ESP、フォンタナレーベル アルバート・アイラーの『スピリチュアル・ユニティ』

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1975年の『ジャズ批評22号』(特集:ジャズ史を変換したエネルギー)に掲載されていた記事「アルバート・アイラーにぶっ飛んで……」(text:翠川敬基)を動画で紹介しました。

ま、正確には、アイラーというよりも、アイラーらのレコードを出した、ESPやフォンタナレーベルについての話が中心でしたが……。

コメント

長谷川孝二さんからのコメント。

逆に、音楽的な理論的に説明せず精神論的な説明が、緑川さんでしたっけ?好印象です☆

Jさんからのコメント。

アイラー 久々に 聴きました   いいですね~
ジャズ喫茶では 確か グッドベイト で聞いてるんでないかなあ~
爆音ジャズ喫茶なら ピーコックのベース痺れますネ~   
ジャズ聞きはじめのころ やはりセシルマクビーに一番に目がいきました    マクビーの愛聴盤は 何といっても オルタネイト スペイセス   A面の2曲は 白眉 真夏の野外プール帰り まだ白昼の昼下がりに部屋で 冷房きかし カティサークと チェイサービールでやれば 最高!!     深く沈みこむようなマクビーのベースは もう真っ黒け    レーベルは 手元パドルホイールとありますが インディアナビゲーション 全マクビーのオリジナル
                     J

Tetsuo Nambaさんからのコメント。

“Spiritual Unity” の “Ghosts:” におけるGary Peacock の演奏を詳細に研究した論文があります。何度か読み返しましたが、その「秘密」は抽象的で理解できませんでした。
要約すると、彼の演奏は決して「フリー」ではなく、伝統的なリズム、フレーズ、テンポ、モチーフなどを彼の高度な技巧により瞬間的に繋ぎ合わせ音を創り出すと言うことらしいです。
>>A Motivic Analysis of “Ghosts: First Variation” As Performed by Gary Peacock

TM MTさんからのコメント。

アイラーの「spiritual unity」は「ghost box」です。「spirit box」とも言いますが、平たく言えば、音声版ウィージャボード(こっくりさん)です。具体的にはノイズ 音声逆再生 ランダムに拾った短いラジオの音などノイジーな音を聴いてると、霊界と交信できるというものです。偶然発見されたものでしようが、欧米のパラノーマル研究家、心霊研究家、ゴーストハンターには必携のアイテムになっています。(ap storeやgoo playでも携帯にダウンロードできます。)
演奏者にも強力な霊が憑依してますから、酒とか飲んで聴くと大量に霊が寄って来るでしょう。
次に危険なのは、ディアンジェロの「voodoo」です。これはブードゥーの儀式の音が録音されているのと、最後の音声逆再生が危険です。彼の父親はペンテコステ派の牧師ですから本人も降霊術はお手の物と思われます。これに参加したロイハーグローブやその周りに夭折が続出したのが全てを物語っています。
これらの音源を聴いた後は不動明王の真言を唱え除霊する事をお薦めします。

長谷川孝二さん、Jさん、Tetsuo Nambaさん、TM MTさん
いただいたコメントには動画でお返事しております♪

杉田一雄さんからのコメント。

『スピリチュアル・ユニティー』もリアルタイムではなく、後からファンになりました一人です。
「破壊せよ」と言ったかどうかはわかりませんが、凄まじいエネルギーで破壊したかと感じる反面、計算し尽くされた、一種牧歌的ところも感じるですよね~
同時進行で好きになった山下洋輔トリオの『モントルー・アフターグロウ』のなかの『ゴースト』、
ミジンコ博士こと坂田明さんの吹くフレーズが、”夕焼けこやけで日が暮れて山のお寺の鐘が鳴る”ですから、、、破壊的なエネルギーか計算し尽くされたセンスが光るのかは解りません。
大好きだったタモリのアングラ芸なのか?筒井康隆の短編なのか?、あるいは赤塚不二夫のナンセンスなのか? そんなセンスを感じるのですね~

『スピリチュアル・ユニティー』の自由な感想をコメントしてよいとの言葉に、支離滅裂のコメントを入れて、失礼いたしました。

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>支離滅裂のコメントを入れて、失礼いたしました。
いやいや、とんでもない。

山下洋輔トリオの《ゴースト》は、日本人流の見事な換骨奪胎だと感じているのですが、それぐらい自由な解釈のできる余白のあるナンバーと、アイラーらによる演奏例だったのでしょう。

私は、どちらかというと一時期、橋本一子さんがub-xで追求していた「ポリグルーヴ」(ベース:井野信義、ドラム:藤本敦夫)に、サニー・マレイとゲイリー・ピーコックがトライしたリズムのアプローチを継承していると考えています。
(だから、ピーコックのベースにとても興味があるんですね、きっと)

参考までに、上記リズムセクションによる《マイルストーンズ》。

まだ、「ub-x」の前の時期の演奏ですが、すでにその萌芽は認められています。
お気に入りだったので、以前、番組のオープニングにも使わせてもらっていました♪

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