以前アップした動画「激論?! 寺島靖国 vs.野口伊織vs.安達尊 70年代以降のマイルス」(こちら)に動画視聴者さまよりいただいたコメントを紹介した動画をアップしました。
コメント
オカハセちゃんねるさんからのコメント。
もしも「味噌ラーメン好きな人が醤油ラーメン食べるはずない」って、ドヤ顔で言うやつがいたら、その人を心の底から見下します(笑)。
そういう人は滅多にいないけど、時々いますね(味噌ラーメンは例えだけど)。そして残念なことにそういう方は大抵の場合自分自身のことを「優れてる」と勘違いしてます。だから心の底から見下すんです僕は(笑)。
勝手に人の嗜好を定義づけたり行動様式を法則化して、いちいち口出しすんじゃねー!と怒りたくなりますよね。
と同時に、「何をエラそうに」とも思います。
その「エラそう」なところに、その人の「傲慢さ」、つまり、オカハセさん仰るように「自らを優れてると勘違い」しているところが滲み出ているので、そういう人とはなるべく距離を置くようにしています。
人力飛行機さんからのコメント。
元動画「激論?! 寺島靖国 vs.野口伊織vs.安達尊 70年代以降のマイルス〜『jazz 1975年1月号』座談会記事を紹介」から視聴させてもらいましたが。箇条書きにすると
⑴元動画コメントで花野夏さんて方のコメントが。この方。ときどきコメント欄に書かれている方で、朗読もされています。名前からして、てっきり女性だと思ってたんですよね。「花野夏」さんて女性ぽい。で、へーこの欄に女性は珍しいなと。女性のジャズファン。で「ジャズな話」にコメント。どんな人なのかな?オノヨーコ、大西順子、上原ひろみ、高木里代子?と思ったら元動画にコメントがあって
>僕自身は音楽を『精神性』や『芸術性』云々で語る人がめちゃくちゃ苦手です。例えば
とある。ああ男性?と思って。でも女子でも自分を「僕」と呼ぶ人もいるからなんとも断定はできませんが。パッと見た目では男性。果たしてどっちなんでしょう花野夏さんは。私を幻惑する憎い御人。花野夏さん(笑)。
⑵あの座談会についていま一度考えると、文芸批評では小林秀雄型批評、吉本隆明型批評、と極端化できるんですよね。小林型は作品をダシにして己の歌(詩)を歌う。吉本型は作者と作品。との構造を探究。この2人の作品批評が大きな柱で。先の座談会でいえば、寺島さんの聴き方はご自分の趣味を前面に押し出す。他の聴き方は目に入らない。ひたすらご自分の歌を歌う方。これがひとつの極北であって、それぞれに自分の歌(詩)がある。あとは作者と作品の関係、必然もあるわけで、マイルスならば、自己の世界を拡げたいという欲求もあれば、自叙伝にあるように、コロンビアからの売り上げのせっつき、同時代のロックの台頭、ロックがケタが違う観客動員・売上を上げる。サウンドも斬新。という外的な要因もあった・・・。そういう諸々があっての電化導入。それにたいする反応が夫々なのは趣味の違いがある以上当然であって。趣味の違いで済ませられる話でもあるんですね実は。これは吉本が1960年代半ばに文芸批評家座談会で喋ってる印象的な箇所なんですが、当時の論敵として新日本文学界という、共産党系大きなサークルもあって、そこの人もいて色々言うんだけど、切って捨てる手つきが快刀乱麻でスッキリして良いんですよね実際。自分が他人の作品をダシに語るのも勝手。しかし作者には様々な要因がある。それを歌う理由がある。内的にも外的にも、ということですね。それでもう答えは出ちゃってる。と思います。
小林秀雄は当初は文学者を目指していたという話を聞いたことがあります。
なので、もしかしたら「自分の歌(詩)」を展開することは、ゼロから世界を作るのは大変だけれども、その鋭い感性と筆力を活かして、(言い方悪いですが)人の褌で相撲を取ることを選択したのかなぁ?なんてことを人力飛行機さんのコメントを読んでふと思いました。
同様に、吉祥寺のジャズ喫茶『メグ』のマスターは、大学では文学部独文科卒とのことです。
「エッセイ」の節々にも登場するのですが、文學者を志していたような節も。
だから、寺山修司風だったり(というよりも植草甚一風かな?)、なんだか小説家が気晴らしに書いたエッセイ風のような、(言い方悪いですが)文士気取りのジャズレビュー(評論??)もあるのは、文学に対する憧れ⇒なりたかった⇒(父親の家業の手伝いなどで)なれなかった⇒別な形でその欲求(エネルギー)を昇華させたい、という背景があるのかなぁなんて思いました。
御駄賃取郎さんからのコメント。
野口伊織さんといえば、当時のジャズ界を代表する?ような「色(否エロ)男」として平凡パンチ他の一般誌からとりあげられていたという記憶がある。今なら高野雲さんといったところだらうか?爆
寺島さんは、この頃からこんな感じだったのですねえ・・「いいぞ!」とますます好感ス!笑
私は酒にさそうなら、なんといっても寺島さんだなあ!人間味にあふれて好きだな。ところで、明日はいよいよ「いざ!鎌倉!!」ですね?個人的に一つお願いというかリクエスト?があるのですが、明日ご参加の皆様の「村上春樹・観?感?」を少しお聞かせねがえれば、今後の参考?になり更に楽しめますです。(^^) 自分は参加できずに(体が不自由なので・・)誠に勝手なお願いですが、可能ならよろしくお願いいたします。m(_ _)m
御駄賃徒労?もとい、取郎 拝
>今なら高野雲さんといったところだらうか?
それはありえないっす😭
村上春樹観、色々喋ったんですが、ちょうどその時、電波(Wi-Fi?)の調子が悪く結果的にオフレコ状態で色々とベラベラ喋ってしまったような気が……。
詳しくは、pivicさんか人力飛行機さんに聞いてください(丸投げ💦)
かまいちさんは、もうその段階で、かなり酔っ払っていたような……。あるいは、キッチンの方にいたのかな??
坪内満さんからのコメント。
高野雲さま、はじめまして。「電化マイルス座談会コメント返し」拝見❢ 当時編集部に席を置いた者として、雲さま及びコメント皆様にお礼申し上げます。思い出される一事、喘息の発作に悩まされていた小生、視聴室で聴いていた「グリニッジビレッジのアルバーアイラー」の針が上がった途端、発作が収束した事、音は不思議であります❢
はじめまして。
おお、当時編集部にいらっしゃったんですね!!
こうして、飽きもせずせっせと動画を配信していると、思わぬ方からのコメントをたまにいただけるので、やめられない止まらないなのでありますw
『jazz』という雑誌は、私は世代が違うということもあり、リアルタイムでは読んでいなかったのですが、私より10歳年上のジャズ先輩から多くのバックナンバーを寄贈いただきまして、「へぇ、当時のジャズや、それを取り巻く日本の空気ってこんな感じだったんだ!」と興味深く拝読させていただいております。
また、それだけではなく、面白そうなところは(個人的には読者投稿ページが面白いです)朗読して動画にしたりもしています。
今後もよろしくお願いいたします。
坪内満さんから返信。
わざわざ返信いただき、ありがとうございます。日々愉しませて頂いております。昨日開いた動画で久々に「MingusPiano」を箪笥から引っ張り出しました。
これからも色々と愉しませていただきたいと思います。
ありがとうございます☺️