先日アップした動画「【ライナー読み】ニルス・ペッター・モルヴェルの『クメール』」(こちら)にいただいた動画視聴者さまからのコメントを紹介した動画をアップしました。
【コメント返し】ライナーノーツ必要論
コメント
Jさんからのコメント。
ニルスペッターモルヴェル ライウ゛初めてユーチューブで聴きました
北欧の エリックトラファスなど また ペルーなどの デンゲデンゲデンゲなど 面白いな(≧~≦))~
ライナーノーツ?! ほぼ空読み 曲名もほぼ見ない! まず演奏次に演奏~ダ~ 面臭い~ よむの@
二条の光 コルトレーンが 重力に導かれるように突き進む と
マイルスは あたかも重力に逆らう如くというか 突き抜けるような
この対比が じつにおもしろいのだ~ オー プニュ
J
TAKESI0506さんからのコメント。
私は元々早起きですが、最近では2時半から3時くらいに目を覚ますと、なかなか寝れなくて起きてしまう状態で、これはやはり歳のせいなのでしょうか🥲
スイングジャーナル90年の増刊号では、後藤雅洋、ラズウェル細木、大西米寛、寺島靖国、柳沢てつや(司会・進行)という顔ぶれの座談会でライナーノーツについて語ってます。ただ覆面座談会ということで、どの発言が誰なのかはわからないです🥲
『――本日は一言居士というか、ウルサ方というか、とにかく熱烈なジャズ・ファンである4人の方々にお集まりいただきジャズ評論家はいかにあるべきか、ジャズ評論は今のようなままでよいのか、というような過激なテーマで存分に話しあっていただきたいと思っています。
――スイングジャーナルのレビューと並んで評論家諸氏の活動の場であるライナーノーツについてご意見をきかせてください。ライナーの是非論からスタートしましょう。
C ぼくはねライナー不要論を言い続けてきたんだけれど、それに対してDさんがライナー必要論をとなえたんです。実はぼくも最近ライナー必要論に傾いているんですが、その理由をいいましょう。ライナーを取り出して見る(一声トーンを上げて)いかにツマんなくて馬鹿馬鹿しいことが書いてあるか、それを確かめたいんです。まあ、自分を棚に上げて言うんですが。
B たまたま昨日、あるレコードのライナーノーツを読んでいたんですが、ヒドいライナーの典型ですよ。ホレス・シルバーの有名なレコードですが、まずそのレコードと同じレーベルに録音した彼の作品をズラッとアルバム名を列記して曲目紹介。この曲はトランペット、テナー、ピアノの順にソロをとってます云々。これ反則じゃない? 聴けばわかることでしょう。
A いまどき小学生でもトランペットかテナー・サックスかわかりますよ。こういう書き方は今に始まったことじゃないけれど、こういうライナーに対してレコード購入者は提言というか警告というか、馬鹿にするなと言わなきゃダメですよ。
D レコードなりCDなり商品に付属したものですから、やはりおもしろく読めるものでなければいけないですよね。教科書的な味もソッケもない解説だと、何か損したような気分になります。
B この問題に関してはハッキリ言ってレコード会社のディレクターに責任があると思うな。どうして書き直してくださいと言わないんだろう。マスター・テープにノイズが入っていたら送り返すでしょう。同じことですよ。CDの場合ライナーはなかにはさみこまれているから買う時は読めませんよね。難しい作業かもしれないけれど、たとえ一部でもライナーが外から読めるようにしてほしい。
C 中古レコード店ではライナーを外に出しているところもある。
B それとライター(筆者)にも競争原理を取り入れてダメなライターはどんどん入れ代えて、有能な新人ライターを発掘する努力を惜しんではいけないと思う。
C レコードがひとつの作品であるとしたらライナーもひとつの作品だと思いますよ。
A ぼくがこれほどのジャズ・ファンになったのはライナーノーツのお陰なんですよ。昔はそれこそ受験参考書のように赤エンピツで線を入れて、パーカーはこういう人とこんな曲をやっているのか。てな調子で勉強しましたね。やっぱりライナーは必要ですよ。
D ライナーノーツはレコードを買った人が知りたいと望んでいる情報がしっかりと記載されていなければいけないと思うんです。以前フランク・ウエスとフランク・フォスターの2フランクスのアルバムが出た時、同じようなテナー・サックスが2本でフロント・ラインを務めるのだから当然ソロ・オーダーの記載があると思っていたんですが、それがなかった。スイングジャーナルのレビューでもちゃんと指摘されていましたよ。
C まったく同感だな。ライナーは現在、評論家の方の生活源になっているわけですが、それにしてはやっつけの仕事が多い。輸入盤と日本盤の約千円の差はほとんどライナーにあるわけですから、もっと力を入れてもらわないと。
A ぼくのまわりのジャズ・ファンで結構評判がいいのはお医者さんで英語にも堪能、ニューヨークの情況論が得意な若手評論家のライナーなんです。ありきたりの曲目解説がなく、パターン化されてないから新鮮なんです。
C ぼくはハッキリ言って情況論ばかりのライナーは読みたくない。半分でいいんですよ、信ぴょう性に乏しいニューヨークの情況なんてものは。あとの半分でこの曲この演奏はこの辺が聴きどころだと書いてほしいんです。
D そうですね。読んでみるとフムフムとは思うんですが、なんとなく読むのがしんどいなあと思うことがあります。自分の好きな50年代のアルバムがCDで再発された時にライナーノーツが情況論だけだとアーアとため息が出ることがありますね』私はライナーノーツについては、あまり難しいことは求めませんが、ビッグバンド・ジャズや同じ楽器の奏者が二人以上いる場合は、ソロイストの識別くらいは書いておいてほしいですね。昔、ブルーノートの「ファビュラス・ファッツ・ナヴァロ」のライナーノーツにワーデル・グレイとアレン・イーガーのソロ識別が書いてなくて、がっかりした記憶があります😪
>最近では2時半から3時くらいに目を覚ますと、なかなか寝れなくて起きてしまう状態で、これはやはり歳のせいなのでしょうか🥲
私が「そろそろ寝ようかな」と思う時間じゃないですかw
kamaichi2002さんからのコメント。
雲さん!!!
おじいちゃんといわないでwww! 孫にも「おじさん」と呼ばせていますから…。息子の子には「かまくらおじちゃん」と呼ばれてます(苦笑)。
検診結果だと、肉体年齢は51歳だそうです(エッヘン)。
通常、5時におきますからねwww。乞うご容赦。
僕にとってライナーノーツが必要なのは詳細なレコーディング・データのみなのです。お借りしている”Bird in Time”は初期パーカー音源の宝庫ですからね。バードフリークとしては欠かせないのです。返却遅延ご容赦を! コピーとります。ただ膨大なのでコピー代に臆してしまう貧乏ジジイの情況をお察しください。
虫眼鏡で英文を読むのは、英語読解力の回復のためです。フランス語はとうにあきらめましたが。英語くらいは…。
愛娘のダンナ(奴もアナキストなんですが…笑)は語学の天才で、仏文オヤジのおぼえめでたいですwww。一獄一語の大杉栄のようです。また、L・トロツキーの如し。
なにしろ。英・仏語は当たり前で、朝鮮語、北京官話・漢文、ベトナム語、ヒンディー語が読めますからね。奴には脱帽です!
かなりなゴガッキーですね!(驚)
kamaichi2002さんからの返信。
語学マニアなんですよ! ということは耳もいいんですよね。奴は音楽は解しませんが…。
博 橋本さんからのコメント。
朝、すぐに投稿しないで良かった😅😅😅
ニルス・ペッター・モルヴェル♫
YouTubeでゆっくりライヴを楽しみます。
電気マイルスも最近のミュージシャンの演奏も、動画で観るのが私には一番向いている様です😅
どんなライナー・ノーツよりも、動く ”電気マイルス” を見る事の方が圧倒的な説得力が有りました。
*事情はどうあれ、曲のタイトルやメンバー程度は一度は目にしておきたいところです。ジョーン・バエズが1967年来日時の、通訳とコンサートの司会役は高崎一郎氏が担当でした。当時ジョーン・バエズは米本国では反戦及び公民権運動等の先鋒役として有名だったわけで、当然来日時にも CIA などが付き纏っているとの事でした。
そんな事情で来日コンサートの最中の、彼女の語るべトナム戦争などに関しての発言は、そのまま訳して会場に流すことは禁止された様です。
司会役の高崎一朗は彼女の発言を通訳する振りをして、実際の内容とは一切関係のない事をマイクで喋るのを余儀なくされたまま、コンサートの司会を終わらせました。
これはテレビに齧り付いて聴き込んでいた当時中学3年生だった私でさえも違和感を覚えたチグハグな通訳の様子でした。
会場にいた多くのファンが異様を感じ、ブーイングやざわめきが起こりました。この事情は当然ジョーン・バエズの耳にも入ったわけでした。
本人にとってはこんな事があっては当然の要望だったと思われますね。
後に何度か高崎一郎氏本人の回顧談も見聞きした覚えも有ります。
>朝、すぐに投稿しないで良かった😅😅😅
おじいちゃんって言われちゃいますからね😅😅😅
TAKESI0506さん⇒博 橋本さん
ジョーン・バエズの通訳の件は私は知りませんでした。
検索してみると、通訳役の高崎一朗氏というのはニッポン放送のプロデューサーだったようですね。
通訳の例としては、バエズが「ナガサキ、ヒロシマ……」といったのを「この公演はテレビ中継されます」、有名なバエズのベトナム戦争に反対した「サイゴンの花嫁」の説明をただ「これはベトナム戦争の歌」、
「わたしは自分の払った金をベトナム戦争をまかなうために使われたくないので、税金を払うのを拒んだ」というのを「米国では税金が高い」
というような内容だったようです。これではバエズ自身も疑心暗鬼におちいったのも当然ですね😣
博 橋本さん⇒TAKESI0506さん
高崎一郎はニッポン放送時代は自ら「オール・ナイト・ニッポン」の初代パーソナリティーを務め、その後もラジオ・DJとして人気が有りました。
TAKESI0506さん⇒博 橋本さん
あっ、失礼しました。高橋一郎ではなく高崎一郎でした😪
歳のせいか、目がかすんでパソコンモニターも少々見にくいです。実は私、先日眼科で「あんたは緑内障である」との診断を受けました。3年ほど前に、人間は50歳を過ぎると一年に一度は緑内障の検査を受けたほうが良いという情報をネット上で得て一年毎に検査を受けました。一昨年と去年は異常なしとのことでしたが、先日は緑内障との診断でした😢
もし緑内障の検査を受けたほうが良いという情報を知らなければ、なにもわからないうちにどんどん症状が進んで失明に至るという最悪の状態に陥る可能性もあったでしょうから、この情報を得ていて本当に良かったと思います。白内障と違い緑内障の恐ろしさは初期症状がほとんどないということで、視神経の疾病のためいったん損なわれた視神経は手術などで回復させる事はできないようです。
視聴者の中には50歳を越えた方も沢山おられると思いますので、一度検査に行かれてはいかがでしょうか。
ジャズに全然関係ない話で失礼しました😥
博 橋本さん⇒TAKESI0506さん
気をつけてお過ごし下さい。お大事に😊
Kawai Andyさんからのコメント。
音楽を聴いて(聞こえて来て)、何か気になる時や、いいなと思っている物の情報は欲しいですよね。
どの程度の情報かはまちまちですですが、乏しい情報しか無いと検索リテラシーが試されてるような気がします。でも雲さんの動画の情報量は凄いです!
最近のコンピュータでは画像の文字の文字起こしも出来ますし、翻訳ソフトもかなり良くなっていますので色んな場面で助かっています。ジャズなどをオーディオプレイヤーで聴きますが、タイトルや曲名の情報しか表示されないので、せめてこんな時代なんだからパーソネルぐらいは知りたいです。ジャケットは仕舞ってしまいますから、枚数多いとアレどこだっけという事になります。コンピュータもインターネットもない時代の情報源に雑誌やライナーノーツは大変貴重なものでしたし、ジャズ四方山咄は読むのが楽しかったです。油井さんや岩浪さんにはお世話になりましたね。
MrNOBUchanさんからのコメント。
「ジャズ批評」に、七月号でも雲さんと並んで寄稿されているラズウェル細木さんの懐かしい漫画「ラズウェル細木のときめきジャズタイム」に、ある時主人公ラズウェル氏がジャズ評論家を目指して一念発起し(?)、カルチャーセンターのジャズ評論家養成講座に通い始める、という一篇がありました。(後年出た単行本も持っているのですが行方不明)
講師が油井正一さんにそっくりで、講習生に演習としてライナーノーツを試しに書かせるのですが、ラズウェル氏のテキトーなライナーの出来にあきれ、バッカモ~ンと叫んでいたのを覚えています。
私は、レコード&CDジャケット裏面の英文ライナーを、詳細に読んだことはありません。
辞書と首っ引きでないと大概読む能力がないので面倒くさく、評論家氏による日本語ライナー(時々見かける英文ライナーの全文翻訳含む)しか読みませんね。私にとってぜひ確認したいのは、
〇曲ごとの参加プレイヤー名、持ち替え含むそれぞれの担当楽器(ビッグバンドでもウィズ・ストリングスでも、編曲者指揮者含め全員知りたい)
〇演奏が行われた年月日及び場所(ライヴ会場名あるいはスタジオ名、エアチェック音源なら録音者名)
〇レーベル名&プロデューサー名
〇録音技師、リマスタリング技師(初CD化時以来の技術の変化・進歩を聴き比べ確認する)
で、それ以外の情報はありがたいオマケですかね。
ああ、そのエピソード、読みました。
覚えてますw
おかしかったですよね。
そもそもカルチャーセンターの「ジャズ評論家養成講座」というのが、ありそうで、無さそうで、やっぱりあってもいいのかな?だって四谷「いーぐる」でも朝日カルチャースクールやってたしなぁなんて思いながら読んでいたものです。
それにしてもラズウェルさん(マンガの主人公のほう)は、ジャズマニアの「トホホなところ」をとても上手に浮き掘りにされていて、憎めないキャラクターでした。
「これってもしかして俺のこと?」
あるいは、
「こういうジャズマニアっていそうだよね~」
と誰もが思いそうな人物像を見事に戯画化されたキャラクターだったと思います。
ドロマスさんからのコメント。
ライナーノーツは、曲の解説も重要ですが、録音された時代背景を感じられる解説がいいですね。その時のミュージシャンの様子とか…
モダンジャズ期のアルバムを貪るように聴き始めた頃(’80年頃)、ほとんどの名盤と言われるアルバムは録音されてから、すでに20年~30年ほどは経っていました。今現在だと、はるか60年…70年前…💦もうそんなに時が流れてしまったのか…と不思議な驚きです。
モダンジャズ全盛期のアルバムのライナーは、当然ながらその時代をリアルタイムで生きていた旬な評論家の先生方がお書きになっているので、熱く重く響きますよね。(言い回しの好みはありますが💦)
雲さんのおかげで、粟村政昭先生のはだいぶ刷り込まれてきましたよー😅
いや、それはその本をくださったかまいちさんのお陰ですよ(汗)。
一部では、「なぜ、かくも貴重で素晴らしい本を雲ごときに渡すんじゃ!豚に小判、猫に真珠じゃ!ケシカラン!」と憤怒の声もあがっているようですが(汗)。
ドロマスさんからの返信。
いえいえ決して無駄になぞなっていませんよー!7300人ものチャンネル登録者の多くの方々がメモメモインプットしてますよー✨
2023年8月15日