ジャズ挫折の危機/テーマとアドリブの親和性/ジャズ喫茶バリレラ

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動画視聴者様のからのコメントへのコメント返しの動画をアップしました。

ジャズ挫折の危機!?

コメント

永井勉さんからのコメント。

コメント返し、ありがとうございます・・・W

サンジョルディさんからのコメント。

コメント返し、ありがとうございました。
【ジャズ、きっと〇〇。多分〇〇】
マイルスの「マイルストーンズ」が好きな人は、きっと、70年代のマイルスも好き。
コード進行アドリブが好き過ぎる人は、多分、モード・ジャズが苦手。きっと、フリー・ジャズはもっと苦手。
【ジャズ好き上司と、その部下の会話】
【部下】ジャズ挫折の危機を体験するため、久しぶりに「リターン・トゥ・フォーエヴァー」を聴いたんです。挫折しなくて大丈夫でしたが、その後YouTubeで、チック・コリアの『ザ・サン』の紹介動画が、僕の画面に出ました。
【上司】YouTubeというか、AIというか、関連動画をどんどん出すからね。恐るべし。
【部下】『ザ・サン』はチック・コリアの曲になると、フリージャズっぽい演奏で驚きました。
【上司】チック・コリアは、一時期フリージャズをやったからね。『リターン・トゥ・フォーエヴァー』との違いに驚いたわけね。
【部下】そうです。それから、サックスのスティーヴ・グロスマンに驚きました。まるでコルトレーンみたいで。
【上司】コルトレーンに影響されていたからね。しかもグロスマンは、「最後の野獣系ハードバッパー」と言われるほど、力強い。今年の8月に亡くなってしまったね。
それにしても、グロスマンに、チック・コリアつながりで行ったかあ。そっちかあ。
【部下】はい、マイルスつながりではないですけど。
それで、グロスマンをネットで調べて、エルヴィン・ジョーンズの『ライヴ・アット・ライトハウス』のグロスマンを聴いている最中です。
余談ですけど、ライヴ1曲目の「ファンシー・フリー」は、ドナルド・バード作曲ですけど、完全にモードジャズですね。バードもあの時代、モードへ行ったんだなと、何だかさみしいような。
【上司】そうなんだよ。みんな模索していたんだろうね。バードは、その後ファンクな歌入り『ブラック・バード』を出すしねえ。
まあ、グロスマンを聴くなら、確かに『ライヴ・ザ・ライトハウス』がいいと思うな。僕もまた聴いてみようかな。
とにかく、ネットってすごいね。ジャズの聴き方も昔と違い、ネットサーフィンする時代なんだね。また感想聞かせてね。じゃあ。

Alfi_leさんからのコメント。

この度初めてあなたの動画を見せていただきました。とても楽しい動画で、クスクス笑って笑顔で見ております。
私は高校時代にジャズに出会い、今大学生なので、数年しかジャズと触れ合ってきていないわけですが、毎日講義の空き時間にジャズ喫茶に通っているせいもあって、ズブズブと沼にハマりつつあります。
ジャズ挫折…ですか、割と、コルトレーンを追っているうちに分からなくなってしまうコルトレーン挫折、なんてあるかもですね。
テーマの親和性と世界観、これはとても興味深い話でした。
ドルフィーの有名な 5 Spot Cafe でのライブ、Like someone in Love の演奏では、テーマとほとんど無関係に思えるようなフレーズを連発しつつも、その中に美しいメロディーを見せるドルフィーやリトルに涙がこぼれます。
私はモブレーが好きなのですが、同じモブレーでもBlueNote時代と、1967年にWyntonKellyとライブをやったモブレーでは、別人のように聴こえてしまうのですね。もっと言って仕舞えば、マイルスやコルトレーンなんて常に変化(変身?)を続けたわけで、その全てを理解して好きになるのは大変なことなんじゃなかろうかと…笑
(僕は割となんでも好きですが、やっぱりPrestige時代が好きかもです)
逆に、モンクやドルフィーは個性が確立しているので、一度好きになると「これはちょっと…」というのがなくなって、安心感があります。しかし今度はもっと風変わりなのはないかなと探り始めてしまいます。
我々ジャズ好き(あるいはミュージシャン自身も) は、どこかそういう「今まで見たことない」「初めて出会った異質なもの」を無意識に求めているのではないでしょうか?もちろん、そこには一定の拒絶反応はあるかもしれませんが、拒絶を乗り越えて良さに気づいた時、変化したのはその音楽ではなく自分自身であったことに気づく…とか。
突然すみませんでした。

嬉しいコメントありがとうございます。

御駄賃取郎さんからのコメント。

私は、あと20年もすれば、いわゆる現代のジャズと呼ばれている音楽は「アメリカ版クラシック音楽」としてのジャンルを確立して教科書などにも小さくとりあげられ、まちなかのジャズ喫茶の数は激減する、
と予測しています。
つまり今のクラシック音楽(西洋音楽の歴史)とならび第2のクラシック音楽(アメリカ版)としての地位・立場が確立されるのでは?と予想しています。

新主流派から新伝承派、そして最後は新伝書鳩派?(あくまで自説ですが)どんなに呼び名をかえようとも
色々なスタイルの実験はとうに終わっており、今後新しいスタイルがでてこようとも、よほどのことがない限り人はそれをジャズとは呼ばないし、思わないと思っています。

私がいわゆる「現代のジャズ」に全く興味がないのはいわゆるモード・ジャズに逃げ込むような「嘔吐の連続」のようなジャズには飽き飽きしています。日本ではコルトレーンのジャイアント・ステップスはモード・ジャズだと今でも思っている人は多く、そんなものだとも思います。

あとはただ、「人の噂も七十五日」というくらいですので、時間の流れとともに、新たな世代の感性も移り変わり、「リバイバル」というより「再発見」として新鮮に感じる時がまたくるのでしょう。

歌謡曲の「あいみょん」を知って(昔流行ったスタイルだなあ・・・でもいいよなあ。)と私も孫も無理なく好きになりましたが、これと同じ現象がおこるのでは?と思っています。

みんなで今のうちにジャズ喫茶を改めて体感しておきたいものです。ジャズ喫茶こそ立派な「文化財保護」の対象となるべき「日本の誇る文化遺産」そのもの!と思います。