デイヴ・リーブマンがマイルスのバンドに加入するまで

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サックス奏者、デイヴ・リーブマンがマイルスのバンドに加入するまでの経緯を語ってみました。

コルトレーンもショーターもマイルス・バンドで多大な貢献を果たしましたが、リーブマンだってかなりスゴいサックス奏者だったと思います。

コメント

ブラウンサムさんからのコメント。

やっぱりデイヴリーブマンがいた73年バンドが最高。アガパンバンドの弱点を強いて言えばソニーフォーチュン、だと思う。ダークメイガスのようなドロドロ、グチョグチョ感に欠けるのだ、特にイフェのような曲でそれが顕著。リーブマンがいて、エイゾがいないバンドが聴きたくて禁断のブートに手を出してしまった私。でも『Unreachable Station』『Berlin 1973』『Shaboo Inn』はよかよか。

>アガパンバンドの弱点を強いて言えばソニーフォーチュン、だと思う。
同感です。あのライヴ、リーブマンだったらどんなことになっていたことやらと想像すると楽しいですね。

ブラウンサムさんからの返信。

ジャズな話/高野雲 ワーナーから出ているモントルーライブのdisc1のブーイングには驚きでした。今でこそゾクゾクして聴いているのですが、初めてあのグチョグチョ爆音、バンドマンの身なり、音響器材の山を目の当たりにして、平常心ではいられなかったのでしょうね。

サンジョルディさんからのコメント。

マイルスって常に刺激を求めたのですね。
【上田、下田、羽田の会話】
【下田】ドルフィーの『アウト・ゼア』でのもやもやは、ピアノレスなんですよ。
【上田】我々は、それをピアノレスならぬ「ピアノロス」と呼んでいる。
【羽田】ジャズにおけるピアノの役割は、何だと思う?
【下田】メロディ、音の補足、テンポキープ、和音ですか?
【羽田】そう。ピアノレスだと、テンポが多少ずれても分かりにくい。
【下田】ロリンズのピアノレスの意図ですね。
【上田】あと、ピアノレスだと和音・コードが隠れてしまう。
【下田】それが、「アウト・ゼア」ですか。ベースは?
【羽田】デュヴィヴィエのベースは、コードの根っこ・ルート音を弾いていないからね。ずっと上がり下がりを繰り返している。
【下田】「ピアノロス」とは、テンポやコードが隠れているから、ロスな気分になるのですね。
【上田】分析できれば、対処できるよ。

ピアノロス(笑)。
うまいですね!

サンジョルディさんからの返信。

上田さんたちは、親父ギャグ世代ですからね。

高松貞治さんからのコメント。

デイヴ・リーブマンはマイルスとの相性が抜群でジョン・コルトレーンやウエイン・ショーター以上でした。しかしデイヴ・リーブマンが参加した完全なフルアルバムはいまだに公表されていません。そのことが残念でなりません。
デイヴ・リーブマンもオン・ザ・コーナーに参加していますが、マイルス・デイヴィスに急に吹けと呼ばれて一応吹いたのですが、終わった後も本人は何が何だか分かんなかったそうです。本人が言うには聞いてもらえればオン・ザ・コナーに入っているさと言っています。自分もこれからオン・ザ・コーナーを再び聴くつもりです。以上が中山康樹さん本に書いてありました。本当に中山康樹さんはマイルス・デイヴィスを語らせるとほんとにうまいですね!

田村昌久さんからのコメント。

よく晴れあがった台風一過の月曜日🌞 
天気とは逆に いつもながら気乗りのしない月曜の朝の私は、職場で気付け薬のジャズを聴いてます🤗 
今週1発目のジャズは、ミンガスのTHE CROWN🎶 
音が分厚く ミンガスのジャズは、いいよなぁと思いながら 何故か?ベースでなく ドラムの音を無性に追いかける私🤔 
そういえば ダニー・リッチモンドは、ズートのダウンホームでもスタイルを変えずにエンヤトット太鼓を叩いてたよな🤔と思い出し このオッサン面白い奴だとニヤニヤしていた時に 雲さんのデイブ・リーブマンを発見!😂 
私の中学生の頃 TDKのカセットテープのCMにマイルスが出ていて 座って1言発するだけでしたが 化け者のような姿をしたマイルスの存在感が当時話題になりました😂 
ちょうどその頃に加入していたリーブマンですが、今聴いても リーブマンもアガパンのフォーチュンにしても ジャズをしていますよね🤗   
当時はバンドのスタイルが変わり 伝統的なジャズファンからすれば エレクトリックマイルスなんか ジャズではなく 騒音そのものだと言う方が 私の周りにも多くおられましたが、そんな方も 今冷静にリーブマンやフォーチュンの1つ1つのフレーズを聴かれたら ジャズしてると気づかれるはずです😉
唯一 二人の違いは、 (これは私の勝手な思い込みですが)リーブマンには、マイルスの音楽に真剣に同化しようとの真面目さがあり、フォーチュンはあくまでもジャズミュージシャンとの仕事を貫いていたように感じています🤗  
その理油は、アガパンが本国アメリカで発売された時の批評が 唯一フォーチュンだけがジャズのプレーをしているが、演奏は全体的に良くないアルバム との評価をされたことは、フォーチュンが どこかマイルスの音楽に同化してなかったと考えられる裏づけかと思います🤗  
復帰後のマイルスは、完全に吹っ切れた感じがありましたが、私には この頃のマイルスバンドもこんな有望な若きジャズミュージシャンを加入させていた限り 当時のマイルスバンドも立派なジャズだったと思っています😉
近年 リーブマンは、ファイアーという良いアルバムを作りましたが、やっぱり真面目なジャズミュージシャンだと心から思える人です🤗

坂巻洋さんからの絵文字。

🐣🌷🍀💙

花野夏さんからのコメント。

お話、楽しく聞かせていただきました~♪
『Live In Tokyo 1973』(超名盤!)はデイヴ・リーブマンの凄さを体感するのに最良のCDになると思います。
もちろん、エルヴィンの『ライヴ・アット・ザ・ライトハウス』はマスト!それではまた♪

Tetsuo Nambaさんからのコメント。

僕は Liebman のファンと言うわけではありませんが、教育者としては非常に尊敬しています。多くの優れた教育動画を残しており、音楽界に与えた影響は大きいと言えます。彼は学者肌で音楽について深く研究しています。彼の著書 “A Chromatic Approach To Jazz Harmony and Melody” は難解ですが、彼が何を考えて演奏をしているかが分かります。
ちなみに、彼はフルートも吹いていましたね。

コメントありがとうございました。

Tetsuo Nambaさんからの返信。

学生の時から音楽理論を独学でずっと勉強してきましたが、実践が全く伴っていません。Liebmanの本は採譜例の数が膨大なので、身につくまであと何年もかかりそうです。

I am the walrusさんからの返信。

こんにちは!いつも動画拝見しております。
デイヴ・リーブマンのプレイは強烈ですよね〜
私もマイルスバンドの歴代サックス奏者のベストを挙げろと言われたら、まず彼の名を挙げると思います。
コルトレーン、モブレー、リヴァース、ショーター、バーツ、フォーチュンと名だたるサックス奏者がマイルスのバンドに加入してきましたが、彼ほどマイルスが当時目指していた音楽性と合致したプレイヤーはいないんじゃないでしょうか。ピート・コージーやレジー・ルーカスのグロテスク極まりないプレイに埋もれることなく、唯一マトモに張り合えた人間だと思っています。

ところで高野さんは、長期引退直前のマイルスバンドに在籍していたサム・モリソンのプレイをお聴きになったことはありますでしょうか?
彼はごく短期間、末期アガパンバンドにてソプラノ・テナー・フルートを担当し、音楽家を引退後テニス講師になったという奇妙な経歴は『聴け!』でも取り上げられていますね笑
現在のところ、オフィシャルではThe Bootleg Series Vol. 4の《Mtume》でしか彼のプレイを聞くことはできませんが、ブートレグを聴いていると中々個性があって面白いものがありますよ。
彼もまたリーブマンと同じ白系の奏者なのですが、非常にグロテスクかつ黒い部分があると思います。「黒い」といってもソニー・フォーチュンのような黒系の黒さとはまた違った、邪悪さにも近しい黒さがあるようにも感じます…
まだお聴きになったことがないのであれば是非(^-^)

残念ながらサム・モリソンは、中山康樹さんの『マイルスを聴け!』を読んで覚えているのですが(そのユニークな経歴が印象深かったもので)、残念ながら彼のプレイは聴いたことがありません。

う~む、聴いてみたくなった!!!!
>非常にグロテスクかつ黒い部分
>邪悪さにも近しい黒さ

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