ブランフォード・マルサリスの言葉と、マイルス、プリンス、JB、ダリル・ジョーンズのことなど

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動画「超テキトー!ジャズレビュー(評論文)の例文集〜ボビー・ハッチャーソンの『ハプニングス』とヴィブラフォン奏者」(こちら)に視聴者さまよりいただいたコメントを紹介した動画をアップしています。

コメント

永井勉さんからのコメント。

こんばんは・・・永井です・・・WWW
どうなんでしょう・・・楽器弾きの私からしたらハードバップ
で聴かれる安定・不安定・緩和・解決とかが、ジャズの本質だとやっぱり思っています!!!
ただ、そこから派生した次世代がいたり、その前にもっと複雑なビバップ
をやっていた先輩たちがいたり、その全てが好きだとか、フリーだけが好きだとか、
やっぱりお歳を召された皆さんはの考え方は十人十色・・・それはそれでいいと思います・・・WWW!!!

龍 大阪さんからのコメント。

雲さん、「先生」はやめて。たぶん、おちょくってるんだろうけど(笑)。僕もコルトレーンと同じく、「メンター」だとか「グル」だとか祭り上げられると、潰れてしまうタイプなんだから。
で、話は変わりますが、今のファンクムーブメントが、どうなってるか? ということをyoutubeで観察してますと、やはり、筆頭は、ブーツィーコリンズ。
⇒Bootsy Collins – Funk Not Fight ft. Baby Triggy, Fantaazma

しょっぱなから、マーカスミラー出てきます。それで、ジャズ系でいえば、ヴィクターウッテンとか、デニス・チェンバースが出てくるし、ブーツィー本人もそうですが、ベーシスト4人ぐらい使ってる。
「Funk Not Fight」の題名どおり、誰が上だとか偉いとか競うもんじゃねえ、それぞれ得意なところを持ち寄って協力すればええやん。みたいなことなのかな。
マーカスは、自身が監修したサイアーのベースを使ってるみたい。
それより、ちょっと前は、ジョージベンソンをフィーチャーしちゃってる。
⇒Bootsy Collins – The Power of The One
やっぱりベンソンのギターって、かっこいいんだよね。フルアコの甘いトーンでコード弾きでアクセント出すところとかさ。ベンソンは長らく使ってるアイバニーズという日本の星野楽器から出しているブランドのギターを、ここでも使ってるように見える。
しかし、このブーツィーのビデオのコテコテ感と言ったらどうだ。着てる服とか、いちいちくどいんだよね。やっぱ、アフロアメリカンの人達は、日頃から脂っこいのだろうか。「Funk Not Fight」は、最近、元気出したいときに聴いたりしてるけど、こんな連中が四六時中いたら、頭おかしくなりそう(笑)

ブーツィーやPファンクなんかは、学生時代ジャズの倦怠期に「よし、もう俺はジャズなんか聴くのやめて、ファンクに生きるんだ!」とジャズに背を向け「P-FUNKにファンカデリックじゃい!」という時期がありまして、その頃、貪るように聴いてましたね。

ま、当時愛読していたピーター・バラカンの『魂(ソウル)のゆくえ』(新潮文庫)の影響が大きかったんですが。

しかし1ヶ月くらいで、挫折というか、結局ジャズばかり聴く生活に戻っていました。
やっぱ、頭くらくらなんですよね。

>頭おかしくなりそう(笑)
とお書きになられてますが、本当に頭がおかしくなりました🤣

オモチャ見たいなカラフルな悪趣味というかコテコテなファッションにもついていけんぞーとなっちゃいまして。なんか住んでる世界が違いすぎるぞーって。
リズムとかノリはいいんですけどねぇ。

で、ご紹介いただいたマーカスやブーツィが出ている映像、今も昔も「あのノリ」は変わらなんなぁ、と懐かしい気分になりました。

うーん、80年代中期から後半?
プリンスの『グラフィティ・ブリッジ』あたりの頃?
プリンスがクリントン大統領(ビル・クリントンではないw)に気を遣いお膳立てした《ウィ・キャン・ファンク》の頃のテイストですね。

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この前後に私、Pファンクの総帥、ジョージ・クリントンの『シンデレラ・セオリー』というアルバムにドはまりしておりまして、これは唯一といっても良いくらい、学生時代にハマった悪趣味(?)ファンクの中でも群を抜いて音楽としてのクオリティが高いアルバムだと思っていて、今でもたまに聴いているんですが、まさにこれが世の中に出た頃の音というかノリというか空気ですね。

ご紹介いただいた映像、アップされたのが1年前と表示されていました。
ということは、あれから30年前後経っているのに、良くも悪くも変わってませんね。
いや、だいぶ洗練されてきている感じはするんですが、うーん、それってやっぱりマーカス効果? マーカスのセンスは昔からシュッとしてますからね。脂っこくない。

ブーツィ・コリンズのベースは、外見のコテコテさ&クドさとは裏腹に、ベースの音は小さめで、バッキングの際はコテコテくどくどな感じはあまりしないとどなたかが書いていたなぁ。もちろんソロの時のブイーン!バッキョーン!の時のインパクトはネバネバですごいんですけど。
バッキングと「見せどころ」の出し方をわきまえているんでしょうねぇ、多分。アート・ブレイキーみたいな人? 違うか…w

そういえば、ブーツィといえば、私が一生懸命ジャズから離れようとしていた「反抗期」に『神の名はブーツィ』というタイトルのアルバムを買いまして。
これがまた、タイトルも凄いんですが、ジャケットのイラストもクラクラするほど(?)ベタ&コテで、んで、最初の曲はディストーションをかけたベースで《蛍の光》を堂々と弾いているんですよ。飲みかけのドクターペッパーを吹き出し腰が砕けましたね。
なんじゃこりゃ!もうついていけん!
で、このCDを弟にあげちゃいました。
で、弟はこの『神の名はブーツィ』をエラく気に入り、以降、ジョージ・クリントンやブーツィのCDを集めに集めまくり、兄の私とは異なる頭クラクラをひたすら邁進することとなりました。

しかし「ブーツィ毒」というか「クリントンファミリー」の「ファンク毒」は強烈ですね。数年に一度ですが、あのベタなセンスが恋しくなりますから。

今回ご紹介の映像を見た時も、なんだか故郷の田舎に帰ってきたぞーって懐かしさを感じましたから。故郷の田舎なんぞ無い私にそう錯覚させるファンクのアホバカパワーって何っ?!😂

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2024年8月6日