ジョン・コルトレーンとオーネット・コールマン

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ジョン・コルトレーンに影響を与えた男、オーネット・コールマンについての動画【その1】をアップしました。

コメント

SOON KIMさんからのコメント。

オーネットを取り上げてくれて、うれしいです♪
日本ではなかなか彼にスポットが当たらないですからね。

ちなみにオーネットとコルトレーンはライバル的に紹介されることが多いですが、実際にはふたりはすごく仲の良い友達でした。

そうですね。
二人は仲が良かった、というかコールマンに教えを請うたコルトレーンは、オーネットにお金を払ってお礼もしていたそうです。

SOON KIMさんからの返信。

コルトレーンは小切手を送ってきたそうです。でもオーネットは換金しなかった。かっこいいですね!(オーネットの従兄弟から聞きました)

換金しなかったんですか!
さすがオーネット!
オーネットの従兄弟と知り合いなんですか?
なんとも羨ましい人脈…。

Yuji Uchiikeさんからのコメント。

平行調を先に覚えるのは良いとして(笑)、現場ではマイナーコードに平気でメジャースケールぶつけてくるのがオシャレ😎ですよね。しかし、バップイディオムというのはそこにいる全員がそれに従う、というのが何よりも価値を持つわけで、少しでも間違えると『未熟』従っていても、そこからの高みへの挑戦が無ければ『つまらないヤツ』、それこそ平気で無視するとか完全に基地の外扱い、というか1番嫌われますよね(笑)

そしてドルフィーは寧ろリスペクトされるというのがまた面白い。

感覚というか気持ちの良さ優先のワザ(結果?)ですよね、理論とか約束事よりも。
>マイナーコードに平気でメジャースケールぶつけてくるのがオシャレ

ま、ブルースって、そもそもそういうところありますからね。
メジャーとマイナーの衝突。

そこがカッコいいというか、オシャレ?? 根っからの正しくブルース人間なんでしょうね、オーネットは。

基地の外といえば(笑)、
今、『越境するジャズギタリスト』という本を読んでいますが、この本の著者がオーネットら来日したときにインタビューをした際に、オーネットが「顔(英語)」のスペルは何だ? と尋ねてきたのだそうです。

F・A・C・E

と応えると、
FとAとEとCのコード(コード進行?)について、あとこれらの文字(コード?)の並びについて等、ものすごく真剣に語り始めたのだそうです。

後になって考えると、かなり胡散臭いよなーと思ったそうですが(笑)、その場では、訥々と熱心に語っていたので、なんだか妙に説得されてしまったとのことw

オーネットのかっ飛んだ音楽って、そういう天然なところも、かつ天然な自分の感性、感覚を信じて疑わないところにもあるんでしょうね。

>バップイディオムというのはそこにいる全員がそれに従う、というのが何よりも価値を持つわけで、少しでも間違えると『未熟』

そうですね。
ルール覚えるの大変。

覚えたとしても、演奏力を磨くのが大変。
演奏力あっても、瞬発力や頭の回転遅いとダサい。

で、おっしゃる通り、
いくら、ルール覚えて、
そして、それを具現化できる能力があったとしても、

>そこからの高みへの挑戦が無ければ『つまらないヤツ』

なんですよね。

大変な世界です。

で、たいていが薄給(涙)。
コンサートホールなどで演奏して高いギャラを取れる人って、ほんの一握りですし、レコード吹き込みの印税だって(契約の内容次第ですが)、たかが知れている。しかも、(多くのジャズマンは)そんなに頻繁にレコーディングの機会があるわけではない。

で、作品発表したら発表したで、それに対して「あーでもない」「こーでもない」と言われる。時には心無い批評や辛辣なコメントも。

大変な世界です。

よっぽど強靭な精神を持っているか、他人のことなんてどこ吹く風なマイペースか、セシル・テイラーのように我が道を貫き続けるか、酒やクスリで気を紛らわすか、郵便配達やタクシー運転手や看板屋さんのような副業やるか、あるいは店を持って経営するか、なんでしょうけど、まあいずれにしても、大変な世界です。

そのような中、(息子を巻き込み?)生涯我が道を歩み続けたオーネットって(左利きのまま右利きヴァイオリンを弾いたり、オーケストラやっちゃったりと)ある意味とんでもなくモノスゴくかっとんだ人だったのだと思います。

ドルフィーが評価されているのは、ユニークなオリジナル楽曲もたくさん作って演奏してはいますが、自分の曲だけではなく、人の曲に合わせられるところが良かったんでしょうね。

アンサンブル力。
それと適応力。

アドリブパートになると完全にドルフィーの世界になってしまいますが、テーマのアンサンブルは、ミンガスやコルトレーンらバンドリーダーの意向に沿う適応力があり、もしかしたらリーダーのイメージ以上に、テーマのアンサンブルの世界を拡張していたのかもしれません。

それと、バップイディオムを吸収、消化した上でオリジナリティを築いていった人なので、オーソドックスな「共通ルール」も当然わかった上でプレイすることも出来る。つまり、スタンダードナンバーも演奏できるし、実際にするからリスナーは安心するのかもしれませんね。

逆に、《グリーン・ドルフィン・ストリート》や、《ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ》を演っているオーネットって、想像できません(苦笑)。

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