先日「ベーシスト ジャック・ブルースについて」(こちら)という動画をアップしました。
そして、その動画に視聴者さまよりいただいたコメントに対してのアンサー動画をアップしてみました。
コメント
御駄賃取郎さんからのコメント。
私はこの番組で高野マスターのお声をきくたびに「このお方の弾くベーススタイルは、ジャコ、いやいや!ジャック・ブルースのようなスタイルに違ひない!!(はずだ!?・・)と勝手に一人で「妄想・置く能わざる?」状態でありましたのでw、今回のテーマはとても興味深く拝見いたしました。
みなさまからの投稿も、とても興味深く、参考にさせて頂いております。んで、またも勝手に思ったことがあります。それは、やはり皆様も「いきなりのジャズフアン」というよりは「ロックなどを経てのジャズフアン」の方が多いのかなあ?ということです。
私の世代の典型パターンは、 ロックやポップス→アート・ロック(含、クリームなど)→ジャズ廉価版ブームでジャズに開眼!→そして現在まで生き残る という仲間がとても多かったです。廉価版(1000円盤が主)はブームでしたので、ロックのアドリブからジャズへと興味をもったフアンはとても多い印象でした。
ただしロックフアンにとって、「ビッチェズ・ブリュー」はどうにもジャズ臭くて苦手でした。。また無意識の内
にも(なんかロックをバカにしているなあ・・。)とも感じていましたし、むしろハード・バップのほうが新鮮でした。当時(1970年前後の音楽マニアの最終ゴールは、民族音楽であることも多かったです。)で最後に。クリームが解散してしばらくして日本で「クリーム自伝」という和訳自伝本がでました。このなかでは「日本でいう スローハンド は全く間違った意味の解釈である、とか 周りがあまりにクリームのアドリブがすごいという期待をかけるのでノイローゼだった とか ジンジャーとジャックがいつも大喧嘩をしていた などなど、とても内容がおもしろかったです。
その本で私は(やはりアドリブという行為はストレスがかかるのだろうな?だからクスリにたよるんだろうな?と改めて感じ、それでブートのライブ版に興味をもったのですが、・・・演奏のパターン、組み立て、アドリブのパターンも毎回ほぼ一緒であることに、むしろ安堵を覚えました。 のちにジャズでも「テイク違いの羅列CD」を聞いた時の印象とほぼ同じでした。
以上長文でご無礼いたしました。最近病気のせいか、手足にもつれを感じます。w。次はいよいよオツムでしょうか?
おっと、高校野球の決勝がはじまりますので、これにて失礼をば!
はい、たぶん16を基調に緻密に構築されたジャコよりかは、8が底流にありワイルドなジャック・ブルースのほうが近いと思います。
もちろん、本物の足元にはまったく及びませんが……。
Swamp / Singer&SongWriter / WorldMusicさん⇒御駄賃取郎さん
私は、s33 生まれの者でして
クリームは、サバスやゼップ
から考えたら、ひと昔前の
ロックでしたでも、キチンと聴きました
好きになれなかった事は、
アルバムとして、まとまりが
無かった事がいちばんですね凄いハードロックのアルバムが
沢山ありましたからねクリームの本来の魅力は ライヴ
なんですが、それを証明する
記録も大衆的には無かったかろうじて、デレク ・・・ の
ライヴが踏襲しているかも
知れませんが、ブートレグを
聴かないと、判らない事ですしかし、私より少し古い世代の
方々は、クリーム最高の気持ち
は、解っています
---余談です
フラワー トラヴェリン バンド
を聴いてしもたから
ヘヴィーロック最高になった
過去の私でしたの ・・・では失礼いたします
---
人力飛行機さん⇒Swamp / Singer&SongWriter / WorldMusicさん
デレク&ドミノスのライブも公式に出てはいます。悪くはないしクラプトンのソロも良いんだけど、やはりクリームとは関係ないって感じ。デレク&ドミノスは最初のスタジオ盤のイメージが鮮烈です。良い曲ぞろいで聴きごたえがある。しかしクリームのような即興性はない。あの3者が最初のテーマの後に勝手にソロを繰り広げ、しかしパッ!と止まって元のテーマに回帰する。あのジャズ的展開はクリームだけなんですよね。あれから色んなバンドが出たけど、アレをやったのはクリームのみ。だからこそロック黄金時代に咲いたアダ花としてのクリームがいまだに語り継がれてる。 ジャズのアドリブとはまた違うロックアドリブ。あえて1人1人は完全なフリーではなくて、ジャズのよりも今聴き直すと統一があるのがミソな気がしますね。だからジャズより入りやすい。亦強度がある。インパクトがある。ただあれは日によって出来が良い日とそうでもない日があったと。出来が良い日のが公式版となっていたらしい。それはやってる本人から行き止まり感はあったかもしれない。ここから先はもうない。行き着いたと。やれることは全部やったと。今から思えばあれらの音源は奇跡としか言いようがない。後にも先にもあれっきりのクリームの60年代。