「ジャズ老人(失礼!)」と、「ジャズ少年」のやり取り。
これがなかなか心温まるというか、令和ニッポンでは、あまりなさそうなやり取りが、先日アップした動画「【コメント返し】ベース初心者にも栄養たぷりのマイルス『バグズ・グルーヴ』B面」で繰り広げられていたので(⇒こちら)
それを紹介した動画をアップしました。
ジャコ好きとジャコ嫌いなど、好みの違いは多少あれど、刺激的な音が好きな点においては両者共通した好みをお持ちのようです。
コメント
田中一正さんからのコメント。
Trio Jeepy Branford Marsalis .
Milt Hinton いいですね!
大好物です!
Hiromi Hasegawaさんからのコメント。
とりあえず 鈴木勲 ”BlowUp” 合掌
1959 lionさん⇒Hiromi Hasegawaさん
コロナ前に横浜のドルフィーで演奏を観たのが最後になりました。
ハイヒール姿でのライブでした。
ライブ終了後観客全員に握手してくださいました。御冥福をお祈りいたします。
Hiromi Hasegawaさん、1959 lionさん
今宵は『ソリチュード フィーチャリング纐纈雅代』の《マイ・フェイヴァリット・シングズ》を聴くことにします。
Jさんからのコメント。
ベースは ほんと なぜ あのボリビア(シダーウォルトン) を 主旋律ぶっといベースでゆっくりと 執拗に繰り返してくれんかの~
やれば凄くいいんだけど~ 既存は みんな小さく はやすぎるのよ~
そいえばアダムスアップルのときも なんでショーター もっと伸ばさないの~! 肺活量ないんかい! と思うくらい なんでライウ゛盤ないの~ 良いだけに不満ブースト ブ~
J
Ken Konishiさんからのコメント。
そうですね。ベースの定番ポール・チェンバースの”Bass On Top”が一番印象に残っています。チェンバースのベースは勿論、ケニー・バレルのギターが良い味を出しているんですね!”Dear Old Stockholm”でのバレルが、情緒溢れるアドリブをとっています。わが青春の名盤です。
じつは「ベース名盤」以上に、「隠れギター名盤」でもあると思っています。
御駄賃取郎さんからのコメント。
いつもありがとうございます。頑固一徹・頑固ジジイ丸出しの御駄賃です。(笑)v
早春さんには本当に今どきめずらしいほどのジャズ愛を感じてジジイはよがって?おります。(笑)
早春さんご推薦のTrio of Doomをおしらせのサイトよりきかせていただきました。一言「グッ!」です。(笑)
こういうバトルは大好物です。音色のあれこれは関係ないですね。私はむしろトニー・ウィリアムスのドラムのスタイルの変化に耳をうばわれました・・・、マイルスバンドを離れて以来トニーは色々スタイルをかえてきましたが、この頃はその「シンプルに叩いて、かつ、聞かせる(印象に残るドラミング)」という本来の天才ドラマーの真髄をしめしていたように思いました。これこそこそが、マイルスがトニーを見出して歓喜した要素だと思います。(それを当時のSJでは、やれ「トニーは足が弱い」などと、ドラム音痴ぞろいの批評家どもが酷評していました。(笑)
そしてマーカス・ミラーもマイルス・バンドを離れてサイドマンとしてアリスタGRPレーベルで活動していた頃【1980年頃)の音源がYOUtUBEにありました。私もシビレまくって電気クラゲ?(同世代はわかりますね)
になっておりました。wwwv(^o^) アルバム単位ではデイブ・グルーシンの「マウンテン、ダンス」がいいですよね。同じく1980年頃来日してアベサダも参加したGRPオールスターズのライブインジャパンも楽しめます。
ただこれらのアリスタGRPの音源は契約の関係なのか?未だCD化されないものが多いようですが、これらはいわゆるジャズ・フュージョンでありその語の軟弱フュージョンとは一線を画しているとおもいます。
>やれ「トニーは足が弱い」などと、ドラム音痴ぞろいの批評家どもが酷評していました。
そんなこと言われてたんですか?!(驚)
御駄賃取郎さんからの返信。
そうなんですよお。。困ったモンです。(笑)他にもケニー・ドリューの「ダーク・ビューティー」の新譜評では「ドラムの音が悪い」と言い切った恥さらしがいたり(バスドラに毛布を詰めて意図的にミュートしたことに対して・・。)また、あろうことか某大御所が
ビル・エバンスのヴィレッジ・ヴァンガードの再発にさいして「ドラムがポール・モチアンでなかったらなあと思わずにはおれない。」とぶっこいたり、あるいは、テイタム~Bウエブスター盤で
「ドラムが演奏をぶちこわしている」(バディ・リッチのこと)とかなど、およそド素人以下のことを平気で堂々とぶっこいていました。「恥を識れ!・腹を切れ!!」と怒りに震えた若き日のジャズじじいでありました。。。m(__)m(マイナージャンルとはいえ、競合がない時代にはこんなデタラメがまかりとおっておりました。)
ここまで滅茶苦茶&言いたい放題だと、呆れを通して、爽快ですらあります(笑)。
なんだか、知識と情報の乏しい江戸末期の人が「写真を撮ると、魂を抜かれる」と言っていた話を聞いて
⇒「へ~、そうなんだぁ」ぐらいな感じというか(苦笑)。
「足が弱い」
⇒へぇ、そうなんだ~
「ポール・モチアンだったらいいのに」
⇒ふーん、そうなんだぁ
「演奏をぶち壊してる」
⇒うーん、そうですかぁ?
みたいな感じで、なんだか真剣に怒る気にもなれませんなw
御駄賃取郎さんからのコメント。
>なんだか真剣に怒る気にもなれませんなw でがしょ?今ふりかえれば当時の評論家も原稿料が安かった?せいなのか冗談みたいなディスクレビューがみうけられましたね。特にドラムに関しては超保守的な、どあほが揃っていましたね。・・・ところで私は昔「ブーイング」には遭遇することがほとんどなかったので(唯一・ウィントン・マルサリスの田コロくらい)「ブーイング」とはだまって「音なしの屁こきをする」とおもっていました。。
女子プロレスを観戦するにおよび、はじめて声によるブーイングがあることを実感しました。。。
う~む、「やっつけ」で書いていたのか、「本気」だったのか、よくわかりませんですね。
ただ、私が勝手にその時代に持つイメージとしては、「批判したほうがカッコいい」「手放し礼賛はアホっぽい」というような風潮が蔓延していた時代だったんじゃないかと思うんで、そのような空気が「特に書くことない人」に「一言モノ申す系」の記事を書かせる後押しをしたのではないかと推測しておりまする。
>「ブーイング」とはだまって「音なしの屁こきをする」とおもっていました。。
ちょっとだけウケましたw
早春さんからのコメント。
コメント返しして頂いてありがとうございました。ですが、まず謝らせて下さい。スミマセン。私は高野さんのご本は読んでおりません(汗)。「高野さんの動画」や、高野さんとは関係のない「本」という意味です。ゴメンナサイ。
ちなみに“This One’s for Blanton”は高野さんの動画を見ている中で知りました。このアルバムがキッカケでRay Brownにも興味の触手が伸びるようになりました。また、Ellingtonについては“Money Jungle”を聴いてからちょこちょこ聴いていましたが、これを聴いたのが決定打となって好きになりました。少し前にディスクユニオンで“The Popular”と“Let’s Dance Series, Duke Ellington”も購入してみました。しかし100円で(苦笑)。彼の音楽を聴くとなんだかゾクゾク来るんで、Ellingtonはこれからもっと聴いてみようと思ってます。
>高野さんとは関係のない「本」という意味です。
なんだか妙に安心しました(謎)。
ま、いずれ読んでくださると嬉しいであります。
Tetsuo Nambaさんからのコメント。
何度も繰り返して聴くアルバムは N.H.Ø. Pedersen の “Friends Forever” です。亡くなった Kenny Drew に捧げた曲集で、まだ若かった Renee Rosnes も好演しています。
早春さんからのコメント。
〈イキった解説者とうるさくて仕方ないキャスターの会話〉
キャスター:さァ〜始まりました、“Dark Prince”。ウィリアムスのドラムのイントロ、やはり素晴らしいですね〜。
早春:いや〜、ホント、全くその通りですね。シンバルの嵐の合間から変なタイミングでタムが入るあたり、彼らしいですね(笑)。
キャスター:(笑)
早春:しかしロールのテクなどホントに素晴らしい。鳥肌が立ちますよ。
キャスター:さァ、弦が入った。おっと?ジャコ、音がでかいぞ⁉ ウィリアムがケツに火をつけるようなスネアを炸裂!テーマ2回目、ジャコが飛び出た!マクラフリンが追う、追う、必死に逃げるジャコ、ウィリアムスもスネアで追いかける!マクラフリン、時速100キロの高速パッセージを繰り出す!逃げろ!ジャコ!マクラフリンがフレーズを繰り返しだした!トリルに入る、ヤバい!ジャコ頑張れ!お〜!ハーモーニクス、出た〜!しかしウィリアムスの執拗に迫るハイハット、タムの嵐、なんと凄まじい!おっと、マクラフリン、どんどん高音に登っていく、どこまで行く気だ⁉ まだ行く、まだ登るぞ!ジャコ、ダブルストップで応戦!しかしウィリアムスが怒涛のようなドラミングが爆発!ジャコ、滅多打ちだ〜!ウィリアムスはもう大分頭にきている模様(笑)!やっとマクラフリンが下りに入った、再び混戦に突入、おっ、ウィリアムスがバスドラムを抜いてスネア一本で勝負に出た!ジャコは万事休すか、消えた⁉ 違う!短いフレーズで間隙を突いてきた、さァ、逆襲なるか⁉ いや、マクラフリンが3倍返し(笑)!完膚なきまでにボコるつもりだ(笑)!来た!ジャコ、ソロに飛び出た〜!高速パッセージ、素晴ら…、ん⁉ あ〜!マクラフリン、上から被せやがった!なんて奴だ!たちが悪い!ヤラシイぞ(笑)!ジャコ頑張れ!やり返すんだ!ウィリアムスが責め立てる!まだマクラフリン独裁が続くのか⁉ おっといったんウィリアムスに主導権を託した!が、ジャコが割り込んだ!マクラフリン、また妨害(笑)、と、ここでウィリアムスの凄まじいやり返し!今度は3倍どころじゃない(笑)!ジャコがまたウォーキングベースで飛び出た!マクラフリンの手が止まったぞ、勝負アリか⁉ いや、まだだ、今度はウィリアムスだ!バスドラムで妨害 !! 彼奴もまたたちが悪いゾ!タイミングがイヤラシイ!再びウィリアムス爆発〜!!お⁉ やっと追撃が止んだか⁉ さァ、ジャコ、ソロに出ろ!ダブルストップ、ハーモニクス〜!さァ、始まるか!いや口裏合わせたように2人がテーマを弾き始めた(爆笑)!ジャコ、不意を突かれて茫然自失、手が止まる!気を取り直して演奏にからむも演奏終了〜!これでもかとマクラフリンの超高速の超絶技巧〜!ハーモニクスでいじらしく抵抗するも失意のうちに強制終了だ〜!
キャスター:いや〜!本当にすごい演奏でしたね。もうゾクゾク来ましたよ。
早春:ホントそうですね(笑)。なんとも凄まじい。
キャスター:おっ、そう言ってる間に“Continumme”が始まりましたよ!
早春:……..本当に素晴らしい……..。…….ウットリしてしまいますね…….。昔行った海のことを思い出すような……。
(ジャコが入る)
キャスター、早春、絶句。
早春:…….素晴らしい……。
(演奏が終わる)
早春:マクラフリン、ホント憎いですね。あんなけボコっといてこんな、こんな美しい演奏をするんだから。
キャスター:ホントですね。
早春:しかし一番イイのはやはりジャコですね。マクラフリンの至極美しいアルペジオに入ってきて、一音で全部自分の方に持ってっちゃうんだから。その後も最小限の音数で最高の効果を上げてる。音一つ一つに非常に細かく表情がつけられてると思う。マクラフリンが聴取を夢見心地に、もしくはそれぞれの幸せな思い出の回想の旅へいざない、ジャコがその夢や思い出を美しくえがき出し、聴衆それぞれに心底からの安楽を与えている…。本当に素晴らしいよ。感動的だね。
キャスター:早春さん、コメントありがとうございました。いや〜、ホント、仰る通り素晴らしい演奏だったと思います。本日はハバナのカール=マルクス・シアターから、ハバナ・ジャムについてお伝えさせて頂きました。ご視聴頂きありがとうございました!
す、凄い!(◎Д◎;
カトウシュンさんからのコメント。
名前を出して頂いてありがとうございます。m(_ _)m
ベースの印象が印象的な作品についてコメントですが、ジャコ・パストリアスやジミー・ブラントンが出ていたので他に何かあったかなぁと考えていたらレイ・ブラウン、クリスチャン・マクブライド、ジョン・クレイトンのトリオ作品の「Super Bass」がありました。購入したのは約5年前で何故買ったのかは覚えていないのですが、当時はジャズの良さが分からず1,2回聞いてCD棚に入れたままでした。今回のテーマにコメントをしたいと思いCD棚から出し久し振りに聞いたのですが、ベースの音が気持ちいいんですよね。
ベーシストが3人いるので聞き分ける事が出来ませんが改めて聞くととてもいい作品だなと思いました。
ポールジャズ男さんからのコメント。
昔雲さんがダグ・ワトキンスは料理の出汁だって言っていたのが少しわかってきました。NEWK’S TIMEのベースが良いかも🎶
ウイスキーにたとえると、めちゃくちゃ泥炭がたっぷり焚きこまれたシングルモルトの「オクトモア」とか?😏
ポールジャズ男さんからの返信。
オクトモア買います😅
さすが!
あのスモーキーさは、もしかしたらワトキンスを超えてミンガスの領域かもしれません😅
MrNOBUchanさんからのコメント。
私が好きでまだ出ていないアルバムを探しますと、デューク・エリントン楽団の「ザ・デューク 1940」「ザ・ブラントン・ウェブスター・バンド」(ベースはジミー・ブラントン)、レイ・ブラウンの「サムシング・フォー・レスター」、オスカー・ピーターソンの「シェイクスピア・フェスティバルのオスカー・ピーターソン」「ザ・サウンド・オブ・ザ・トリオ」(ベースはレイ・ブラウン)、チャールス・ミンガスの「道化師」、ホレス・パーランの「アス・スリー」(べースはジョージ・タッカー)、ニールス・ペデルセン&サム・ジョーンズの「ダブル・ベース」、サヒブ・シハブの「サヒブ・シハブ&ザ・ダニッシュ・ラジオ・ジャズ・グループ」「サヒブズ・ジャズ・パーティ」、デクスター・ゴードンの「ララバイ・フォー・ア・モンスター」(いすれもベースはペデルセン)、ソニー・ロリンズの「ライヴ・イン・ヨーロッパ 195(コンプリート化される前は「セント・トーマス・イン・ストックホルム1959」)」(ベースはヘンリー・グライムス)・・・・・きりがないのでおしまい。
うっわぁ、私が好きなアルバムとけっこうかぶりますなぁ。
好みがけっこう似てますねw
K Nさんからのコメント。
皆さんのコメントを見て頭をよぎったのは→Jazz Messengers Live at Cafe Bohemia の Doug Watkins、特にSoftWindはイントロからゾクっとします。Eric Dolphy live at 5 spotのRichard Davis、放っておくと際限なくoutして行きそうなメンバーの中で、艶やかなBigToneと正確な音程、リズムで冷静にバンドを支えている。Hampton Hawes TrioのRedMitchell、SavoyのHouse Rythm Sectionの面々Milt Hinton,Eddie Jonesなどなどです。
田村昌久さんからのコメント。
このたびは、ベースの音色ですか😄
ジミー・ギャリソンだのレイ・ブラウンだのジャコだの 黙ってふんふんと聴いていて 本当最後まで 私の期待していた名前が出てこなかったから もう辛抱できずに 私の極めつけを言いますね😅
もう この一曲を聴け!ということで 私のお勧めは、チャーリー・ヘイデンのGitaneのジャンゴです✨
もうクリスチャン・エスクーデのギターなんか全く耳に入ってこなく ひたすら 強靭なヘイデンのベースが 堪らない名盤ですが、 どうして このアルバムを紹介されないのか 不思議です😢
低音好きには堪らない名盤ですが😄
ヘイデンに関しては、昔『スイング・ジャーナル』のベース特集にも原稿書いたことあるくらい語ることが色々あるので、まあ、いずれそのうち取り上げるつもりなので、それまでは、こちらを聴いて我慢してくださいな(‘◇’)ゞ
番組中盤30分あたりのところです。
このアルバム、同じアルバムのヴァージョン違いを3枚持って、吉祥寺の駅前のジャズ喫茶に押し掛けるように突然訪れて、「聴き比べさせてください!」という不躾なお願いをきいてもらってかけてもらったこともあるほど、まあベースの音が凄い作品ではあります。