『ブリリアント・コーナーズ』レコーディング裏ばなし。

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リヴァーサイド・レーベルのプロデューサー、オリン・キープニュースが語ったセロニアス・モンクとの契約までの経緯、そして名盤『ブリリアント・コーナーズ』と、『モンクス・ミュージック』のレコーディングのエピソードを紹介した動画をアップしました。

出典は、スイングジャーナル臨時増刊号の『幻の名盤読本』に掲載された油井正一先生がまとめた記事です。

まさか、『ブリリアント・コーナーズ』でオスカー・ペティフォードがあんなことしてたなんて。

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コメント

2019 enchanさんからのコメント。

動画配信ありがとうございます。『ブリリアント~』は懐かしいです・・・もう30数年前、ハタチそこそこの頃、当時たっかいCD新品で買った、わたくしの初モンクでした。いまだ所有してますが着帽なしモンクのジャケ写真は珍しいかと。ロリンズが参加しており、表題曲では、けだる~く始まりパッと加速するのがザ・ユニーク。耳に残るメロディーですね。フワ~っとした、# パノニカ も好きな曲です。『モンクス・ミュージック』は1曲目吹奏が終わって# Well, you needn’t が始まるところ、モンクのイントロがカッコいい!!コルトレーン入るとこ間違えた説が一般的ですが、そんなエピソードあったんですね~。キープニュース万歳!!

ジャズの音源がCD化された頃は、たしかにたっかーい値段でしたね。
国内盤では3000円以上が当たり前だったような記憶が。
だから、2000円を切る輸入盤は、とても有難かったです。

2019 enchanさんからの返信。

たしかMilesの『Sketches of Spain』と一緒に買ったんですよ、そのとき。合計 7,000円しましたね。

高っ!
でも、そういう時代でしたね。
ジャズに限らずロックや歌謡曲なんかも、CDは高かった記憶があります。

あとプレイヤーも。
友達がごくごく初期のNECのCDプレイヤーを親に買ってもらった時は、15万円だと言ってました。

それから、少しずつ値段が下がっていき、10万円を切ったあたりから、どんどん廉価なCDプレイヤーが出回りはじめたという記憶があります。

私がお年玉で買ったのは、3万円くらいのもので、いちばん安いやつだった記憶が(笑)。

3万円で買って、一緒に買ったJAPANの『錻力の太鼓』とプロパガンダの『ア・シークレット・ウィッシュ』2枚が、あわせて6千500円くらい。

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あと7~8枚CDを買ったら、プレイヤー代を上回ってしまうなぁと思いました。

その時に比べれば、今はなんて恵まれた良い時代なんだろーと、気軽にかつ廉価で様々な音楽にアクセスできる有難さをかみしめています。

尚樹 安藤さんからのコメント。

ペティフォードは弾けなかったのではなく、弾かなかったんですね😅。難解な曲なので色々な説が、。楽しいお話ですねー。ありがとうございます。まだまだこのレコードは楽しめます。しかし難解なテーマの後のロリンズのソロは何度聴いても良いですねー。このアルバム最近またマイブームになってます。ベムシャスウィングも好きです。

《ブリリアント・コーナーズ》のロリンズは、いつものマイペースで大らかなロリンズとはちょっと違って、難曲相手にしゃかりきに奮闘しているような感じがします。
それでもロリンズらしい豪放さも失っておらず、このバランスが良いんですよね。

尚樹 安藤さんからの返信。

ソロに入っても感情に流されることなく、でいてロリンズ節も抑えることなく、ほんとにそう思います。高野さんの解説でますます楽しめます。ありがとうございます。

永井勉さんからのコメント。

モンクばかり言っている永井です・・・m(__)m
1956 Brilliant Cornersも素晴らしいんですか、
1957 Monk’s Musicも最高ですよね・・・・m(__)m
なかでも Off Minorは面白いですね・・・W
1947 Genius of Modern Musicで聴けるOff Minorは何かとても
複雑な曲だと感じたのですが Monk’s Musicで答えが見付かった気がしました。

《オフ・マイナー》は、学生の頃、ピアノレス・アルトサックス・トリオでよく演奏していた思い出の曲です。

コード楽器がいないと、けっこうスリムで攻撃的な演奏が出来るんですよ。

ちなみに、後輩のバド・パウエルもよくこの曲を取り上げていますが、聞かれたことありますか?
初期から晩年まで、ほとんどアプローチを変えずに演奏しています。
愛奏曲だったんでしょうね。

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永井勉さんからの返信。

モンクxxx教団 広報の永井です・・・m(__)m
あくまでも 合法的なサイトです・・・W
1953 The Bud Powell Trio の Off Minorですよね・・・W
1947 Genius of Modern Music, Vol.1のOff Minorにくらべたら
はるかに聴きやすい音源だと思います・・・m(__)m
原曲のモンクの音源は深く沈んだマイナーブルースの印象が強いのに
パウエルはもう少し明るい印象を受けます・・・m(__)m
モンクの曲のなかでは不思議な印象を受ける曲のひとつです・・・m(__)m
もうひとつ  Thelonious も不思議な曲ですよね・・・W

おっしゃるとおりだと思います。
たしかに《セロニアス》も不思議な曲ですよね。
なんだか雰囲気が《オフ・マイナー》に似ている。
私はパウエルの演奏で好きになりました。

博 橋本さんからのコメント。

2014年 新潮社刊 村上春樹 編・訳
『セロニアス・モンクのいた風景』にもオリン・キープニュースによる『セロニアスが教えてくれたこと』という一文が載っています。
『セロニアス・モンク プレイズ・デューク・エリントン』録音時の面白い話も載っています。

しまった!
「未読・積ん読・いつ読むの?」状態でした。

思い出させてくれてありがとうございます。
読まなきゃ。

博 橋本さん。

すぐ読んでください(^ ^)

ま、まじっすか?
足元のジャズ雑誌およそ70冊にもまだ目を通しきれてないのに……(汗)

あ、あと、ちなみに先日、ようやく『マイルス・デイヴィス大事典』およそ700ページをようやく読み終えました!!

博 橋本さんからの返信。

大辞典はご苦労様でした。今後のトーキング・セッションがますます楽しみです。
『モンクのいた風景』にはニュー・ヨークでのモンクとニカの住まい探しや「天才とイギリス生まれの男爵夫人」の弥次喜多ながらも無敵な生活が窺えて心踊ります。

ロスチャイルドの「かっとびレディ」ニカ夫人と、数々のジャズマンとの交流は心温まるものがありますよね。

博 橋本さんからの返信。

禁治産者にして3台のベントレーを乗り回す。ニュー・ヨークの街中でマイルスの車とゼロヨンまでしていたそうです。普段乗っていた青いベントレーは ”ビバップ・ベントレー” と呼ばれていたとの事です。イカしてるな(^ ^)

スケールが違いますね。
デビ夫人が何人束になってもかなわないw