《イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー》のベースソロや、ドビュッシーや、トミー・フラナガンの『トーキョー・リサイタル』の《チェルシー・ブリッジ》のことなど
▼《イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー》のベースソロ動画
コメント
サンジョルディさんからのコメント。
【年末年始に聴いたアルバム、あるある】
<あるブルーノーティアン(ブルーノート好き)の場合>
2024年
<12月29日>
ジャッキー・マクリーン『カプチン・スイング』
60年4月録音
<トランペット>
ブルー・ミッチェル
<アルトサックス>
ジャッキー・マクリーン
<ピアノ>
ウォルター・ビショップJr.
<ベース>
ポール・チェンバース
<ドラムス>
アート・テイラー<12月30日>
ソニー・クラーク『リーピン・アンド・ローピン』
61年11月録音
<トランペット>
トミー・タレンタイン
<テナーサックス>
チャーリー・ラウズ
アイク・ケベック
<ピアノ>
ソニー・クラーク
<ベース>
ブッチ・ウォーレン
<ドラムス>
ビリー・ヒギンズ<12月31日>
ケニー・ドーハム『ホイッスル・ストップ』
61年1月録音
<トランペット>
ケニー・ドーハム
<テナーサックス>
ハンク・モブレー
<ピアノ>
ケニー・ドリュー
<ベース>
ポール・チェンバース
<ドラムス>
フィリー・ジョー・ジョーンズ2025年
<1月1日>
アート・ブレイキー &ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『ライク・サムワン・イン・ラヴ』
60年8月録音
<トランペット>
リー・モーガン
<テナーサックス>
ウェイン・ショーター
<ピアノ>
ボビー・ティモンズ
<ベース>
ジミー・メリット
<ドラムス>
アート・ブレイキー<1月2日>
フレディ・レッド『ザ・ミュージック・フロム・ザ・コネクション』
60年2月録音
<アルトサックス>
ジャッキー・マクリーン
<ピアノ>
フレディ・レッド
<ベース>
マイク・マトス
<ドラムス>
ラリー・リッチー<1月3日>
デクスター・ゴードン『デクスター・コーリング』
61年5月録音
<テナーサックス>
デクスター・ゴードン
<ピアノ>
ケニー・ドリュー
<ベース>
ポール・チェンバース
<ドラムス>
フィリー・ジョー・ジョーンズ※全てRVGリマスター盤です(笑)
動画配信、今年も楽しみにしています☺️
<ブルーノーティック・ヴァン・ゲルダリアン>のサンジョルディより🤓
12月29日は何の日なのか、調べてみたら、こんな感じでした。
・福の日(ふくの日)
・清水トンネル貫通記念日
・シャンソンの日
2(ふ)9(く)だから、福の日なのね、なるほど。
そんなハッピーそうな日(?)に、「お猿」のカプチン、いや悪い意味じゃなくて、「いーぐる」でもよくかかる(かかってた)ジャズ喫茶で聴くとなぜかヘンに気分が高揚するアルバムをサンジョルディさんは聴かれていたんですね。
しかし、なぜか家で聴いても高揚感は今ひとつ、不思議なアルバムです。
リズムセクションからして、悪いわけはないんですがねぇ。
シャンソンの日だということは知りませんでしたが、シャンソンとカプチン。
まったく関連性が思い浮かびません。
ま、無理してこじつける必要はないんですが…。
そして、翌日はソニー・クラークの『リーピン・アンド・ローピン』ですか。
ここ数日の気分としては、ソニー・クラークの個人的ベスト盤かもしれません。
これはもう、フロントの勝利でしょうね。
トミー・タレンタイン、チャーリー・ラウズ、アイク・ケベック……。
こう言っちゃ悪口に聞こえかねないのかもしれませんが、いや、悪口をつもりでは決してなく、むしろ褒め言葉なんですが、レバニラ炒めと酢豚定食を同時に食べているような満足感がありますね。その前に、餃子をしこたま食べた後に食す、あの町中華の親しみやすく食べてる時の充実感が半端ない、あの感じ。
しかも、このレバニラ感をさらにブーストしているのが、やっぱりブッチ!
うーん、ブッチ・ウォーレンのベースはいい。
しかも、ヒギンスのドラムとの相性もバッチシじゃないですか!
ソニー・クラークのピアノも丸っぽくて、ちょいとモッタリですが、ブッチもケベックも、いや、トミーもラウズもブッチもヒギンスも、みーんな「丸っぽモッタリ」。
肉厚柔らかラフテー、いや角煮? いや、どっちでも良いんですが、満腹ホイコーロ定食ですね!(何言ってんだか)
で、なんと!大晦日にダーハムっ!
というか、本音はダーハムの後ろの(?)モブレーなんじゃないっすか?(笑)
このアルバムはねぇ、ジャケットがいいんですよ、まずは。
色合いといい、笑顔といい、デザインといい、そそる。
そして、これ、案外ケニー・ドーハムのベストアルバムと言っても良いのでは?と思ってしまうほどの充実のアンサンブルですよね。
いやぁ、いいなぁ、モブレイもw
1日前のリズムセクションとは打って変わって、『リーピン』の人たちと比べると、ちょっとばかりシャープで都会的なリズム陣ですね。
で、元旦にこれ聞きますか?!『ライク・サムワン・イン・ラヴ』。
なんだか、ちょっと今までの空気感と気持ちを入れ替えよう的なセレクトに感じるのは私だけ?
その反動(?)というか、いよいよ本音炸裂?な『コネクション』。
そして、3日目は地味に良いデックスの電話ボックス。
なんか、3が日はモブレイを封印してませんか?意図的に。
4日目以降のモブレーのために、あえて禁酒期間?!を設定しているとか😁
サンジョルディさんからの返信。
まさに期待通りの的確なご指摘、ありがとうございます😆
ケニー・ドーハムの『ホイッスル・ストップ』は、大のお気に入りです😁
<モブい>し、<ドハムい>し、もうたまりません(笑)
この後、ジョー・ヘンダーソンがブルーノートに登場して、ドーハムの相方になってしまうので、
「もっとドーハムとモブレーのアルバムが聴きたかったなあ」というのが本音です。ジョーヘンも良いんですが、モブレーとは<ベクトル>が違いますから😁あと、ジャッキー・マクリーンですが、ブルーノートに限って言えば、
ここだけの話、
リーダー作より、サイドマン参加作の方が好きです(笑)
サイドマンでこそ、あの<マクリい>アルトブロウが響くんですよね🤣<100%ブルーノーティアン>のサンジョルディより😎
ドハムいって……(爆笑)。
日ハムファンが喜ぶ?!
『ホイッスル・ストップ』は、あのスルリとすり抜けるような軽やかな疾走感が良いですね。
ブルーノートじゃないけれど、プレスティッジだけど…、ロリンズの『ムーヴィン・アウト 』のようなスピード感が好きですね。
そういえば、こちらに参加しているトランペッターも、ダァーハムではないですか!
そういえば「横顔笑顔」なジャケ写もなんか共通点あるかも。
『ホイッスル・ストップ』といえば、チェンバース好きとしては、《サンセット》が好きです。
昔、参加メンバーをチェックしないで聴いていたら、この曲のベースソロ、ダグ・ワトキンスかと思いました。
しかし、後で確認したらチェンバースだったという(涙)。
サンジョルディさんからのコメント第二弾。
【2025年1月に聴いたアルバム、あるある】
<あるブルーノーティアンの場合>
<1月4日>
ハンク・モブレー『ディッピン』
65年6月録音
<トランペット>
リー・モーガン
<テナーサックス>
ハンク・モブレー
<ピアノ>
ハロルド・メイバーンJr.
<ベース>
ラリー・リドレー
<ドラムス>
ビリー・ヒギンズ<1月5日>
ウェイン・ショーター 『スピーク・ノー・イーヴル』
64年12月録音
<トランペット>
フレディ・ハバード
<テナーサックス>
ウェイン・ショーター
<ピアノ>
ハービー・ハンコック
<ベース>
ロン・カーター
<ドラムス>
エルヴィン・ジョーンズ<1月6日>
ティナ・ブルックス『トゥルー・ブルー』
60年6月録音
<トランペット>
フレディ・ハバード
<テナーサックス>
ティナ・ブルックス
<ピアノ>
デューク・ジョーダン
<ベース>
サム・ジョーンズ
<ドラムス>
アート・テイラー<1月7日>
ドナルド・バード『フュエゴ』
59年10月録音
<トランペット>
ドナルド・バード
<アルトサックス>
ジャッキー・マクリーン
<ピアノ>
デューク・ピアソン
<ベース>
ダグ・ワトキンス
<ドラムス>
レックス・ハンフリーズ<1月8日>
ジョー・ヘンダーソン『ページ・ワン』
63年6月録音
<トランペット>
ケニー・ドーハム
<テナーサックス>
ジョー・ヘンダーソン
<ピアノ>
マッコイ・タイナー(ETC)
<ベース>
ブッチ・ウォーレン
<ドラムス>
ピート・ラロカ<1月9日>
ハンク・モブレー『ロール・コール』
60年11月録音
<トランペット>
フレディ・ハバード
<テナーサックス>
ハンク・モブレー
<ピアノ>
ウィントン・ケリー
<ベース>
ポール・チェンバース
<ドラムス>
アート・ブレイキー<1月10日>
ジョン・コルトレーン『ブルー・トレイン』
57年9月録音
<トランペット>
リー・モーガン
<トロンボーン>
カーティス・フラー
<テナーサックス>
ジョン・コルトレーン
<ピアノ>
ケニー・ドリュー
<ベース>
ポール・チェンバース
<ドラムス>
フィリー・ジョー・ジョーンズ<1月11日>
ドナルド・バード『オフ・トゥ・ザ・レイシズ』
58年12月録音
<トランペット>
ドナルド・バード
<アルトサックス>
ジャッキー・マクリーン
<バリトンサックス>
ペッパー・アダムス
<ピアノ>
ウィントン・ケリー
<ベース>
サム・ジョーンズ
<ドラムス>
アート・テイラー<1月12日>
ハンク・モブレー『ペッキン・タイム』
58年2月録音
<トランペット>
リー・モーガン
<テナーサックス>
ハンク・モブレー
<ピアノ>
ウィントン・ケリー
<ベース>
ポール・チェンバース
<ドラムス>
チャーリー・パーシップ※全てRVGリマスター盤です(笑)
<定番も好きなブルーノーティアン>のサンジョルディより🤓
やはり、年明けの三ヶ日は「モブ断ち」をしたのでしょうか。
そして、4日目は「解禁」して『ディッピン』とか?(笑)
思いっきり開放感、「モブ禁」のストレスを一気に《ザ・ディップ》で発散されたのでしょうか。
だけど、この解放感、スッキリ感、開けっ広げ感が、翌日には、おぉ、一気に淀みゾーン(?)のショーターワールド!
魔女狩り《ウィッチ・ハント》でフィーバーして、《フィー・フィ・フォ・ファム》 で『ジャックと豆の木』の呪文を唱え、《ダンス・カダヴェラス》で死体のように踊る?
4日目とは打って変わって、なかなかディープな5日目だったのではないでしょうか。
そして6日目。
昨日のトワイライトゾーンから抜け出し、「ちょっと戻ってみた」感が濃厚な(?)セレクトに感じます。
でも、ハバードつながりですから「一気に戻ってみた」というよりは、「脈絡を保ちつつ戻ってみた」感が濃厚ですね(テキトーな推測です)。
7日目は、前日の「少々くすんだ重量感」が、一気にヴィヴィッドに花開く感じがしますね。ハバード2日連続聴きの後は、軽やかストレートなバードに向かった感じ?
それとも、ハバードから「ハ」が抜けるとバードだからとか?(謎)
そして8日目は、ドハムい世界に戻ってきますね。
ジョーヘンがリーダーのアルバムではあるんですが、個人的には半分はダーハムのアルバムだと思っているんで。
今でも『ページ・ワン』を聴く時は、間違ってCD棚のドーハムのコーナーを漁ってしまいます。
9日目は、ファンキー⇒新主流派ときて、オーソドックスかつ王道ハードバップに戻ってきたって感じですかね。
これ、私はリズムセクションが好きなんですよね。
ドラムがブレイキー、ベースがチェンバース、ピアノがケリーという組み合わせ、結構いいんですよね。
10日目は出たぁ!
「25日に1回」のアルバム!
1月10日に『ブルー・トレイン』ということは、その前に聴かれたのは、2024年12月16日頃でしょうか?(笑)
1月11日のセレクトは、前日の分厚いホーンアンサンブルの「余韻冷めやらず」からなのでしょうか。
これは、ペッパー・アダムスが効いてるんですよねぇ。
うん、効いてる、効いてるw
で、1月12日に、モブ&モーガンのコンビ盤に戻るという。
1月4日からじつに8日ぶり。
サンジョルディさんにしては、意外とブランクが空いたような気がするのですが、どうなんでしょう?
やばっ、面白いので全部の日付のアルバムに反応してしまった!(暇)
サンジョルディさんからの返信。
全てのアルバムに、丁寧で適切な<ツッコミ>を入れていただき、ありがとうございます🤣それを待っていました(笑)
この頃は、RVGリマスターにこだわっていたので、
あえて手持ちのRVGリマスターから選びましたが、どのアルバムも、<愛聴盤ど真ん中>です(笑)今見返してみても、やっぱりブルーノートのアルバムは良いです。
<切なさ>や<野暮ったさ>も含めて、あの時代の<味わい>に満ちています。それから、<モブリアン>だからといって、毎回<モブる>わけではありません(笑)
<ブルーノーティック・モブリアン>のサンジョルディより🤓
>それから、<モブリアン>だからといって、毎回<モブる>わけではありません(笑)
そうなんですね。
まあ、毎日モブってたら、エブリデイならぬ「モブリデイ」になっちゃいますからね😆
2025年1月2日 12:56

