同じマイルス・デイヴィスが好きという人でも、マイルスの音楽に感じる「ツボ」はかなり違ってくると思います。
動画視聴者のサンジョルディさんが、面白い分類をしてくれました。
あなたは「パン・ミュージック」派?
「ピアノトリオ」派?
「サイドピアノ」派?
「ツーホーン」派?
「パンマイルス派」?
「電化マイルス派」?
「コルトレーン派」?
コメント
田村昌久さんからのコメント。
デキシーランドを除いて全てのジャズというジャズを聴きながら やっぱりパン・マイルス派の田村です😁
ジャズに派閥 ありますよね 😅
この動画を聴きながら 俺は、まさしくパン・マイルス派だな❗ と思いながら 3分前まで バド・シャンクのヘイグでのライヴとRCAのポール・デスモンドとジム・ホールを聴いて やっぱ50年代のバド・シャンクやデスモンドとジム・ホールは 本当にいいよな~😂としみじみ思っていた私は、節操がないのでしょうかね😅
でも雲さんも こんな聴き方ですよね😁
はい、節操なさすぎです😂
サンジョルディさんからのコメント。
コメント返し、ありがとうございました。楽しく聴きました。追加です。
【モンク派】
全ての時期のモンクを愛する一派。ハービー・ニコルスは、真にモンクを理解しているかどうかで議論になる。
【とんがり派】
ファラオ・サンダース、アルバート・アイラー、オーネット・コールマンを愛する一派。曲が革新的かどうか、宇宙とつながっているかを議論する。
ネタです。
ジャズ・ファンの「さが」
駅で、電車の発車メロディを頭の中でジャズにアレンジしている。
「りんご追分」をヘレン・メリル風に歌える。
ジャズのかかっているラーメン店を、つい選んでしまう。
パソコンのキーボードを4ビートで打ってしまう。
ムーチョ-TenorTbさんからのコメント。
僕はバッキングののピアノはめっちゃいいと思います。コードを弾いてるだけなのにめっちゃ心地よい気がします。
チックコリアがいる時代のマイルスだけははかなり好きです。
コルトレーンはブルートレインのアルバムのやつがすごい好きです。
僕の場合ソニーロリンズがやってる曲はなぜか好きです笑。あくまで曲が好きなのかな?最近はジョージアダムスをめっちゃ聞いてます。
ビッグバンドの掛け合いみたいな感じの曲が好きで、ミンガスとかハードバップも含まれると思います。ビバップ、ハードバップが特に好きですね笑笑
でも僕はやっぱりミンガス派です。
御駄賃取郎さんからのコメント。
高野マスター、サンジョルディさん いつもたのしくきかせていただいております。毎度その深い薀蓄にあふれ、知識あふれる投稿と高野マスターの絶妙な深い解説とあいまって、雑誌文化にはなかった聴き応えに満ち、実に聴き応えがあり楽しみであります。m(__)m今回のテーマも実に興味深く拝聴しました。
さて私は口ぐせのようにたとえとして使う「自分の女房を他人に自慢するやつは最低だ」というのには実は理由があります。それは「他人の女房なんて追体験できないではないか?」という理由です。。
そこへいくとレコードならいくらでも追体験できますので。ビバップスタイルが大の苦手(嫌い)な私でも「パーカーがわからんやつは、かわいそうだな」というどあほに対して腹もたたず、(わかったようなこといいやがって。恥を識れ!)とおもってきました。m(__)m×2。自分はビートルズ以降はクリームに熱をあげていましたが、当時ラジオからよくながれたジミヘンのウッドストックでの「アメリカ国家」をくりかえしてききながら(いったい何がどうなっているんだ?)と後年映画でみるまで全くのなぞでした。。ただ(これは別格だな、すげえ!)とだけは思いましたが、好きになるには至りませんでした。
なんだかパーカーも同じ印象をいだいています。かなりの枚数を集めてはじっくりきいてきましたが「別格・別物感」は十分理解できましたが「好み」「愛聴する」には至りませんでした。
まあ、これだけの遺産だから持っていたほうがよいな、くらいの気持ちです。m(__)m
また、ジャズフアンといってもほとんどがモダン・ジャズ期以降のフアンでありソレ以前のスタイルにのめり込んでいる人はさらにさらにごく少数派ですが、NHKの朝ドラなどでのジャズといえば、せいぜいスイング・ジャズまでのようですね。パーカーやソレ以降のジャズが朝ドラのテーマになる時代はこの先も想像できません。(笑)パーカーの真髄をりかいし、好きで好きで・・という若い友人が一人いましたが、彼は決してそれを強制しませんでしたが「フィル・ウッズが好きならパーカーも好きになるかもよ?」といってくれましたがやはり・・・。でした。
結論としまして、まあ死ぬまでになんとかパーカーの真髄にふれることができればなあとおもいますが
けたたましいだけ?のビ・バップは・・好きになれません。。しかし若い人には「パーカーだけは手をだすな!」とだけいい、そうすれば反感をかんじて聴いてくれるみたいです。(笑)私は「アンチ・パーカー・ビバップ派」とでもいいましょうか。。(笑)
>「別格・別物感」は十分理解できましたが「好み」「愛聴する」には至りませんでした。
それで十分なんじゃないかと思いますよ。
私の場合だと、ヨーロッパの現代ジャズや、白人ヴォーカルものに対してそれに近いものを感じておりまして、聴けば「いい」と思うんでしょうが、それ以前の問題として、まず「よし聴こう」とまだはなかなかならないんです。
そして、聴いたとしても、当然「いい」ものが多いんですけど、記憶に残らない、愛聴盤として残らないことが多いと、まあそんな感じです。
>若い人には「パーカーだけは手をだすな!」とだけいい、そうすれば反感をかんじて聴いてくれるみたいです。
これいいですね。
逆にパーカーの布教活動(?)をしているという(笑)。
けたたましい、といよりも「目まぐるしい」展開の楽曲が現代の音楽には多いと思うので、意外とビバップ時代の「けたたましさ」を牧歌的に感じるかもじれませんよ、今の若い世代の人たちは。