ジャズピアノの巨匠 アート・テイタムの凄さ

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ピアノの巨匠、アート・テイタムについて語った動画をアップしてみました。

これからアート・テイタムを聴こうと考えている人には、デッカに残したピアノソロがおすすめです。

コメント

高松貞治さんからのコメント。

アート・テイタムはデビューした当時から巨人で、圧倒されました!途中で不調に襲われたり、して、順風満帆では言えませんが、それでもやはり立派なピアニストだったと思います。

TAKESI0506さんからのコメント。

ヴァーヴ・レーベルの社長兼プロデューサーであったノーマン・グランツ氏は生涯、アート・テイタムを専属とすることを念願としていて、「もしも私が彼と契約を結んだら、以後絶対に手放すことはないだろう」とまで語っていたそうです。
 引退していたグランツ氏がレコード界にカムバックすると同時に、いったんMGMに売り渡していたテープを買い戻しましたが、それがテイタムのものと限られていたあたりにも、これらの録音に対するグランツ氏自身の強い愛着がうかがえるようですね。

 以下は以前にも書き込みましたがもう一度……🥲

 アート・テイタムのレコードは同時代の他のピアニストのレコードと比較して、全体的に音があまり良くないという特徴があるようです。
 テイタムの実演に接した人の証言によると、テイタムのピアノタッチというのは、常人には追随不可能なほどデリケイトなもので、当時の録音技術者がそれを完璧にキャッチすることは不可能だったのではないか、とも言われています。
 このような伝説的な話に接すると、やはりアート・テイタムという人は「神」であったのかなどという妄想も湧いてきますね🙂

いちど生で聴いてみたかったピアニストの1人ですね。

Tetsuo Nambaさんからのコメント。

Oscar Peterson の言葉です。「ピアニストは全員 Art にはビビりまくっていた。ホーン奏者も彼の後にソロをとるのは嫌だった。ただ、彼の影響を受けなかった奴はいない。」
Count Basie「オハイオ州トレドに行った時に、よせばいいのにクラブでピアノを弾いた。そしたら、そこにたまたま Art がいたんだ。『ピアノから離れろ!』と誰かが言ってくれた。」

最強の喧嘩番長がやってきた!
わー、逃げろ! みたいな。
当時のジャズメンがいだいていたテイタムの「凄さ」が伝わってくるようなエピソードですね♪

MrNOBUchanさんからのコメント。

「鍵盤の皇帝」オスカー・ピーターソンの若かりし頃、御父上の勧めでテイタムのピアノ・ソロ「タイガー・ラグ」をレコードで聴いたそうです。オスカー少年はそれまでピアノが大好きで、朝から晩までいくら練習しても練習しても飽きることがなかったのに、このレコードを聴いた途端、自分の今の力量とのあまりの懸隔に大ショックを受け、しばらく、練習どころかピアノに触れることさえできなくなったそうです。
生まれついて片目が盲目、もう片目が極度の弱視のテイタムは、一方、健常者の想像を全く許さないほど超絶的に聴覚が優れていました。
ポケットの小銭のジャラジャラ音で額面を言い当てた、とか、ビールの空き缶が床に落ちてたてた音で銘柄を言い当てたとか、ずいぶん前に会話を交わしたファンと数年後に偶然また会ったとき、会った場所も日時もファンの名前もすべて言い当てたとか・・・。

いろいろなエピソードを知れば知るほど、「凄い人度」がグングン高まっていく……😱

カトウシュンさんからのコメント。

自分が生きているうちにアート・テイタムのような後世に残る天才を目の当たりにしたいですね( ´ー`)

今は、誰になるんでしょうね??

永井勉さんからのコメント。

アート・テイタム・・・恐るべし・・・m(__)m
速さでいったらずっとウンポコが流れている感覚です・・
バド・パウエルの前にこんなプレーヤーいたなんて
ジャズは深し・・・m(__)m
この人の凄い所はいくら早くても歌心が根っこに感じられる所
ですね・・・m(__)m
速さを求めると、どうしても常人は冷たい感じのフレージング
になると思うんです・・・m(__)m
アート・テイタム ザ・スタンダード・セッション 1935~1943
を聴きました・・・ソロピアノのアルバムです・・・ 
何でいいのかと思って答えを探していたら・・
見つけました!!
波です・・・m(__)m 海岸で聴いてる感じです・・・m(__)m
速いフレーズは波打ち際のざわざわした音色のに比べて
低音で奏でられる音はずっと遠くの波のうねりに聴こえます・・
ごめんなさい・・・バドより好きになってしまいました・・・m(__)m

スピードに関して、なかなか鋭い指摘をされていますね。

同じ「速い」でも、テイタムと絶頂期パウエルの「速い」はずいぶん感触が違うと私も感じています。

パウエルの悪く言えば不安定な疾走感、これが聴き手を引きこみ、ハラハラさせ、スリリングな要素をも加味している要素の一つだと思います。

その一方で、テイタム。
めちゃ安定してるやん!!
プラス、永井さんは波にたとえられていますが、そう、うねりというか呼吸なんですよね。

速いフレーズを速射砲ばりにかましている時の安定感って、これ多分、長い息で弾いているように感じます。
短い呼吸だと、セカセカとした落ち着きのないものになってしまうと思うんですよね。

4小節先、8小節先を見据えて、「うーーーーーーん!」と大きく気持ちを構えて、指は高速かつ細やか。アタックもメリハリもビシッ!

これはとんでもなく凄いことだと思います。

以前、ベースを習っている時に、先生から速いベースラインを弾くときは、1音1音の音符にこだわりすぎていると、遅れるし、ミスるし、なにより安定感が損なわれる。だから、「あ~~」でも「う~~」でもいいから、長い声を出しながら試しに弾いてみてごらん、と言われて、その通りにやってみたのですが、なるほど、このほうが弾きやすい。
もちろん、いつも「あ~」とか「う~」とか言っていると、故・大平正芳首相になってしまうので、心の中で「あー、うー」するようにしていますが、これを覚えてからは、だいぶ、せせこましくチマチマした音価からは少しだけ抜け出せたと思います。

白雪モンジロウさんからのコメント。

Stephane Grappelliがインタビューでジャズの神様って言ってたな

成川国洋さんからのコメント。

テイタムが憧れていたファッツ・ウォーラーや、ウォーラーの師匠であった、ジェームス・プライス・ジョンソンも是非聴いて欲しいな・・この時代のストライドピアニストは皆、凄いテクニシャンばかり!採譜された楽譜を見ましたが、左手の連続十度見て弾く事は諦めました(笑)

左手の十度開き😮
手が大きくないと難しいですね。
しかも、大きく開いて、しかもそれを一糸乱れぬ正確さで、しかも(多くの場合)速く弾く。
うーん、達人ですよね。
音源からだけでも、その凄さは伝わってくるのですが、願わくば、至近距離で見てみたかったですね〜。