先日アップした動画「あなたが好きなマイルスのアルバムを教えてください!」(こちら)にいただいたコメントを紹介した動画をアップしました。
コメント
くまが集う喫茶店さんからのコメント。
『絶望ラッパ』と言えば
村上龍さんがジャズを見限って
音楽嗜好がサルサに移行する時に『久し振りにサムシン・エルスを
聴いたらまるで段ボール箱に
捨てられた猫がミャーミャー
泣いているみたいで
つまらなかった』とこき下ろしてたんですが
(^o^;コレが逆にマイルスの
ミュート演奏の魅力を
逆説的に上手い事表現していて
ニヤリとしてしまいました。
¯\_༼ ಥ ‿ ಥ ༽_/¯
あ、これ何か覚えてないんですが、村上龍の何かの本で読んだことを覚えています。
>聴いたらまるで段ボール箱に捨てられた猫がミャーミャー
先輩・中上健次が大好きなジャズではなく、自分ならではの良いポジション(=サルサ)を見つけたぜ!とばかりに、
一時期の村上龍は「サルサ最高!(サルサの快感を見出した、そんな俺からしてみれば)ジャズしょぼい」という論調のテキストを色々と書きまくっていたように記憶していますw
お前らまだ貧乏くさくて四畳半的なしょぼいジャズ聴いてるの? サルサはいいぞ~。俺はキューバに何度もいってるけど最高だぜ、サルサのような開放的だけどけっこう難しくて知的な要素もある音楽の快楽に目覚めてしまえば、ジャズなんてもう聴いてられないぜ! あ、でもサルサはやっぱり本場で本物の演奏を味あわないとその素晴らしさは分からないかもな、俺は金持ってるから何度もキューバいって現地のミュージシャンと交流したり、実際にサルサを日本に広めようとしてエネヘー・ラバンダなんかのバンドを日本に招聘してるんだぜ!
…というようなことを言いたげな「サルサマウント」を取りまくっていた文脈の中においての一文なんだろうな、というニュアンスでこの「しょぼネコみゃーみゃー」の文章を「あ~、またか」という気分で読んでいた記憶があります♪
くまが集う喫茶店さんからの返信。
小説は全然読んでなくて
無知なんですが
(^o^;なるほど
『破壊せよとアイラーは〜』
の中上健次さんへの
対抗意識みたいなのが
あったんですね?!
^^;鼻持ちならない文章では
ありますが『段ボール箱の
猫マイルス』は(もちろんそれはないよ💢
前提です)プッと笑ってしまいました。
¯\_༼ ಥ ‿ ಥ ༽_/¯サルサも凄いのあります
『ロス・ヴァンヴァン1974』
はキューバのスライです。
おすすめを1曲貼っておきますね。※動画削除されたようです。
オルガンが怪しいし
リズムがファンク
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>中上健次さんへの対抗意識みたいなのがあったんですね?!
私はそのように感じていますね。
敬愛する大先輩であったと同時に、いつか追い越したいというギラギラも濃厚にあったんだと思います。
もちろん、それでこそ表現者だ!と肯定的に捉えてはいますよw
おすすめの「Juan Formel & Los Van Van – Llegue Llegue (1974)」を聴いてみました!
うーん、下半身がムズムズするリズムでいいですねぇ。
仰る通り、オルガンがイイ!
フルートも良いですね!
>リズムがファンク
まさに!
私は、ベーシスト・澁谷和利氏の動画が好きでよく見ているのですが、ファンクの源流ってクラーベなんだよなぁと、音で納得させてくれます。
おすすめ動画に「James Brownのスリップビートとクラーベの関係をOrquesta De La Luz のBass Player澁谷和利が楽しく解説しています。」がありますので、興味があればご覧になってみてください。
くまが集う喫茶店さんからの返信。
これ、スゴいですね!
勉強になります。
チャンネル登録しました!
(θ‿θ)ファンクにクラーベの音が
あった方がカッコいいと思う僕は
根っからのスライ者ですねw
(^o^;ブレイキー&JM演奏の
『チュニジアの夜』で
ブレイキーのソロの時に
ソロが済んだモーガンと
ショーターがクラーベを
鳴らしますよね
あれがめっちゃカッコ良くて
いつも楽しみです
(ノ^_^)ノ
紹介した動画、気に入っていただけたようで嬉しいです。
「あのリズム」にクラーベが乗っかると、さらにリズムがパワーアップ!カッコいいですよね。
ところで《チュニジアの夜》のショーター・クラーベ。
最初に見たのが映像だったので(来日時にTBSで収録した映像)、これを観ると、ショーターもモーガンも、なんだか「義務感で仕方なく」やっているような、つまらなそうな顔でパーカス係をやっているように見えるのですが(15分目あたり以降)、
アルバムで音だけ聴くと、これがまたハマっていてカッコいい!
>根っからのスライ者ですねw
お互い変態リズム野郎ですね😂
1959 lionさんからのコメント。
My Funny Valentine
私も大好きなアルバムです😊
たしかこの日はチャリティーでノーギャラだったらしいですね〜
ノーギャラでこのモチベーションはスゲ〜😱
ノーギャラだったからこそ、「えーい、好き勝手やってやらぁ!」という気持ちになり、それが演奏の勢い、クオリティに拍車をかけたのかもしれませんね♪
永井勉さんからのコメント。
こんにちは永井です・・・m(__)m
1964 – My Funny Valentine
の01 My Funny Valentineと03 Stella By Starlight
凄い名演ですよね・・・m(__)m
私的には地味かもしれませんがオープンの演奏で個人的に好きな
アルバムは処刑台のエレベーターのサントラ盤なんです・・・m(__)m1957 Ascenseur Pour L’Echafaud
速いフレーズはマイルスは弱いと個人的には思うのですが
このアルバムで聴けるスロー&ミディアムの歌心は半端じゃないです・・
1964 – My Funny Valentineで聴けるマイルスの本質が
ここにあると感じてます・・・m(__)m
私も「死刑台」のマイルスのトランペット、重くて意味ありげで退廃的で大好きです。
ああいうニュアンスこそ、マイルスの独壇場なのではないかと。
ちなみに、若き日のバルネ・ウィランのテナーサックスもなかなかですよね。
2019 enchanさんからのコメント。
動画配信ありがとうございます。マイルス聴き始めの学生、20代の頃はよく聴いたもんです。当時はまだレコードが結構ふつうに売られていてCBSのBEST OF MILESなんていうナイスプライス盤があってその中にライブのWalkin’ と一緒にこのMy Funny〜も 収録されており。そのレコードばっかり聴いてたせいで、オリジナルのMy Funny Valentine盤からは遠ざかり。ちょっと聴き直してみます、Stellaも。ハービーのピアノイントロから♪ぱぱらパラパラ〜、と始まるこちらのMy Funnyの方が熱い演奏で好きですね、Cookin’より。
クッキン派か、マイ・ファニー派かで、その人のジャズ観がけっこう分かったりもしますよね♪
昔の私はクッキン派だったのですが、今は……。
2022/11/30