ハバードとバード
サンジョルディさんからのコメント。
【ハバーディアン(フレディ・ハバードをこよなく愛でる人々)が好きそうなバラード、あるある】
「アイ・ウィッシュト・アイ・ニュー」〜フレディ・ハバード『ゴーイン・アップ』より
理由:フレディ・ハバードのトランペットは、エッジが効いた、きらめく音色ですが、バラードを吹くと、何故か切ないのです。ハンク・モブレーのテナーサックスは、柔らかな、ツヤ消しの音色ですが、バラードを吹くと…
やっぱり切ないのです(笑)
早春さんからのコメント。
こんにちは。
最近Wailing with Lou のByrd に痺れました。
中でもCaravan のByrd の演奏は堪んないですね。
ポストブラウンと言われるのもよく分かります。
火を吹くようなプレイを聞くと、体中に血が滾ってきて勢いで誰か殺っちゃいそうです(笑)。
続くTaylor のカチッと決まったドラミングも、Donaldson の堂々としたプレイも素晴らしかったです。
あと、Herman Foster のオルガンみたいなピアノも面白いですね。先週修学旅行に行ってからなぜだかアヴァンギャルドばかり聞いていますが(笑)、またハードバップも聞こうかな、なんて思いました。
いずれも⇒こちら
お二人のコメントへのアンサーするカタチで動画をアップしました。
ハバーディアン。
フレディ・ハバードをこよなく愛する人たち。
いろいろな言葉をよく考えますなぁ(笑)。
『ウェイリング・ウィズ・ルー』の《キャラヴァン》は、あらためて聴き返すと、いいですねぇ!!
アート・テイラーのドラムもエキサイティング!
コメント
アップした動画にいただいたコメントを紹介します。
長谷川孝二さんからのコメント。
おそらくハバーディアンとは前期後期関係無く全ての時期のハバードを愛でる「ガチなハバードファン」の事だと思います(笑)。前期だけとか後期だけは「ハバーディアン」とは言えないと思います(笑)、それは「モグリのハバーディアン」です(笑)。
もう私は「モグリ」決定ですなw
「モブリ」たいと思います。
サンジョルディさんからのコメント。
コメント返し、ありがとうございました。
<ハバーディアン>とは、コメント欄で、長谷川孝二さんが書かれているように、<前期後期問わず、全ての時期のフレディ・ハバードを愛でる人々>、です。
他のジャズ好きから「ハバードは吹きすぎ」と言われても、CTIへ行っても、フリージャズやフュージョンを演奏しても、唇にダメージを負っても、やはりハバードを愛でる人々、なのです。
そこまで愛でられる自信、あっしにはないっすw
CTIのハバードが好きな人は、
きっと『レッド・クレイ』が好きに違いないw
私が好きなハバードは。
リーダー作ではないですが、
ドルフィーの『アウト・トゥ・ランチ』のハバードが好きです。
あと、これもリーダー作ではないですが、
ハービー・ハンコックの『エンピリアン・アイルズ』のハバードも大好きです。
コルトレーンの「例の作品」、
『アセンション』のハバードは、
「ああ、ここでもハバードは、きちんとハバードしてるなぁ」と感心してしまいます。
で、サンジョルディさんからのコメント。
<ハバーディアン>とは、コメント欄で、長谷川孝二さんが書かれているように、<前期後期問わず、全ての時期のフレディ・ハバードを愛でる人々>、です。
他のジャズ好きから「ハバードは吹きすぎ」と言われても、CTIへ行っても、フリージャズやフュージョンを演奏しても、唇にダメージを負っても、やはりハバードを愛でる人々、なのです。
もうこれは、バーディアン(チャーリー・パーカーをこよなく愛でる人)にとって、ディーン・ベネデッティの「ブツ切り録音」であろうが、ダイアルの「ラヴァーマンセッション」であろうが、パーカーのアルトサックスを聴ければなんでもいい!の精神に通じるものがありますね。
で、このコメントに対してJさんがポツリと、こうコメントしております。
自分は モーダリアンかなあ モード好き
今度は「モーダリアン」という、またまた新しい言葉が生まれようとしております。
Tetsuo Nambaさんからは、なぜかフルートに関してのコメント。
Lew Tabackin がインタビューでジャズフルート奏者について語っています。
Sam Most: 彼のフルートは素晴らしい。でも、よく通る音色ではないので彼のあだ名は「Almost (殆んど聞こえない)」だよ。
Frank Wess: ジャズのアーティキュレーションの点では、最高の奏者だ。
Herbie Mann: 2度共演したけれど、フルート奏者と言うよりパーソナリティだね。
Eric Dolphy: 斬新なアイデアで多くの人にインスピレーションを与えたけれど、僕は好きではない。目指している方向が違うから、聴きたいとは思わないんだ。
そうなんですか。
そして、早春さんからの長いコメントも掲載しておきましょう。
コメント返しして頂きありがとうございました。フリージャズを聞かずとも、私は友達の輪からは常に離れております。
最近は共通項が無さすぎて、ジェネレーションギャップすら感じました(笑)。さすがにこれはマズイと思って、ここ2週間ぐらいは珍しく21世紀の音楽を聞いております。
しかし、結局聞いているのが洋楽なので事態打開とはならず、もうそんなことどうでもいいや、とヤケっぱちの居直りを決めてしまった今日このごろで御座います(笑)。
リサーチの結果、現時点ではRadiohead とLana Del Rey 、Billie Eilish が気に入っています。
Lana Del Rey のNorman Fucking Rockwell!とVideo Game は再聴に耐えうる傑作で、どちらもバックサウンドがとても美しかったです。
Norman Fucking Rockwell は1分14秒あたりのサビへの変わり目で、裏に弦のゴリッとした音を見事に入れ込んでいて鳥肌が立ちました。Video Game はMVが非常に良かったです。これはLana のほかの作品にも言えることですが、MVも歌い方も気取った感じが全くせず、生活感漂う飾らない雰囲気なのですよね。この曲はとくにその個人的な悲哀を孕んだ表現が心に沁みる一作でした。
ハイティーンの数年間を酒と薬とともに過ごしたせいか、彼女は他のアメリカのポップアーティストとは一味違うように思います。また、それ以外でもKanye West のRunaway が白眉でした。MVが他と比べても群を抜いて素晴らしかったです。
ここまで言っておいて何ですが、実はもう飽きはじめていて気持ちがジャズに向いています(苦笑)。やはり私は60年代、頑張って80年代くらいまでの音楽が好きなようです…。
【Runaway】https://youtu.be/Bm5iA4Zupek
【Video Game】https://youtu.be/cE6wxDqdOV0
【Norman Fucking Rockwell】https://youtu.be/YxIY12Xlko8
だそうです。
ラナ・デル・レイは、聴いたことがないので、今度チェックしておきますね。
というか、もうなんというか、
ハバーディアンを離れて、
この動画のコメント欄、
カオスと化してきております(苦笑)。