しみにしてます。

アガルタの凱歌は、中村とうようさんがディスクレビューを書いてます。参考までに

『アガルタの凱歌』を聞いて
 アガルタという名の地底楽園については、週刊誌で半村良の小説をチラチラ読んだ程度の知識しかないが、その小説でも、至福の千年王国としては描かれてなかったと思う。天国というものは地獄よりもずっと無気味な存在なのだろう。人類の歴史は絶え間ない進歩の過程だったが、進み進んで行きつく先は、地獄よりもこわい天国であるに違いない。マイルスの音楽が垣間みせているのは、そのような天国であるように、ぼくには思える。
 ふり返ってみると、マイルス・デイヴィスの歩みは、人類の歴史の縮図に似ている。むかしのマイルスを懐かしむわれわれは、彼が過去に吹き込んだレコードを聴けばいいが、マイルス自身は過去をとりもどすことはできないし、そうしたいなどとは毛頭思わないだろう。彼に許されるのは前にむかって進みつづけることだけだ。そして、ジョン・コルトレインと同じくマイルスもまた、われわれの行手にあるおそろしい天国を、もう見てしまった男なのだ。
 マイルスの音楽には、乗って演奏している間にこっそり不安がしのび込み、演奏が静寂をとり戻したときには不安の影が、あたり一面をおおっていることにハッと気づくようなこわさがある。ぼくが聴いた東京の初日の公演は、そうしたエントロピーの増大を作り出すだけの気力に欠けていた。だから退屈していることもできた。このレコードに収められた演奏には、未来の天国のおそろしい不安がみなぎっている。
 こういう音楽を創り出すマイルスは、やはり人間ではなくて、シダの化身なのだろうか。

そうなんですよ、同じ顔ぶれが再結集して、またまたなんとなく同じようなことを話してるような気がしました😅

ちなみに、「シダの化身」ってなんだろう?と思って検索してみたら、シダ植物の画像がいっぱい出てきました(涙)。

もしかして、おそらく「シバ(シヴァ)」の化身だったしませんか?
だとしたら、ヒンドゥー教の神様になります。

で、調べてみたら、サンスクリットの「シヴァ」は、「吉祥者」と訳されていますね。

おっ、今回の対談の3人は、「吉祥(寺)者」だっ!
なんて、どうでもいいこと考えてます(笑)。

Ken Konishiさんからのコメント。

エレクトリック・マイルスでは、”Jack Johnson”しか聴いていない自分です。あれは素晴らしいな。A面の”Right Off”は破壊力抜群ですね!マクラフリンのカッティングがかっこいいんですね。ビリー・コブハムのドラムスも最高です。この頃マイルスはボクシングやっていましたよね?

ガーランドやトレーンがいる頃の黄金のクインテットの頃からボクシングをやってました。
控え室でガーランドがマイルスにボクシングを教えたりもしていたようですよ。

Kawai Andyさんからのコメント。

この鼎談、面白い〜!

オフ会のライヴ配信も、このようなノリにしたいものです♪

渥美純さんからのコメント。

当時、田舎の中学生だった私は、東京のジャズ喫茶とは一体どんなところだろうと思いをはせつつ、この座談会を読みました。ピート・コージーのギターに入れあげていたので、読みながら野口伊織氏を応援していたのを覚えています。でも、こんなオヤジたちでも務まるのなら、私も東京でジャズ喫茶でもやろうかな、とも思いました(笑)。そして、さらに同時に、巻頭のグラビアのアイスピックが突き刺さった写真を見て、「やっぱり東京はこわいや」とも思いました。懐かしい思い出です。

リアルタイムでお読みだったんですね。
>こんなオヤジたちでも務まるのなら、私も東京でジャズ喫茶でもやろうかな
には笑ってしまいました。

TM MTさんからのコメント。

このジャケットの横尾忠則先生ですが、僕は信者です。王子公園の横尾忠則美術館には5回ぐらい行きました。コラージュといいますが実際に写真とかカラスの剥製を貼り付けてあります。この先生の何が偉大かというと、多くの作品がいわゆる「旭日旗」モチーフなんですが、Tシャツやレコードジャケット(コルトレーンのジャパンライブもそうですね)などのカジュアルな使用の仕方は、この先生が元祖です。審美眼の無い韓国人の言うことなど無視して、世界中で「旭日旗」が使われて欲しいですね

炭治郎の耳飾りと共通するモチーフだったとは!

TAKA Hisaさんからのコメント。

当時の日本のジャズファンって、「ジャズ」という御本尊がまずあって、マイルスが「ロック」に接近したとかいう感覚なんだよね。マイケル・ヘンダーソンとか、どう聴いてもあれはファンク系でしょ。そういう素地がないから、マイルスの方向性も理解できなかったんじゃないかな。

きっとそうなのだと思います♪

「下」の動画にいただいたコメント

Ken Konishiさんからのコメント。

いい会談ですね。皆一家言持っていますよね。ヘンクツと言えばそうですが、当時のジャズ喫茶の熱さを、話から感じ取れますね。

たしかに!
>当時のジャズ喫茶の熱さを、話から感じ取れますね。

あれこれ言うてはりますが、皆さん、一様に楽しそう。

Ken Konishiさんからの返信。

自分の通ったクレ◎セントのマスターは亡くなった親父の麻雀友達で、いつも着流しの和服姿で来ていたそうです。雀鬼で、金払いも良かったそうですよ。いい店でしたよ。

粋でいなせな江戸っ子だねぃ!

高松貞治さんからのコメント。

寺島靖国さんの髪がチリチリって(笑)「jazz」でこの、3人は絡み合うと本当にどうしようもないですね!3人混ぜると危険!

混ぜるな危険⁉️😅

永井勉さんからのコメント。

やっぱり 仮想ジャズ喫茶 雲 が好きです・・・・・・W
多分、聴いたアルバムは2、300は超えてます・・・
3年ほど前にアガルタが響かないという事で
大説教を喰らった永井です・・・m(__)m
でも何か寺島さんも同じ様な事いっている事とで
少し救われました・・・泣く
やっぱり若い頃に聴いていた音楽が自分の標準に
なるのかなと思います・・・m(__)m
泥酔永井です・・・m(__)m

そ、そんな、大説教だなんて😭

永井勉さんからの返信。

やった 雲 負かした・・!!
子供か・・・W

ま、負けた…😭

てか、
永井さん、せっかくのYouTubeメンバーシップ会員なのですから、こういう時は、会員特権のマラカス使いましょう!

コメント欄の下に「にこちゃんマーク」のようなアイコンがあるので、それをクリックすると、サックスやマラカスやヴィブラフォンなどの楽器絵文字を選べますよ。