ウェザーリポート、どれが良し?

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中山康樹・著『Jazz名盤名勝負』(廣済堂出版)のウェザー・リポートのところを読んでいます。

コメント

永井勉さんからのコメント。

やっぱりあっしは浅いジャズ聴きです・・・
ウェザーリポートの良さがいまだに解りません
しかし1971 Weather Reportの02 – Umbrellas・・・・聴きました・・・
カッコイイんです・・・なんなんでしょうか・・不完全だったマイルスの
ビッチェスブリューを再構築しているしている感じがしました・・・

仰りたいニュアンス、なんとなく分からないでもありませんが、少なくともミロスラフ・ヴィトウスのベースって、攻めてるか攻めてないかでいうと、攻めてますよよよーん。

もう、ベースプレイ以前に、名前が攻めている😀
タダモノでは無い感がハンパないっす。

実際、タダモノではなかったわけですが。

嗚呼、フリーダム・ジャズ・ダンス🤩

やまねこやまちゃんさんからのコメント。

私も1枚目のWeather Reportが頭一つ抜けて良いと思います。ビッチェスブリューの延長線上に位置する音楽だと思います。

ありがとうございます😂❗️❗️

Yuji Uchiikeさんからのコメント。

ジャコ時代を語るのはもうお腹いっぱいというか、良くて当然なので(笑)個人的に『こんな音楽ここにしか無い!』と思うのはドミノ・セオリー2曲目の『D♭Waltz』にとどめを刺す。
検索かけるとLIVE IN TOKYOのライブ映像でコンサート一曲目としてオマーハキムの時代を変えたgrooveが聴けますよね。とにかくサヴィヌルの目がひたすらオマーとgroove合わせる事に集中して本当に楽しそう。早逝したヴィクター・ベイリーも心から演奏楽しんでいて泣けます。😂

かっちょいいところを照らしてくれましたね!
私もだいたい同じ感想です。
でも、これに気付いたのって、つい最近なんですよね。
いかに、初期とジャコ期のウェザーばかり偏り聴きしていたかってことですね😂

ヴィクター・ベイリーの安定感、暖かさ、「俺が俺が」的なエゴのないテクニシャンぶりは、ほんと、いいですよね。

ビル・エヴァンス・トリオでいえば、スコット・ラファロの後のチャック・イスラエルみたいな感じで、イメージ的に地味というか、「ジャコ後」の彼の存在は、派手さ鮮やかさのようなものは無いのかもしれませんが、その堅実さとアンサンブルへの貢献度は素晴らしいと思います。

Yuji Uchiikeさんからの返信。

イスラエル、深いですよねぇ。ムーンビームス愛聴してます。突っ込むラファロに対してエバンスを聴いて合わせてる感じのプレイに聴こえます。

ウェザーリポート ベーシスト

え〜と、ファンの方には余計なお世話だよ、んなこと知っとるわい!と言われそうですが、一応、念の為、ウェザー・リポートに所属していたベーシストを紹介いたします。

ミロスラフ・ヴィトウス

アルフォンソ・ジョンソン

ジャコ・パストリアス

ヴィクター・ベイリー

という順番で、上記ベーシスト達がウェザー・リポートに所属していました。

所属していた年は、こんな感じです。

1971-1973年 ミロスラフ・ヴィトウス

1974-1975年 アルフォンソ・ジョンソン

1976-1981年 ジャコ・パストリアス

1982-1984年 ヴィクター・ベイリー

では、次に、これも「んなこた知っとるわい!」とウェザーマニアからは怒鳴られそうですが、一応、ウェザー・リポートのアルバムを発表された順に列記しておきますね。

ウェザー・リポート

アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック

スウィートナイター

ミステリアス・トラヴェラー

テイル・スピニン (幻祭夜話)

ブラック・マーケット

ヘヴィ・ウェザー

ミスター・ゴーン

8:30

ナイト・パッセージ

ウェザー・リポート’81

プロセッション

ドミノ・セオリー

スポーティン・ライフ

ディス・イズ・ディス

次に、それぞれのアルバムの発売年です。

ウェザー・リポート 1971年

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アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック 1972年

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スウィートナイター 1973年

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ミステリアス・トラヴェラー 1974年

テイル・スピニン (幻祭夜話)  1975年

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ブラック・マーケット 1976年

ヘヴィ・ウェザー 1977年

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ミスター・ゴーン 1978年

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8:30 1979年

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ナイト・パッセージ 1980年

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ウェザー・リポート’81 1982年

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プロセッション 1983年

ドミノ・セオリー 1984年

スポーティン・ライフ 1985年

ディス・イズ・ディス 1986年

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ソニーミュージックエンタテインメント

さて、最後に、それぞれのアルバムに参加していたベーシストです。

ウェザー・リポート 1971年
ミロスラフ・ヴィトウス

アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック 1972年
ミロスラフ・ヴィトウス

スウィートナイター 1973年
ロスラフ・ヴィトウス

ミステリアス・トラヴェラー 1974年
ミロスラフ・ヴィトウス、アルフォンソ・ジョンソン

テイル・スピニン (幻祭夜話)  1975年
アルフォンソ・ジョンソン

ブラック・マーケット 1976年
アルフォンソ・ジョンソン、ジャコ・パストリアス

ヘヴィ・ウェザー 1977年
ジャコ・パストリアス

ミスター・ゴーン 1978年
ジャコ・パストリアス

8:30 1979年
ジャコ・パストリアス

ナイト・パッセージ 1980年
ジャコ・パストリアス

ウェザー・リポート’81 1982年
ジャコ・パストリアス

プロセッション 1983年
ヴィクター・ベイリー

ドミノ・セオリー 1984年
ヴィクター・ベイリー

スポーティン・ライフ 1985年
ヴィクター・ベイリー

ディス・イズ・ディス 1986年
ヴィクター・ベイリー

こうして時系列順にアルバムとベーシストを並べると、ウェザー・リポートというバンドの輪郭が掴めてきませんか?