アート・テイラー、いいぞ!だけど魅力語るの難しいぞ!な話

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ジャズ・ドラマー、アート・テイラー。
彼は50年代のハードバップジャズが全盛の時は引っ張りだこなドラマーでした。

参加したレコーディングは数えきれないくらい。
よほど、同業者から人気のある存在だったのでしょう。

しかし、彼の魅力をうまく語ることは難しい。

そこで今回は、市川宇一郎・著『極私的モダン・ジャズ・ドラマー論』をひも解きながら、アート・テイラーの魅力について語る動画をアップしてみました。

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コメント

Ken Konishiさんからのコメント。

アート・テイラー地味だけど職人ですね。どんなスタイルにも合わせる事ができるドラム職人です。哲学うんぬんはわかりませんが、名ドラマーだと思います!

私も哲学うんぬんはよくわかりません(苦笑)。

高松貞治さんからのコメント。

寺島靖国さんの『辛口JAZZノート』ではなく『ジャズリクエストノート』の方だと思いますよ(うろ覚え)。言われてみれば確かに寺島靖国さんの本にはアート・テイラーはほとんど見たことありませんね!よっぽど嫌いなんですかね!

『リクエストノート』でしたっけね。
この本では「哲学がないからである」的なことが書かれていたような記憶がありますが、他の本では(書名失念)、『ザ・シーン・チェンジズ』のテイラーのことを褒めていた記憶もあるのですよ(苦笑)。

そして、最後のリーダー作『ウィリン・アット・バードランド』では、「見事に憤死した」というような形容で、彼のことを褒めています。

どっちなんだろうなぁ(笑)。

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花野夏さんからのコメント。

こんにちは、花野夏です♪
僕がダントツで好きなジャズドラマーがアート・テイラーです。
名演があまりにも多すぎて代表的演奏を一枚選ぶことは出来ませんが、それでも強引に選ぶとしたら、僕が初めてアート・テイラーというドラマーを意識したコルトレーンの『ジャイアント・ステップス』になるかもしれません。

常に若干走り気味のドラミングにアート・テイラーの強烈な魅力を感じます。彼の演奏を聴くとき僕は常にライドシンバルに耳をそば立てています。それではまた♪

意外というと、失礼かもしれませんが、キースやセシルが好きな花野夏さんが好きなドラマーって、サニー・マレイとかアンドリュー・シリルとかジャック・ディジョネットあたりだと思ってました(偏見w)。

あ、でも「テイラー」つながりで意外じゃないか(笑)。

『ジャイアント・ステップス』は、いまでも「やる気もりもりコルトレーン」のテナーサックスのほうにばかり耳がいき、テイラーのドラムにはまったく注意していませんでした。
さすが!

次聴くときは、テイラーのドラムを中心に追いかけてみます!

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花野夏さんから返信。

以前に「好きなドラマー」でコメントさせていただきましたが、アート・テイラーとシドニー・カトレットとトニー・ウィリアムスの3人がめちゃくちゃ好きなんですよ~。中でもアート・テイラーは群抜きでお気に入りです。やっぱり彼のタイム感覚が気持ちいいんだと思います。聞きながらいつも「ああ、これこそがジャズドラミングなんだよなぁ~」と一人で感動しています(笑)。『ジャイアント・ステップス』のめっちゃ走るドラミングは誰なん??って思ったのがきっかけでした。ぜひ、ドラムに注目して聞いていてください(イヤホンかヘッドホンがおすすめ!)あと、もう1枚挙げるとしたら、バド・パウエルの『ピアノ・インタープリテーションズ』ですねー。アート・テイラーの魅力が凝縮されています!ではまた♪

走っていること自体気づきませんでした。
圧倒的にコルトレーンばかり聴いてましたね(次いでチェンバース、よく安定してついてきてるなぁって)。

「タイム感が心地よい」。
そう、まさにその一言につきますね!

花野夏さんからの返信。

「ジャイアント・ステップス」でのアートのドラミングにマイルス時代のトニー・ウィリアムスへと繋がっていくタイム感覚を聴きとったりします。余談ですが、亡くなったストーンズのチャーリー・ワッツは、アート・テイラーとトニー・ウィリアムスから大きな影響を受けたという話を聞いたことがあります。チャーリーのドラミングからその影響は聴き取れませんが(笑)。

たしかに聞き取れません(笑)。
強いていえば、ジミー・コブのような「シンプル&グルーヴ」なスタイルの影響を受けているかもなぁ、ぐらいにしか思っていませんでした。

サンジョルディさんからのコメント。

アート・テイラーの参加アルバムで好きなものは、ハンク・モブレー『モブレーズ・メッセージ』(プレスティッジ57年録音)です。大きな声では言えませんが(笑)、アート・ブレイキーやフィリー・ジョー・ジョーンズよりも、<ハンク・モブレーを引き立ててくれる>、最も相性の良いドラマーだと思います。
以前コメントにも書きましたが、この『モブレーズ・メッセージ』のドナルド・バード(tp)、ジャッキー・マクリーン(as)、バリー・ハリス(p)、ダグ・ワトキンス(b)のサイドメンは、最も<モブレーを生かす>メンバーと思います(常にモブレー耳線😆)
あとは、クリフ・ジョーダン『クリフ・ジョーダン』(ブルーノート57年録音)を思い浮かべます。

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モブレーにせよ、クリフ・ジョーダンにせよ、<何気ない、くつろぎ日常ハードバップ>のアルバムに最適なドラマーだと思います。確実なリズムキープと、ソロを生かした適度な<オカズ>の入れ方は絶品です。
63年にヨーロッパに移住したので、それ以降ブルーノートで聴けなくなりました。
そこで、ハードバップ好きは、アート・テイラーの面影を、ビリー・ビギンズに求めるのではないでしょうか?(笑)

ちなみに、以前コメントした<このチャンネルの視聴者が好きそうなドラマー>の、2021年9月改訂版は、①アート・テイラー②ビリー・ビギンズ、ですー🤣

出た~、モブメッセ!🤣

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いや、しかし、彼らのある種「いなたい魅力」を引き立てているのは、アート・テイラーの安定したグルーヴ感と、「聞き上手」なドラミングにあることは間違いありません。

>アート・テイラーの面影を、ビリー・ビギンズに求める
あ、これあるかもしれませんね。

で、さらにチェンバースの面影をボブ・クランショウにとか??(違うか)
サンジョルディさんの場合は、たぶんブッチ・ウォーレンとかジョージ・タッカーあたりかな?

サンジョルディさんからの返信。

ブッチ・ウォーレンですねー。
ジョージ・タッカーは強すぎて(笑)

あ~、わかります、わかります。
強さでいうと、

コルトレーン>モブレー
ブレイキー>テイラー
エルヴィン>ヒギンズ
パウエル>ケリー
タッカー>ブッチ

ロス-ニューヨーク

サンジョルディさんは、右側のほうですよね(笑)。

サンジョルディさんからの返信。

まさにまさに😆

Jさんからのコメント。

あ~   これいいな~  と思うハードバップには アートテイラーが 一番多いのでは    シダーウォルトンもそうですが このあたりは ブルースの素なんでしょうね~    もっとも 素を そのまま食べてもうまいかどうかはわかりませんが~ (at’sデライトはウマイケド)     この演奏しっくりくるな~  と思ったら ドナルドバードかあ  とかね~
                      J

サンジョルディさんからのコメント。

【知らないとは言えないご隠居と、思いついたらすぐ言いたがる熊さんの会話、あるある】

[熊さん]
ご隠居、硬派なジャズ好きは、フュージョンを好まないと聞いたんですが、その原因を考えたんでさあ。

[ご隠居]
また何か思いついたのじゃな。

[熊さん]
へえ。硬派なジャズ好きが、フュージョンを好まないのは、大衆迎合というか、商業主義というか、ムード・ミュージックというか、イージー・リスニングみたいだからですかい?

[ご隠居]
まあ、そうじゃろうな。

[熊さん]
あっしはねえ、一口にフュージョンと言っても、何種類かあると思うんでさあ。

[ご隠居]
まあそうじゃろう。モダン・ジャズと言ってもいろいろ種類があるからのう。
ましてやフュージョンは、ソウル/パンク、ロック、ラテン、クラシックなど、いろいろなものと融合したから、なおさらじゃ。

[熊さん]
今日、あっしが話題にしたいのは、マハヴィシュヌ・オーケストラの『内に秘めた炎』とハービー・ハンコックの『ヘッド・ハンターズ』の違いでさあ。

[ご隠居]
ほう。どこが違うかのう?

[熊さん]
えっへん。
マハヴィシュヌ・オーケストラは、ジョン・マクラフリンのエレキ・ギター、ビリー・コブハムのドラム、ジェリー・グッドマンのヴァイオリン、ヤン・ハマーのキーボードの音の鳴りが、ロックでさあ。
それに対して、『ヘッド・ハンターズ』は、ハービー・ハンコックのキーボード、ポール・ジャクソンのエレキ・ベース、ハーヴィ・メイソンのドラム、ビル・サマーズのパーカッションなどのリズムが、もうソウル/ファンクでさあ。

[ご隠居]
もう少し分かりやすく言えんかの?

[熊さん]
マハヴィシュヌの方は、コブハムのドラムが、ジャズなんでさあ。大きくなったり、小さくなったり、遅くなったり、速くなったり、<うねり>があるんでさあ。それにマクラフリンのエレキ・ギターがまたうねうねします。70年代初めのレッド・ツェッペリンみたいな、うねったり、引っかかったり、ほころんだりするロックでさあ。
また、それぞれの楽器が丁々発止とやり合いながら、曲を作っていくところがジャズ的とも言えますなあ。
対して、ヘッド・ハンターズは、ドラムとエレキベース、キーボードで一定速度のグルーヴを刻んでいます。これまた、70年代に一世を風靡した、横ノリで恍惚と<踊りたくなる>ファンクですなあ。ベニー・モウピンがサックスで頑張ってはいますが、やり合うというより、みんなでグルーヴするリズムが優先されていて、<ほころび>が感じられないんでさあ。
つまり、ジャズ出身であるハービー・ハンコックは、ジャズ的なうねりを捨てて、ファンク的なグルーヴへ行っちまった。それが硬派なジャズ好きの反感を買ったと思うんでさあ。

[ご隠居]
ペーターも日本に来たばかりの頃、ジャズ喫茶で『ヘッド・ハンターズ』をリクエストしたら、かかった途端、何人も客が出て行ったと言っておったのう。
硬派なジャズ好きは、ヘッド・ハンターズのファンク的フュージョンに拒否反応を示したということじゃな。ハービー・ハンコックは、クラシックの素養があり、ソウルの環境もあった。時代的にも、ハードバップにどっぷり浸かる世代ではなかったからのう。フットワークは軽かったのじゃろう。

[熊さん]
へい。
つまり、あっしが言いたいのは、ジャズ好きも、「フュージョン」とひとくくりにせずに、個々のアルバムを聴くことが大事だと思うんでさあ。マハヴィシュヌとかね。あれに影響を受けたジェフ・ベックが『ブロウ・バイ・ブロウ』や『ワイアード』を作っちまったぐらいですから。

[ご隠居]
お前さんの言いたいことは、何となく分かりましたよ。
では、ウエザー・リポートは、どうとらえるのじゃな?

[熊さん]
ウエザー・リポート?
それは、
いつかリポートします。

ハンコックの場合は、《ウォーター・メロン・マン》や《カンタロープ・アイランド》、あるいはグラント・グリーンの『フィーリン・ザ・スピリット』のサイドマンの時など、
「あのバッキング」の延長線上にファンクを見出したのではないかと思います。

なにしろ夢枕に立たれた日蓮上人から「好きなことをやりなさい」と言われたハンコックのこと(笑)、彼の好きなことは、ファンキーなフィーリングの音楽につける精緻なバッキングだったのでは?と推測する私は、その延長線上にヘッドハンター(ファンク)があったんじゃないかと考えています。

TM MTさんからの返信。

ornette colemanの「of human feelings」james blood ulmerの「no wave」聴いてみてください。凄くファンクで、凄くジャズです。

両方とも愛聴盤です♪
前者はノリノリ、気っ持ちええぇ!!
後者は、このアルバムがキッカケでウルマーとマレイを知り、好きになりました。

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サンジョルディさん⇒TM MTさん

面白いアルバムを紹介していただき、ありがとうございます😊
2枚とも、高野雲さんが大好きそうじゃないですかー(笑)

オーネット・コールマンの『オブ・ヒューマン・フィーリングス』は、ベースとドラムが作るファンクの渦から、オーネットの<唯一無二>のアルトサックスが鎌首をもたげるイメージですね。2つのギターも、オーネットに寄り添ったり、リズムに寄り添ったり、楽しいです😉

ジェームズ・ブラッド・ウルマーの『ノー・ウェーヴ』は、2曲目からアフリカ回帰的ファンクを感じました。でも、アミン・アリのベースがいくらファンクを奏でても、ウルマーのギターとデヴィド・マレーのテナーサックス、ロナルド・シャロン・ジャクソンのドラムがフリージャズ的で、もう多勢に無勢の<闘い>ですねー。
おっしゃる通り、<凄くファンクで、凄くジャズ>ですね😂
フリージャズがファンクに飲み込まれていません😎

博 橋本さん⇒サンジョルディさん

ディランのノーベル賞受賞が決まった時には多分本人以上に戸惑いました😅

サンジョルディさん⇒博 橋本さん

確かにあれは、驚きましたー😱
「周りの批判をそらすために、ディランの歌詞がどんどん難解になっていった」みたいなことが何かに書いてありましたが、何が評価されるか分かりませんねえ😆

博 橋本さん⇒サンジョルディさん

ディランは『ネバー・エンディング・ツアー』を実行中なので御隠居しながらツアーを続けてくれると嬉しいです😊

早春さんからのコメント。

高野さん!バドの’53年のライブ盤(1953 Autumn Sessions – Broadcast Performances)を忘れてますよ!先程このアルバムの“Un Poco Loco”を聞き返しましたが、やはり白眉です。テイラーの細かい音を積み上げて、キチッと整ったプレイにはなかなか唆られます。

そう言えば他にもRed Garlandの“Groovy”とかいかがでしょう?あと家ではなぜか人気が高い“All Kinds of Weather”とかもイイですよね。一曲目の冒頭のテイラーのブラッシングは、なんとなく雨音のようにも聴こえます。こちらのソロもなかなか白眉でした。

いやぁ、即興しゃべりで一気においしいの全部思い出すのはなかなか難しいっすよ。
パウエルに関しては『シーン・チェンジズ』で満足しちゃったところがありましたね。

『グルーヴィ』や『オール・カインズ・オブ・ウェザー』は、もう自分の中では空気のように当たり前すぎる「テイラー&チェンバース最高盤」なので、喋ったと思ったんですが、喋ってませんでしたか? 当たり前すぎる存在はかえって忘れちゃうのかもしれませんね。

博 橋本さんからのコメント。

『BASS ON TOP』もなかなか登場しないのでハラハラしてました。
この時はチェンバースは従兄のダグ・ワトキンスのベースを借りてレコーディングしたとか?

そうです。
レコーディングの日になっても、ルディ・ヴァン・ゲルダ―・スタジオにツアー先のチェンバースのベースがどういうわけか届いていなかったので、急遽、従妹のワトキンス君の家に電話をして、「置きっぱなしになっている君のベース使ってもいいかな?」と掛け合ったら快諾。で、めでたくワトキンスの「マイベースじゃないベース」を使ってレコーディングをしたのが『ベース・オン・トップ』なのであります。

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Kazuya Tanabuさんからのコメント。

Dexter Gordon『One Flight Up』のTanyaのドラマーがアート・テイラーだと気づいた時は、驚きました。こんなにバシバシとキメるドラマーだとは思っていなかったもので、意外な一面を見るような感じでした。

そうなんですよ!
さすが!よくぞお気づきになられた!
アート・テイラー、地味で堅持かと思いきや、決めるときはバシッ!と決めるドラマーでもあったのです!

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永井勉さんからのコメント。

雲さんが依然推していたいたAlbert Ayler Trio – 1964 Spiritual Unity
を聴いてみました・・・気持ちイイですね・・・!!
特に01. Ghosts- First Variationはまるでブルーモンクを彷彿とさせる
雰囲気が凄いです・・・!!!
この体感は初めてです・・・感謝・・・m(__)m

おお、アイラーからモンクを感じた?!
あとで聴きなおしてみよっと。

もしかしたら、モンクというよりも、モンクとアイラーの根っこにあるブラックミュージックのルーツの原始的衝動、躍動感のようなものを感じられたのかもしれませんね。

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ポールジャズ男さんからのコメント。

アート・テイラーにダグ・ワトキンス🎶今日は

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リー・モーガン『キャンディ』で自分の誕生日を祝います😅

遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます!
アート・テイラーがブラシでパスッ!パスッ!と勢いよく祝ってくれましたか?

K Nさんからのコメント。

NK
Art Taylor 良いですね。何も足さない、何も引かないドラマー。良い演奏だなと思ってジャケットを見るとArt Taylorだったことよくありました。確かリーダアルバムだったと思いますが、Taylors Wailorsをさぞや張り切って居るに違い無いと期待して聞いたところnothing happensらしいです。50年台にはLabelを支えるHouseRythmSectionがありました。SavoyのOsieJohnson,Shadow Wilson.Gus johnson EpicのDaveBailey etc,
Prestidge BLuenoteでは間違い無くArtTaylor でしょう。

>何も足さない、何も引かないドラマー。
そうなんですよ、「山崎」のようなドラマーなんですよw

実力ありながらも、余計な色気とか主張がないところが共演者から喜ばれたんじゃないかと思います。
私も昔、ジャムセッションなんかでは、地味に地味に地味に徹したベースを弾けば弾くほど褒められた記憶があります(特にピアノや管楽器からは)。

そのことからも、ドラムやベースは「伴奏楽器は余計なことしてほしくない」と、本音ではそう思っている人が多いんじゃないかと思います。

もちろん、「それじゃ物足りない、もっと挑発してくれ、鼓舞してくれ」という人も中にはいるんでしょうけれども、意外と少数派なのではないかなと思っています。

ノエルNoelさんからのコメント。

フィリージョーやブレイキーに比べると地味かも知れませんが、ツボをバッチリ押さえたとても心地よいサウンドですよね。耳障りな瞬間が全然無いドラマーです。

まったくもっておっしゃるとおりだと思います!