YouTube動画の視聴者の方からいただいたコメント
昔のハードバップはいいけど、
今のハードバップは何か物足りない(要約)
⇒こちら
たしかに、そうかも。
というわけで、なぜ、50年代のハードバップに、2010年代を生きる我々は魅せられ、最近のハードバップには、50年代のハードバップに漂う「何か」を感じられないのかを、喋りながら考察してみた動画をアップしてみました。
もちろん、現在のハードバップを否定しているわけでもありませんし、洗練されたアプローチ、技術で演奏された現代のハードバップも、心躍る面は多々あります。
何が違うのか?
音の違いというより、演奏者の違い。
その点について、語ってみた動画です。
ご興味ある方はご覧になってください。
コメント
永井勉さんからのコメント。
Jazz初心者の永井です。
(ハードバップ)とは何なんですか?。
ビ・バップとは違うのですか?
ネット検索しても、いまいちその区分けがわかりません。
わかりやすく教えて下さい、マスター <(_ _)>
言葉だと実感しにくいので、まずはサヴォイのパーカーを10曲以上ききまくってください(笑)。
特に、《ココ》、《バード・ゲッツ・ザ・ウォーム》はマストで。これがビバップです。
その後、マイルスの『ウォーキン』や、クリフォード・ブラウンとマックスローチのアルバムを聞きまくってください(笑)。
これがハードバップです。
ビバップ⇒完全燃焼、起承転結あまり関係なし、アレンジよりも、どちらかというと勢い重視、短い時間と速いテンポの中、秒速単位で次から次へと迫りくる複雑なコード進行を高速演算処理で即興でメロディをつむぎだす頭脳と楽器操作技術⇒凄いでしょ~?な世界
ハードバップ⇒アドリブの時の勢いや瞬発力も大事だけど、誰もがパーカーのように出来るわけでもなし。テーマのアンサンブルやアレンジにも気を配って、もうちょっと音楽として聴ける内容にしようぜ
な、違いが体感できると思います。
永井勉さんからの返信。
マスター ありがとうぎざいます。
全部 聞いてみます <(_ _)>
大変かもしれませんが、トライしてみてください!
こたいぬさんからのコメント。
いい説明なのではw
ありがとうございます!
奥野眞琴さんからのコメント。
雲さん言及の「時代の垢」とは、ジム・クロウ法(~1964年)の時代、
ジャズ界に身を置いたアフリカ系米国人の人種差別(カラード)のDNAと解釈。
チャーリー・ヘイデン幼少時のミズリー州(ジムクロウ・サウスの1州)での映画館エピソード、
アール・ハインズの爆弾事件、初知見でした。自身そんな歴史的な事実は、従前承知していてはず。
しかし、それをわきまえ、深く考えてジャズに触れてかったのでは・・・・
確かに自分がジャズを聴き始めて2~3年後、リッチー・コール、スコット・ハミルトン、ウィントン・マルサリス等が台頭してきた。SJ誌では確か「新伝承派」と呼ばれていたような?
それでも、私は50年~60年代のハードバップ、モード(新主流派)中心に聴いていました。雲さんの「時代の垢」を背負った、ジム・クロウ法下のハードパップを含む「ジャズマン」。
「時代の垢」使わせて頂きます。ところで、3月に見た映画『グリーン・ブック』にも、先の知らなったエピソードと同様、ジムクロウ法下に生きたアフリカ系米国人の「ドン・シャーリー」の物語でした。
私は「ドン・シャーリー」と云うミュージシャンをこの映画で初めて知りました。
珍しいセットの「ピアノ・トリオ」(チェロ&ヴァイオリン)。
マイルス・デイビスより上の有色の富裕層出身のはず、その出自からクラシック・ピアニストにも慣れず、ジャズ界にも身を置かない。白人にも成れず黒人にもシカトされた、カーネギーホールの上層階に住む富裕異邦人のようだ。雲さんの言葉を借りると、「歪んだ時代の垢」を背負った「ドン・シャーリー」。雲さんのYou-Tub公開に感謝致します。
ありがとうございます!
yasさんからのコメント。
暴論吐きますけど
ジャズを学校で習ってはいけないんですよ。だからテクはあるけど画一的で個性のないミュージシャンが多くなるんだと思いますよ。
学校の先生から教えてもらうんじゃなくて、恐る恐る怖い先輩の門を叩いて、技術を盗んで、悪い遊びも覚えて、うっかり変なクスリも覚えて、そんなことしながら腕を磨いた人の方が、いい音出せるんじゃないですか?不良になれと言ってるんじゃないですけどね。
今はロックも学校で習う時代ですからね。こんなこと言うのは時代遅れなんでしょうけど。
ごもっともだと思います!
坂巻洋さんからのコメント。
🌸🌾😊🍀
😊😊😊😊
川辺一弘さんからのコメント。
雲さんに激しく賛同します。その時代でしかできない音楽があると思います。
私、古い音楽が好きです。エラ&ルイとか、ジャイブ時代のキングコールとか…。今、その辺の音楽を真似てやる人がいますが、どうしてもちょっと違うんです。それが悪いわけではありませんが…。
なんかルイ·ジョーダン聴きたくなりました。
ありがとうございます。
ルイ・ジョーダン、いいですね!
Mikio Itoさんからのコメント。
簡単に言えば,辛酸を嘗めた人しか本当の演歌を歌えないという類の話.
べつに簡単にしてくれなくてもいいんだけどね。
Ken Konishiさんからのコメント。
昨今のジャズは泥臭さ、汗臭さがかんじられませんね。洗練され過ぎだと思います。
あと、スピード感が全然違いますよね。
俊さんからのコメント。
私は好みの問題として、時代とかスタイルの話が先に出てくるのはどうなのかなあと思います。私、クリフォード・ブラウンも好きですし、ルビー・ブラフも大好きです。要するに時代とか、スタイルは基本的に関係ないわけです。もちろん「傾向」はあるかもしれませんが、50年代はいいけど70年代はだめ、ということではないでしょう。だいぶ前ですが、まだ存命のスコット・ハミルトンの演奏を聴きました。まあ素晴らしいこと。少なくとも彼には時代もスタイルも全く関係ないんですね。
それはあなたの感想ですよね?(ひろゆき風に)
>時代とかスタイルの話が先に出てくるのはどうなのかなあと思います。
「要するに時代とか、スタイルは基本的に関係ないわけです」
そうお感じになられるのはご自由ですし、特に否定するつもりは毛頭もございません。
ただ、今回の動画の話題は、「関係ないわけです」と一言でバッサリ斬り捨てられる人を対象した話ではなく、
「どうして違うのだろう?何が違うのだろう?」と疑問を持たれ、私めに質問をされてきた方にアンサーをする趣旨のものでした。
かくいう私自身も、その感触の「違い」を感じ取っている一人であり、どこがどう違うのだろう?と時々考えています。
あなたにとってはどうでもいいことかもしれませんが、
どうでもよくないことにこだわる人もいるのだということをどうぞご理解くださいませ。
関心のない話に長時間お付き合いいただいたことに感謝すると同時に、貴重な時間を奪ったことに対しては申し訳なく思います。
いろいろな話題を扱った動画をアップしていますので、中には「関心ない」「関係ない」とお感じになられる話題も今後もたくさん出てくることでしょう。
その中で、自分に関係ないと感じた話題はどうぞスルーしてくださいませ。
くまが集う喫茶店さんからのコメント。
独学で作り上げた個性的な
スタイルと音色でしょうか。
独学、って、まさにその通りだと思います。
自分で苦労したり試行錯誤を重ねて作り上げたものと、
先人が苦労して敷設したレールの上に乗っかった上で表現を洗練されていくのとでは、やはり、ニュアンス、肌触りは全然違うと思うのですよ。
最近だとヒップホップなんかにもそれを感じますね。
くまが集う喫茶店さんからの返信。
日本人のピアニストで
誰だったか忘れましたが『バークリーに入学するので
グループを辞めたい』と
ジミー・コブに頼んだら『そんな事やったら
お前を今後NYで仕事
出来なくしてやるぞ💢』と物凄い剣幕で
怒鳴られたんだそうです
(^o^;このエピソードが
『ジャズは現場(独学)で覚えろ』
と言うミュージシャンの
考え方を物語ってますよね。
なるほど、興味深いエピソードですね。