ジャズのブルース ロックのブルース

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サンジョルディさんからのコメント。

【考察:日本のジャズ好きは、なぜブルースを聴かないのか、あるある】
*「ブルーズ」と英語発音にこだわる人もいますが、馴染み深い「ブルース」とします。

ジャズと<兄弟>と言われるブルース、しかし、日本の多くのジャズ好きは、ブルースを聴かないのでは?
その理由を考えてみます。*一部に<誤解・食わず嫌い>、あり。

①ジャズ好き・特にハードバップ好きは、ヴォーカルが苦手だから。
②ジャズ好きの中にはヴォーカル好きも一部いるが、それは女性ヴォーカル好きであり、男の声は苦手だから。
③基本スタイルの、<ギターやハーモニカで歌の伴奏>というのが苦手だから。
④「タッタ、タッタ、タッタ、タッタ」というシャッフルリズムが苦手だから。
⑤決まり事が多く、あまり曲としての展開がないように思えるから。

⑥やや<ベタで土臭い>イメージが強いから。

ザ・ローリング・ストーンズやエリック・クラプトンなどを経由して、言わば<親>であるブルースを聴くようになったロック好きは、多いと感じます。
ロック好きは、ヴォーカルとギター好きでもありますから抵抗は少ないでしょう。

<兄弟>の絆よりも、<親子>の絆の方が強いということでしょうか(笑)

こちら

うむ、これは興味深い。

これはもう、
中国発祥のラーメンと、
横浜家系ラーメンの違いというか、

インド発祥のカレーと、
札幌スープカレーの違いというか、

まあ、どんどん時代と土地と時間の作用で、
オリジナルがどんどん変容(あえて進化とはいわない)していくということなんでしょうね。

ちなみに、あくまで私の場合ですが、
ストーンズのブルースにも、
クラプトンのブルースにも、
あんまりブルースは感じないんですよね。

あくまでロック。
ブルース形式のロック。

チャーリー・パットン、
ロバート・ジョンソン、
あるいはマディ・ウォーターズでもいいや。

白人ロッカーたちによるブルース形式のロックを聴くと、
ブルース遠くにありにけり、って思っちゃう性質なんですよね。

最初に聴いたのが、
カントリー・ブルースだったからということも大きいのかもしれません。

チャーリー・パットンやロバジョンを原酒とすれば、
白人のブルースロックは、口当たりの良いカクテルに感じちゃいます。

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動画

で、サンジョルディさんのコメントを紹介する動画をアップしました。

たしかに、私はブルースの男性ヴォーカルは抵抗ないけど、
ジャズの男性ヴォーカルはほとんど聴いてないなぁ。

フランク・シナトラ、
メル・トーメ、
ボビー・マクファーリン、
マーク・マーフィ……

それぞれ音源はいくつか持ってはいるけれども、
そういえば、ほとんど聴いてないです。

コメント

くまが集う喫茶店さんからのコメント。

僕は高校時代から
ブルースロックバンドに
いましたので
何でも来いで〜す✨ 

地元めんたいロックで
鍛えられてますから!
(^o^)丿

上記コメントに対して、海田祐樹史さんからのコメント。

めんたいロック歌手の福田純太郎さんは、小倉で進学資金稼ぎでバンドマンしてた時の先輩です。

上記コメントへの、くまが集う喫茶店さんからのコメント。

福田純太郎さん
僕は知らなかったんですが
バイキングと言うバンド
だったんですね。

春日米軍基地までライヴに
来ていたとありました。

小倉はロックもですが
ジャズが盛んな街ですよね。
アマチュアジャズコンボの
演奏レベルが高いです
(^^)

上記コメントに対して、海田祐樹史さんからのコメント。

僕は高校3年の春から八幡区のダンスホールでベーシストとして仕事を始めました。大学浪人中は新世紀というキャバレーのビッグバンドで仕事してました。小倉はジャズ活動が盛んでした。

くまが集う喫茶店さんは博多ですか?

上記コメントに対して、くまが集う喫茶店さんからの回答。

はい。博多方面になります。

僕の父親は中洲にあった
『チャイナタウン』と言う 
キャバレーのビッグバンドで
トランペッターを務めていました

僕は1969年生まれなので
ロックバンドで活動していた
のは80〜90年代でした。
(^^)

上記返答に対して海田祐樹史さんからのコメント。

チャイナタウン、中洲にもあったのですね!

僕は小倉のチャイナタウンでも演奏していた時期が有ります。僕の親父もバンドマンでピアノで芦屋のキャンプでバンマスしてました。叔父はトロンボーンで小倉の月世界でバンマスでした。

kankannouさんからのコメント。

ルイ・アームストロング🎺ジョー・ワトキンス🥁キッド・ハワード🎺🎵のブルースボーカル😃

橋本博さんからのコメント。

ジミー・リード、リトル・ウォルター、ストーンズ、ディラン・・・大好きです(^ ^)
サッチモ、シナトラ、ナット・コール以外の男性ボーカルに特に食指は動きません。
タッタ♪タッタ♪は大好きです(^ ^)

海田祐樹史(kaida yukishi)さんからのコメント。

あくまでも僕個人的な感覚ですが…ブルースって楽曲というより民謡に近い感じがします。

ハワイアンも地唄的な「フラソング」と欧米の影響を受けた「ハオレソング」があります。

あと、白人系が好きな人と黒人系が好きな人、黒っぽさ満載の白人や洗練された黒人とか、好きな感じで変わると思います。

>ブルースって楽曲というより民謡に近い感じがします。
たしかに、たしかに。
言われてみれば、そのように感じます。

R Kさんからのコメント。

たとえばジャズのシステムとして、与えられた小節を自身のアドリブで埋めてゆくとして考えた場合、ジャズミュージシャンはかなりキチンとテーマとアドリブのメリハリをつけてプレイしている場合が多い様に思います。その意味ではジャズにおけるブルースは洗練されていると言えるかもしれませんね。

ソニー・クラーク(P)の〝クール・ストラッティン〟、ジョン・コルトレーン(Ts)の〝ブルー・トレイン〟、セロニアス・モンク(P)の〝ミステリオーソ〟などの名曲では、よく考えられたアイデアのもとに構成されていると思います。

対して、トラディショナルなブルースの場合、時として、ジャズファンが大事にしているブルースの要素である12小節(A.B.A’)の形式さえも気にせずに〝あれっ、13小節になってる?〟などという場合があったりします。

その部分がいわゆる〝土着的〟な部分だったりして、それがまた良いと言う人もいますね。

ジャズファンにとっては、ブルースの形式もシステムのひとつとしてとらえているという事でしょうか。

いち形式として、アドリブのためのたたき台をとらえている人もいれば、とはいえ、それでもやっぱりフィーリング大事だよねな人も少なくないんじゃないかと思います。

あくまで私の場合ですが、ブルースはルーツにまったくなく、後天的な学習で好きになっていった口なので、演奏する場合は、もうひとつのシステム(形式)として、割り切っちゃっていますね。

東雲ぽんちょさんからのコメント。

私は、blues(サンハウスやチャーリーパットンなどの戦前blues)からJAZZに入りました🎶

それはかっちょいいです!

Jさんからのコメント。

いにしえの 大阪は難波から近い とあるジャズ喫茶で聴いた ジェームスブラウンの例のゲロンパ..掛かった時に席を外してしまった  後悔..          それにしてもあの時のオランダのフリーチャ カウフェルドのホワッツニュー 確かwith クリフォードブラウンだったような 本当に存在するアルバムなのか..
なんと粋なとこだったと気がつくも..
                    J

jazzlove 42さんからのコメント。

確かに男性ボーカルで聞くのはシナトラ、ナットコール、トニーベネット辺りに限定されちゃいますね。
あとジョーウィリアムスなんか結構好きな人多いんじゃないですか??
それ以外だと…ビリーエクスタイン、ビルヘンダーソン、ジミーラッシングあたりは通好みなイメージ。
ディーンマーティンとかボビーダーリンが歌うジャズもいい感じ。
あ、チェットベイカーもいましたね
男性ボーカル意外と聞いてましたw

ちなみに僕は元々ジャズが好きだったんですけど、中学校で英語の先生に見せてもらった映画”BluesBrothers”のカッコ良さに衝撃を受けてブルースにもハマりました!Sweet home Chicagoは名曲!!

あ、チェット・ベイカーも忘れてた‼️💦

それに対して、Jさんからのコメント。

チュットベイカーは 中性です   違うか~
                     J

サンジョルディさんからのコメント。

コメント返し、ありがとうございました。
高野さんに、ブルースどっぷりの時期があったとは知りませんでした😮‍💨
ブルース耳から聴くと、ローリング・ストーンズもエリック・クラプトンも、<ロックにしか聴こえない>と言うのも、少し分かる気がします。

ただ、私にとっては、クラプトンの<泣きのギター>は、
やっぱりブルースなのです(笑)

聴く順番で、ずいぶん聞こえ方が変わるんじゃないかと思います。

という私のコメントに対し、サンジョルディさん、

確かに😊

ホリキラさんからのコメント。

初コメント失礼します。
チャンネル登録させて頂き、いつも拝聴させて貰ってます。
私は元パンクロッカーでBLUES上がり、経年を経て現在jazzでベースやってます。
よくjazzセッションなどでBLUES系の曲やると管楽器でハード・バップ好きの方々は仰る通り小馬鹿にしたり嫌がる人が多くみられます、その割りに大した12小節起承転結なくダラダラと吹いてたりとか笑
jazzやる上でBLUESは根本的なRootsなのに残念な人達多いな~と昨今思います。あくまでも地域的な環境も有るかもですが

永井勉さんからのコメント。

サンジョルディーさん恐るべし、すべてその通りです・・・m(__)m
で、ふと思ったんですが・・・ 
1963 Mingus Mingus Mingus Mingus Mingus
5曲目のBetter Get Hit in Yo’ Soulがとても面白いアプローチをしていますよね・・・・・・W
1959 Mingus Ah Umではギリギリjazzのテイストでやっているのですが、
5Mingusでは後半でシャッフルに変わるんです・・・これって凄くないですか・・・!!
ジャズミュージシャンはエレクトリックブルースを多分下に見ていて、
演奏出来るけどレベルの低い音楽はやる必要がないと思っていたのでは・・・
Mingusの創る音楽には師であるエリントンの影響が多々あってジャンルにこだわらない
姿勢が似ています・・・
だからロック聴きはすんなりMingusに入っていける気がします・・・m(__)m
亡くなる寸前のプロジェクトがJoni Mitchellの1979Mingusだった事を思えばうなずけます・・・m(__)m

長谷川孝二さんからのコメント。

ジャズ好きで、聴くだけの人は自由なのでブルース嫌いでも構わないとは思いますが(もちろん聴いてる人とは違う聴こえかたとは思いますが)【ジャズミュージシャンでブルース嫌いな人は割といる】のはあるのかもしれない。
ブルースフィーリングが無いけどバップフレーズはかなり研究している奏者の演奏を聴いた時、やっぱりなにか隠し味の全くない味気の無いサウンドになりがちです。
サンジョルディさんのコメントにもあるように、ブルースロックのギタリストはやはりトラディショナルなブルースまで深く追う場合が多いのでブルースロックやハードロック系のギタリストのほうがブルースフィーリングがある人多いように思えます。
因みにアイアンメイデンの鋼鉄の処女を毎日のように聴いてた頃あります(もう40年前ですね、笑)。

わー、もうそんなに昔の作品にいつのまにかなっちゃったんですね。
鋼鉄の処女😱

長谷川孝二さんからの返信。

一応、リアルタイムで聴いてましたよ(笑)。16歳頃、歳がバレます。バレてもいいけど、野郎だし(笑)

私がリアルタイムで聴き始めた頃は、ちょうどサムホェア・イン・タイムが出た頃でした。
ジャケットのエディがカッチョえぇ〜!😂って、そこから興味がわいてハマっていきました。

長谷川孝二さんからの返信。

アイアンメイデンはベースの動きがめっちゃ良いので、当時はギター弾きだったのにベースラインばっかり完コピしました、鋼鉄の処女の(笑)

ベーシストがリーダーのバンドですからね♪
スティーブ・ハリスのズンチャカ・ズンチャカ三本指奏法は、真似すると腱鞘炎になりそうです😅
しかもフラットワウンドだそうですし😱

長谷川孝二さんからの返信。

僕はクラシックギターを独学ですがやっていて「アルハンブラの思い出」のトレモロ奏法もやってたので3本指奏法はそれほど苦ではなかったです。もちろんエレベで練習してました。披露する予定ないのにギターより真面目に練習してました。一種の現実逃避でしょうね(笑)。
そうベーシストがリーダーと知ったのは後からでした。どおりでベースラインがカッコいいわけだ(笑)

リード楽器だけではなく、ギターもやっていたとは!

サンジョルディさんからのコメント。

【何故か、秋に聴きたくなる曲、あるある】

①「ザ・ロンドンデリー・エア(ダニー・ボーイ)」〜ジョニー・グリフィン『ザ・ケリー・ダンサーズ』より
②「家路」〜アイク・ケベック『ボサノヴァ・ソウル・サンバ』より
③「グリーンスリーヴス」〜ジョン・コルトレーン『アフリカ・ブラス』より
④「ニューヨークの秋」〜ケニー・バレル『ブルー・ライツvol.1』より
⑤「オータム・ノクターン」〜ルー・ドナルドソン『ブルース・ウォーク』より
⑥「ディア・オールド・ストックホルム』〜ポール・チェンバース『ベース・オン・トップ』より
😉

『ボサノヴァ・ソウル・サンバ』に《家路》はいってましたっけ?(忘却)

聞きなおしてみます!

Tetsuo Nambaさんからのコメント。

インタビュー動画で観た小ネタです。
【Roland Hanna】楽譜に書いてないコードを弾くと、必ず Benny Goodman に怒られた。
【Jim Hall】Benny Goodman とはソリが合わなかったよ。
【Peter Bernstein】Jim Hall と共演すると、皆なぜか実力以上のものが出せるんだ。
【George Benson 】19歳でニューヨークに来た時は皆に褒められて、この街で無敵のギタリストになった思った。でも、ある日 Smalls Paradise で物凄い演奏を聴いて打ちのめされた。その若造のギタリストの名前は Pat Martino だった。
【Mike Stern】Miles は馬を2頭持っていたよ。名前は All Blue と Kind of Blue だ。

ベニー・グッドマンは、けっこう特殊な性格の人だったみたいですね。
色々なミュージシャンがインタビューで悪口(?)を言ってますよね。

映画『ベニー・グッドマン物語』の純朴な青年とは随分違う人柄だったようです。

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サンジョルディさんからのコメント。

【ソウル・ジャズ? ジャズ・ソウル?、あるある】

スタンリー・タレンタインの『ザッツ・ホエア・イッツ・アット』を聴きます。
帯には、「ブルーノートの看板テナー・サックス奏者と、西海岸で活躍するレス・マッキャンが共演したグルーヴィーな快作」とあります。
「西海岸?涼しいピアノかな?」と聴いていたら、涼し…くない!むしろ暑い(熱い)。
鍵盤を叩き、同じ音を連打…きっと指もぴーんとなっていますよー。
ブルーノートのピアニストとは違います。ホレス・シルヴァーのファンキーさとも違う。これは…どこかで聴いたような……
そう、ゴスペルやソウルのピアノです。

レス・マッキャンのいくつかアルバムを聴くと、時期によって、ジャズ軸足のものと、ソウル軸足のもの、両方が確かにあります。

しかし、youtubeの「コンペアード・トゥ・ホワット」〜『スイス・ムーヴメント』より〜の動画を見ると、ひっくり返りました。レス・マッキャンはピアノを弾きながら渋く歌っているし、エディ・ハリスのテナー・サックス、ベニー・ベイリーのトランペットが危険水域なのです(笑)。

レス・マッキャンは、
ソウル寄りのジャズ=ソウル・ジャズと言うより、むしろ、ジャズ寄りのソウル=ジャズ・ソウル、でした。

心の中でつぶやきました。「ハードバップ好きは、ソウルも苦手?」と。

レス・マッキャンはジャズの仮面をかぶったソウルマン?!

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Ken Konishiさんからのコメント。

ハードバップもブルースも大好きですよ!エルモア・ジェームス最高っす^^

エルモア・ジェームス好きな人は、真正のブルース好きだと思います♪