セシル・ウィリアムス

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『スイング・ジャーナル』のディスクレビューに掲載されていたトニー・ウィリアムスのリーダー作『ジョイ・オブ・フライング』評を紹介した動画です。

コメント

永井勉さんからのコメント。

1976にジェフベックはヤンハマーとワイアードというアルバム
をだしているんですが・・物凄いインストです・・・!!!
こちら
それに比べたら・・1979 The Joy Of Flying・・・弱いですね・・・
唯一ラストの 07 Morgan’s Motion
には救われます・・・・媚びてない感じがいいです・・・

あ、これ知ってます。
懐かしいなぁ。
学生時代、先輩のバンドがいつもこれ演って遊んでました。
タイトでかっこいいし、ドラムが気持ち良いですよね!

で、その先輩、ベックの発音は、ベック(↑)でしたwww

人力飛行機さんからのコメント。

こういう動画。Swing Journal1979年5月号掲載のディスク・レヴュー、当時の新譜Tony Williams – Joy Of Flyingの紹介。なんですけど。主さんの朗読では星いくつ。みたいに書いてあると。で主さんはセシル・テイラー聴きたさに買って聴いた盤。ですよね。この号ではこの新譜にたいしていくつか評が掲載。で面白いので私も例によってYouTubeで検索して聴いてみることにしました。で私も星つけてみます。さあ、この人(私のこと)の星は幾つでしょう!
先に気が付いたことをあげて、最後に私からの採点。星いくつ?を出してみます。

⑴検索したら、この盤、凄いです。錚々たる面々。しかし私から見て、この錚々たる面々に匹敵する出来なのか?が結論です。
⑵何よりも、この盤でしか聴けない音源に乏しい。どっかで聴いたことがあるサウンドの目白押し。要するに、私もさほど知らないんだけどfusionですよね。というか、当時よく聴こえたサウンド。それが目白押しで、それ以外の、聴きどころ。この盤にしかない流れ、アンサンブル、熱演、に乏しい。1曲目Going Farからしてヤン・ハマーがジェフ・ベックとよくやってたFreeway Jamでしょう曲が。2曲目もやっぱりジェフ・ベックにあったこういうの。Wiredだったか。Come Dancingていった。調べたらやっぱり似てますねCome Dancingに。そういうふうに既にやられてる演奏なんです。7曲目のComing Back HomeもテーマがWiredのLove Is Greenみたい。これもヤン・ハマーの作品。
⑶たしかにトニー・ウィリアムズがハードロックやってる。モントローズと絡んでる4曲目はイイですね。それはそうなんだけど、それってどうなんですかね。あのトニー・ウィリアムズがハードロックに挑戦。てたしかに珍しいけど、珍しいだけであとは?というのは典型的なハードロック・ドラム。たしかにこの盤でしか聴けない演奏ではありますけど。でもともかくあのトニー・ウィリアムズがハードロック・ドラムというのは聴きどころだと思います。これは一度は聴きたい音源。
⑷唯一。この盤で際立ってる聴きものが、8曲目のセシル・テイラーとトニー・ウィリアムズがサシで二人でやってる演奏。これは音が際立って、二人とも張ってて聴き応えがある。素晴らしい。どうせなら、この盤。最初から最後までこの二人でやればよかったのじゃないか。全8曲。セシル・テイラー&トニー・ウィリアムズで。そのほうが良かったと思いますけどね。

で最後の最後にじゃあ星つけるとしたら、いくつ?満点が星5つだとして、星3つ★★★+オマケで★半分。まあ星3.5。

個人的にはヤン・ハマー好きなので大活躍する6曲目のErisとかは大好きですねー。この人の鍵盤は魅力あり。ヤン・ハマー聴きたくて買ったかもしれません。

>最初から最後までこの二人でやればよかったのじゃないか。
私もそう思いました。
でも、それだと売り上げが1/10くらいになtちゃうんだろうなぁ。というか、そもそも企画が通らないんだろうなぁ。
どちらかというと流行りサウンドの最後を締める「風変わりな音楽」というような位置付けなんでしょうね。

ボビー・ハッチャーソンの爽やかなイメージの強いアルバム『ハプニングス』の最後にシレッと配された《オーメン》のようにw

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人力飛行機さんからの返信。

気になったのがコメント返しに書かれているHappenings (Bobby Hutcherson album)という作品。これも例によってYouTubeで聴いたんですが、vibraphoneの響きが心地よい。ホアホアホア・・・という独特なあの響き。ジャズでvibraphone聴いたことはあるんですけど、私が聴いたことあるのはvibraphoneでも速い叩きで、それに比べてBobby Hutchersonのはvibraphoneのあのホアホアホア・・・を有効活用し、あの響きをよく響かせてる。それが良いんですよね。ホアホアホア・・・が。

でジャズ以外の分野で1970年前後のアングラフォークというのがあって。五つの赤い風船というグループがあって、調べたら1967-1972に第一期活動期。リーダーが西岡たかしといって、この人が多才で元々画家だったのが音楽に目覚めてメッセージフォークをやりだしたそのグループが五つの赤い風船。そこで編成がアコギやエレキベースにプラスしてオートハープやvibraphoneやリコーダーや、他の同時代のフォークが使わない楽器をここだけが使ってたんですよね。作品は歌もので楽器ものじゃないので、あくまで歌のバックなんだけど、楽器演奏も凝ってて当時流行の反戦歌でも非常に童話的な叙情的な響きを醸していた。

Bobby Hutchersonのvibraphone聴いてて、あのとき西岡たかしがvibraphone導入したのはああいうBobby Hutchersonのアルバムとかあったのかな?と気になりました。

ハッチャーソンは、共鳴パイプの上部にある電気で回転させるファンの使い方が上手いですよね。回転速度の調整と、それに伴う響き、余韻を曲のテイストやテンポによって上手に使い分けていると感じます。

ちなみに『ハプニングス』は、かまいちさんの愛聴盤でもありますw

人力飛行機さんからのコメント。

で、またですけど、他コメントで永井さん&主さんのやり取りが。そこで永井さんがJeff Beck-Wiredのこと出して、動画のTony Williams – Joy Of Flyingと比較してます。で永井さんによるとWiredに比べると「弱い」。この永井さんの批評は私と同じなんですね。たしかにあのトニー・ウィリアムズのアルバム。Wiredに感化されてるに違いない。しかし本家に比べて、似たサウンドでもあっちはもっと尖ってる。ただにfusionしてない。だからたぶん2024年4月現在でも色褪せない。そういう盤だと思いますWired。それは永井さんとまったく一緒。感じ方が不思議と。

あとこのお二人のやり取りで興味深かったのが、主さんはこのWiredにはさほど感心はしなかった?知ってはいるし聴いたけども、という。先輩の方がむしろコレにのめってた。よく演奏してました。これは意外でしたね。あのアルバムってJeff Beckのなかでも1枚あげるなら出てくる盤だと思うから。fusionなんだけどソリッド。切れ味が素晴らしい。鋭利。キレてる。尖ってる。でトニー・ウィリアムズが同じようにやったけど出せなかったのがあの尖り方なんですよね。キレ方。

私とかジャズ系ギタリストが物足りないのが、色んな人がいてelectricの人もいるけど、どっかクネクネしててシャキーンと貫徹できない。それはたぶん上手く弾けるから。上手いから。知識もあって奏法あるから。ところがコレが不思議で、そういうのがむしろ足を引っ張る。たしかに聴かせるんだけど、やり手なんだけど、Jeff Beckのほうに手が伸びるのは、そこだと思います。色々やりたいからクネクネしてしまう。マイルスがよく言っていたという「弾き過ぎる」になる。たとえばピート・コージーのとか、あの時期のアレには合ってるけどたしかに。たしかに所属不明な正体不明なあの時期のマイルスの音にはアレで合ってはいると思うんだけど。

Jeff BeckでもJimi Hendrixにしても、弾き過ぎない。で尖ってる。キレてる。そこがココ!てところに当ててくる。Hにたとえると(笑)ココ!てところを外さない。色々やり過ぎない。絶対イカせてくれる。Hっていい喩えでしょうきっと。あのTony Williams – Joy Of Flyingでいうとそこのキレ味。ソリッド。ていうところで、無論良いんだけどでも、Wiredに比べるともう、という憾み。ですよね。きっと。fusionやるにしてももっと来てほしいなあ、尖ってくれたらなあ。という憾み。

>それはたぶん上手く弾けるから。上手いから。知識もあって奏法あるから。ところがコレが不思議で、そういうのがむしろ足を引っ張る。

これ、全くその通りに私も感じていて、やっぱりジャズかロックかの入り口の違いで、随分と表現スタイルが変わるんじゃないかと思うんです。

ボキャブラリー(フレーズやコードの知識)の多さ、少なさも大きいと思います。
しかし、それ以上に、コンピュータでいえば「OSの違い」とでもいうのかな、なんかベースとなる情報処理の考え方が違ってくるからなんじゃないかと。

それは、キーの違いと、それに伴う弾く指板の位置の違いが、毎日弾いていれば、発想が自然にフラット系寄りか、シャープ系寄りなのか、手の思考パターンみたいなものが形成されてゆくと思うんですよね。

ジャズ系のギタリストは、系譜を辿るとチャーリー・クリスチャンという人が多い。
多くのサックス奏者がチャーリー・パーカーやレスター・ヤングに憧れ、彼らのコピーで腕を磨いたように、多くのジャズギタリストはクリスチャンのコピーをしながらギターの練習をしていた。たとえば、バーニー・ケッセルやウェス・モンゴメリーなんかが典型的ですよね。
で、そのウェスやケッセルが、その次の世代のお手本になったりもしている。

で、源流のクリスチャンですが、彼はベニー・グッドマン楽団のギタリストでした。
管楽器の多いグループ。
ということは?
⇒移調楽器の多いグループ。

演奏される曲の多くは、管楽器のスケールや運指に合わせたキーが多いわけです。
すなわち、クラリネットやテナーサックスのBフラットだったり、アルトサックスのEフラットだったり、と。

そうすると、必然的に伴奏楽器であったギターは、管楽器が吹きやすいキーに合わせたスケールで演奏しなければならない。
少なくとも、弦を押さえずに、あるいは少ない押弦でワイルドに「ジャーン!」と掻き鳴らす発想は生まれにくい。

B♭やE♭のキーは、ロックなどでよく使われるAやEやGなどのキーと比べると、使える開放限の数が少ないわけで、この状況に即した運指でクリスチャンは演奏をし、ミントンハウスなんかでは、素晴らしいアドリブを披露した。

このプレイに痺れた後身のギタリストたちは、こぞってクリスチャンのフレーズ(管楽器に寄せた運指)をコピーした。クリスチャンのギターは十分ワイルドで力強いと私個人は感じているのですが、それをコピーしたギタリストには、クリスチャンだと力強いフレーズでも、せせこましくチマチマとした感じになってしまうこともある(たとえばバーニー・ケッセルを最初に聞いた時、私はそう感じました)。

それに加えて、ジャズのホーン奏者のアドリブに近い旋律をクリスチャンはギターで奏でたわけですから(いわゆるホーンライクなフレーズ)、うねうねと蛇行するようなメロディラインは、シンプルでキャッチーなリフやフレーズに比べれば、「複雑だけどパワフルではない」と感じる人もいるでしょう(繰り返すようですが、私の場合クリスチャンに関しては、ある種複雑なアドリブも力強さを感じています)。

反対に、ロックや、ギター中心のブルースなんかだと、ギターが弾きやすい開放限が多めに混ざったキーの曲を演奏する頻度が高いわけで、そうすると、少なくともジャズ系のフラットがたくさんある(ピアノでいえば黒鍵がたくさんある)キーの曲よりは演奏しやすく、ジャカジャカと力強く、(ジャズギタリストよりは)左手のことにはあまり気を遣わずに右手のピッキングで迫力を出す方向に思考が向きやすい。

これが先述したOSの差(肉体的制約から生まれる発想の差)のようなものです。

これは、私自身、ベースで経験しています。
学生時代はジャズを勉強しながらも、パンクみたいな騒々しいバンドでベースも弾いていたので(時にはヴォーカルも)その差というか、曲やキーの違いに伴う自由さと不自由さ(?)は体感しています。
ま、ベテランになってくれば、そんなキーによる差なんて感じず、「エニー・キー・OK!」となるんでしょうが、ベース初心者な私からしてみれば、ジャズの曲を練習した後にロックの曲を弾くと、
⇒うわ、楽!!(笑)
だから、頭と肉体の両方に余裕が生まれた分、ベースを弾きながら歌を歌ってみたり、ぴょんぴょん飛び跳ねてアクションの方にもエネルギー配分ができたりと楽しかったです。
また、シンプルなぶん、エネルギーをパワフルわを表出する方向に持っていくことも出来、それはそれで音楽半分・演劇半分といった感じでした。

しかし、開放弦の多いロックの曲を演奏した後、ジャズの曲に戻ると、
⇒難っ!!(涙)
でした。

少なくともシンプルなロックよりも考える要素が多かったし、肉体(運指)的にもやらなきゃいけないことが増えた感じがした。
これが人力飛行機さんが言わんとする
>足を引っ張る
なのかもしれません。

だから、個人的にはジャズバンドでベースを弾くときと、パンクバンドでベースを弾くときは、頭の中のモードがかなり変わっていたことを覚えています。

で、よくジャズを聴いていない人がジャズマンのことを「ジャズ演っている人って、あまり動かないし、難しい顔して楽器演奏しているよね、自己陶酔ってやつ?」などと言っていましたが(私も言ってましたw)、実際ジャズやってみて、その理由がわかった(苦笑)。
中にはオスカー・ピーターソンのように終始笑顔なプレイヤーもいますが、少なくとも私の場合は、難しい顔して「しか弾けなかった」のです(笑)。

もちろん、ジャズでもロックでも各ミュージシャンごとに拘りや奏法の違いはあリます。
しかし、自分が弾く曲のタイプ(特にキー)によって、生まれる制約や自由さはかなり変わってくる⇒自ずと発想が変わってくることは確かで、これがミュージシャンによっては、削ぎ落としたパンチのある力強さに繋がったり、あるいはジム・ホールのような滋味あふれるテイストになったりするのではないかと考えています。

人力飛行機さんからのコメント。

ジャズ系のギターの場合、管楽器と合わせるために、キーの関係で開放弦がロックほどは使えない、よって、ロックのような、演奏者にとってノリやすいリズミック&ダンサブルなコードストロークにはなりにくい。音出すにも考えながらの押し弦ばかりで大変。弾いてても開放的にならない。という話。ですよね。

私もギターは少々はやったので、フォーク&ロック系ですけど。E♭やB♭や、バレーが多くなると面倒くさいは経験あります。なんか解放されないし。キース・リチャーズとか変則チューニングでバレーしないでいいように変えてるそうですものね。それを編み出したのが自慢みたいでまた(笑)。

それでなんとなく思い出したのが、90年代に吉田拓郎と日野皓正が対談してる番組があって。拓郎氏がレコーディングで管楽器隊とやるとき、ギターで弾きやすいキーにすると、管楽器隊から厭な顔をされる。ギターで開放弦でやりたくて好きなキーにすると管楽器は大変だから嫌がると。実際そのとき番組で拓郎氏から「日野さん、なんかアドリブで番組のテーマ吹いて下さいよ。Eで」と拓郎氏は日野氏が苦手なキー指定。日野から「ええー?無理だよー」とかゴネられ、「(笑)じゃあいいです好きなキーでいいです」とかのシーンがあったんですよね。それって主さんが書いてたことなんでしょうねそれが。日野さんにとってギターで開放弦が響くキーはトランペットでは反対に難しいというのが。

ジャズだとどうしても管楽器中心が多いから、そっちがセンター。それに合わせなきゃいけない。そうすると逆に、ギターは合わせようとすると難しくなる。という。

なるほど。そういう事情がね。大変だやっぱりジャズ系の方は。そういう意味ではやっぱりロックの時代になって、管楽器中心からギター中心のバンドになって音楽的にも解放だった。ギタリストの左手が解放された。

そうそうギターってカポタストってあるじゃないですか。アレでバレーが開放弦に変えれるので重宝でしたね。アレがないとE♭とか面倒くさい。キース・リチャーズもカポタストは大好きみたいでテレキャスターでもよく使ってますそういえば。アレは便利。ギターの親友カポタスト(笑)。

ちなみに私、小学校の時に器楽クラブでトランペット一応吹いてたんですよ。クラシックの曲が多くてポジションは3番トランペット。凄い!でもあれって八百長で、自分とか下手だから、「あそこ、吹かなくていいから吹いてる真似だけしてて。あそこは吹かなくていいから」ちょうど今でいうAKB方式。音痴の人のマイクは切ってある。または口パク。元々誘われて義理でやってて。詰まらなくってアレあったおかげで長い間トランペットにトラウマありました。一応ベートーベンの序曲「エグモント」とかやってた。ほぼ3番トランペットは口パク。吹いてる真似多し。だからマイルスの音色聴いて驚異ですよね。あの音色は。いやあり得ない。あんな音色。

あとその器楽クラブの思い出で。なんとEric Dolphyで有名なバス・クラリネットもあったんです。その担当が私の好きだったKさん。きっとKさんは小学生にしては大柄だったから、バス・クラリネットみたいな大きな管楽器任されたんでしょうね。なんかバス・クラリネット、妙な胸騒ぎがすると思って。思い出した。Kさんの楽器だったんだアレ。音楽の思い出って色々ですねホント。

小学生がバスクラ!
なんかカッコいい、というか、身長次第では「大人からやらされてる感」がムンムン放出されていたりして(笑)。

吉田拓郎と日野皓正のそういう番組あったんですね。

>日野から「ええー?無理だよー」とかゴネられ
まさに、それで、ギターの弾きやすいキーと、管楽器の吹きやすいキーって違うんですね。
で、あのプロで名手のヒノテルえも、「無理だよー」というくらいなので、やっぱり管楽器がギターに寄せるのって、ギターが管楽器に寄せるのよりは難しいんでしょうね。

だから、弦楽器の方が管楽器に寄せる。
管楽器の方が花形ですからね。

弦楽器は、とりあえず、運指は大変だけど指先の「押さえる」という操作で何とかなる(根性!)。

でも、やっぱりフラットだらけの《スター・ダスト》や《ボディ・アンド・ソウル》のベースは苦手です(涙)。
スローテンポのバラードでよかったぁといつも思ってました。
ゆっくりだと、ちょっとだけ次の音や場所を考える時間が稼げる。ま、そんな練習不足ではダメダメなんでしょうけど……。

御駄賃取郎さんからのコメント。

セシル・ウイリアムスって誰だ?と調べた・初めて聞いた名前だ。トニー・ウィリアムスの奥さんか?・・・・調べた自分がアホだった。。自分はどーも「セシル」ときくとBBとかの、「おフランス美女」?のイメージが浮かぶ世代だ。やはりセシル・テイラーは「テイラー」といわれたほうがピンとくる。

トニーは昔SJのレビュー(マイルスバンド時代)では「足が弱い」と書かれていた記憶が強い。当時のSJではドラムのスタイルに関しては恐ろしく「オンチ」というか「保守的」なセンセが多かった。Kドリューの「ダーク・ビューティ」の太鼓の「ペタペタ」というバスドラのミュート音を「聞くに耐え無い。センスがない」とか「ビル・エバンス・トリオ」のポール・モチアンを「これがモチアンでなかったら最高だった。」などと、臆面もなく書いていた。

だから田園コロシアムで聞いたトニー・ウィリアムスの「バスドラ・ヅカドカ!奏法?には驚いたものだ。

その意味ではバディ・リッチなどさらにボロクソというかまともに評価されなかったと思う。他にもアート・テイタムなどのピアノもどうも日本人受け(情緒こそ大事だ)しなかったようでもあった。

やはりピーターソンなどの「これでもか!派?」は繊細感と情緒を重んじる日本のフアンには好まれなかったようだ。そしてあまり笑顔でアイソを振りまく人も、なんだか軽んじられてきた。(ガレスピー、ガーナーなどなど・・)

これからの新しいフアンはこうした偏見?など全く関係なく楽勝だと思う。・・・それでもジャズは「生き残れる」か?・・・・・。

>セシル・ウイリアムスって誰だ?と調べた・初めて聞いた名前だ。
>・・・・調べた自分がアホだった。。
調べちゃったんですか!!🤣🤣🤣

すいません、テキトー寒ネールでした🙇

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