マッコイ好きな人・嫌いな人/マイルス来日公演/J.J.とゲッツほか

投稿者:

マッコイ・タイナー好き嫌い。
マイルス来日公演のお話、ほか。
視聴者の方々よりいただいたコメントを紹介した動画です。

コメント

おむどさんからのコメント。

僕はラジオが好きなので、高野さんの長尺喋りがとても心地よくて好きです。ふと思ったんですが、生配信とかはなさらないのですか?

rogo honda koroさんからのコメント。

私はコアなジャズファンではありませんが、数年前にふとしたきっかけで「高野雲の快楽ジャズ通信」にはまって、全く興味が無い状態からジャズを聴くようになりました。
雲さんには、きっかけを与えて下さって感謝しています。

ありがとうございます。

ななななさんからのコメント。

5年前からジャズを聞き始めた初心者です。ジャズ批評という分野にこのチャンネルで初めて触れ大変楽しく拝聴しております。ジャズはプリズムの様な音楽だと思っております。チャーリーパーカーの演奏が凄くメロディアスに聞こえる日が有ればただの音符の羅列にしか思えない日が有ったり、マッコイのピアノも今は嫌いですが好きになるかも知れません。ジャズ批評に触れる事は自分の聞き方を増やすのに有益だと思ってます。

pettan koparuさんからのコメント。

「Fly with the wind」は私のフェイバリットですが、当時は恐らくコブハム使ったと言うだけで(?)「フュージョンに寄った」「マッコイの気まぐれ」等々ろくな評価は無かったです。近年評価する人が多くなった気がしますが。

R Kさんからのコメント。

高野さんの意見が、総括するとやはり一番建設的ですね。おっしゃる通りだと思います。補足していただいて有り難うございます。

ムーチョ-Muchoトロンボーンさんからのコメント。

聞き疲れするの好きです!

それこそ、ジャズを聴く楽しさの一つですよね!

ムーチョ-Muchoトロンボーンさんからの返信。

ムーチョ-Muchoトロンボーンさんからのコメント再び。

僕トロンボーンしてます!音渋いです!笑笑

渋いし、色々な使い方ができるので、なかなか奥の深い楽器だと思っています。

幽幻DeepNewsさんからのコメント。

遅いコメントで失礼します。マッコイの長年の高校生時代からのファンです。現在60歳代後半。マッコイのビートルズの曲、She’s leaving home.は素晴らしい。あと、動画でライブ演奏でMonk’s Dreamをやってました。これもノリノリで凄かった。人の曲のメロディーを最大限に展開できる力が凄い人だと思います。感性が尋常じゃない。ジェフベックに似ています。独特の演奏スタイルは没頭感が凄い。あなたが演奏を分析し教えている事に大変リスペクトを感じます。頑張ってください。彼の音楽は特別です。

>人の曲のメロディーを最大限に展開できる力が凄い人
なーるほど!
マッコイ・タイナーというと、どうしても最初に思い浮かぶ彼のピアノの特徴というものは「強いタッチ」や「独自の和音(4度堆積フレーズ・和音)」などが、もはやトレードマーク的な感じに出てきますが、よくよく考えれば、「メロディを輝かせるための装置」としてどう機能しているかという視点を向けると、仰られたことの意味がスッとわかってきました。

つまるところ、「展開力」とでもいうのでしょうか、マッコイは単にメロディをなぞるのではなく、「原曲のメロディをマッコイという巨大なプリズムに通して、色彩を分解・再構築する」能力に長けているのだと思います。

それにコルトレーンとの演奏や、ジミー・コブハムやトニー・ウィリアムスのような猛者ドラマーとの共演では、確かにガンガン、ゴンゴンとした強いタッチで強力ドラマーに一歩も引けを取らぬピアノを弾いていますが、それだけがマッコイのピアノスタイルではなく、繊細なタッチも曲によって、あるいはパーソネルによって器用に弾き分けているんですよね。

『バラードとブルースの夜』の《サテン・ドール》や、『ライヴ・アット・ニューポート』の《マイ・フェイニー・ヴァレンタイン》なんか、繊細なタッチが楽しめて、私、結構好きなんですよね。

そう、『ライヴ・アット・ニューポート』の演奏って1963年ですから、マッコイがジョン・コルトレーンのグループで「バンドのエンジン」としてガンガン和音を叩いていた時期の録音ですよね。
一瞬「本当に同じ人?」と感じるかもしれませんが、これを聴けば、マッコイは伝統的なジャズの語法をきちんと消化し、さらに瑞々しい感性がバランスよく同居したピアニストだということが分かります。この時期のマッコイは、まだ24歳。同時期のコルトレーンのところでのピアノスタイルの方が、むしろ今まで誰もやってこなかった新しい語法の試行錯誤の過程だったのでしょう。

間違いなく「繊細なニュアンス」も出せる人ですし、本来の持ち味は、むしろこちらの方だったのかもしれませんね。それが、コルトレーンのところでガンガンやっているうちに、そっちの方が主流?になってしまったというか。さらに、多くの聴衆が求める「マッコイ像」も、そっちのガンガン路線だったことを察知してそちらに寄せていた?という可能性は、ありますよねw

そういえば、『ニューポート』の2曲目《オール・オブ・ユー》も、マッコイの繊細なタッチとメロディ解釈が楽しめますよね。ミディアム・テンポ、ビバップの流れを汲んだ軽やかな右手のシングル・トーンが美しく、このシングルトーンにおいてのメロディ表現のデリケートさにも「人の曲のメロディーを最大限に展開できる力」が感じられます。

……と、『ニューポート』の話ばかりになってすいません。

created by Rinker
Impulse
¥1,800 (2026/1/4 19:37:37時点 Amazon調べ-詳細)

2021年4月2日 17:39