ジャズ優越感?!

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jazzlove 42さんからいただいたコメント。

日本のジャズ人口って思った以上に少ないものなんですね…なんか悲しい反面、自分だけがこんな良いものを楽しめるんだという優越感に浸れるような気もします笑 わかってもらえないなら独り占めしちゃえ!と笑
このコミュニティの村人(?)と実はどこかのUnionで会ってるかもしれないと考えると面白いですね。
ところで、マックスローチのMAXのスモーキーな感じ凄くいいですね👍こんなマイナーなアルバムを知れるのもこのチャンネルの醍醐味です!!

たしかに、アーゴ盤の『マックス!』いいアルバムですよね!
>>アーゴの『マックス!』マックス・ローチ

このコメントから自分の過去の経験で思い当たることがあったので、動画を作ってみました。

まあ、ジャズにかぎらずの話ではあるんですけどね。

博 橋本さんからのコメント。

雲さん、jazzlove42さん。『MAK』のスモーキー評価、有り難うございます。
雲村長とこの村が大好きです。

ありがとうございます!

jazzlove 42さんからの返信。

いえいえこちらこそ素晴らしいアルバムを紹介していただきありがとうございます🙇‍♂️

コメント

尚樹 安藤さんからのコメント。

ジャズは同じアルバムをいつ、何回聴いてもその都度新しい発見があって、、、。前回の音色の違いの話で、私個人が思うのはその人の’手くせ'(フレーズ?) バドパウエルがよくだすフレーズ(手くせ)ロリンズ節のお得意の1フレーズ(手くせ) ソニースティットの手くせ、、をけっこう気にかけて、、おーっ、きたきたーっ!みたいに聴いております。そのなかの高野さんのお話でロリンズのコンテンポラリーとブルーノートのトリオでの音の違いもある、、、で、、聴き比べてみました、シェリーマンとエルヴィンの違いに乗るロリンズの音、、アルバムの良さを再認識し、なおかつヴァーヴからでてるロリンズ/ブラスアンドトリオも久々聴き返しました、、またまたロリンズの魅力を再再認識しました。最後のボディアンドソウルのソロはロリンズ節もグイグイ、、圧感です。再認識ありがとうございます。気をつけなければいけない為いろんな方に話せないお話をこの場で、させて頂きました。また楽しいお話を楽しみにしています。

ソニー・ロリンズの魅力を再発見していただけるキッカケとなって嬉しく思います。

コルトレーンほど「分かりやすく」「一直線」なイメージで変貌を遂げているテナー奏者ではないかもしれませんが、ロリンズも、けっこうアルバムや時代によって違うんですよね。

『ブラス・アンド・トリオ』。
いいですね~。
久々に聴いてみようかな。

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Jさんからのコメント。

ステラバイスターライト  星影のステラ    この ステラ(このコミュニュティーの広場の場を勝手に心の中でそうよんでます)は オーセンティック バー の雰囲気があり気に入ってます
どういうことかというと マスターが 色んなカクテルを作り適当に飲んだり 時には MONKをつけたり!    それでいて 客どうしで酔って 絡むこともなく  大人の憩いの場が この ステラ なんです
         あ~   ジャズっていいよなあ~    オープンで 陽気で サニーサイドストリート 🎵
                     J

ありがとうございます。
飲み物もおつまみも、セルフで用意してもらうシステムなので、ラクでいいです♪

御駄賃取郎さんからのコメント。

Jさんのご意見にざぶとん、ざぶーんと5枚献上!(笑)  本当にこちらのマスターのお話し、気配りの見事さ、面白さはべっぴん・・あいや絶品でありますね~。今回のマスターのお話しも「あるある!」でした。異性への好みはひとそれぞれ、蓼食う虫も?好き好きですから、たとえどんなに偉大なプレイヤーでも自分の好みにあわないことってありますよね?それを面と向かっていわれると(お前
の嫁・ここに連れてこんかい!)?と立腹もしますが、紙でかかれると案外素直にきけたりしますよね。自分はそれがSJ誌だったような気がします。でも今は隠さずここで書いても皆様に安心して愚痴れますのでありがたく思っています。
ところでマスター。。(^O^)・・・ジム・ホールの「アランフェス」でのドラムはスティーブ・ガッドですが、「ゆー・びー・ソー・ナイス~」は4ビート・ジャズですが、このガッドの4ビートが私にはヨコノリではなく縦ノリ・4ビートにかんじれますが、これって異状ですか?以上。。

もろ縦ノリですね。
垂直シンバルレガート。
垂直爆弾(ボム)投下って感じで、実際、バスドラなんかは「ボム!ボム!」ってなってるし。

よろしければ、こちらの動画もどうぞ!
ジム・ホール『アランフェス協奏曲』(CTI)の魅力

それにしても、ジム・ホールのアドリブは印象的なフレーズを連発してますね。
このフレーズをコピーしているギタリストが多いのも分かるような気がします。

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>>アランフェス協奏曲/ジム・ホール

御駄賃取郎さんからのコメント。

動画拝見してきました。なるほど・なるほど・おったまげ!・・やはりそうなんですねえ。。。こんな感想はじめて見ました。SJの筆者にはまずこんなこと書けません。楽器音痴(特にドラムに関しては・・。)ぞろいの筆者が多かったので・・。JL誌なら書いていたのかも? ジム・ホールで私が一番好きなのはロリンズの「橋」の「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」での絡みです。

Jさん⇒御駄賃取郎さん

マスターに お代は 座布団で 払っときました(笑)

まぐまぐさんからのコメント。

ジャズ好きだけどうんちく語る人は苦手w  それも自分の興味のないジャズの事は興味ないんですよ・・・   特に フリーとか無理・・・

ハードバップ系列だけで 充分w    

楽しい高揚する音楽が好きなのであって・・・ ジャズ以外のそういう音楽も大好きなんで・・・w

ジャズにハマる前は   ネオロカビリーとスカパンクでしたw  高揚系音楽ですよね

楽しい音楽が好きなだけです   その延長で ハードバップのジャズです   俺はねw

それでいいのだ!(バカボンのパパ風に)

御駄賃取郎さん⇒まぐまぐさん

そうださうだ!そいでいいのだ!・・←おそ松クンファミリー準構成員の御駄賃取郎なのだ!ジャズはあくまでも自分にとっては娯楽・楽しみの対象であるから無理やり苦手なモンをがまんして聞く必要などない!私はたぶん最後までパーカーを好きになることはない!
(偉大なすごさと好き嫌いは別。)録音が古くてもバド・パウエルは好きなのだがパーカーは「百回聞け!」といわれてもなあ・・。それでジャズのわからんやつよと、いわば言え!

先日、ジャズの大先輩がくださった古~い『ジャズ批評』のビ・バップ特集(というよりチャーリー・パーカー特集)をパラパラとめくっていたら、片岡義男がパーカーについてエッセイを書いていました。

彼はパーカーの伝記の翻訳者でもあるのですが、パーカーは凄くて巨大なことは十分わかっているけれども、うまく語れないし、(博識な人のようには)あまり語りたくないというような内容でした。

なんて正直な人なんだ!と思いましたw

また、『52丁目のチャーリー・パーカー』のように、音が悪くて、演奏が絶好調とはいいがたいアルバムが好きだとも書いてありましたね。
ニューヨークを散歩していたら、地下のライブハウスから音が漏れてきて、それを「なんかいいな」というくらいの距離感でパーカーを聴くのが自分にとっては丁度いい、みたいな。

なんて正直な人なんだ!と思いましたw

ま、私は好きなので、サヴォイの《ココ》をガンガン聴きますけどね😊

永井勉さんからのコメント。

文句永井です・・・m(__)m
ふと 思ったんですが・・・
ハードバップでよく使われていたツーファイブ・・・
不調和を解決するという意味なんですが・・・
誰が一番カッコイイと思います・・・.・?????
個人的にはマイルスのレッドガーランドが凄いです!!
皆さんはどう思いますか・・・m(__)m

ハードバップではないのですが、チャーリー・パーカーの《キム》なんかカッコいいですね。

『ナウズ・ザ・タイム』(ヴァーヴ)収録の演奏です。

>>ナウズ・ザ・タイム/チャーリー・パーカー

いくつかバージョンがあるんですが、オルターネイトテイク、もしくはtake1と表記されているものもありますが、その演奏のII-Ⅴの波の上をスルスルと軽快に疾走してゆくパーカーがカッコいいです。

これは、《アイ・ガット・リズム》のコード進行を土台にした最初から最後までアドリブ勝負の演奏です。

テンポは300以上の高速テンポなんですが、なんとまぁ軽々とカッコいいフレーズ、しかもそれぞれがお手本となるような整然とした音符をこれでもか、これでもかと吹き放ってくれています。

基本8分音符が主体なのですが、時折効果的に3連符を混ぜたりするほか、30秒目あたりには、印象的なフレーズをアクセント的に入れたかと思うと、次の小節からは、にくらしいほど平然と8分音符の嵐を、嵐とは感じさせずにクールに吹きまくってくれています。

まあ多くのジャズマンが憧れるのも無理はないでしょう。

おっと、YouTubeで譜面付きの音源を見つけましたよ!

>>Charlie Parker – Kim (take 1) /w transcribed score

私は『オムニブック』の譜面を見ながら、いつもため息をついています。

フレーズの話になってしまいましたが、和音だったら、レッド・ガーランド、大好きです。

特にマイルスとやっている《ブルース・バイ・ファイヴ》のイントロから1コーラス目なんかは、不協和音を不協和音と感じさせない「濁り」の混ぜ方が秀逸。
むしろ、美しい響きを強調させるがのごとき「技」は、ガーランドならではの持ち味だと思います。

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永井勉さんからの返信。

すいません・・・
情報量が多すぎてどこから聴いていいのか
戸惑っています・・・m(__)m
あなた 頭がおかしいです 素人に語る内容ではないです・・・
・・・・・・W
でもおぼろげながら・・理解できます
私はやっぱりツーファイブのコード進行こそがハードバップを
押し上げた世界観だと思います・・・m(__)m

えっ、まじ?!😲

おっ、今、某ジャズ喫茶のコワモテマスターの生霊が私の体内に乗り移ってきたぞ。

「耳の穴かっぽじって100回聴け!😤」
「大音量で浴びろ!👺」

……だそうです😭

ツーファイブの見解は、その通りだと思います😇

永井勉からの返信。

やっぱり 雲さんは神です・・・・・・・・・W

🤪

Jさんからのコメント。

噂には聞いていた あのパーカーですね Kim聴きました   ドスコイ!  あ いや ど凄い!~

ど凄いです。
おったまげます。

長谷川孝二さんからのコメント。

正に。
潜在的なジャズ好きが、その先に進むのを邪魔しているのは、そういう優越感で胡散臭い人たちの存在が大きく作用していると前から思っています。
すっかりジャズにハマってしまった暁ならば、そういうオヤジの相手を程々には出来るけど「興味が出てきた」という段階の人はむしろウザがって「あーなんかコイツらダサいから、俺は抜けよ〜!」ってなると思いますね。

御駄賃取郎さん⇒長谷川孝二さん

まさにそうですね。自分もそうだからわかるのですが、ジャズに興味をもちはじめた頃の自分は(こんなに夢中になるジャズって一体何がいいんんだろ?)と自問自答をくりかえし、答えを求めては専門誌などをあさり、仲間だと思う人をみつけると「◯◯だからあ!」と懸命に答えを求めては語ったものでした。
しかし昨今の風潮ではこれは通用しませんので聞かれても「趣味は◯◯です。」と、決してジャズのことは言いません。したがって近い将来ジャズは「アメリカン・クラシック音楽」となるのではないかと思ってしまいます。

ここを超えるとヤヴァイ人たちの巣窟だ、やめとこっと!
そう敏感に雰囲気を察知して深入りを避ける人もいるんでしょうね。

まあ、それはジャズに限らず、鉄道、アイドル、スポーツなどなど、趣味全般に関していえることなのかもしれませんが、あとは健康とか不健康そうとか、オタクっぽいとか、女子率高そうwとか、加齢臭漂ってそう等々、なんとなく漂うイメージも判断のバロメーターになっているのでしょうね。

長谷川孝二さんからの返信。

そうですね。
ただ、鉄道やアイドルとかの趣味に関しては、自分がオタクという自覚もある人が多いし「一般の人たちに対してマウント取れるとは考えていない」人が多いと思う分、ジャズオタク(一部の)とは大きく違うような気がします。一部のジャズオタクの場合は「興味があって入ってこようとしてる人たちにまでマウントを取ったり馬鹿にしたりするという正直頭の弱い人が目立ちます。他のオタク文化は「興味を持つ人に対してはとことん優しくナビをする」気がします。
もちろんジャズオタクの中にも「初心者にナビをちゃんとしてくれる紳士」も沢山いるとは思いますが、「マニアがその世界の文化の足を引っ張る」という風になるのが多いことは確かだと思います。
「マイノリティだから自分達だけで楽しみ方知っていれば良い」という楽しみ方もわからないことはないのですが、かたやジャズメン側からすると、ライブを演っても超有名ジャズメン以外はお客さんがメンバーの数よりも少ないという「ジャズライブあるある」になってしまいます。
そういうのって現在のマイノリティのうちはまだ良いのですが、文化そのものが無くなってしまう(無くなることはないだろうけど)とジャズオタクは自分で自分の首を絞めることになります。
なんの文化でも、順番としては「ブームで盛り上がり」→そしてあまり歓迎したくないマナーの悪い人が増え(例えると釣りや登山ブームでゴミを片付けない人が増えたり)→ブームが去ってからマナーのよい成熟した文化が定着する、というサイクルがあるような気がするのです。
なんとなくジャズの世界ではブームが来て欲しくない人たちの存在故に【そのサイクルのスピードがとても遅くなっている気がする】から、その辺は現場でジャズを演奏する人たちからすると、歯痒い部分だったりします。
西洋人の感覚だと「才能がある人がゴッホのような貧困な生涯を送るようになってはならない」という概念が富裕層のプライドとしてある一方で、東洋人的な感覚のほうは「例え貧困でもゴッホのような生涯を送る人がかっこいい。助けるとその人は才能が抜け殻になる」っていう概念を持つ人が多いのが、なかなかマイノリティ人たちが上がって来れない風になる理由のひとつではないかなと思うのです。
だから「人と競ったり計算したりする」人が這い上がることが出来るという風になってしまうのだと思います。
人と競ったり計算したりするのは処世術としては否定はしないけど【アートを表現することそのものとは別のこと】だと思います。

またまた長文、失礼しました。

なるほど~、たしかにそうですね。
自覚の有無、文化の成熟過程、西洋と東洋のアーティストに向ける眼差しの違い……、いちいち頷きながら読みました。

たしかに他のジャンルのオタクの人は、自らを卑下したりするところもあったり、自虐的に自分たちのことを笑い飛ばす人も多いですよね。

ところが、「ジャズオタク」の場合、そういうマインドのある人が少ない、いやそれどころか「俺様」になってしまいがちなのかもしれません。

例外を挙げるとすれば、ラズウェル細木さんの漫画かな?

『ときめきジャズTIME』に登場する主人公や、登場人物の多くは、「おかしくてやがて悲しきジャズマニア」です。
そんな人たちの、傍からみたら滑稽な姿を、ジャズファンの気持ちを逆なでせず、しかしハッと自覚させるような描写になっているところが素晴らしい。
自虐、というよりも諧謔にまで昇華させているから好きなんだなぁ、あのマンガ。

長谷川孝二さんからの返信。

そうそう☆ラズヴェル細木さんみたいにユーモアを持ってジャスマニアを語れば、むしろマニアじゃない人も「なんか面白そうだな」と思って寄って来るから、皆さん勿体ないというか野暮というか粋じゃないな(つまりジャズメンにおける大事なマインドの「ヒップ」さに欠ける)と、残念になります。
学問じゃなくて音楽なんですよね。アートだけどエンタメでもある。

まったくもって仰る通り100%です!

御駄賃取郎さん⇒長谷川孝二さん

ご意見非常に共感しました。モダン・ジャズ以降ジャズから「笑い」をうばってしまったのはジャズ喫茶の弊害のひとつだと思います。たとえば、デジー・ガレスピーやクラーク・テリーのほうがマイルスよりも遥かに上手い(と思う)のに正当に評価されないとか、アベサダはかっこいい(客を呼べる)があの「泣く子も黙る?ゴリゴリのコルトレーン派」と呼ばれた松本英彦さんは、赤いチャンチャンコがにあいそうでダサイ・・という偏見で正当に評価されないという矛盾にあふれているのが現実ではないでしょうか?やはりジャズフアンは「10KM四方に一人か二人いるかどうか」?(←お駄賃の偏見法則です) したがって「常に荒野で人との出会いを求める」がごとき姿勢が「知ったかぶり、高慢ぶり」のやな野郎に見えるのかも?(笑)私がジャズ喫茶を見限ってあくまでも好きなスタイルだけを追いかけるようになったのは、こんな経由がありました。しかし長年趣味としていれば、自然とスイングからフリー、挙句の果てはショーターまで!^^;なぜかあつまりました。。m(__)m

長谷川孝二さん⇒御駄賃取郎さん

アベサダ?あのカリスマ的殺人犯の?(笑)。
わざと?変換ミス?
(笑)

まあでも松本英彦さんは割と正当に評価されてるほうかと思っていましたけど違ったんですか?素晴らしいテナー吹きです★赤いチャンチャンコは確かに似合うと思うけど(笑)

あんまり関係ないかもですけど、播磨のジャズ雑誌『Voyage』創刊号の特集は「スリーピーに目覚めよ!」。松本英彦特集でした。
届く人には届いているのではないかと。
松本英彦特集の『VOYAGE』創刊号~スリーピーに目覚めよ!!

御駄賃取郎さんからの返信。

ありがとうございます。さっそくご紹介のページを拝見させていただきました。高野さんの博識ぶりには、いつも眠れぬほど?畏怖し、怯えております。

又股ぁ~😅

高松貞治さんからのコメント。

視聴しないのにもう最近気づいたのは、キースジャレットの特にSTANDARDS.vol1,2シリーズなどです。3はいつ出るんだろう、ずーっと待っていたらもうどうでもいいやと思ってしまいました。昔は毎日のように夢中で聴いていたのに、最近なってキース・ジャレットを避けて、聞かなくなりましたね。アルバムは埃まみれです。私の中でもうキース・ジャレットが飽きてしまいました。同じ系列と言っていいかわかりませんが、ビル・エヴァンスなどは今も、一向に飽きないんですよね。これって一体どうなってるんでしょね。

たぶん「周期」があるんじゃないかと。

また、しばらくしたら(あるいは数年後かもしれませんが)キースを聴きたくなる時期がめぐってくると思いますよ。

私も少し前まではさんざんフリージャズや、後期コルトレーンなど「うるさ系」の動画をさんざんアップしておきながら、最近は比較的穏健なジャズを中心に聴いております。

しかも、なんと、最近よく聴いているのが、スタンダーズ・トリオの《イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー》なんですよ。

まさに『スタンダーズ vol.2』ではないですか。

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ハンク・モブレーの『ソウル・ステーション』で好きになった曲なんですが、最近はテナーもいいけど、ピアノトリオもいいなと。

高松貞治さんからの返信。

私が好きな本でそのものズバリ『退屈論』と言う本があります。
小谷野敦が書いていて、帯には、本当に恐ろしい退屈は、大人になってから訪れる。と書いてあります。私は熱しやすく冷めやすいので、すぐ退屈になってしまった時などに、この本を読むことにします。私も10年前はキース・ジャレット命でしたが、今は冷めてしまっているので、何回目かのこの本を読むことにします。高野雲さんも機会があればぜひ読んで下さい♪

小谷野敦といえば、『モテない男』や、その続編、あるいは『病む女はなぜ村上春樹を読むか』や『バカのための読書術』などは読んだことがありますが、『退屈論』、こういうテーマの本も出していたんですね。

「退屈」といえば、私は昨年の夏、『暇と退屈の倫理学』(國分功一郎・著)を読んだのですが、これがまたとても面白かった。久々にエキサイティングな読書体験ができたオススメ本です!

>機会があればぜひ読んで下さい♪
了解です!

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高松貞治さんからの返信。

私もその本は知りませんでした。ぜひ読んでみます。ちなみに小谷野敦ははっきり言うと、文壇の狂った野良犬ですよ!

>文壇の狂った野良犬
あはは、それは手厳しい。
でも、おっしゃりたいニュアンスは分かります。

私は、呉智英が好きなんですが、まあ彼ほどの「粋さ」は感じられないものの、小谷野敦の著書には呉智英にも共通するユニークな着眼点が感じられます。

まあ、ちょっと、というか、かなり偏執的なところもなくはないですが、そこをも含めて、なんだか面白い人だなぁと、いち読者の立場でお気楽に構えています(リアルで交流すれば面倒くさい人なのかもしれませんが)。

高松貞治さんからの返信。

私は呉智英とは対照的に、谷沢永一先生の大ファンで、あんまりにも好きすぎて、つい電話をしてしまい、その後から文通をして丁寧な手紙を何通も貰いました。この手紙は生涯の宝物です!今振り返れば、生前に会ってみたかったです。

対照的ですね(笑)。

谷沢永一といえば、『こんな日本に誰がした―戦後民主主義の代表者大江健三郎への告発状』ぐらいかなぁ、読んだことがあるのは。

>あんまりにも好きすぎて、つい電話をしてしまい……

このくだりは、なぜだか笑ってしまいました。

しかし、その「衝動」めいた行動、なんとなくわかりますよ。

私も某ジャズ喫茶マスターの本に感銘を受けて、つい電話をして「アルバイトって募集してるんですか?」と尋ねたことありますから(笑)。

高松貞治さんからの返信。

やっぱりわかってくれますよね!私の思考は全て谷沢永一先生で、できています。ちなみに大阪の古本屋さんに聞いたところ、谷沢永一先生の晩年は酒を飲み過ぎて、透析を受けていて、それで寿命が縮んだんじゃないかと言うことでした。高野雲さんも飲酒をほどほどにして健康に気をつけてください!

すごい!
そこまで入れ込んでおられたとは!

じゃあ谷沢永一先生の他の本も読んでみようかな、といいつつ、まだまだ小川さんの『マイルス大事典』を読み終えていない……。

>飲酒をほどほどにして健康に気をつけてください!
ありがとうございます。
とりあえず、今夜はアルコールを抜く予定です(あくまで予定です)。

高松貞治さんからの返信。

まずは最初はベストセラーになった人間通から入るのもいいと思います。また生涯の友だった開高健の本、谷沢永一先生が尊敬していた司馬遼太郎の本できれば全集、また経済はシュンペーターの経済分析の歴史全3巻、石橋湛山全集、高橋亀吉の本、また20歳頃読んで鬱になったポール・ヴァレリー全集、これぐらいは頭に入れといてください。

むむっ、なんだかエラいことになってきたゾ。

高松貞治さんからの返信。

谷沢永一先生の思いが強すぎてつい脱線してしまいました。すみません。Amazonでは安く売っているので、気になる本を買っていくのもいいと思いますよ!谷沢永一先生の本で、ハズレはありません!

了解です!

高松貞治さんからの返信。

谷沢永一先生の本がたくさんありすぎて、選ぶのに苦労するなら、渡部昇一先生との対談した本を推薦します。2人は対談で何十冊も出版しといて、2人はこれはギネス記録だと言っていました。ちなみに大阪の古本屋さんと電話した時、教えてもらったんですが、対談で、谷沢永一先生が私のことを、こういう人がいるとほのめかしていたそうです。

何かの本に(たしか別冊宝島の『保守反動思想家に学ぶ本』だったかなぁ)、渡部昇一のキャッチフレーズが「忠犬保守公」とあって(苦笑)、それで興味を持って、学生時代は彼の本、10冊くらいは読んだ記憶があります。

で、その中で対談本だと、そうだ、『誰が国賊か―今、「エリートの罪」を裁くとき』なんかは読んだ記憶がありますね。内容はもう全然覚えてないですが、薬害エイズ問題について触れていたような記憶はおぼろげながらあります。

今調べてみたら、本当にいろいろなテーマで対談されているんですね。

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長谷川孝二さんからのコメント。

僕は、どちらかというと、多分元々は「なんかこのサウンドが気持ち良いな」とか「キースジャレットのスタンダーズトリオって、わりと自然の中に散歩に行ってボケ〜と聴きたいな」と思うタイプなので、どちらかと言えば一般人に近い感覚だと(自分では、笑)思っているから、胡散臭いマニアに拒否反応示すんだと思います。そういうタイプのジャズ屋のマスター何人と喧嘩したことか(笑、もちろん30年以上前の若気のいたりだし、マスターと喧嘩しているのを側から見れば僕も胡散臭いマニアに見えていたと思います)。
僕が分析的に左脳を使って聴くことがあるとすれば、それはプレイする人間としてのスキルや感覚を身に付けたいからであって、楽器をもしやってなければ「ボケ〜」って聴くだけの人だったと思います。35年以上前の、ジャズ喫茶らしいジャズ喫茶が沢山あった時代には、トースト1枚注文して5時間以上ジャズを聴いていましたがそれは勉強という意識は無くてどちらかと言えばジャズ中毒でしたね。趣味でギターを弾いていだけどジャズをやろうと思っていなかったので全く分析はしてなかったです。
でもフタを空けるとその時に無意識に吸収していたスキルに助けられています。子供が少しずつ言葉を覚えるのも無意識のうちに吸収しているからだと思います。

30年以上前といえば、たぶんその頃の私は長谷川さんとは真逆だったと思います。

学生時代は、とにかく「勉強、勉強!」とばかりに、ノートにメモをしたり、本に線を引っ張ったりしていたものです。

ベースも習い始めたばかりで、やることが多くて大変。とにかく自分のことで精いっぱい。人に構っている余裕などまったくありませんでした。

今にして思えば、それが良かったと思います。周囲にマウントを取るような心の余裕がなかったし、周囲の「ジャズ先輩」たちが、皆、凄い人たちに見えたからw

あ、そうか、だからマウント取られなかったんだw

「お前はジャズを分かってない!」などと説教されたり、リアルでは言い争いになったことはないですね(ネットではある・苦笑)。

ただ、今現在は長谷川さんと同じで、ぼーっと聴いているほうが気持ち良い派です。
分析的に聴くことはほとんどありません(けっこう疲れるので……)。

でも、ぼーっと聴きもなかなか良いもので、「顕微鏡聴き」では見えなかった全体像が掴めたり、繋がったりすることも、ある日突然、たまーにあります。
最近だと、動画の録音中、適当に喋っている時にひらめくことが多いです(笑)。

長谷川さんは、若い頃に大量に浴びた音が、きっと血肉化されているんでしょうね。
細胞レベルでジャズい感じ(?)になっていれば、知識とかスキルといったものは、きっと後からついてくる。

しかし、どんなに知識やスキルを頑張って取得しても、フィーリングの土台が出来ていなければ、人に感動をもたらすことは難しい。

とくにジャズは、フィーリングやノリがすごく大事な要素を占める音楽なので、若い頃に浴びた音が、表現者としての核の部分に脈々と流れているのだと思います。

御駄賃取郎さん⇒長谷川孝二さん

>ジャズ屋のマスター何人と喧嘩したことか(笑、・・あははっ!そうですね。私も昔はそうでした。私はそんな時「ビリー・ホリデイの歌うレフト・アローンありますか?」とリクエストし「・・ええ・・時間かかりますが。。」と言われると「あるわきゃなかろうもん!」と最後っ屁をかましては「出入り禁止」になった店がかなりあります。あるいは「ウエス・モンゴメリーがトレーン・カルテットと演ったインプレッションズをリクエストします。(ディスコ上はトラで参加したという記録あり)」とかのミエをはってました。^^;それを自己反省したのは60歳をすぎた頃でした。なにごとにもオクテなジャズ不安(フアン?)でありました。(笑)

むむっ、いやーな客だ(苦笑)。
>「ビリー・ホリデイの歌うレフト・アローンありますか?」

まあこれくらいのイジワルに速攻で「そんなのあるわけありません」と返せないもどうかとも思うのですが……。

長谷川孝二さん⇒御駄賃取郎さん

うわー、若い頃に御駄賃取郎さんに会わなくてよかったです…(爆)

両者譲らず、
修羅場?!😱

御駄賃取郎さん⇒長谷川孝二さん

^^;・・私は決してバイトクンにはケンカをうりませんでした。こなまいきでそっくりかえるようなあほオヤジ(店主)をねらって?世直し???しておりました。(爆)m(__)mv→そこで得た教訓は・・「類は友を呼ぶ」ですた。(笑)

笑いました。
>世直し
>類は友を呼ぶ

御駄賃取郎さんより

だしょう?しかし「フリージャズ専門店」では結構いたような気がします。」・・・それにしても、全く別の意味で「イーグル」はこわひ!!!(爆)(._.)v

フリージャズ専門店じゃあ、守備範囲外だから仕方ないかもしれませんね。

>全く別の意味
というと?

御駄賃取郎さんからの返信。

全く別の意味で「イーグル」はこわひ!!!の理由3つ。ww
1,われらが高野雲さんがバイトしていた店だから。(その清きイメージを汚してはならぬ)
2、あの最強の論客・後藤さんがいるから。おそらくニコニコして円満なお方と想像するが、「たとえしっぽをふっていても、本能的に犬ぎらい(パーカー苦手)を見抜く」という・・。
3,たとえそうであろうとも、本で語る知識豊富なイメージ、無敗のイメージ?、挙げ句にパーカーの話題に触れようもんなら、わしの本能に火がつく、今更自分のジャズ観をかえられたくない!・・しかし勝つ?自信はないのでせめて相打ちにしてくれんかなあ?(爆)
以上主に3つですが、四谷は仕事の関係で10年ほど前、毎日イーグルの前を通っていましたが、足がすくんで?1度もはいれませんでした。(^o^)v←(単なる自意識過剰のあほや!で。)笑v

なるほどー、よく分かりました。ありがとうございます。
昼間の後藤さんがいない時間帯がオススメですね♪
たとえいたとしても私語禁止の時間帯なので武力衝突は避けられますw

早春さんからのコメント。

自由と独立と己とに充ちた現代に生まれた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わわなくてはならないでしょう。(夏目漱石「こころ」より)

そして、高野さんのチャンネルはこの淋しみを緩和してくれるとても心地よく温かなジャズ喫茶だと思ってます。

ありがとうございます。

にしても、出展『こころ』の「淋しみ」ですか。

う~ん、なんだか深いですね。

早春さんからの返信。

冬休みの宿題で出ていたので、最終日に一気読みしました(笑)。「坊っちゃん」も読みましたが、夏目漱石は非常に面白いですよね。引用した文章を読んだとき、現代にも通じる自由の代償を言い当てているように思えて、とても感激しました。

>現代にも通じる自由の代償
なかなか鋭いですね。

漱石が生きた明治の世は、近代的自我の確立期といわれていますよね(たぶん高校の国語の授業で習っているかも)。

これも似たようなことを国語の先生が話しているかもしれませんが、『こころ』は、物質的豊かさを享受できるようになった反面、過ぎ去りし時代(江戸)の「連帯感・共鳴感」が失われていくことへの無念(=先生)を、世代の異なる主人公(=近代)と対比させることによって、うまく浮き彫りにしている作品だと思います。

そして、漱石が記した「淋しみ」は、便利さと反比例するかのように人と人の繋がりが希薄になってゆく令和の世の淋しみとも、リンクしているように感じます。

もちろんネット、SNSの普及で、いつだって表面的にはつながることは可能ですが、本来、共に生きることで絆を深め、その絆により安心感を高め、繁栄を獲得してきた「社会的動物」である人間にとっては、コロナ禍以降に感じる精神的な分断、断絶感はより大きくのしかかっているようです。

実際、昨年9月の日経新聞には、世界保健機関の調査結果が掲載されており、日本の20~50代の男女のうち59.8%はコロナ禍以降ストレスが増え、精神的な健康度が低下しているとのことです。

もとよりストレス社会である日本に拍車がかかるかのように、メンタルの不調を訴える人が増加しています。安心の礎である絆が崩れつつある現代社会では、生きること自体が不安や恐怖となり、ストレスに苛まれる土壌が形成されつつあります。

これが、令和の世の「寂しみ」でしょう。

そのことに気が付いた早春さんは凄い!!!

豊かで人間的に魅力ある社会を再構築し、持続的、安定的に維持するためには、人と人の絆を取り戻すことが重要であると考える私は、だからこそ、ジャズ好きな人たちが心地よく集う「村」をより一層楽しくしようと日々血のにじむ想いで動画をアップしているのです(ウソですw)。

早春さんからの返信。

返信ありがとうございます。ナルホド!そうだったのですね。アイデンティティの変化については、先日塾の先生にこの話をしたときにその場の思いつきで口にして、我ながら驚いたのですが合ってたのですね。良かったです(笑)。しかし近代とそれ以前の対比、というところまでは辿り着きませんでした。何となく腑に落ちきらないところがあったのですが、これで納得しました。そう解釈すると辻褄が合いますね。教えて頂いてありがとうございます。

令和の淋しさはなかなか厳しい現状なのですね。私も先進国では幸せの再定義の必要が迫られていると思います。新聞のデータは知りませんでしたが、最近見ている動画でこれについて触れていました。↓

これには共感できました。私は高校に友達は居ますが、かなり浅い付き合いです。ゲームもしなければ家庭も20世紀の文化物に触れる機会の多い状況(笑)とくると、同世代の感覚が分からないですし、話題も勉学についてくらいしかないです。そして気づけば学校では様々な刺激に対して自己完結するようになってました。自分でツッコみ、自分でリアクションして、一人でニタニタするという…。俺も随分寂しい奴になったなァ(笑)。

孤独なるジャズマニアの救世主・高野さんの動画、これからも楽しみにしています(笑)!

救世主じゃないですってば(汗)。

紹介された動画は、以前、見た記憶が。
それとも似たような内容の動画だったかもしれません。

ただ、言わんとしていることは分かります。

「パブリックヘルス」といって、この概念は、ハーバード大学院で教鞭をとられている医学者でもあるイチロー・カワチ教授が提唱されているのですが、人々の健康や寿命は、所得、教育、政治、福祉、保健などなど諸々の要因が変数として絡んでくるものの、結局のところは人と人の絆(ソーシャルキャピタル)により決まるのだそうです。

昔の日本は、まだ貧しく物質的には今ほど豊かではなかったにせよ、地域の絆があった。しかし、先述したとおり、豊かさとともに失ったものにより、絆が薄れ「淋しみ」が増しており、それどころか、それは心の問題だけではなく、「健康」にも影響を及ぼしている。

そのような中、長寿で健康で豊かな「社会と健康」を目指すには? 日本人の長寿を守るための考えを「社会と健康」の視点から論じている本が、イチロー・カワチ先生の『命の格差は止められるか』という本なんですね。

もし、早春さんが大学を一般受験ではなく、総合選抜(今はAO入試っていわないんだよね?)で受験することを考えていて、なおかつ面接の他、小論文も課されるところであれば、上記本の「まえがき」や「あとがき」のフレーズはネタとして使えるかもしれませんw

薄い新書なので、2~3時間でペロリと読めちゃいますし、なにしろ分かりやすい。
そのうえ、今、大学の教員、出題者(?)が注目しているテーマのようで(あとは何といってもSDG’sネ)、なんとこの本、今年の(もう昨年か)推薦入試の課題図書として複数の大学から課題図書として選定されています(私が知ってる範囲だと、大妻女子と桜美林)。

もちろん、もっと上の慶應SFCの総合政策なんかにも使えそうなネタですね。

ま、私立ではなく国立や、一般入試を考えているのであれば、失礼しました、あまり関係のないお話でしたけど、将来、友達や後輩などから悩み相談された時などには、使えそうなネタ本にはなると思います。

ま、勉強が忙しいでしょうから、次にジャズにも忙しいでしょうから(笑)、まったく無理して読む必要はありません。
だって、使えそうな概要は、ほとんど上に書いちゃったから(爆笑)。

早春さんからの返信。

ビックリしました。

為になるお話、ありがとうございました。受験と関係があるかどうか分かりませんが、興味があるので「命の格差は止められるか」読ませていただきます。受験のことまで気遣っていただいて、本当にありがとうございます。高野さんに出会えて幸せです(笑)。

塾に通っているという記述を読み、勉強頑張ってるんだなぁと思ったので。

あと、今、大学受験って大変そうじゃないですか。
昨年から変わった共通テストに受験生たち、けっこう翻弄されているようですし。

とにもかくにも、お身体気を付けて、勉強のほうも頑張ってください。

ジャズ鑑賞は大学入試にはほぼ役に立ちませんが、ジャズ鑑賞で培った抽象的に考えることが出来る思考力は、大学入学後には必ず役に立つはずです。特に早春さんの文章読んでると、そのセンス感じますので、さっさと成績あげて、とっとと大学はいって、今以上にジャズ漬け青春を謳歌してください!

jazzlove 42さんからのコメント。

たしかに他の音楽を見下しすぎて結局周りから引かれちゃうっていうのは非常に勿体無い話ですねぇ。よくジャズ知ってるとモテるみたいな話聞きますけど、もうそれは1世代も2世代も前の話なんですよね。今はもう音楽でマウントなんて考えられない時代ですからねぇ…
僕は割と家でひっそり優越感感じてるタイプなのでご安心くださいw高校では超ふつーのサッカー男子なんで!

余談でジャズとは関係ないんですけど、高校の友達にヒップホップが好きな子が結構多くて(全然ヤンキーみたいな感じじゃないですw)中学校の頃は大体みんなj-popしか聴いてなかったのでちょっとした衝撃でしたね🤔中にはすごい熱心に語ってくれる子もいて、これ一回聞いてみて!と言われてケンドリックラマーのCDを貸してくれました。ロバートグラスパー関連で名前だけは知って居たので、聴いてみたのですが、次から次に出てくる早口言葉(?)と縦ノリ(?)的なリズムに戸惑ってしまいました。今でこそ色んな音楽に触れるようになったのでヒップホップにも耐性はありますが、ジャズ命!みたいな感じだったあの頃の自分にとってはかなり衝撃的な出会いでしたww
まあ、そんなこともあって高校になるとバラバラな地域から生徒が集まるから音楽の好みにも多様性が出てくるのかなと思いまして、ひょっとしたらジャズ好きもいるのでは?!と思ったのですが、そんなことはなかったです…ww

最初に出会い好きになった音楽がジャズだという若い人は、今の時代はそんなにいないでしょう。
あのウィントン・マルサリスだって、お父さんはジャズピアニストではありましたが、ソウルなど当時はやっていた音楽を好きになって、高校時代はアース・ウィンド・アンド・ファイヤーを演奏していたくらいですから。
もっとも、早春さんのように、親がジャズ好きで家でかけているという家庭なら、兄弟そろってジャズが好きな子どもが育つかもしれませんが。

ちなみに、我が家は、親がジャズが好きで、家でよくかけているにもかかわらす、さらに胎教でジャズを聞かせまくっていたにもかかわらず、うちの息子はバリバリのヒップホップ野郎です(苦笑)。少し前はレコーディングやマスタリングまできちんとやって、ダウンロード販売もしていたみたい(今はやっているかどうかわかりませんが)。

ただ、自分が好きな音楽を軸足にして、遡る、興味の枝葉を広げるタイプの人は、どの時代も一定数いるようで、そういうタイプの人が周囲からマニアとみられたりするのかもしれません。

ケンドリックラマー、うちの子ども好きですよ。
私もチェックするようになりました。それは、たまに買って読んでいる『ユリイカ』という雑誌がケンドリックラマー特集をしていたから。

でも、書いてある固有名詞が、とにかく知らない言葉ばかりなので、だんだん読むの諦めて息子にあげちゃいましたけどw

今だったら、誰かほかのアーティスト経由でロバート・グラスパーに行きついた人が、昔のジャズに興味を持つ可能性はありそうですね。

jazzlove 42さんからの返信。

そもそも今の若い世代がジャズに接する機会なんてカフェでかかってるBGMくらいでしょうからね。僕だったり早春さんみたいな”たまたま”ジャズに触れることができた若者がひっそりジャズというマイナー音楽を受け継いでいくしかないですね🤔
それにしてあのもウィントンマルサリスがearth wind&the fireをやっていたなんて…!どっかで読んだことがあるのですが、ヒップホップやロック思考に傾いた兄のブランフォードが自分のストレートアヘッドなジャズに必要ないのでバンドから追放したとか…あそこまでジャズのルーツを掘り下げ、伝統志向に見える彼もソウルミュージックにハマった時期があったんですね!!
ロイハーグローブもグラスパーも最近のジャズメンはほんとにクロスオーバー志向の人が多いですからね、他ジャンルとのコネクションが多い分、僕とは逆パターンでジャズに出会う人がいるとなんか嬉しいですね😆
親はジャズマニア兼ベーシスト、息子はヒップホップ野郎wめちゃめちゃクールな親子!羨ましいです〜

人それぞれ「ツボ」ってあるんでしょうね。
必ずしも時代や流行とリンクしているとは限らず、偶然耳の中にはいってきた大昔の音に「おお、これだぁ!」となる人もいるんだと思います。
ま、それは音楽に限らず、それはスポーツかもしれないし、数学や歴史などの学問かもしれないし、ベトナム料理かもしれませんが、たぶん誰もが「なんだかよく分からないけど深く掘ってみたくなるポイント」ってあると思うんですよ。
それに出会うために、若いうちは色々なことに広く浅く首を突っ込むべきだと思います。もっとも、それが見つからないまま大人になって何かの職についたとしても、普通に生きていけるし、もしかしたら20年後に見つかるかもしれないので、べつに無理して探す必要はないとは思うんですが、それがイヤな人は「自分探しの旅」に出る(笑)。
その「ツボ」は「何」なのか、そして「いつ」出会うのかは分かりませんが、ウィントンの場合は、たまたま若い頃に出会ったアコースティック4ビートがツボだったのでしょうね。もちろん、黒人の文化と伝統を云々という使命感もあるのでしょうが、それ以前に、理屈抜きで夢中になれて、一生かけて掘り続けられそうな彼にとっての「ツボ」が、ストレートアヘッドなジャズだったんだと思います。
もちろん、「アース」の音楽も好きだっただろうし、得意だったんだろうけれども、得意なことと、好き(それも理屈抜きに)なことって、微妙に違うんですよね。
だから、今の時代は、音楽だとヒップホップやコンテンポラリージャズに出会う確率や、のめり込む確率が高いのかもしれませんが、中には、ルーツをたどっていくうちにレゲエに「ツボ」る人も出てくるだろうし、R&Bやブルース、それこそジャズに「ツボ」を感じる人も必ず出てくると思います(少数派だとは思いますが)。そして、さらにその中には、生活とか儲けとか世間体とか、そんなことを度外視しても夢中になって練習、研究、発表を続ける人も出てくることでしょう。
そういう人がいる限り、ジャズも、その他の音楽ジャンルも「死ぬ」ことはないと思っています。
もしかしたら、今後、どえらい大昔の音楽に「ツボ」った才能ある若者が、めちゃ古なリバイバル音楽でムーブメントをおこす可能性だってゼロではないのですから。

三瀧貴美子さんからのコメント。

村上春樹の影響で、jazzに嵌まってる人が、知り合いにいます。どんな入りかたでも、好きになったもん勝ち、ですね。今の時代は、jazz好きは、オタクみたいに思われてるみたい、ですね。このチャンネルのコメント読むと、至るところに、jazz好きが棲息しているんだな、と嬉しくなります。有り難うございます、感謝いたします。

コメントありがとうございます。
ジャズ好き、けっこういますよ~。
このチャンネルの動画にコメントをくださる方は、中学生から60代の方まで幅広くいらっしゃいます。
世代は違っても皆さんの熱量は変わらず、です。
だから、その勢いに押されるかのように、ついついまた次の動画をアップしてしまっている今日この頃ですw

三瀧貴美子さんからの返信。

御丁寧に有り難うございます。1960年生まれです。団塊の世代の人に、jazzや、色んな事を教えて貰いましたが、皆さん高齢化して、なかなか、コミュニケーション取れず、淋しいです。これからも、勉強させていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。
ここにコメントされている方の多くは、ジャズが好きで知識があり、もっと人と話したいんだけれども、鬱陶しいと思われるのもイヤなので、日常生活ではジャズの話を出さずに「普通なフリ」して生きている「隠れジャズシタン(?)」な人が多いと思われます(笑)。
ですので、詳しそうな人のコメントにぶら下がる形で、質問などをすれば、懇切丁寧に教えてくれると思いますよ!

R Kさんからのコメント。

私的には、むしろ〝逆〟の立場だった様に思います。

中学の頃からジャズを聴き始めましたが、当時は〝フォーク〟の第二ブームの真っ只中で、高校に入ってからも休み時間などにフォークギターを掻き鳴らしながら唄う連中は多かった様に思います。

何かの折に〝今何を聴いてる?〟と彼らのひとりに聞かれた時に、もう今は覚えていませんが多分その時聴いていたジャズの曲名を言ったのですが、途端に質問した彼の頭の上にでっかい〝?〟が浮かんだ様に思います。

大学で上京した頃、夏休みに田舎に帰郷した折、夏祭りの親戚で、当時音大でピアノを弾いていた〝いとこ〟と話していた時、そばで聞いていた親戚のおばさんが〝あんたは何か音楽をやっているのかい〟と聞いてきたので〝ジャズ研に入ってる〟といったところ、聞かない方がよかったという顔で横を向いたのを覚えています。

私の場合、音楽についての志向を聞かれた時に少なくとも私の身近の人達からは、あまりいい反応がかえってこない事がほとんどでした。その頃から、人に〝否定〟される事もあるのだと思う様になりました。

後年、その〝いとこ〟の姉さんが、誰かの法事の時、偶然私の関わったアマチュアビッグバンドのビデオでブルースのアドリブを回しているのを見て、画面を凝視しながら〝途中から入るんだ〟とボソッと呟いたのは面白かったです。考えたらクラシックではあり得ない事ですね。

〝人は人、自分は自分〟という意識ずけが、心穏やかに過ごす為のひとつの様な気がします。

「聞かない方がよかったという顔で横を向」かれたこと、そういえば私も過去に何度かありましたねぇ(苦笑)。

で、だんだんと、
ま、そんなもんか、そんなもんだよね、
と思うようになりました。