ライヴの生音、音と体格

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以前アップした動画「Jazzスタンダード《サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー》」(こちら)に視聴者さまよりいただいたコメントに対してのアンサー動画をアップしました。

コメント

永井勉さんからのコメント。

こんばんは・・・www
弦楽器プレーヤーからしたら手がデカくて、握力があることは
物凄く憧れます・・・WWW
例えば、ウエスモンゴメリーをコピーしようとしても
私は手が小さく、握力が弱く、指が届かないんです・・・断念・・・www
現役時の私は、弦は極細008から・・・しかもエレキギターはミディアムスケールの
ストラトキャスターでした・・・www
知っている人がいたら解るかも・・弦がフニャフニャなギターなんです・・・WWW
しかしジャズギタリストの弦は012から・・・www
固くて指が痛いんです・・・WWW
そうなんですプレーヤーは体格です・・・!!!

そうなんですよ、プレーヤーは体格なんです!

永井勉さんからの返信。

ですよね・・・WWW

ですよ😅

人力飛行機さんからのコメント。

今回もまた元動画から聴かせてもらいました。気が付いたことでいうと、元動画で出るチャーリー・ワッツの娘さんがチャーリー・ワッツとよく似ている、しかもかなりな美人である、主さんがあげた音源(チャーリー・ワッツのソロ・アルバムWarm and Tender所収)ではチャーリー・ワッツがなんとブラシを用いている。オスカーピーターソンのピアノが流麗である。アート・テイタムも流麗である。自分には一回では区別はつかない。どちらも流麗だから。てことは、別にピアノが流麗であるということは、特に絶対に必要とはいえないのではないか。むしろモンクみたいなゴツゴツした演奏のほうが耳には残るし。Led Zeppelinのジミー・ペイジっていますけど、デビューした1968-1971は流麗。だんだんゴツゴツ型に変わっていくんですね。もしや指の怪我とか痛みを抑えるために使い続けたクスリのせいとか。説もあるみたいですけど。私は後期のゴツゴツしたギターのほうが好きなんで、そういう好みもあるかもしれません。

あと、オスカーピーターソンの流麗なピアノを聴いてて、モンクとこの人って仲良かったのかな?て気になったんですね。だって弾き方全然まるっきり違うから。もしや不仲だったりして。「彼はピアノ演奏を誤解している」とか互いに言ってるとか。なかったのかな。元動画の中で、アート・テイタムがバド・パウエルの演奏を聴いてて、「彼は左手を全然使わないじゃないか」と言ったのを知って、次の曲でバド・パウエルは左手をバシバシ使った、とか出てきます。で、オスカーピーターソンがセロニアス・モンクの曲を弾いてる音源とかあるのかな?と例によって検索したら、あるんですね。しかもRound Midnihtのソロ演奏で動画になってる。しかもこのRound Midnightはモンク自身によるソロ演奏の動画まである。で二人の同じRound Midnightソロ演奏を動画で今は視れる比較できる。面白いですね。

Oscar Peterson”Round Midnight”(T.Monk),Piano Solo . 

Thelonious Monk Piano Solo – ‘Round Midnight 

で、二つの演奏を視ましたけど。オスカーピーターソンは演奏の前に神妙な面持ちで1分間前置きを。で演奏のほうも、笑顔なし。いつものように踊るようには弾かない。それは題名である「真夜中頃」からしてまた原曲の曲調からして陽気じゃないから笑顔はないは分かります。この曲で満面笑顔で嬉しそうじゃおかしい。なんだけど、さすが。所々に、得意な流麗なフレーズを挟んでる。じゃなきゃただのコピーになるし、彼の自立したピアニスト根性が収まらない。なのでオスカーピーターソン!というフレーズも入れてますねさすがに。だけどモンク本人ソロの同曲聴くと、やっぱりこの曲はこの人だよな、という感じがしてくる。いわばオスカーピーターソンのRound Midnightはハチ公の交差点。まだ通行人もある。サラリーマンの集団や若い女子も歩いてる。人ごみのざわめきの音もする。でモンクのRonud Midnghtはセンター街の先まで行った、人気の乏しい暗い裏道。という感じがする。その両者の、同じ「真夜中頃」でも違いがある。そこがミソだと思いました。

調べたら、オスカーピーターソンてモンクよりも8歳年下。アルバム発表も3年遅い。私とか、オスカーピーターソンのほうが恰幅あるし先輩だと思ってたら反対でモンクのほうが年長で業界でも先輩だったんですね。でモンクの曲をやる前に神妙に挨拶だった、のかアレは。そんなこと勝手に感じました。モンクのことを喋ってる最後で「モンクはジャズ界では歴史的であり偉大である」と言ってるのが聴き取れました。やはりモンクのことをリスペクトしてたんですね。

人力飛行機さんからの続投。

それから本動画の「【コメント返し】ライヴの生音、音と体格」で。エレキベースの教習でオスカーピーターソン似の黒人男性を教えたら最初から良い音を出していたとか。ベースとか太い弦の楽器は確実に大きな太い指が有利で音も良い。あと他コメントでジャズギターは弦が硬い。確実に握力や指の長さが影響すると。

ジャズギターのことは分かりませんが、ロックギターやロックベースだと今は女性の進出が目立ちますよね。以下の動画で日本人女性2人ツインの本格的なロックギターが聴けます。コメント欄にはダメ出しが多いですが、私はこの人たちは良いというコメントをしています。あと、小学生?のさほど大きくはない男子がチャーと共演してずば抜けたプレイをしてるのもありました。エレキベースだと海外でジェフ・ベックと共演したTal WilkenfeldやElephnt Gimのエレキベースの人もいますね。ジャズギターに女性がいまだにみえないのは弦の問題なんですかね。ここにあげた女性ギタリストや子供ギタリストは上手いし聴かせますよ。

2024.04.14 Jeff Beck「Led Boots」with 安達久美@BARTON

Rock Free Concert – Crossroads〜Going down(feat. AKIRA)

Jeff Beck – Tal Wilkenfeld – Vinnie Colaiuta @ Crossroads Music Festival 2007(7:18にベース・ソロあり)

Elephant Gym on Audiotree Live

ロック系の分野では性別はほぼ越えられているって言っても良いのではと思います。

青嵐さんからのコメント。

いつも楽しい動画有り難う御座います。小生30年以上昔、出来たてのブルーノート東京で、オスカーピーターソンのライブを聴いたことがあります。ベースがレイブラウン、ギターがハーブエリスの往年のドラムレストリオ。特にピーターソンとエリスの掛け合いがブルージーで至福の時を過ごしました。ピーターソンのすぐそばの、かぶりつきで聴いていた私は、ピアノの側に1メートル程タオルが積み上げられていたことを憶えています。数曲終わるごとに、巨体のピーターソンはからだをクチャクチャにして顔と頭の汗を拭いていました。かぶりつきにいた私は彼の汗をかなりあびていたことでしょう。愛聴盤の「ナッシングバットブルース」や「ハローハービー」を聴くとこの日を思い出します。

>出来たてのブルーノート東京で、オスカーピーターソンのライブを聴いたことがあります。
いいなぁ、羨ましいです。

>、ピアノの側に1メートル程タオルが積み上げられていた
そうだったんですか!(笑)

モンクもそうですが、ピーターソンもかなりの汗っかきだったんですねw