やさしいマイルス・お辞儀デイヴィス

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マイルスが日本公演中、サインを求めに楽屋にやってきたファンにお辞儀をした!

TAKESI0506さんが投稿してくださった過去の記事を紹介する動画をアップしました。

コメント

高松貞治さんからのコメント。

私も高野雲さんに教えてもらって、占い師けんけんをよく見てるんですが、前からコメントしようと思っていたんですけど、内容は面白いと言えば面白いんですが、占い師と言うより、どう考えても独断と偏見というか、ただこの人の好き嫌いで感想を発言しているような…..。

そこが面白いんですよ😆
結構毒舌で、サラリとヘビーにディスるテンポの良さが癖になります。

杉田一雄さんからのコメント。

とても良いエピソードを紹介していただき、ありがとうございます。日曜日の夕暮れに聴く話としては、最高に気分良くなりました。
高野雲さんの、マイルス「私にだけ優しいヤクザの兄貴」説にはなるほどと感じた反面、マイルスはその心情の奥の奥には優しさがあるのでは?と感じるのですね。マイルス贔屓の偏りかもしれませんが、

ところで、そのサインをもらった場所は金沢ではありませんね、(細かいことをなんですが、、)
ハンコック来日の日本公演は、日比谷野音と新宿厚生年金、それに京都丸山野音ですから青年の地元がどこかはわかりませんが、サインをもらった場所は都内か京都でしょう。
金沢駅のエピソードは、ジャズ喫茶のママの話から73年の来日ですね?、そしてサインをもらった青年は中山康樹さんではありません、、中山康樹さんは64年のステージを観れなかった悔しさを書いてます。

『マイルスを聴け!!』(中山康樹著)
「1964年の初来日の時はまだ若すぎたし、ジャズもマイルスも無関係の世界にノホホンといた。それだけに1973年の二度目のときは、よし、全て聴いてやろうと、強行手段に出た」云々かんぬん、、、
名盤『ブラックサテン』が、これ以降二十数年発表されないことの恨み辛みを語ってます(笑)

そしてこう締めてます
「73年マイルスバンドには、”アガルタパンゲア”とは全く異なる魅力かあふれかえっているのである。激しさの底に脈打つある種の軽やかさ、それを味わうことができるのは、この73年の一時期だけなのである。」

カトウシュンさんからのコメント。

サムネのマイルスイイですねぇ( ̄▽ ̄)
マイルスが「おーい、みんな!これからレコーディングするよー!」と呼び掛けてるみたいです。

画像検索していたら見つけました。
「ご飯ができたわよ~」に見えました(笑)。

TAKESI0506さんからのコメント。

64年のマイルス初来日時のスイングジャーナルに、久保田二郎、植草甚一、野口久光、八木正生という顔ぶれの座談会が載っていて、マイルスの「おじぎ」が話題になってます😇

久保田
 それから、やはりマイルスという人は、エキセントリックですね、人間的にも。音楽にも勿論そういった、一種の鋭さがすごく出ている、生の場合にね。レコードの場合だとそれがグッと甘くなっているけど、やはり異常なる自然児ですよ。そのエキセントリックなとこが、マイルスの大きな魅力なのかな。
野口
 うん、そう言えるだろうね。
久保田
 とにかく、ディキシーとかスイングのような単純な楽しさとか温さというものはないですからね。モダンにはもっと、つきつめた異常なまでの美しき魅力なんですね。ところでマイルスは東京のステージでおじぎしましたね、とうとう。
野口
 なんだか日本にいるうちに、だんだん、気持よくなって来たらしい。(笑)
植草
 日比谷でも客席むいて帰って行くときチョイと会釈したですね。
久保田
 厚生年金ホールの時はフッと立ちどまっておじぎしたもんね。大変なことたんだってね、これは(笑)馬鹿馬鹿しいことなんだけれど。
野口
 全く、馬鹿馬鹿しい(笑)あまり高姿勢というのは、やはりこちらとしても、態度悪いぞって言いたくなるもんね。音楽とは関係がないみたいだけど、よくないね。
久保田
 まあ、そこがマイルスらしいとこさ、と言えるのだろうけど、ソニー・スティットのような自分のツマ先なめるみたいな大オジギも変な気がするが、マイルスの態度も全く不必要だからね。まあとにかく、日本でオジギしたってことは大変らしいね。とにかくモノすごい拍手だったもんね、やはりマイルスとしても知らん顔していても、内心ホクホクとうれしかったんでしょう。
植草
 そうなんだろうね。

少し会釈をしたくらいで、このように話題になるというのは、当時からマイルスというのは、観客に対しておじぎなど一切しない、という噂が入っていたのでしょうね😅

>少し会釈をしたくらいで、このように話題になるというのは……
マイルスおそるべし、音楽以外の立ち居振る舞いでもこれほどまで話題になってしまうとは😆

もしかしたら、心理学でいうところのミラーリング効果ってやつかもしれませんね。鏡のように相手を真似ることで、好感を持たせる心理テクニックのことですが、意図的に真似なくても、人は無意識に相手(や周囲)の行動を真似ることもあるそうです。池袋や新宿のような大混雑するターミナル駅に行くと、気分がものすごく落ち込む人がいることの理由に、このミラーリング効果で説明している人もいますが、ようするに、「会社行くのやだなぁ」「今日も通勤憂鬱だなぁ」なんて考えながら憂鬱な気分で移動している何千、何万人が周囲にいれば、無意識に彼らと同じ動作をしてしまい(というより混雑していたら同じ動きをとらざるをえないですもんね)、そのうち気分までもが「憂鬱な人と同じ気分」になってしまうとのこと。

マイルスの場合は、自己主張とオシの強い人が大勢いるアメリカに比べれば、控え目で礼儀正しくお辞儀する人が多い日本の環境で、いつのまにか、日本人と同じ行動をとるようになっていたのかもしれません。

ま、帰国したら元に戻っていたんでしょうけど😅

TAKESI0506さんからの返信。

そうですね、マイルス初来日の頃と言えば、アメリカでは今よりはるかに黒人差別が激しかったでしょうから、熱烈に歓迎してくれる暖かい日本のファンに接していると、さすが気むずかしいマイルスもお辞儀をしたいような気持ちになったのではないかなどと感じています😇