動画「一発で虜になったアルバム〜マイルス、モンク、クリスチャン、ドルフィー…ほか」(こちら)に視聴者さまよりいただいたコメントを紹介した動画をアップしました。
コメント
御駄賃取郎さんからのコメント。
実は「喧嘩セッション?」というのは誰かの脚色?だったらしい・・というのはかなり後年になっていわれているらしいのですが、私はかなり昔に中山氏ご本人にこのことを訪ねた折「あれって本当に喧嘩だったん?もしかしてボブ・ワインストックとメンバーがもめたかなんかしたんじゃないかなあ?・・」というと「む~ん。それは新説だが、ありそうだなあ?」と彼は答えた。
そしてまた後年の新訂「マイルスを聴け」で氏は「アレをマスターしたくて」?と、生前からすでに「アレ」と未来を予言しておるではないか?笑 大阪あたりではそれほど昔から「アレ」という言葉が普通に使われていたのでしょうかねえ?さすが、「阪神フアンにあらねば人にあらず!?」とぶっこく?「浪速の漢」でありますねえ!(^o^)
我が国でもヒノテルさんとプーさんによる「喧嘩セッション」があったと、昔のアスペクトインジャズの中で油井正一さんが語っていた記憶がありますが、詳細は覚えておりません。。
>ヒノテルさんとプーさんによる「喧嘩セッション」があった
えー、気になる!
詳細、知りたいですね。
永井勉さんからのコメント。
こんばんは永井です・・・
02. Swing Springに比べて、01. The Man I Love (Take 2)
の演奏が酷いのは単純にモンクがお眠りタイムに入っていた時の
録音だとおもいます・・・WWWWWW
ミントンハウスのハウスピアニスト時代も、よく遅刻したりピアノに座ったまま眠ったりしていたという超マイペースだったモンクのことですから、それはあり得たかもしれませんね。
龍 大阪さんからのコメント。
龍大阪です。
ご無沙汰してます。ロリンズについて、ちょっとコメントしたいと思ったのですが、それより先にこっちにコメントします(笑)
このアルバムで、私が好きなのが「ベムシャ・スイング」。今、考えると、モード奏法的な曲ですよね。そんで、譜面とか、ネットで探してみてみたのですが、やはり、モンク的な仕掛けがいっぱいあるんですよ。
私は、それほど、音楽理論に精通していないのですが、いわゆる、ツーファイブの裏コードで、
Dm7→G7→C といくところを
Dm7→D♭7→C みたいなのが裏コードというか代理コードだと認識しています。
そういう感じが、いたるところにちりばめられている曲なんですよね。
ベムシャ・スイングの初演のレコーディングがどこかは、わからないのですが、このアルバムでの演奏が、かなり初期であったのではないか。
その後、モンクは、「ブリリアント・コーナーズ」などで演奏しているが、この、マイルスでの演奏とは違って、なんていうか、お祭り的なはじけた演奏になっている。マイルスとやったような、独特なムーディーな演奏とは違うというか。
モンクの認識として、この曲は、マイルス的なクールな曲としていたのか、もっとお祭り的な曲として捉えていたのか、気になるところではあります。
龍 大阪さん、コメントありがとうございます。
チャンネルメンバーシップの龍 大阪のことですから、気づけばいち早くコメントを読み、場合によってはレスをつけるつもりでいるのですが、あれ?今回のコメントはおかしいなぁ、今、気づ木、あわててお返事書いています。
普通だったら、投稿はスマホにもお知らせがあるので気づくはずなんですが、見逃したのかもしれません。いずれにしても、遅いリアクションすいませんでした。
《ベムシャ・スイング》は、なんというか、単純素朴なメロディ、いや、ある意味間抜けで拍子抜けするほどの童謡メロディというか、ご指摘の通りお祭りお囃子メロディ的でもあるのですが、ミュージシャン側の受け止め方としては、おそらくですが、楽器奏者独特の「カスタム心」が動く仕掛けというか構造というか、そんなナンバーなんじゃないかと思っています。
まあモンクの曲ってそういうのが多いんですけど、これもまさにですね。
だからマイルスも料理しようと思ったのかもしれませんし、セシル・テイラーも初リーダー作の『ジャズ・アドヴァンス』でギチャグチャと演ってますから(笑)。
モード奏法というと、私の場合は(あるいは多くの方は)ドリアンスケールをパッと思い浮かべるでしょうが、《ベムシャ・スイング》の場合は、アドリブ取るとしたらフリジアンスケールが適しているのかな?と。
ハーモニック・マイナー・パーフェクト・フィフス・ビロウとも言われていますが、私もあんまり音楽理論に精通していないので(汗)、間違っていたらゴメンなさい。
ただ、フリジアン直球ではなく、♭2ではなく、そのままで。
ここは半音下げてしまうとスペインチックになってしまうので(スパニッシュ・ベムシャも面白そうですがw)、「2度を下げないフリジアン」。
これって何スケールなんだろ。
音楽理論詳しくないので……(汗)。
まあ、なんか一見平凡そうでありながら、不思議な曲ではありますよね、このモンクナンバーも。メロディが口ずさみやすいから、そう感じるのかもしれませんね。
2024年10月6日 18:31