次号の『ジャズ批評』の特集は「クール・ジャズ」。
この動画をアップしたからなのか、
『ジャズ批評』編集部から執筆依頼が来ました(涙)。
青天のへきれきにあわてふためき、録音音量のレベルチェックもせぬまま、動画をアップしてしまいました。
コメント
Ken Konishiさんからのコメント。
今回の動画での高野さんの声、ボリュームが小さくて聞こえずらいです。マイクの不調かも?
すいません、夜、屋外でスマホで録音してみました。
永井勉さんからのコメント。
リー・モンカリアンの永井です・・・m(__)m
本当にごめんなさい・・・
大事になってしまいましたね・・
私からは助言は出来ません・・・W
いえいえ大丈夫です🙆♂️
Tetsuo Nambaさんからのコメント。
What is this thing, Cool Jazz? 替え歌ができそうですね。
😅
博 橋本さんからのコメント。
マイルスの『バース・オブ・ザ・クール』のメンバーは1950年頃の『メトロノーム・オールスターズ』のメンバーと結構被っている事は漠然と頭の中に有りました。
マイルス、マリガン、J.J. とカイ・ウインディング、コニッツの他、ビリー・バウワー等、当時人気も出始め、多分頻繁に顔を合わせる様になった若手のミュージシャンの集まりを感じていました。
これはキャピトル(東芝音工)から出ていた『バップからクールへ』というレコードで学んだ事です。
バップに対してのハード・バップの誕生の横には過渡期の『クール』も他の何かもいたのかな?
教えて下さい、雲村長😃
えーと、すいません、
>過渡期の『クール』も他の何かもいたのかな?
「他の何かもいたのかな?」の「他の何かも」のところがよく分かりません(汗)。
なので、質問の趣旨がちょっと……。
「クール」“以外”の勢力もあったのか?
という意味でしょうか?
博 橋本さんからの返信。
そうです。クールという括りで無く若いマイルスと同年代の白人、黒人を問わずのムーブメントです。
バップに対してハード・バップで収束しきれない他のムーブメントがそれぞれ何かに発展したかな? その中に何かクールの要素が?
私の知っている範囲ですが、ムーブメントのようなものはなかったように思います。
ただ、ミュージシャン個人個人が、脱ビ・バップへの探求、模索はしていたように感じます。
たとえば、わかりやすいのがファッツ・ナヴァロですよね。
単に高音で速く吹くだけではなく、印象的でメロディアスな要素も注入しようという試みが感じられます。しかし夭逝。この試みを引き継ぎ完成させたのがクリフォード・ブラウン(=ハードバップ)。
テナーサックスのワーデル・グレイも同様なものを感じます。
ピアノの場合は、ホレス・シルヴァーはマイルスからの示唆でパウエル的アプローチから、音を抜いて間を設けたり、アクセントの位置を見直す作業をしています。
同様に、ブレイキーもビートのアクセントの置き方の研究をマイルスとともに探求しており、それが『ディグ』で発揮されています。
マリガンはウェスト・コースト、あるいはクールの代表格にカウントされがちですが、彼個人としての試みは、ビッグバンド的手法と少人数編成(コンボ)の融合を試みているところが感じられ、ギルやマイルスの試みに啓発されるところ大だったのではないかと思われます。
では、ナヴァロやグレイやシルヴァーやブレイキーやマリガンたちを一括りにして「~派」や「~ムーヴメント」といえるかというと、それはないですよね。
だから、各個人による「脱・ビバップ」な試みが各所で行われていたと考えるのが適切なのではないかと思っています。
そして、それらの試みが融合し、音楽的成果をもたらしはじめたのが、ハードバップの原初ともいうべき『バードランドの夜』や『ディグ』、『ウォーキン』あたりなのではないかと考えています。
博 橋本さんからの返信。
有り難うございます。
そうですね。ムーブメントというより各個人の「脱・ビバップ」
とても分かり易い解釈です。
ファッツ・ナバロは結構芯となる存在ですね。
即答、お世話様でした。
博 橋本さんからのご質問の返事を書いている間に、今回の『ジャズ批評』から依頼された原稿の切り口が、バキューン!とまとまりました。
ありがとうございます。
とにかく、要求されている文字数が少ないのですよ。
どうしたものかと先日から考えていたのですが、「脱ビ・バップ」という言葉にビヨーン!と収束させたアプローチで書けばいいじゃん!?となり、たったいま、原稿を書き終えたところです。
もっとも、勢いで書いたので、まだ粗いところもあるので、一晩寝かせて、明日にでも修正を施し、入稿したいと思います。
やった!締め切りまで10日以上早く完成!(予定)
それもこれも、博 橋本さんの質問のお陰です。
ありがとうございます。
『ラウンド・ミッドナイト』で、フランシスが伝説のテナー・サックス奏者デイル・ターナー(デクスター・ゴードン)のことを「彼はインスピレーションなんだよ」というようなことを言ってましたが、うん、フランシスの気持ちが分かったぞ~。橋本さんの今回の質問は、私のインスピレーションの素だったのです。そう、橋本さんはデクスター・ゴードンだったのです!(謎)
博 橋本さんからの返信。
恐れ入ります。
「脱・ビバップ」 ナイスな視点だと思います😊
ありがとうございます!
博 橋本さんからの返信。
皆さん楽しみにしていると思いますよ😊
楽しんでまとめて下さい!
たっくんさんからのコメント。
🔳最新号「ジャズ批評」
特集「クール・ジャズってなに?」
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アート・ペッパーの感情抑え気味のクールなユービーソーから始まり、切れ味満載、アドレナリン全開のTin Tin Deoでピークに達し、そしてラストのBork’s Worksでクールダウンします。
聴きどころは、アート・ペッパーとマイルスのリズムセッションメンバー全員のソロ回しです。
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読みましたよ。
たっくんさんからの投稿だったんですね。