先日アップした動画「ブルー・トレイン(ジョン・コルトレーン/ブルーノート)はやっぱりええのぉ」(こちら)にいただいたコメントへのアンサー動画をアップしてみました。
コメント
人力飛行機さんからのコメント。
あーヴァージョン違いといえば、音楽でもあるし、本でもありますね。音楽だとREMASTERの文字があるとつい欲しくなるとか。Bitches BrewはCD持ってたけど2010年に出たBITCHES BREW / ビッチェズ・ブリュー(レガシー・エディション)CD×3&DVD計4枚組買っちゃったし。At the Filmoreは持ってたけどこれまた2010年?に出たThe Bootleg Series Vol. 3曜日別CD4枚組のBOX買っちゃったし。誰か「ブートと同じ音だ」とか批判してたような記憶もあるけど(笑)けっこうマイルスの「完全版」「レガシーエディション」には弱いですね。つい欲しくなる。「Complete Jack Johnson sessions」とか。投資してますねーやはりがっかりさせないからマイルスは。私よりも投資してる方もいっぱいいるんじゃないかと思いますけど。全部買うとか。今はyoutubeでもUPされてるから全部買うことはないとも思いますけど。ジャケットとかみると、手元に置いときたい感があると買いますねービートルズの青盤『The Beatles1967-1970』とかアナログで買い、CD化で買い、REMASTERで買い、3回は買ってます。アナログ時代はジャケットの青が濃かった。最初のCD化で青が薄くなり、REMASTERでまた濃くなってる。もう色の変遷迄分かる。ビートルズのNo.1ヒットを集めた赤いジャケット『1』も一回買ってその後結局CD+DVDも買ってる。好きですねー我ながら。本でも「フーコー×吉本」の対談「世界認識の方法」(1980年)が興味あって単行本で買い、吉本全対談集6(1988年)で買い、近年の吉本全集17(2018年)でも買い。全集版では対談後に吉本がフーコーにあてて書いた書簡ーこの書簡が書簡にしては長いし難しいーが初収録されている。どうやら日本滞在中に禅の修行をしたというフーコーに、道元の思想について質問するという内容だが、長いし難しい。結局仏語に翻訳された書簡は届いたが返信はなかったと。今読み返すとちょっとフランス人には難しすぎた感がある。対談は「噛み合ってない」とよく言われてるんだけど、いや読み返すたびに面白い。マルクス主義とマルクスの違い。マルクスは個人の恣意を現実性として残している。マルクス思想の有効性。いまもって問題として薄れてない。マルクス主義的ではない闘争の意義について語るフーコー。あらゆる闘争は今は孤立せざるをえないと語る吉本。読ませる。ハイデッガーのSein und Zeitも創文社全集第3巻「有と時」辻村公一訳(1997年刊行)、河出書房新社世界の大思想版「有と時」これも辻村公一訳(1968年刊行)、後者では「有論的」と訳されている箇所が前者では「オントローギッシュ」となっている。中央公論社「世界の名著」版「存在と時間」原佑・渡辺二郎訳(1980年刊行)ソフトカバー。先の用語はここでは「存在論的」となっている。この3冊は読み比べました。3冊ともよくできてる。辻村公一訳は仏教の用語を使ってるとか言われ評判悪いんだけど、仏教とは関係はない。原文に込めた問いー「~が有る」「~で有る」とは何か。「有る」を成り立たせる生の経歴ーをそのまま伝えたい意図が感じられて私は好きですね。
御駄賃取郎さんからのコメント。
ヴァージョン違いにこだわりまくる経験は私も同じでした。まだインターネットもない時代には「興味を持ったら買うしかない・一期一会だ!」とばかり、家人の迷惑も顧みず集めまくっておりました。
そして数年前に断捨離しようと決意しましたが、自分では思いいれのあるものは捨てきれないので、LPなどは20枚くらい単位で紐でククリ、深夜にゴミ集積場に「興味があればどうぞお持ちください」と荷札にかいて捨てましたが、
なぜかジャズのLPは持ち帰る人もいましたが、歌謡曲(演歌、とかピンクレディなどなど・・)はヒモは解かれて物色されたあとはあれども、残されていましたね。しばらくすると集積場に「レコードなどを捨てないでください」と張り紙されました・・。その後、図書館に寄付・・は置き場がないからとことわられ、最終的には「二束三文買取業者?」に処理をまかせました。そんな収集癖?でも苦い思い出なのが、CD初期にあった「未発表テイク収録盤」でした。たとえばビル・エバンスの「アンダー・カレント」にはオリジナルLPの曲順に未発表テイクをかなり加えた「お徳用盤?」でしたが、アルバムのトータルイメージを完全に破壊するものでした。「残りモノには福はない ワケがあるだけ」を実感させられました。
また、「私の生涯の高き壁」として屹立してそびえ立つ?某有名アーティストのLPは可能な限り買い集め、「夏休みの自由研究?」としてほぼ毎年「我慢に、我慢を重ねて!」集中勉強会を一人で10年くらいは毎年続けました。w
そのアーティストの「別テイクを集めたCD」などは(これの違いを理解できるのはアルト吹きだけやなあ・・)
としか思えず、ますます「キライ度は、大機雷っ!!」?になるばかりでした。しかし今ではユーチューブをさがせばなんでもほぼ手にはいってしまいますよね。数年前にユーチューブでロリンズの「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」の「疑似ステレオ音源盤」まで見つけた時には驚きました。サキコロの疑似ステ音源盤もありました。「疑似ステレオ」って日本では邪道としてあつかわれていましたが、私は好きでした。
などなど、くたばりぞこないのジジイが「くたばる前にこれだけは言っておこう!」なんぞと妄言三昧・・・。
ハッピータンさんからのコメント。
自分も複数枚買ってしまったものありますよねぇ(^_^;)
①ブルートレインはレコード2枚(キングの完全オリジナル復刻版と一般品)とCD2枚(紙ジャケと一般品)
②マイルスのラウンドアバウトミッドナイトでレコード2枚とCD3枚(紙ジャケとニューポートフェスの音源入り2枚組と一般品)
③エバンスのワルツ・フォー・デビーでレコード3枚(一般品2枚と完全オリジナル復刻版)とCD1枚
他にもありますよ(^^)
でも、チック・コリアの『トリオミュージック ライブ・イン・ヨーロッパ』とエバンスの『インタープレイ』はCDよりレコードが抜群に良いんです。
誰が聴いても直に分かるくらい。
CDは何かノイズが多いです。