「カレー」という食べ物も
地方によってイントネーションが違うように、
ジャズマンを呼ぶときのイントネーションも、人によって差があるようです。
チャーリー・パーカーの「パーカー」は、
パーカー↑?
パーカー↓?
バド・パウエルの「パウエル」は、
パ↑ウエル?
パ↓ウエル?
エリック・ドルフィーの「ドルフィー」は、
ド↑ルフィー?
ド↓ルフィー?
音声を伝えられるYouTubeならではの特性を活かして、様々なジャズマンのイントネーションをお伝えする動画をアップしてみました。
よろしければ、ご覧になってみてください。
ま、知ったところで、あまり役には立たないかもしれませんが、少なくとも、ジャズ喫茶で知り合った人同士の会話においては、恥をかくことはあまり無いんじゃないかと思います。
コメント
視聴者様からいただいたコメントを紹介します。
dra gonさんからのコメント。
こういうネタすきです
ありがとうございます!
永井勉さんからのコメント。
ロックサイドから 言わせてもらいます。
ジェフベックの ベックの語尾を上げている連中がいて
絶対に、こいつらジェフベックに近づけないと思ってた時期
がありました・・・・W
ああ、いましたいました!(爆笑)
kamaichi2002さんからのコメント。
この、アクセントの取り方、パウェルを除けば、まったく同じです。湘南地方と中央線…。不思議ですねぇ。
不思議ですねぇ(笑)。
サンジョルディさんからのコメント。
面白いですね。アメリカ人は、知り合いだったらファーストネーム、知り合いでなかったらファミリーネームなのかもしれません。
昔、映画雑誌の『スクリーン』では「オリビア・ハシー」、『ロードショー』では「オリビア・ハッセー」と表記してありました。「映画ファンとしては「統一してよ」と思いましたね。具体例は忘れましたが、NHKも独特の名前表記がありますよね。
ありますねぇ。
ジャズマンで分かりやすい例として、ウィントン・マルサリス表記の雑誌と、ウィントン・マーサリス表記の雑誌がありますからね。
ちなみに、『レコードコレクター』誌は、「ビッチズ・ブリュー」でした。
花野夏さんからのコメント。
イントネーションネタ、面白いですね。その人のジャズ歴が分かってしまったり(笑)。あとは個人的にずっと面白いなぁ、と思い続けてきたことがあります。ジャズミュージシャンをファーストネームで呼ぶか、ラストネームで呼ぶか問題です。もちろん日本限定の問題。僕のイメージでは、ラストネームで呼ぶのとフルネームで呼ぶのが圧倒的に多いように感じます。ファーストネームで呼ぶミュージシャンを思いつくまま挙げてみると、マイルス、オーネット、ウェス、タル、エラ、サラ、キース、ジャンゴ、エルヴィン、ハービー、バド、ウィントン(ケリー)マッコイ、マル、ハンク(モブレーではなくジョーンズの方)、クィンシー、ホレス(パーランではなくシルヴァーの方)…あと誰がいたでしょうかね?因みに、セシル・テイラーはセシルと呼んでもテイラーと呼んでも何か今ひとつピリっときません。やはり、彼もフルネーム派で『セシル・テイラー』と呼ぶとめちゃくちゃカッコいいです。しかし、いい名前だなぁ。如何にもジャズミュージシャンっぽいです。それではまた♪
それに、なんだか知的な響きもしますからね、セシル・テイラー。
あっ、だから昔は(まだ私がジャズを聴く前ですが)、本当はセシルの音楽のすばらしさがよくわからなそうな人も、「ボク、セシル・テイラー聴いてます」「マスター、セシル・テイラーかけてよ」というような人が多かったのかなぁ?(妄想)
御駄賃取郎さんからのコメント。
今年【2021年)のオリンピックをみていて一番わらったのは柔道の「ウルフ・アロン選手」の発音だった。
スペルはあの野球のハンク・アーロンと同じだ。何故ウルフ・アーロンではないのだ?これでは「(孤独な)一匹狼のごたるなあ・・・。」また日本の敬語では「もちあげつつ落とす・バカにする」という高等技術?があり在日外人から「なぜ貴様というと怒られるの」とか「オノボリさんとかオマワリサン」だけ「お」がつくの?と聞かれ、答えられなかった。・・おそらくキャバレーの呼び込みが「よ!シャチョウ!」というのに近いのかな?ジャズではむかしある評論家がいつまでも「ケニー・ドーハム?のーのーケニー・ダラムね」と言い続けていた。通訳経験のある人なのでそうだと思っていたが外人にみせたらやはり「ケニー・ダラム」と聞こえた。
大昔、ベースの先生とメッセンジャーズの《プリンス・アルバート》の話をしていたことがあって、この曲はご存知のとおり、《オール・ザ・シングズ・ユー・アー》のコード進行の上に、ケニー・ドーハムが別なメロディをのっけたナンバーなんですが、私が「ドーハム」といったら、ベースの先生は「ダーハム!ダーハムだよ雲ちゃん、ドーよりダーのほうが通っぽいよ!」と仰られていたことを思い出しました。