バグパイプが参加!ソニー・ロリンズの『カッティング・エッジ』

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ソニー。ロリンズが1973年にモントルー・ジャズフェスティヴァルで演奏した模様が収録されたライヴアルバム『カッティング・エッジ』。

このアルバムが新譜として発売された1975年の『jazz』誌に、新譜レビューが掲載されているのを発見したので、その記事を紹介した動画をアップしました。

なお、『カッティング・エッジ』のレビューは、こちらにも書いています。

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コメント

長谷川孝二さんからのコメント。

「バグパイプ」で、キャンディキャンディを思い出すのは、僕だけではなかった(笑)

名作でした♪

高松貞治さんからのコメント。

私の場合ジャンル違いますが、ビーチボーイズですね。その中のでも、ビーチボーイズのクリスマスアルバムが多かったですです。ロックは嫌いですが、天才、ブライアン・ウィルソンのが好きなので良いのですが。それにしても、Amazonでの汎音楽論集今47000円してます。一体誰が買うんだよ😭

よ、よん万7千円!!
高っ!
ほんと、一体誰が買うんだよ😭

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Ken Konishiさんからのコメント。

新宿のディスクユニオンには、あしげく通ったものです。廃盤コーナーで安いものを探したり、エサ箱には夢がいっぱいつまってました。でもレコードって売る時は、オリジナル盤以外は、本当に二束三文なんですね。処分料という感じです。

今はどうなのかは分かりませんが、たまにレコードコーナーのエサ箱をあさると、フュージョン系のものが安く売られていたように記憶しています。
エレクトリック時代のマイルスも、「こんなに安くていいの?」という値段で(ライヴ・イヴルとかw)持ってけ泥棒状態な値段がつけられていて驚いたことがあります。

2019 enchanさんからのコメント。

動画配信ありがとうございます。確かにどこかでロリンズとバグパイプの2ショット写真を見たことがあります (大笑いさせていただき、いま涙を拭いてました)。御茶ノ水 Disk Union ってJazz Tokyo というキレイなビルでとても中古屋とは思えませんね。

爆笑していただきありがとうございました。
そう、お茶の水のユニオン、引っ越したんですよね。
まだ、新しいほうに行ったことはないのですが、たしかにキレイなビルでした。

Jさんからのコメント。

バグパイプは スイスでだったかな~ 生音ちょっと聴いたのは
水パイプ(シーシャ)ふかしながら 樽ウヰスキー(原酒)ストレートで ハギスなんかつまみに やってみたいですね 夢夢😁
カッティングエッジ というと 98年の The Cutting Edge ティムヘイゲンスetc(ダブルタイムレコーズ) フットプリンツから~カンタロープ など これも佳作でなかなか かな
                     J

なんか良さげですね~。

御駄賃取郎さんからのコメント。

このレコードはマスターがおっしゃるように「野ばらに寄せて」しか記憶にないです。(笑)
バグパイプといえば、ローランド・カークくらいしか浮かびませんが、色々あるもんですね。

中古レコードといえば私は銀座のハンター(テレビで深夜CMやってましたね。)によくいってましたが、
値段としてはマスターと同じ位の感覚でした。ただ一番強烈におぼえているのは、たしかディスク大賞の金賞や録音賞などを取った富樫雅彦の「スピリチャル・ネイチャー」が、発売された翌月くらいにはハンターの店頭に中古盤として超大量にならんだことでした。(笑)私はそこで1000円くらいで買いましたが、2,3回聴いてまたハンターにウリました。(笑)  あの頃はSJもひたすらクラシック(現代音楽)の後追い?にしか見えませんでした。(私には・・)m(_ _)m

銀座のハンター、名前はよく聞いていたんですが、ついぞ一度も行ったことがないという……。

Hiromi Hasegawaさんからのコメント。

一番中古店に通った90年代~200年初頭で言えば渋谷のJARO、高田馬場のレコードギャラリー、新大久保のビンテージマイン、神田のトニー・レコード、あと出張で大阪に行く機会が多かったので心斎橋のMusicMan、阿倍野のビックピンク(フーゾクではない)、あと梅田の…名前失念。JAROの柴崎さんはご健在の様でネットで見ました。

>阿倍野のビックピンク(フーゾクではない)
たしかに断り書きをされていないと、地名と店名で別なジャンルを思い浮かべてしまいそうです(笑)。

Hiromi Hasegawaさんからの返信。

このお店、名前はナンパですがご主人は硬派、ジミー・スミスの”Midnight special”が2,800円?だったので思わず「東京の〇〇で5,000円で売ってましたよ!」と余計な事を言ったら「東京の人は知らんけど、大阪には後期ブルーノートのジミー・スミスに5,000円だす客はおらん」と怒られてしまいました。

「後期ブルーノートのジミー・スミス」と分類しているところが、なかなかですね(笑)。

ということは、「前期ブルーノートのジミー・スミス」にはお金出すということだとすれば、大阪の人はなかななか耳が肥えているんじゃないかと思います。
……単に私が初期のジミー・スミスのほうが好きなだけなのかもしれませんが。

TAKESI0506さん⇒Hiromi Hasegawaさん

ビッグピンクとは懐かしいですね。昔は南海電車の高架下にあったのが、なんばCITY東ビルに移りましたが、その後閉店してしまいましたね。主人はパイオニアに勤務していたと聞いていたので、「パイオニアに勤めてはったそうですね?」と言うと「昔のはなしや」と少し照れたような感じでした😅

Hiromi Hasegawaさんからの返信。

高野さん:
>大阪の人はなかななか耳が肥えているんじゃないか
実は話に続きがあって、”Midnight special”はBNで一番売れたアルバム、珍しくもなんともないんだ、という話を伺いました。

TAKESI0506さん:
>昔は南海電車の高架下にあった
いやー、御存じでしたか…。TAKESI0506さんが投下された粟村さんの「円盤十戒」にありましたが、レコード店で他の店の話をしてはだめですね。
あと、梅田の店は確かDISK JJだったと思いますが、最近在阪の若いコレクターの方とやりとりしたら3店とも「聞いた事がない」とにべもない返事でした。

ああ、そういうことだったんですね。
>BNで一番売れたアルバム、珍しくもなんともないんだ

Hiromi Hasegawaさんからの返信。

若いコレクターの方のyoutube動画で駆け出しの頃「カモメのチックのECM原盤」を結構いい値段で買って他の店で自慢したら「そんなん星の数ほどあるで」と呆れられたという「やらかし話」を披露していました。

皆、そうやって大人になっていくんだな~(笑)。

TAKESI0506さん⇒Hiromi Hasegawaさん

えっ、DISK JJを在阪の方が聞いたことがないということは閉店したのでしょうか。DISK JJは日本橋が本店で梅田にも何店かあったはずですが……。私も数え切れないくらい訪問してますので、なにか寂しい気がします😥

TAKESI0506さんからのコメント。

このレコードの中では、やはり「野ばらに寄せて」がいいですね、バグパイプが入った演奏は、何か混沌としてしまって少々聴きづらい感じがします。

「カッティング・エッジ」のスイングジャーナル・ディスクレビューは岩浪洋三さんが書いてます。5星でした。

 これまでマイルストーンで出たソニー・ロリンズは「ライブ・イン・ジャパン」を含めて今ひとつベストとはいい難かったが、この74年のモントルー・ジャズ・フェスティバルの実況録音こそ、現時点におけるロリンズの最高の姿を記録したものといえよう。ロリンズが波の激しいプレイヤーであることは、彼のコンボのギタリストである増尾好秋も証言しているとおりだが、ロリンズは意外に神経質なミュージシャンだからだ。したがって、ジャズ・クラブなどではベスト・プレイをみせることも多いのだが、大きな会場では調子の出ないことが多い。しかし、このモントルーでは珍らしく調子を出しきっている。なんでもアンコールも3曲演奏したということだから、よほど乗っていたのであろう。ロリンズのプレイはどの曲もじつに自然でのびのびとしている。ロリンズは74年末のダウンビート誌の人気投票ではテナーの部で第1位になっているが、これは当然の結果というべきだろう。あらゆる点で、彼は目下テナーのベストだ。
 このレコードにはロリンズのオリジナルが2曲収められているが、①も③もリズミックで調子がよく、陽気でユーモアのセンスにみちた曲であり、ロリンズの奔放なアドリブがさえる。この陽気さとユーモアのセンスをきくにつけても、このときのロリンズの精神状態が非常に、安定していたことがわかるのである。①も③も楽しい佳曲といえる。
 また、バラードにおけるロリンズのセンシティブなよさも定評のあるところだが、ここでも②と④のバラード・ナンバーで成熟しきったプレイをみせる。
 さらにこのアルバムでユニークな演奏として特筆しなければならないのが⑤だ。これはおなじみの黒人霊歌だが、ロリンズが編曲して個性的なプレイをきかせる。とくにここには黒人バグパイプ奏者ルーファス・ハーレイが加わっているのが注目される。彼のハーモニックなバグパイプとロリンズのテナーによるみごとなブレンドぶりが興味をそそるしロリンズがラテン・ロック的なリズムで躍動的な演奏を盛り立ててゆく。コルトレーンも生前バグパイプに関心を寄せていたが、サックス奏者はバグパイプにあこがれをもつものだろうか。

いつもいつも興味深い記事の投下、ありがとうございます。

さすが岩浪さん!(爆笑)
出血大サービスな(?)5つ星!!(笑)

私が評者だったら、3星半ってところでしょうかねぇ。
だって、やっぱり『サキコロ』や『ヴィレッジ・ヴァンガード』を5とすれば、同じ点数は付けずらいですよ……。
でも、大人(たいじん)岩浪さんのこと、そんな細かなことにはこだわらなかったんでしょうね。

まあ岩浪さんといえば、粟村政昭氏が「インチキ宗教の教祖」とこきおろしたファラオ・サンダースの『因果律(カーマ)』を大絶賛しておられた方ですから、混沌として、かつ楽園的な雰囲気(一歩間違えれば、ナチュラルハイな状態でも頭がクラクラして目が回りそうなサウンド)がお好みだったのかもしれませんね(笑)。

>彼のハーモニックなバグパイプとロリンズのテナーによるみごとなブレンドぶり
そうかなぁ?(爆笑)
ブレンドされてたかなぁ?
完全にロリンズ食ってるように感じましたが……。

永井勉さんからのコメント。

今日もモンキューをつまみにお酒を飲んいる永井です・・・m(__)m
ザ・カッティング・エッジ・・聴きました・・・
どうなんでしょうか・・・???
バグパイプ?????ロリンズのテナーの音をじゃましている
印象を受けました・・・
というか、組合せが悪いと感じました・・・m(__)m
私だったらインド音楽のシタールとインド特有の打楽器との
コラボとかダラー・ブランドがやっていた
アフリカンミュージックとのコラボの方が遥かにかっこいい
と思います・・・m(__)m

同感です。
ウナギと和牛が一緒のお皿に並んじゃった感じがします(笑)。