反骨精神!天邪鬼気質な屁こき人生、正月はバード&ディズが良い…他

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動画「【コメント返し】新年会にかけるマイルス、新年会にかけるジャズは?」(こちら)に視聴者さまよりいただいたコメントを紹介した動画をアップしました。

コメント

御駄賃取郎さんからのコメント。

御駄賃です。「あははは! へへ屁!」??・・・う~む、「御駄賃!破れたり!!」だよなあ?・・・笑
マスター、私のいじけたこの性格をここまで見抜いたお方は、女房以外では初めてであります。ヽ(^o^)丿
まさに喝破されましたとうりであります。m(_ _)m 「御駄賃の 正体見たり 枯れ尾花・・」てところですかね?

私とマスターの趣向はほとんど真逆のようですが、私が共感を覚えるのはその「反抗心?」であります。

・・・たぶん寺島さんの登場は「ジャズ喫茶の親父」からは総スカン状態だったのだろうなあ?と思っていますが、だからこそ面白い!のだと思っています。ジャズの感じ方は自由であって当然だと思うので「異論」?があって当然かと。(^o^)

おっしゃる通りですよね。
>ジャズの感じ方は自由であって当然だと思うので「異論」?があって当然かと。(^o^)

特に、この動画チャンネルでは、さまざまな方からのコメントをいただいていますが、中にはへぇ、自分とはまったく違う感じ方をしているのだなぁ!という感想もあり、それはそれで興味深いです。

私思うに、その感じ方の違いって、元から持っている性格、性癖、嗜好はもちろんあるのでしょうが、それにプラスして各人の「背景」と「体験」の違いがジャズの感じ方の大きな差を生んでいるのではないかと最近は感じています。

もちろん勘違いかもしれませんが…。

たとえば、わかりやすいのが、ジャズを聴く前にどんな音楽を聴いてきたのか、ということが大きいと思います。

演歌、ポップス、クラシック、アニメの主題歌、テクノ、パンク、フォークソング、ヘヴィメタ、唱歌、軍歌、詩吟、民族音楽、タンゴ、民謡、ラテン……。
このジャズ前に親しんできた音楽の違いだけでも、最初に《モーニン》を聴いた時の(なぜかモーニンw)の感想って違うんじゃないかと思います。

中には、音楽に触れたのは学校の音楽の授業で聞いたり歌ったした音楽のみ、あとはテレビから流れてくる音楽を受動的に耳に入れてきただけで、特に積極的に音源を買ったり熱中したことはないという人もいるかもしれません。

楽器をやっていたか否かも重点を置くポイントに違いが出てくるように思います。

あとは、こんなこと書くと顰蹙買いそうですし、「オレはそんなことねーぞ!」と多くの方からお叱りを受けるかもしれませんが、
あえて書いちゃうと、
「非モテのコンプレックス野郎」
が多いような気がするww

ついでにもっと書いちゃうと、
承認欲求が強い人。

中には承認欲求のカタマリみたいな人も時にいたりする(笑)。
自説は正しい、自説を唱えたのは自分が最初、自説はあながち間違いじゃない、自説に賛同する人もいるはずだ。
だから、認めて・認めて・認めて・認めてちょー!な人もたまにいるじゃないですか(爆笑)。

だから、この要素を合体させると、
「承認欲求が強くて非モテのコンプレックス野郎」
ということになります。

もちろん、私も含めてですが(汗)。

御駄賃取郎さんは、「ジャズファン田舎者説」を唱えられてらっしゃいますよね?

最初、私は「ん〜、そうかなぁ? そんなもんなのかなぁ?」とあまり合点がいかなかったのですが、「承認欲求が強くて非モテのコンプレックス野郎」と、なんだか繋がるような気がしてきた(笑)。

あ、もちろん、田舎者をバカにしているわけではありませんけど。
むしろ、こちらは何も言ってないのに「東京モンだからって俺らのことバカにするなよ」と言ってくるのは田舎者の方ですからねw
勝手に自分たちは東京モンにバカにされているという構図を作っているだけの話。幻と戦っているw

東京ほど、様々な地方からやってきた人たちが集まっているエリアはないし、先祖代々何世代も前から東京に住んでいる人ってかなり少ないということは東京の人は知っているから、地方の人たちに優越感を感じる東京人ってあまりいないと思うんですけどね。

と、話が横道にそれましたが、「承認欲求が強くて非モテのコンプレックス野郎」は、地方出身者に限らないとは思うのですが、先述した「東京モンだからってバカにするなよ」のように、劣等感って自分が勝手に作り出していることが多いような気がするんですよね。

「比較が不幸の始まり」といわれるように、比べなきゃ幸せなのに、って私は思うんですが、やっぱり比べてしまうものなんでしょうね。
もちろん私も。

で、比べてしまうと、ヘコむ、嘆く、イヤになる。
逆に、「負けたくない」「優位に立ちたい」と思う人もいるでしょう。
さらに「尊敬されたい」「凄いと思われたい」「カッコいいと思われたい」「アタマ良いと思われたい」「センス良いと思われたい」「崇め奉られたい」というような欲求を持つ人もいることでしょう。

この感情の落とし所の「選択肢の一つ」が「ジャズ」なのかもしれませんね。

知識量、感受性、数(音源・聴いた回数)など、(自分本位な)比較の中で優位に立てそうなエリア、その一つがジャズであると見做し、入門する。
で、ワケが分からないまま離脱する人もいるでしょうし、最初のヨコシマな考えなど吹き飛ぶほどに没入し熱中し、すっかり魅了される人も少数ながらいる(私も)。

そんな感じなんじゃないかなぁ?と。

あと「非モテ」についてなんですが、この動画がキッカケでやり取りするようになった人の中には、自分の奥さんが美人だったとか、昔美人と付き合ってたとか、まあその類のことを知らせてくれる人がたまにいたりするんですが、でも、そういうことって私にとっては、エクアドルの国家財政以上に関心のないことなんですけど、何故そのようなことをわざわざ私ごときに知らせてくるのだろうか??
まあ御駄賃取郎さんが連呼される「テメェの女房を自慢する奴」ってホントにいるんだなぁ、って思いましたね。

まあ、これも言っちゃ悪いけれど「非モテ」独特の行動様式なのかもしれませんよね。
だって、モテてる人って、わざわざそんな回りくどいことしませんからね。
(セキュリティ万全でこっそり楽しんでいるものです)

モテてる(ていた)自分という認識を他者を媒介させることによって再確認(認識の再構築?)をしたい??
これもコンプレックスの裏返し?

そういえば、「ジャズ好き田舎者説」に戻りますが、ジャズ喫茶のマスターで有名かつファンの多い「いーぐる」の後藤さん、「メグ」の寺島さん、「イントロ」の茂串さん、「ファンキー」の野口さんらは、皆、東京生まれの東京育ちだったような気が。

以前、御駄賃取郎さんは、ジャズ喫茶には田舎者が多かったというようなお話をコメントされていたと思いますが、もしかしたら「東京マスター」が営む東京のジャズ喫茶は田舎者の憧れの場所だった、とか?

あるいは、それはたまたまの偶然で「そこしか居場所が無かった」から、なのかなぁ?

どうでも良い長文失礼しました。🙇

御駄賃取郎さんからの返信。

お忙しい中、長文のお返し、痛み入るばかりです。
「承認欲求が強くて非モテのコンプレックス野郎」・・・これこそまさに「自分そのもの」であります。恐れ入りました。感服の極みです。m(_ _)m

現在ではネット環境の変化もあり東京と地方の差を意識することは昔ほどにはないと思います。
たしかに地方出身者のほうが一方的に感じる劣等感のようですね。

自分もすでに70歳を超えていますが、今でも子供の頃に生まれ育った田舎の頃の思い出・体験こそが自分の中での「核」となっているようです。

まさに「ジャズを語ることは、その人の人生語りである」ということを実感させられた
今回の高野さんの明快なるご解説だと改めて思っています。

わざわざの丁重・明快なるお返し、誠にありがとうございました。m(_ _)m