ジャズを好きになる5つの方法

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「これからジャズを聴きたいと考えている人にジャズの魅力を伝えたいのですが、なかなかジャズの素晴らしさを伝える言葉が思いつきません。そこで、ジャズに興味がある人に対して、どのような説明をすれば、ジャズを好きになってもらえるのか、5つの項目を挙げ、具体的なジャズマンの名前やアルバムの名前を挙げて説明してください。」

という質問をチャットGPTに投げかけてみました。

すると、このような回答が。

「ジャズには聴く者を魅了する多彩な魅力があります。以下に、ジャズに興味を持っている人にお勧めする5つの項目と具体例を紹介します。

Improvisation (即興演奏):ジャズは即興演奏を重視する音楽ジャンルです。ジャズマンは楽曲の枠組みを持っていても、演奏中に自由自在にアドリブを加え、独自のアイデアを生み出すことができます。例:「Take Five」 by Dave Brubeck Quartet

Groove (グルーヴ):ジャズには抜群のグルーヴ感があり、リズムを踊らせます。ジャズのライブパフォーマンスは特にこのグルーヴを体感することができます。例:「Cantaloupe Island」 by Herbie Hancock

Harmony (ハーモニー):ジャズには洗練されたハーモニーがあります。ジャズマンは即興的に楽曲に響き合うハーモニーを生み出します。例:「Giant Steps」 by John Coltrane

Emotion (エモーション):ジャズは聴く者のエモーションを引き出す力があります。ジャズマンは演奏することで自分の感情を表現し、聴く者にも同じような感情を伝えます。例:「Round Midnight」 by Thelonious Monk

Diversity (多様性):ジャズは多様な音楽ジャンルから影響を受けています。ブルース、ゴスペル、ラテンなど、様々な音楽要素が混ざり合って、多彩なジャズが生まれました。例:「Afro Blue」 by Mongo Santamaria

このようなジャズの魅力があります。ジャズに興味を持っている人は、上記のようなジャズマンやアルバム」

あれれ、途中で止まっちゃいました。

「つづけて」と入力。

「を聴いて、ジャズの魅力を体感してみてください。また、ジャズは演奏者のスキルや技術も非常に高いことが特徴です。ジャズマンが持つ高い技術を楽しみながら、ジャズの多様な音楽性を探究することも楽しいです。

さらに、ジャズはライブパフォーマンスに重点が置かれています。ジャズクラブやコンサートなどでのライブパフォーマンスは、音楽だけでなく、マンツーマンのコミュニケーションや、音楽家同士の相互作用も楽しめます。

ぜひ、ジャズに興味を持っている人は、色々なジャズマンやアルバムを聴いて、ジャズの魅力を体感してください。」

だそうです(笑)。

YouTube

このやり取りをレポートした動画をアップしてみました。

龍 大阪さんからのコメント。

チャットGPT、使いましたか(笑)
いやあ、最近ネットニュースで見て気になっていましたが、いつかサインアップして遊んでみようかなと思ってたところでした。
関連の動画、だいたい見ましたが、チャットGPTの返答は「総花的」という印象ですね。これは予想できました。ニューロコンピューターとかディープラーニングとかの技術を使ってあらゆるデータをぶちこんで答えを出すのですから。だから、雲さんが「〇〇についてレビューを書いて」みたいなオファーが出版社からあったら、とりあえず、チャットGPTに文章書いてもらって、あと、そこに自分の言いたいことを付け加えたり、おかしな文法を修正したりすると、「あら不思議、ディスクレビューの出来上がり」、となってしまうのですよ。禁断のツールですね。大学生が卒業論文に使いまくること確定ですw。ちょっと前だと、まるごと誰かの論文コピーして卒業論文書くと、それを探すソフトみたいなのがあって、ばれてしまうみたいなことあったみたいなのですが、チャットGPTが生成した文章だと、それも難しいかなと。
小説家とかも書き方が変わってくるかもしれん。「三島由紀夫ふうな感じの小説の出だしを800文字ぐらいで書いてみて」みたいに質問すると、そんなんが出てくるんだもん。ダダイズムで一時期はやっていたレディメイドの発展形なのかな?
話が変わりますが、おすすめのジャズアルバムでハービーのヘッドハンターズが出てきました。私はジャズピアニストで一番好きなのはハービーハンコックで、ちょっとうれしかった。

これ見るとすごいよね。こんだけの一流ミュージシャンが、わずか10分程度の演奏にガチで臨んでいるんだから。
人徳だなあ。

>「〇〇についてレビューを書いて」みたいなオファーが出版社からあったら、とりあえず、チャットGPTに文章書いてもらって、あと、そこに自分の言いたいことを付け加えたり、おかしな文法を修正したりすると、「あら不思議、ディスクレビューの出来上がり」、となってしまうのですよ。

じつは、それ、目論んでました(笑)。

だからこそ、色々と実験してみている段階なのですが、現段階では(今後はもっと進化するとは思いますが)、私的には「執筆ツールとしては使えないかな」です。
あくまで、私的には、です。
データを中心にフラットな文体をスタイルにしている人にとっては重宝するかもしれません。
しかし、私の場合は、レビューを書く際の発想の源が全然違うと感じておりまして、まあなんというか、そもそものOSがまったく異なることに軽く驚いています。そして、逆にそれが興味深い体験となっています。

「発想の源」なんていうと、なんだか大袈裟ですが、要するに私の場合は一つのキーワードを基に話を広げていくタイプだと今回の実験でより明確に自らを客観視することが出来ました。

たとえば、数号前の『ジャズ批評』に書いた“『アウト・トゥ・ランチ』におけるボビー・ハッチャーソンの存在”というお題目に関しては、「彩り」というキーワードが閃き、それを基に全体を膨らませています。

また、現在発売中の『ジャズ批評』の「日本ジャズ」に寄稿した原稿は、「非4ビートの独創性」という切り口で全体を構成しています。

もちろん、すべての文章をそのような発想で組み立てているわけではありませんが、ジャズ動画を即興で喋る際も、なにか一つだけ言いたいことや、色、イメージが閃けば、5分で終わらせるつもりが、気が付くと20分以上話していることもザラで、つまるところ「キーワード膨らませ型」が、私の基本スタイルなのかもしれません。

ところが、チャットGPTの場合は、フラットに複数の情報を集め、組み合わせた後に、あたかも彫刻家のようにメリハリを感じさせる構成に削り、400番から1200番まで段階を経てペーパーがけをして滑らかに整えていくような印象を受けます。

まさに、正しく「編集」ですね。
組み合わせた情報を短時間で読みやすく生成する編集のスキルは(しかもオールジャンルで)手練れた編集者も太刀打ちできないだけのスピードと精度を持っていると感じました。

しかし、それはあくまで、どこまでも「編集」なんですよね。
そもそもチャットGPTは、文章生成AIですから。

ですから、私のように、バカ単純ではありますが「暗くてオレンジ色な感じ」とか「下町のもんじゃ焼きの香りっぽい」というような、突拍子もない閃き、キーワードから作品に寄せていくという発想は今のところ感じられない。

私はぜんぜん自分のことを作家だとかクリエイターだとかは思っていないし、そう思うこと自体おこがましいことだとは思っているのですが、それでも敢えて大袈裟にいわせていただくと、私にも一片の「作家性」のようなものはあるのだなと感じました。

「切り口」「キーワード」「頭上に浮かぶ小さな一粒の点」。
この脆く儚く、数秒後には消えてしまう危険性を孕んだものを、なんとか消えないように掴み取り、消えないうちに、少しずつ膨らませていく。
きわめて非効率で、人間的な行為であり、優れた作家や批評家の文章には、このような人間臭い脳内作業の痕跡が感じ取れるのですが、チャットGPTが生成した文章は、なんとまぁ、ものの見事にそのようなまどろっこしさが感じられない。美しいほどにフラットでつるりとしている。
そこがとても面白いと感じました。
と同時に、私が文章を書いたり、喋ったりしている時の思考のフレームワークをチャットGPTとのやり取りを通して、きわめて明確に相対化できたことが収穫といえば収穫でした。

既にアメリカの学校ではチャットGPTの使用を禁じているところが増えているそうですが、禁じたところで、同じ質問を入力しても、毎回違う文章が出来上がってくるのだから、バレやしないだろうという考え方ももちろんありますが、私は、文面からただようニュアンスの違いで、見抜ける教育者もいるのではないかと思います。
ある程度テーマに即してまとまった文章を書くことが出来る人、なおかつ自らが追求している分野がある人は、実際に文章を書いているテーマをチャットGPTに文章を書かせてみれば、その質感、肌触りの違いは、具体的にどこがどう違うというピンポイントな指摘はできないものの、明らかに文章を組み立てる過程における発想、ロジックの違いを肌感覚で思い知るはずです。まさにここ数日の間の私はそのような体験をしています。

もちろんそれは現段階のチャットGPTでの話で、今後は、そんなことすらもバレないような人間臭い非効率かつ突拍子もない発想ベースで文章を生成するAIが登場するかもしれませんが。

そんなことをつらつらと考えながら、いま現在もチャットGPTと無意味な会話を楽しんでいます(暇人ですw)。

YouTUbe

動画をアップしてみました。

イヤダローさんからのコメント。

いずれは、ジャズ喫茶も、AIで運営していくのでしょうか。

マスターは、ソフトバンクのショップに立っているロボットだったりとか。

流石に味気ないですね。

いやいや、味気ないどころか、怖いですよ😂
以前、あるビルの中にある事務所を訪ねたところ、エレベーター乗り場の証明が暗かったこともあるのですが、目が光る白い物体(ペッパー君)が「お困りですか?」「どのような御用ですか?」と、すすすす~っと接近してきた時は、びっくら仰天でした。
まじで、宇宙人が作ったロボットが静かに近づいてきたような恐怖を感じましたよ😂

カトウシュンさんからのコメント。

ジョン・コルトレーンの「マイ・フェイバリット・シングス」がトリオと紹介されて、「おいおいおいおいおい、トリオじゃねぇよ」とツッコんでましたが、デューク・エリントン「マネー・ジャングル」が紹介されたら「なんだAI、分かってるじゃん」というAIに対して上から目線な自分がいました。
まぁ、AIのおかけで高野さんのチャンネルも知れたので良し悪し?ってところですかね( ̄ー ̄)ニヤリ

私も『マネー・ジャングル』が登場した時は、ニヤリとなり「なんだAI、分かってるじゃん」と思いました(笑)。

大 深堀さんからのコメント。

雲さんの語り口大好きですねー😃(^_^)v落語みたいやからです雲さんこれからも頑張ってください応援しています😁😁(^_^)v

ありがとうございます!

龍 大阪さんからのコメント。

チャットGPT、使いましたか(笑)
いやあ、最近ネットニュースで見て気になっていましたが、いつかサインアップして遊んでみようかなと思ってたところでした。
関連の動画、だいたい見ましたが、チャットGPTの返答は「総花的」という印象ですね。これは予想できました。ニューロコンピューターとかディープラーニングとかの技術を使ってあらゆるデータをぶちこんで答えを出すのですから。だから、雲さんが「〇〇についてレビューを書いて」みたいなオファーが出版社からあったら、とりあえず、チャットGPTに文章書いてもらって、あと、そこに自分の言いたいことを付け加えたり、おかしな文法を修正したりすると、「あら不思議、ディスクレビューの出来上がり」、となってしまうのですよ。禁断のツールですね。大学生が卒業論文に使いまくること確定ですw。ちょっと前だと、まるごと誰かの論文コピーして卒業論文書くと、それを探すソフトみたいなのがあって、ばれてしまうみたいなことあったみたいなのですが、チャットGPTが生成した文章だと、それも難しいかなと。
小説家とかも書き方が変わってくるかもしれん。「三島由紀夫ふうな感じの小説の出だしを800文字ぐらいで書いてみて」みたいに質問すると、そんなんが出てくるんだもん。ダダイズムで一時期はやっていたレディメイドの発展形なのかな?
話が変わりますが、おすすめのジャズアルバムでハービーのヘッドハンターズが出てきました。私はジャズピアニストで一番好きなのはハービーハンコックで、ちょっとうれしかった。

これ見るとすごいよね。こんだけの一流ミュージシャンが、わずか10分程度の演奏にガチで臨んでいるんだから。
人徳だなあ。

>「〇〇についてレビューを書いて」みたいなオファーが出版社からあったら、とりあえず、チャットGPTに文章書いてもらって、あと、そこに自分の言いたいことを付け加えたり、おかしな文法を修正したりすると、「あら不思議、ディスクレビューの出来上がり」、となってしまうのですよ。

じつは、それ、目論んでました(笑)。

だからこそ、色々と実験してみている段階なのですが、現段階では(今後はもっと進化するとは思いますが)、私的には「執筆ツールとしては使えないかな」です。
あくまで、私的には、です。
データを中心にフラットな文体をスタイルにしている人にとっては重宝するかもしれません。
しかし、私の場合は、レビューを書く際の発想の源が全然違うと感じておりまして、まあなんというか、そもそものOSがまったく異なることに軽く驚いています。そして、逆にそれが興味深い体験となっています。

「発想の源」なんていうと、なんだか大袈裟ですが、要するに私の場合は一つのキーワードを基に話を広げていくタイプだと今回の実験でより明確に自らを客観視することが出来ました。

たとえば、数号前の『ジャズ批評』に書いた“『アウト・トゥ・ランチ』におけるボビー・ハッチャーソンの存在”というお題目に関しては、「彩り」というキーワードが閃き、それを基に全体を膨らませています。

また、現在発売中の『ジャズ批評』の「日本ジャズ」に寄稿した原稿は、「非4ビートの独創性」という切り口で全体を構成しています。

もちろん、すべての文章をそのような発想で組み立てているわけではありませんが、ジャズ動画を即興で喋る際も、なにか一つだけ言いたいことや、色、イメージが閃けば、5分で終わらせるつもりが、気が付くと20分以上話していることもザラで、つまるところ「キーワード膨らませ型」が、私の基本スタイルなのかもしれません。

ところが、チャットGPTの場合は、フラットに複数の情報を集め、組み合わせた後に、あたかも彫刻家のようにメリハリを感じさせる構成に削り、400番から1200番まで段階を経てペーパーがけをして滑らかに整えていくような印象を受けます。

まさに、正しく「編集」ですね。
組み合わせた情報を短時間で読みやすく生成する編集のスキルは(しかもオールジャンルで)手練れた編集者も太刀打ちできないだけのスピードと精度を持っていると感じました。

しかし、それはあくまで、どこまでも「編集」なんですよね。
そもそもチャットGPTは、文章生成AIですから。

ですから、私のように、バカ単純ではありますが「暗くてオレンジ色な感じ」とか「下町のもんじゃ焼きの香りっぽい」というような、突拍子もない閃き、キーワードから作品に寄せていくという発想は今のところ感じられない。

私はぜんぜん自分のことを作家だとかクリエイターだとかは思っていないし、そう思うこと自体おこがましいことだとは思っているのですが、それでも敢えて大袈裟にいわせていただくと、私にも一片の「作家性」のようなものはあるのだなと感じました。

「切り口」「キーワード」「頭上に浮かぶ小さな一粒の点」。
この脆く儚く、数秒後には消えてしまう危険性を孕んだものを、なんとか消えないように掴み取り、消えないうちに、少しずつ膨らませていく。
きわめて非効率で、人間的な行為であり、優れた作家や批評家の文章には、このような人間臭い脳内作業の痕跡が感じ取れるのですが、チャットGPTが生成した文章は、なんとまぁ、ものの見事にそのようなまどろっこしさが感じられない。美しいほどにフラットでつるりとしている。
そこがとても面白いと感じました。
と同時に、私が文章を書いたり、喋ったりしている時の思考のフレームワークをチャットGPTとのやり取りを通して、きわめて明確に相対化できたことが収穫といえば収穫でした。

既にアメリカの学校ではチャットGPTの使用を禁じているところが増えているそうですが、禁じたところで、同じ質問を入力しても、毎回違う文章が出来上がってくるのだから、バレやしないだろうという考え方ももちろんありますが、私は、文面からただようニュアンスの違いで、見抜ける教育者もいるのではないかと思います。
ある程度テーマに即してまとまった文章を書くことが出来る人、なおかつ自らが追求している分野がある人は、実際に文章を書いているテーマをチャットGPTに文章を書かせてみれば、その質感、肌触りの違いは、具体的にどこがどう違うというピンポイントな指摘はできないものの、明らかに文章を組み立てる過程における発想、ロジックの違いを肌感覚で思い知るはずです。まさにここ数日の間の私はそのような体験をしています。

もちろんそれは現段階のチャットGPTでの話で、今後は、そんなことすらもバレないような人間臭い非効率かつ突拍子もない発想ベースで文章を生成するAIが登場するかもしれませんが。

そんなことをつらつらと考えながら、いま現在もチャットGPTと無意味な会話を楽しんでいます(暇人ですw)。

Jさんからのコメント。

なるほど   トリオというのは それ以上という判断で 間違いではないのかな~     プログラマーの味方 w     J