Tetsuo Nambaさんのコメント。
バラードといえば、すぐヴォーカルと思ってしまいます。
特に好きな曲は Here’s That Rainy Day。中学生の時に初めて聴いて、独特のコード進行に驚きました。メロディも歌詞も切なくて美しいです。
⇒こちら
そうか!
《ヒアズ・ザット・レイニー・デイ》。
うん、名曲!!
ビル・エヴァンス、
ポール・デスモンド、
ウェス・モンゴメリー、
ジョー・パス、
デューク・ジョーダン……。
様々なジャズマンが名演を残しています。
このスタンダードナンバーについて話した動画をアップしました。
私は、やっぱりチェット・ベイカーの脱力系トランペットが好きですね。
これはスティープル・チェイスの
『ホェン・サニー・ゲッツ・ブルー』に収録されていますよ。
コメント
長谷川孝二さんからのコメント。
個性的なアーティストに対しては、好き嫌いが分かれるのが多いと思います。
なのでジャッキーマクリーンの嫌いな人の「音程が悪いから」という理由は表面上の意識で、実は深層心理は単に個性に対する拒否反応なのかもしれません。
コルトレーンもそうですが、よく「コルトレーンは嫌いだ」と言う人に対して「なんで〜コルトレーンの良さなんでわからないの〜?」みたいな反応するかたもいますが、僕はコルトレーンは嫌いな人がいるのが当然だと思っています。その理由は、コルトレーンをキッカケにサックス始めた僕でさえ、コルトレーンのサウンドが急に不快に感じて聴きたく無くなってしまう時期が時々あるからです(笑)。それでも半年くらいすると急にまた聴きたくなるんですよね、コルトレーンは本当に危ないアーティストだと思います(笑)。
MrNOBUchanさんからのコメント。
私は、雲さんが動画の中で言及しておられたウェス・モンゴメリーのライヴ盤「ソリチュード」収録の演奏が大好きです。ウェスだけでなく、共演のハロルド・メイバーン(p)も素晴らしいんですよ。
本邦では、渡辺貞夫さんも、私にとってナベサダ最高作と信じる「Live at The Junk」(1969年銀座のクラブでの実況盤、渡辺貞夫、増尾好秋、鈴木良雄、渡辺文男)でこの曲をやっていますね。あとケニー・ドリュー(p)が、フィリップ・カテリーン(g:フランス人)、ニールス・ペデルセン(b)とトリオで録音した「イン・コンサート」に収録されているバージョンも大好きです。
高松貞治さんからのコメント。
チェット・ベイカーは哀愁のオンパレードですよね。映画「ブルーに生まれついて」をみたくなりますよね。
永井勉さんからのコメント。
ジャッキー・マクリーン・・・涙
パーカーに比べたら下手すぎるプレーかもしれませんが
Mal Waldronの Left Aloneで聴くジャッキー・マクリーンは凄いです!!
地味なんですが 凄く深い演奏をしています!!!
ただ だれもパーカーになれないと同時にマクリーンにはなれない
という音源だと感じました・・・
Tetsuo Nambaさんからのコメント。
Here’s That Rainy Day を作曲した Jimmy Van Heusen は他にも美しい曲を沢山書いていますね。中でも Sinatra がヒットさせた All The Way は泣かせます。のちに Céline Dion がカヴァーして話題になりました。
サンジョルディさんからのコメント。
【切ないジャズマン好きが、好きそうなバラード、あるある】
「ステイ・アズ・スイート・アズ・ユー・アー」〜ソニー・レッド『アウト・オブ・ブルー』より
理由:切ない音色のソニー・レッドがバラードを吹けば、「切ない」の二乗じゃないですかー(笑)
サンジョルディさんからのコメント。
【曇り空のトランペットと、青空のトランペット、あるある】
ドナルド・バードのバラードを聴いていて思いました。「なぜ、伸びやかなトランペットなのに、哀愁があるのだろう?」と。
そこで、ケニー・ドーハムと比べてみました。
ケニー・ドーハムのトランペットは、もつれたタイム感、かすれ気味でやや曇った音色で、そこに哀愁を感じます。言わば、曇り空、です。
ドナルド・バードは、どちらかと言うと、きちっとしたタイム感、伸びやかで透明な音色です。言わば、青空、です。
ですが、雲一つない青空だからこそ、そのどこまでも続く青さに、かえって哀愁やはかなさを感じることはないでしょうか。濁りの全くない湖に哀愁や怖さを感じるように…。曇り空のトランペットと、青空のトランペット…
そのどちらにも、やっぱり魅力を感じます。
素晴らしい❣️
サンジョルディさんからの返信。
あくまで個人の感想です😅
Jさんからのコメント。
コールポーターより バートバカラック好きだな~
特に the look of love etc..
ほら 2000年頃だったか 当たり年のボージョレー バカラグラスでゴクゴク 上手かった 違うか~(笑)
J
サンジョルディさんからのコメント。
【直球サックスと、変化球トランペット、あるある】
リー・モーガン『リー・ウェイ』、リー・モーガンとジャッキー・マクリーンの初共演アルバムです。
聴いていて「ジャッキー・マクリーンは、リー・モーガンと何かが違うな」と感じました。それは…。マクリーンは、<ひねって>いません(笑)。
マクリーンと言うと、かすれたような音色、やや詰まり気味のフレーズ、そんなイメージが強すぎて、何かひねっていそうな気がしていました。でも、音の伸びは、意外にまっすぐ、直球なのです。ひねりもせず、ビブラートもあまりかけません。
これは、そう、あのジョン・コルトレーンに似ています。
ふむ、すると、まっすぐ勝負の、いさぎよいマクリーンとコルトレーンの姿勢が、日本のジャズ好きの琴線に触れたのではないでしょうか?かたや、リー・モーガンは、ひねるひねる、手元で小さく曲がる変化球。これもまた面白いものです。
つまり、<直球サックスと変化球トランペット>、でした。